さわいでる
奪われたものを奪うため
あの山なみの
とても深いところで

秋の次は冬がきて
春はかならずやってきて
めぐりめぐって谷底を
ながれる夏の
水はもうな ....
自分のものとは違う茶色がかった髪
自分より少し低い身長

とりあえずキリストでも恨む事にしたこの季節
なんて不自由な世の中なんだ





報われないのは初めてじゃあなし、
 ....
        ころがっている
   見なれたプロムナードには
  錆びかけた鉄製の立て看板が
    見あきたアベニューには
   朽ちかけた木製のベンチが

   あなたはゆかねばなら ....
じいさんは なにもないところで つまづく 生の感情を引き出せないかと
密かに手書き用のメモ帳を
鞄の中に忍ばせることにした

言葉が降って(笑)きたら
すぐに取り出して書き込めるように
手を動かすことで感情が零れるように

そ ....
脊髄と

神経


神様が創った僕らの感覚


夜空に散らばる幾億の星から
伸び縮みする点と線

破れてぶつかって

新世界の音が響く



人類は

あらゆる森 ....
うんそうだ

なんてったって
約束は守らなきゃね

約束を守る
そこが大事なお約束

約束を守るって約束で
この世界って
なりたってんだもんね



約束まもらんと
や ....
神秘的な病だこれは
外界からの様々な抗原
防御するバリアー機能の低下
のみならず
IgE抗体の過剰産生により
じぶんを傷つける
新しい湿疹と結節が
じぐじぐと鮮血噴き出し
乾燥した翌日 ....
きみはいま、どこにいて
なにをしてるの
そういうこともぜんぶ
わすれちゃったの?


コードレスにうばわれて
しまった、しまったんだ
ぼくのみえないところでさ
みんな、すきなよう ....
処女の肌 の 今日 を 産業革命 を               
水 の                   
多数存在している 鮮やかな 火に供給する仕組み が 調節している          ....
仲良しで
大好きな

仔猫が
亡くなりました。

座る者の居なくなった
お気に入りの
クッションは

今でも 陽だまりに
置いてあるので

あったかいままです。
どこまでも。

黒く黒く。

心を塗り潰してたら。

とてもとても。

純粋な心に。

なりかけて。

塗り潰すのを止めたけど。

中途半端な。

心に。

なっち ....
太陽のエネルギー が 表皮 を 強酸性水 - アルカリイオン水 に               
字 の                   
構成された 透明な 儀式的な側面 と 炙る      ....
感じたふりしてゴメンね
と君に言われ
皆の前でパンツ脱がされたトラウマが蘇る

アナタのってまんまラッキョだわ

それでも人はすべからくラッキョの前に跪き
日々の祈りを捧げる

ラッ ....
名前、姓を変えようと思う
今度、君との結婚を機に

君の姓に僕が合わせる
僕の姓、家紋、祖先のことは胸の中の倉庫奥深くしまって


優しさ、素直さ、純真さを君から僕にわけてもらう

 ....
ゆらりとそよいだ
黒髪は
涼しい黄昏に
やや雑駁な面持ちで
暗がりの多くなった細い
路地の景色を
夕陽と連れ添うようにして
揺らいでいる
ひんやりとした西方にある
最果ての夜空より
 ....
スピード出して 夜の中
酔っているのは私だけ
遥かかなたの世界へようこそ

おかしな頭はそのまんま
昼間の光でこんにちは
未来を描くためだけに

壊したいから手を繋ぐ

黒か白 ....
 
 
 
白く
何があるでも無く
そこに居たのは
確かだ
 
淡く
ただ差すだけの光などは
無力だ
 
 

オレンジと黒が絡まって
二つに分かれた
 
表と裏か ....
理解のできるアイは要らないし、
理解のできないアイは要らない。

理解のできるアイは飽きるのだ。
自己愛に勝らない。負けてしまう。
ワタシの愛に潰れるアイは、決してワタシに届かない。

 ....
  ある日
  意識の林の
  内にめざめ
  ふいに自分が
  朝を穢しているように思った
  髭をそったところで
  何になるというのか?
  家を出ると
  青い収集車が ....
投げやりに時間を埋める。
アイツの声は届かない。
余計な勘ぐりはいつだってロクな結果を招かない。
さかんに響く緑色をした道路の脇で、最後の溜息を吐き捨てる。

まだ少し憶えてる。
微かな声 ....
 視点を固定しろという
 読者を想定しろという
 結果を仮定しろという
 批判を肯定しろという
 真実を露呈しろという
 題目を決定しろという


 リーフを読むなという
 韻を踏め ....
あの人に僕は捨てられた

そよ風に逆らわず首を振りながら
淡いピンクと白のコスモスが
群れをなして羊雲を見上げてる

あの人に今日、僕は捨てられた

大河のように流れる雲と逆向きに
 ....
日常を忘れ
のんびりとする
空気がきれいだ
水もうまい

写真の音
ガイドの声
空気が気持ち良い
ハナトラノオ

食事はたらふく食べ
貧しさと贅沢
外人が温泉に
入っていた。 ....
まよう
微熱の手があつい
触ったらもっとあつい
空のひかり
せなかを刺す

紙袋の、持ち手の、こより
くたびれあって
よれてよりそっている
細くてがんじょうな
線を
ただ、じっと ....
一人になってしまいたい

鍵を回す音がきこえる


かすかに開いたドアの隙間

こじ開けたら、ドアが閉まってもう開かない


ここは真っ暗

光は外側

窓がない部屋 言葉 ....
 遠い  遠い

 ギリシャのイカロス

 蝋で作った重たい翼

 太陽の熱で溶けて

 あわれ  イカロス

 まっさかさま


 昔  昔

 ギリシャのイカロス ....
 秋の夜長

 月の野原

 さやさやと風に

 揺れるすすき


 鈴虫の声が

 哀愁を誘う

 星の煌きで

 野原いっぱいの

 すすきが踊り出す

 ....
 あいつはかぶれちまったのさ

 「西洋」という名の偽りに


 自分の意志を持たず

 ただアメリカの傘の下に

 雨を凌いで丸くなって


 その姿が滑稽であるなんて
 ....
闇のなかにしゃがみ
手をのばし
髪の毛に触れる
足音が
遠のいてゆく


水を
出しつづけるくちばし
透し 染まり
戻るもの
ふたつの天気雨
すれちがう


くち ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
世界山脈〔第二稿〕小川 葉208/10/9 22:43
いくじなし榊 慧408/10/9 22:31
幻影の人(五)信天翁208/10/9 22:15
あの世の石高橋良幸208/10/9 22:05
アナログ/デジタルkauzak3*08/10/9 22:02
Konstellation5*08/10/9 21:51
エックス君⑩よーかん0*08/10/9 21:33
砂の女の楽譜《81》柴田...9*08/10/9 21:12
メール、パソコン、グローバルゆうと0*08/10/9 20:58
レット・イット・ルース《81》柴田...2*08/10/9 20:54
「ぬくもり」Lucy.M...508/10/9 20:47
心。狠志008/10/9 20:47
ハッピー《81》柴田...2*08/10/9 20:44
Billion Dollar Babies 2nd Step恋月 ぴの8*08/10/9 19:01
結婚、そして改姓寺岡純広208/10/9 18:31
変身[group]りゅうのあく...3*08/10/9 18:03
酔っているのは私だけ猫のひたい撫...108/10/9 17:57
蟹太郎108/10/9 17:48
アイ・ラブがんも108/10/9 17:42
収集車[group]草野春心2*08/10/9 13:29
なきぼくろBOOKEN...108/10/9 13:10
中二病棟影山影司008/10/9 12:56
「乖離」広川 孝治008/10/9 12:54
晴れの日ペポパンプ5*08/10/9 12:46
まよう唐草フウ6*08/10/9 11:50
oto猫のひたい撫...008/10/9 11:47
イカロスの翼星月冬灯108/10/9 11:30
すすき208/10/9 11:29
アメリカナイズ108/10/9 11:29
降り来る言葉 XXXVIII[group]木立 悟108/10/9 10:38

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