太陽だけを愛していたい
眩い その輝きを
自らの鼓動に閉じ込めて
紫陽花のように
陽射しを抱きしめて
明日を信じていられるように

月の輝きに頬ずりしたいのは
さびしくなったから
す ....
住んでいる町は田舎で
電車は一時間に一本あればよいくらいで
待合室があるのが不思議なくらいで
今日は一冊の小説を携えていて
外は雨が降っていたので
回数券を買った

駅の待合室で
携え ....
ちらい

病気のあなたは ちらい

いつも 優しく 広い あなたが
他の人には あたらないのに
わたしにだけ きつくあたる

それは

嬉しいことでもあるけれど

わたしの 心 ....
ボロボロになったスニーカーを履いてドアノブを回した

幾度か低い気温の風が体当たりして

これから変わるであろう季節を知らせてくれた



樹木の呼吸を受けて


 ....
もう、ずっと、葬列のターンだ
山裾から行儀よく
山頂までの道のりを進む
お前たちの名前は
アダルベロ
だったり
クロデガンク
だったり
ジグラム
だったりする
高貴な熊や
有名な ....
カラスのむれが
夜をつくって
はやくねむれと
おしつける


よるよるよるよる


ビールを
のんでないから
まだねないんだ



かんべんな。
いつかいなくなる人、お互いにどうでもいい人とは誰とでも入れるどうでもいい部屋でしか会わない。

会わなくなっても、いなくならない人は自分の中にその人専用の部屋が出来てしまうから、そこが空っぽに ....
時々子供のように
自由奔放に本能に従って

手足をばたつかせながら
泣き叫びたくなる

大声で泣き叫びたくなる

本当は誰かに気づいて欲しいのかもしれない
本当は誰かに理解された ....
ほら観てご覧
あれが宣伝行為だよ
釘を打とう
ああ 釘を打とう
右まわりに触れられ
そこにいると知る
笛の音の房
こぼれる鈴の輪


細い光がたなびき
夜を分けるのではなく
既に分かれて在る夜を
ふいに消えた家々を描く

 ....
矢は左目から入り咽に止まる
わたしは振り返りおまえを見る
今までもこれからも
ただおまえのそのままを見る


はざまにどれだけ
どれだけはざまに挿し入れようか
おま ....
一粒が生み出す
万粒のめぐみに
くらり と
軽いめまいを感じ
くはあ と
空を見上げたら
しっしっし と
うろこ雲に笑われた
 出発ゲートで恋人と別れた後、僕は一人で五階へ上り見学テラスへ出て特上ロース
かつ定食1100円を食べた。この前はここで一緒に食べたが今度は一人だ。食べ終わると
そろそろ飛行機が飛ぶ時間だった。テ ....
どんな顔だろう
どんな顔だったろう
帰り道の枯草色の
二人で飲んだ温かいミルクティー
後ろ姿が、秋に沈んでいく
わさわさわさ・・・
籾殻の空気に包まれていたのに

思い出、したたり落ち ....
プラスチックでできた
高さ
千メートルの
超高層ビルを
建築していた

ピカピカと光る
透明な壁面
葛西臨海公園のような
鰹の回遊

やがて
建築に行き詰まり
超高層ビルは
 ....
鳩時計のハトに
エサをやるブレンダ

ツバキ模様の絨毯に
ブラックコーヒー
ぶちまけたぼく


クルックー、と
三回怒鳴る


街灯が
警備員にみえて
しかたがないよ。
 ....
銃声
聞こえないから大丈夫かな

マーケット
光り輝く

助けて
たくさんの人の形

ねえあなた
大丈夫?

暗闇に
一本の横線
光る

両脇を列車が通り過ぎる

 ....
夜は暗いから
目をつぶっていたらもったいない!
そういって起こされた
でも自然と
嫌じゃなかった

星が見えなくても
何も見えなくても
誰かの夢が転がってる
オーロラの日みたいに ....
ありとあらゆる毛がトイレの床に落ちている件
 {引用=あっちの毛より髪の毛のが多かったりする}

マットに絡むそれがあまりにも多いと/汚らしさの中にも
性的な物をフィールしてしまう僕が居るわけ ....
根は分解されて土に還っていた
枝の先にわずかに最期の吐息が残っていた
去年咲かせた花の種を形見に取っておくんだった
オー マイ リッラ 
後悔はいつだって遅刻する

ぽっかりと丸い穴が空席 ....
beautiful noise 

人はここをいつも烏が犇いていて気持ち悪くて騒がしいだとか耳を劈く様な悲鳴が聞こえるだとか、とても五月蝿い場所のように言うけど、僕自身にはとても心地いい場所だと思 ....
鉛色を映した屋根を幾つか越えて
街に響く、錆び付いたレールの
軋む音、
今日も始発の出る頃
そこでやっと夢から覚める
床に就く

この街に雨が降ったのは
何日前のことだっけ

高層 ....
              080924


猫が毛を舐めるのだと
譫言のように呟く男
電車のドアからも
秋風が舞い込んでくる季節
Tシャツのメッセージを考える
Don't monke ....
五体不満足
ジョニーは言った
「殺してくれ」
ジョニー
蛆虫
のたうち
這いずる苦しみ
しかし
彼を愛する女いれば
ただそれだけで
何と僕より幸せなことか!
あとイッセンチ高くとべれば

あの雲の向こうを覗けるだろうね

雲の向こうの果てしない未来を

覗けるだろうね
地球の為(笑)にエコ赤貧(笑)生活を送るロハス(笑)なアタシ
ベランダのガーデニング(笑)で育てたハーブ(笑)を
自家製ベーグル(笑)に乗せればスローフード(笑)の完成
もちろん食後のナチュ ....
心臓に星型の穴が空いた
星型はあの子しかもっていないから
世界でたった一つの特効薬は
二度と手に入らない

人と別れるということは
四角や三角や楕円なんかの穴が
心臓に空くということ
 ....
朝、目覚めると妻がいなかった
身重で明後日には出産する予定だった
大きなお腹が隣から消えた
「好きだよ」と言うと「当たり前」と答える
あの妻がいない

ふらりと朝の公園へ出向く
鳩が悲し ....
あああ最終電車
きょうもよくのんだな
さいきんのみっぱなしだよな
おまえ
ねむいよな
ああ鼻のおくが
ぶどうのにおいがすんだな
いいにおいだな
となりの席のやつが
ごち
ってがらす ....
道端に咲き乱れる
秋桜の色は チョコレート色

甘い匂いで世界を救う
なんて言ってた可憐な少女
いのちの欠片を 青い鳥を
いつも探し続ける・・・

転んで躓いて手を延ばして ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ふたつの輝き乱太郎11*08/9/24 20:34
駅と本かんな9*08/9/24 20:10
嫌い (ちらい)Lucy.M...208/9/24 19:54
ラジオ色に染まる空。LOW1+08/9/24 19:51
グランツ嘉村奈緒708/9/24 19:51
線ひきぼやきこのえ1*08/9/24 19:33
部屋猫のひたい撫...008/9/24 18:33
大人になるという事蜜柑2*08/9/24 18:00
看板屋詩集ただよう408/9/24 17:51
器と器木立 悟408/9/24 17:50
おまえに308/9/24 17:45
豊穣明楽3*08/9/24 16:26
その後の情景渡邉建志3*08/9/24 14:51
移ろうということ清水勇介108/9/24 14:26
バベルの塔じゅらいち008/9/24 14:15
ガラクタほり・ホリデーこのえ2*08/9/24 13:49
大丈夫チアーヌ208/9/24 13:37
夜行列車ゆうと2*08/9/24 10:34
個人的な話ですが(カフェで)フクロネヅミ108/9/24 8:35
リラ/小さな庭から北野つづみ6*08/9/24 8:07
ルネッサンスaidani...2*08/9/24 7:43
靴音とブルースかのこ208/9/24 6:32
毛を舐める猫あおば9*08/9/24 6:31
不満足と欲求kei99108/9/24 5:54
イッセンチゆきこ008/9/24 3:22
アタシは死んだ。ポエーム(笑)人間208/9/24 1:58
naru708/9/24 1:49
毛を舐める猫木屋 亞万5*08/9/24 0:50
あ、もう 秋水町綜助808/9/24 0:19
ブルーバード さくら6*08/9/24 0:14

Home 戻る 最新へ 次へ
4021 4022 4023 4024 4025 4026 4027 4028 4029 4030 4031 4032 4033 4034 4035 4036 4037 4038 4039 4040 4041 4042 4043 4044 4045 4046 4047 4048 4049 4050 4051 4052 4053 4054 4055 4056 4057 4058 4059 4060 4061 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.23sec.