なぜかラッキョが無性に食べたくなって
ラッキョ探しの旅にでた

町を捨てよ、うちに隠ろう
そんな兆しに敢えて逆らってみようと
チャリで走る四谷四丁目交差点
ふと見上げれば鷲ならぬ天使の舞い ....
水中を潜る義眼の雷魚

日の光が体内に伝わり

何億もの細胞が 

反応を拒絶し

汚れた尾鰭を照らす

昼下がりの交信の音波を

察知し

その音で会話を始める


 ....
いつもどおり
あたりまえ に
きれいに片付いており
業務 は滞りなく
流れる

あたり一面散らかって
業務 が行き詰るとき
ようやく わかる
だれかの 不在 を

いともたやすく ....
深夜油断していると俎板から活きのいい包丁ぬるりすべり落ち 足にあたって跳ねた 動脈に小さな裂け目がどくどく血を吐きだし タオルできつく縛ったが床上浸水のごとく出血はひろがり 光彩ゆたかな湖になり くる .... 傷つくほどに
人生の痛みを知り裏側を知り人に優しくなれる
傷ついた人は不運だったわけじゃない
より多くの哀しみを知ってしまった人なのだ
そういう人の人生こそ
本当の人生ではないだろうか
落ちていくとはいつでも一方向である
僕らはそれでも迷い続けているのだ
ひっくり返せない砂時計の中で
僕らは底を探しながら落ち続けているだけだ
いつかは底に着くだろう
それが望むものじゃなかっ ....
ここまで 好きになるなんて

思ってもみなかった

あたしらくらいの年齢によくある

《恋に恋してる》

状態だろうと

たかをくくってた


だけど ちゃうかったね

 ....
吸いかけのタバコを灰皿に残したまま
別のタバコに火を点けてしまう
もう何杯目かは
忘れた
三半規管がサボりだして
その加速が止められないまま
もう上手く歩けるような気がしない

別に酔 ....
最後に

風が吹くところはどこだ
視界を扇にして乗せる水平は
歩数の速度で揚力にやられr
あがったままの目蓋も
知らぬうちに寸断されているという
たとえば心音

これは事故だ
 ....
                  081008



ちょっとものたりないんだよね
くうかんのちからが
たりないんだよ
気短な君が
でんぐり返しをする旅に
僕たちの家計は
火の車 ....
答えはノーです。
返事もノーです。
信じられようが信じられまいが、そんな事はどっちでも構いませんのです。

答えはイエスです。
聞かれるまでもなくイエスです。
信じられようが信じられまいが ....
君を愛するということ
手を開いてあげること
朝早く起きてみること
眩しさに目覚めること


目覚めればすべては真っ白で
君も真っ白で透き通るように
笑った、君が笑うと僕も笑う
そして ....
眠れない夜
布団の中
モンモン

眠れない夜
夜風に当たる
ヒュウヒュウ

眠れない夜
枕投げつける
バサバサ

眠れない夜
飯を喰う
ガツガツ

眠れない夜
メール ....
見知らぬ少女
素敵に涙を流して
「私を愛して」
と叫ぶ
 
 
激しい雨の中
冷静過ぎる頭が
鼓動の数を数えている
 
 
 
早くなる朝が
ゆっくりと通り過ぎる夜を見送って ....
少し甲高い おさないその声を
目を細めて 懐かしむ人がいて 
はじめて
失われることに気づく

風はとどめてはおけないから
目を細めて 懐かしむ人に
自分を重ね 手を重ね
それでも 吹 ....
大人になっても
有刺鉄線をひよっと越える
無法者がいるくらいなんだから
子供が「駄目」って言葉を
ぴよっと乗り越えるのは
掃いて捨てるほどある
当たり前の話なんだよ

そう それこそ自 ....
陽の強さが
キラリと
冷気を突き通す頃


爽やかな緑が
恥じらいながら
黄緑色に頬を染め
やがてそれは喜びの色へと
変わるであろう
確かな思いを抱かせながら
ヒヌマは
密やか ....
どこか信じてた
どこか疑ってた


でも


なにもかも
おしまい




どこまでも信じてた
再起を願ってた


でも


繋いだ手は
 ....
先刻もたましいは訴えて
飼い慣らせない宇宙は慌てて
また
握りつぶして
わたしはそれを見ていた
ひとりきり
越境も
指たちも壁につぶれてしまって
凹凸も埋められてしまって

向こう ....
(影のない犬って知ってる?
(え、知らない、何それ?
(ほら、見てごらん


そう言って指さしたのは
真っ暗な空を
黒いことをより強調させるように
輝くひとつの星
その上に
オリオ ....
辛い時期を冬にたとえるなら
夜にだけ咲く花を思い出してください

哀しみを引きずるようなら
カップを両手で暖めてください

この世の夏の全てを頼りに羽根が鳴き
実りの全てが朱に染まる事を ....
あたしより先に死んでね
あなたを一人にしたくないから

残されて寂しいのはあたしでいい
あなたがいなくなったら
死ぬまで毎日あなたを想って
そのうちあたしも
そっちに行くから ....
  

  吊革に
  目、ぶら下げて
  朝を見ていた。



  魂になれない、命。
  レシートのように
  語らず、喋る。
  ヒトになれない、
  複数形。


 ....
落ち葉には落とし主の名前が書いてある
拾ったら交番にね
勝手に使っちゃいけませんよ
そこの焼き芋焼いてるきみ
見上げれば



ちゃんとあるのに
届かない

そんな気がした

ブルースカイ


目に見えるものも
見えないものも

いろんなものが
浮遊している

遥か上空
飛び去る飛行機の

その上にも

ま ....
 
斜路を行く
山脈をのぼりつめて
そのむこうには
街がある

ひとは呟く
おさない子供のように
どうして汽車は
ひとを乗せて行ってしまうの

はく息が白い
煙のように
あら ....
僕は知っている
通学路の途中にある花坂斜路の下には
恐竜の化石が埋まっているってこと
それをいつか僕が掘り起こすのだ

春には桜が咲いて
夏には向日葵が咲いて
秋には金木犀が咲いて
冬 ....
ハクセイジャナイ
イキテルヨ ドッコイイキテル!


素敵過ぎて涙がでた

糸井さん ありがとう

屍じゃない
生きてるよ。どっこい生きてる!
オレの説明書は

そう、藍いろの空

アンティーク店の

黄いろい光輝く

古本屋のまえに

クルマをとめて

な、気にするな空

藍いろのカルテに

全部書いてある
気をつかっているふりをして

そんなものに踊らさられるのは

嫌だった、嫌だった十月の日々

女も距離をとりはじめたから

昼間のひかりの片隅で

メールで言いあらそっている

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
Billion Dollar Babies 1st Step恋月 ぴの8*08/10/8 21:04
雷魚の世界 ①crowd408/10/8 20:39
まほうのうた《81》柴田...7*08/10/8 20:23
聖灰水曜日の楽譜208/10/8 20:21
ゆきこ108/10/8 19:43
ひつぎが一匹ピッピ308/10/8 19:15
おねだりぼいす[group]愛心1*08/10/8 19:14
泥酔する三半規管皆月 零胤9*08/10/8 19:00
眼窩れつら208/10/8 18:12
空間あおば5*08/10/8 18:08
ジャッジメントBOOKEN...208/10/8 17:45
_渡邉建志308/10/8 17:33
眠れないkei99008/10/8 16:13
少女青井 茜308/10/8 15:46
創書日和「声」 声[group]北野つづみ4*08/10/8 14:36
摂理明楽208/10/8 12:53
稲穂の実る頃青い風5*08/10/8 12:49
さよならの詩caleha1108/10/8 11:38
一葦[group]伊月りさ3*08/10/8 11:30
影のない犬小原あき9*08/10/8 10:45
聞こえないようにつぶやいてBOOKEN...008/10/8 10:22
あなたへの最初のお願いみなた008/10/8 8:46
であること草野春心008/10/8 8:15
よくみると桜 葉一408/10/8 4:46
ブルースカイヒロシ108/10/8 3:25
斜路小川 葉2*08/10/8 1:18
木屋 亞万3*08/10/8 0:53
鳥の言葉短角牛008/10/8 0:48
気にするな空吉岡ペペロ508/10/8 0:47
ふと思い出と108/10/8 0:38

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