カシッ

くるみの殻
秋の日差しのなか
乾いた破裂音

くるみの林
赤や橙に色づいて
かさかさ揺れているかな

ひと吹きでぱらぱらと
涙のようではなく
思い出のようでもなく
 ....
秋風が部屋に入ってくる

ひらひらと

ちょっぴり寒い秋の風

でも
なんだか落ち着くんだ

春のように

包み込んでくれそうな
風じゃ無いけど

でも落ち着くんだ

 ....
{画像=081001232707.jpg}


想う

無責任な放埒さを

道は幾つもあった
途中には
見えて来たものが色々あった
それはそれで良い

片意地を張り両手を拡げた ....
コンクリート、コンクリート、コンクリート

僕は鋼鉄に文学される

赤い月だけを飲み込んで

アリスの目玉になっていた。

(退屈を溶かして脱ぎ捨てたシャツは

都市を氷河期に陥れ ....
包丁で指を切っちゃうと

流れる血を止めようとバンソウコウを貼るし

強く打って歯が欠けちゃうと

詰め物をするし

カゼをひいて熱が出ると

クスリを飲んでフトンで寝 ....
彼は困っていた
タイトルの置き場を探していた


そんなものイスの後ろでもいい
僕はウェストバックを
イスの後ろに押し込んだ



それでは盗ま ....
その人が引っ越してきたのは3ヵ月前
いつもきちんとしたスーツを身に纏っている
隣の部屋に住んでいるせいか
毎朝のように顔を合わせる
その人があまりにも素敵だから
挨拶以上の言葉を交わせない
 ....
TVをつければ終着駅シリーズの再放送。
音楽を聞けば、あれれ、16才の自分が後ろに立っているよ。

言葉を吐けば救われたのは、もう昔の話で。
今はもう、なにもかもが解んないや。

15才当 ....
ていねいにほどかれて
いともかんたんに
うらがえさえる

いきづかいの
まあたらしいおと


..........

か....げ.......が

爆発します

き ....
ほどなく
空は なだめるように
いくどかのまばたきをした
何度目かの夏
もうすぐ花柄の猫たちが
砂丘のほしに
帰ってゆく

波の音
水平にひろがる
君のこきゅうと 両腕
ほど ....
《《《今日、ようやくきみに話しかけることができた》》》

《《《きわめて事務的な会話でしかなかった》》》

《《《あんなこときみに言わなければよかった》》》


世界の涯て は 発案者や ....
《《《今日、ようやくきみに話しかけることができた》》》

《《《ぼくは早口言葉が言えなくて、きみは笑った》》》

ヴァーチャルウォーター(仮想水)で劇薬に冷たい火を絶やさぬよう青に何一つ
あ ....
《《《今日、ようやくきみに話しかけることができた》》》

《《《ぼくは何度もむせて、きみは笑っていた》》》

ぼくにTürkçeのけっして視覚が得られた雪の結晶にするど ....
 
なぜだろう
ただそれだけのことなのに
いらないものが
少しもない

テレビで見たものを買うよりも
増えていく
たくさんのあなたやあなた
そしてあなたも

それでいて
どこか ....
もうつかわない
世界、暗闇、夜、感動、飛躍、論理、あいまい
大きなことなんて、裏庭でなんの役にたたなくって
少しだけはがれた壁さえも、哀切を極めている

大きなことは、一体
何を伝えたくて ....
ずっと詩を書くのを忘れていた

春にも夏にも、恋にも旅情にもペンは動かなかった

そして、いま秋
胸の中は空虚なだけ
詩想などどこにもない

ただ心を文字で、何かで埋めないと
この ....
うすくうすく皮膚をはいだ
 剥がした膜のような皮から光が透けた
板に彫刻をほどこす要領で 次から次へと
腕に軽くあてたカミソリが はいだ

腕に残った剥がし跡はほんとうにいたそうだった
う ....
なあ あんちゃん
俺たちふたり ドラム罐転がして
まっすぐな坂道のぼっていこうよ
ここ二週間 頭は痛えし咳がとまらねえ
たぶん少しだけちがった空気吸って さ
たぶん少しだけちがった景色を ....
ヒトリキリの長い夜が明け
旅立つ日の朝
君と過ごしたこの部屋に
ポストカードを一枚残した
それはさよならの代わりの
思い出という足跡
伸びきった髪を
バリカンで刈るような作業
稲刈り後の田んぼは
すっきりとしていて
その清々しさが
秋の空気を絹のようにする


***


新米は少し水を少なくして炊く
十代の ....
西日が射す
階段の踊り場から
子供の声がする
懐かしい声が
あれは
ボクの声だ

 ボクがそこに座り
 マンガの本を読んでいると
 台所のほうから
 タンタンタンとリズムよく
  ....
胸の想いは、
薔薇色の珊瑚だよ

だから貧乏だなんて
口が裂けても
絶対に、
言ってはいけないよ

こんなふうに、
今は。
志のある人なら誰でも
・・・・とても
苦しい、時代だ ....
人は自分より優れている
敬い尊び自分を低め
仕えなさい。
人の下に立ちなさい。

若い子には通じない
いけてない
流行遅れだ
バカじゃない!

苦しみが1つ増えた
悲しみの思いが ....
蟻が
わらじの死骸を
運んでいく

気持ち悪い、とか
すごいちからだ、とか
そのさまに向ける言葉は
まったくの自由だ

だがそれは
彼らにとって
とても重要な生命の営みで ....
泣くな、泣くなよ
きっといつの間にか夜も明ける
眠れないで朝が来る

泣くな、泣くなよ
きっと悲しくなるだけだから
涙は笑顔をつれてこない

泣くな、泣くなよ
きっとしんどくなるだけ ....
まるで完成のない
パズルを目の前に
置かれた気分だ

この限りなく
広がる夜空で
ふたり同じ星を
指差すようなもので

君と僕の
言葉の意味は
同じ座標上に
あるのかな

 ....
赤く ね
実がなったら
もう秋風が ね
襟元を通り過ぎて ね

あなたの腕が ね
恋しいの
今夜も
アオガエルのなき声のする田園を眠る
庭で白い芍薬が
ほのかに浮き上がる
視線の静かなまなざしで
満天のせせらぎの
おもい出のひかり
帰れない真夜中のいっそう暗闇をます
アオガエ ....
僕のママは半魚人だ
だから僕はクォーターだと言っても良いだろう
クォーターってなんだかかっこいいな
って思うのは僕だけじゃないはずで
ハーフよりも2倍ほど反比例して
かっこいいとおもう

 ....
なぜこの星にいきているの
人が口づけをしに行く波にまみれて
青くたやたいている

この中でいきさせて下さい
地球のなかでうまく待ってる

なぜ新しくなっている
うまれたがっている波が人 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
くるみふるる11*08/10/2 0:05
秋風結華4*08/10/1 23:55
フリー / 自分らしく生きるということ[group]beebee1308/10/1 23:24
funk, func, fancmanabe...5*08/10/1 23:09
包丁で指を切っちゃうと小野カオル008/10/1 23:05
ウェストバック北斗七星008/10/1 23:00
エレベーター1486 1...5*08/10/1 22:54
スパイダーリリー。菊池ナントカ1*08/10/1 22:49
今村君の詩に勝手にインスパイアされて作った詩むらさき2*08/10/1 22:47
くじらはな 3208/10/1 22:40
《《《今日、ようやくきみに話しかけることができた》》》#3《81》柴田...1*08/10/1 22:33
《《《今日、ようやくきみに話しかけることができた》》》#2008/10/1 22:31
《《《今日、ようやくきみに話しかけることができた》》》#1008/10/1 22:30
キャベツ畑小川 葉308/10/1 21:49
裏庭の掃き溜めふもと 鈴008/10/1 21:38
秋に詩を書く寺岡純広108/10/1 21:30
鱗雲と彼女KETIPA308/10/1 21:11
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