私は昔、風でした
どこからが私で、どのような私か
わからないままに
木々を揺らし、髪を靡かせ
生きていました

高いところから低いところへ
汚いところも、美しいところも
青いところにも ....
    (わたしは秋
     枯れゆく落ち葉のしたで
     春の夢を待ち焦がれている)



北国の夏はぬるい
日焼けした肌
汗臭いTシャツ
サングラス
海と空がひと ....
「人生」という言葉をなくしたい
「宝探し」と言いかえたい
俺たちは死ぬまで宝を探し続けるんだ わくわくし続けるんだ
ドラゴンボールの歌にもある 「この世はでっかい宝島」
そうさ今こそアドベンチ ....
時は流れ
自己は留まり
空は流れ
色は変わる  

想いは千年を走る
生きるという思い。
命という綾
生き方という戦略

細く長く
積み重ね
長く待つ
長く喜ぶ
今日も夕暮れ時の静かな校庭で
二つの影が伸びている

最近私の掌にできたマメが潰れて
痛いんだ

分厚い皮膚の下から、ホントの私が見えている

君の姿を見ていると、心がズキズキ
 ....
私は悲しまない
全ての書き損じの詩があなたに届かなかったとしても

私は悲しまない
秋の風に心の暖かさまでもを奪われたとしても

私は悲しまない
友人達がそれぞれに希望を持って生きていた ....
旻天に ひらり翔らう紅シジミ

野駆けの誘いと 辺りで{ルビ戯=そば}え

彼方に渡る{ルビ鶸色=ひわいろ}の海


吹き{ルビ頻=し}く風に胡盧を浚われ

風来坊の桐の{ルビ一葉= ....
孤独を噛み締めろ、愛を求めて狂え
間違っているのは全部あいつらなんだと叫べ
自転車二人乗りして、夢を語って進め
ギターだけが俺を救ってくれると嘯いて生きろ

胸にこびり付いた悲しみと一緒に歌 ....
 
会議室を人が歩く
金属や樹脂などでできた
冷水機のようなものがあって
その向こうに浜松町が広がっている
どこまで行っても僕には体しかないのに
ポケットに突っ込んだはずの
手だけが見つ ....
いけない いけない
悪いクセ

いつのまにか気付かずにまた

ほうらまわりを見てごらん
誰も居ない


心に鍵がかかってる

空気穴さえ見当たらない


ほうらまわりを見て ....

いつ
いってしまえば
猛る炎に捲かれる鳥
のように死ぬ
黒い道の染みになるだろう
白い蜘蛛が這うだろう

長く続かない事が
長く続く事


いつ
いってしまえば
夜へ ....
水茄子だと思ったまぁんまるの茄子は
なんとただの小振りな米茄子で
サイズはちょうどあなたの新しい彼女の
左のおっぱいくらいだった
ええそうです右ではなく左です
心臓を守らなくてはいけないので ....
歌になにができる

ただ人の心を繋げるだけだ

繋がったからってどうなる

この疑問は間違っているのか

間違っているのか
魔法使いだったら
幸せをたくさん作って
シャボンの玉みたいにふわりと
人に届けるのに

ぼくがぼくであることが
そのまま誰かの幸せになったら
もうこれ以上の呼吸はいらない

鼻をこす ....
10年と少し前まで走っていた真っ赤な電車
50年以上前にデザインされたとは思えない
斬新な色使いの電車は今でも地球の裏側で
タンゴのリズムを纏って走り続けている

メトロと言いながらそこここ ....
眠りのなかから温かく
煙のなかからあたたかく
囁いていく

握り締めて 握り締めていた
握り締めて 握り締めていたのは他のなにものでもない

臭いから剥がれていくなかは狭い
あなたの臭 ....
蝉のように
最後の一週間で
羽化してみたい

  飛べるだろうか

そんなことより
左手と右手の違いについて
考えている
ついでに右目と左目について
も、ちょこっと
やはり
 ....
どこまでも遠い空
小さくかすむ手の届かない雲
冷たさをはらんだ風
刈り取られた切り口をさらす稲の列に舞うトンボ
ただ黙って揺れるコスモス

どこまでも遠い山並み
かすむ道の行く末
寒さ ....
飲料水から1,200mL、食物800mL、代謝物300mLへ約11分の1減少する
ヘルモントのあたためる入浴・温泉、サウナ、につめたいまじりあって
視神経を屈折率が異なり[編集] 活動の落雷など偶 ....
代表的な慣用句の吹いてゐる
あなたのちらす白馬の騎士を厳粛な最も密度が大きくなる
水中における自然の浄化作用の晒された秘匿されるべきものを道でも
未練の修道士が打ち明けたによってのみ温室効果のう ....
化学現象 に あらがい                  
ベルギーのファン・ヘルモント の 薄まってしまった 闇 が ぬれた 占め              
「ボルタの電堆」 は 根づけしよう ....
冷たく横たわったそいつは
人間にもけものにも昆虫にもなれない
5ほん足のいきもののなれのはてだった
みみずにもからすにもこうもりにも馬鹿にされた
5ほん足のいきもの

「せめてここに居るこ ....
首の長い扇風機を買った
赤い羽根を気に入った
風に乗る、生まれたての
プラスチックの臭い
わくわくと吹く風
私はその扇風機を
赤児と名付けた

夏の夜、
仕事机で読書する
私の横で ....
 
パセリは知らない
そのおそろしさのあまり

セージは見た
あまり気にしない様子で

ローズマリーは赤ちゃん
双葉のように腕をふるわせて

タイム
過ぎ去る意味はなく
訪れる ....
あはははは
あはははは


みんな暇だねえ
俺?
俺はリハビリで忙しいよ
そうです、ここは多忙自慢会場ですよ
暇なやつは向こういけ
いやだったら歩け
自分の足で歩け
 ....
いつか語っていた景色だったら
巣食っているのは本当なんだろう
少しだけ多くの時間をかけて
誰よりも歩いた気分になれる

腕時計、を外して
その跡を順番になぞる
縛られた指先が千切れると
 ....
早朝
台風の影響か
東の雲はとても分厚く暗く
灰色の上空に視線を回すと
西の空にすみやかな光源が
薄雲を満たしていた
それは
まだ記憶に新しい
昨日の光景を再現していた
坂の上のミラ ....
(ひらかれる瞳)

どこまでも
森の緑

どこまでも
炎の赤

どこまでも
海の青

どこまでも
夜の黒

(とざされる瞳)

いつまでも
果実の甘さ

いつ ....
師走、六本木、交差点、白人、黒人、雪は止み、走りコンビニへ行く途中、歯がすぐさま乾いてキンとする。
明け方の路面が凍りつき、ずっこけたコインパーキング前の路上、座り込んだまま吐いた僕の息は白い。  ....
息子も中学三年生となった
進学のことで小言を言った


 もっと真剣に勉強に取り組め
 現実は厳しいものだ
 思うようにならないのが人生だ


うつむきながら息子は黙って聞いていた
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
風を見ると懐かしい木屋 亞万5+*08/10/3 19:34
わたしは秋乱太郎29*08/10/3 19:31
宝探し新守山ダダマ308/10/3 18:29
春夏秋冬ペポパンプ8*08/10/3 17:52
放課後蜜柑108/10/3 17:45
【私は悲しまない】つむじまがり2*08/10/3 13:04
秋さり来れば・・・朱雀008/10/3 12:40
PUNX清水勇介008/10/3 11:28
たもつ33+08/10/3 9:30
悪いクセ舞狐9*08/10/3 6:14
問答肉食のすずめ1*08/10/3 6:11
茄子とおっぱいについて智哉108/10/3 2:58
_短角牛108/10/3 2:37
naru108/10/3 1:47
丸ノ内線[group]kauzak7*08/10/3 1:44
あも十二支蝶008/10/3 0:57
うつしみたりぽん(大...808/10/3 0:25
「秋の訪れ」広川 孝治008/10/3 0:03
毛皮のヴィーナス《81》柴田...008/10/2 23:57
シスター・レイ1*08/10/2 23:56
Great White008/10/2 23:55
5ほん足のいきもの因子3*08/10/2 23:38
赤児と緑児木屋 亞万2*08/10/2 23:38
芋虫小川 葉408/10/2 23:32
死んだら終わりスパイラルudegeu...108/10/2 23:25
花びら空に消えた霜天608/10/2 23:20
夕の坂道の朝ススメ408/10/2 22:38
ubiquitous輪橋 秀綺1*08/10/2 22:37
天使と悪魔は遊びを知らない詩集ただよう008/10/2 22:20
息子よ青い風5*08/10/2 22:04

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