君の出てくる
夢を見た
別れてから数年
君から終わらせたのに
数年経った今
寂しいのと
連絡が来る
だけど
君の隣には
既に新しい男がいる
君よ
何がしたい
俺に
....
081007
美幌峠から見た屈斜路湖は
とても美しく
バスの窓からは早くも紅葉が輝いて
秋の実りの後の癒しの時を迎え
乗客達は
道外から ....
君は何処へ行くの
この広い世界の中で
量りきれないほどの想いを抱えて
君は何処へ行くの
人々が嘆く世界の中で
....
嘘 つくの、
あんまり上手くない。
だけど自分守るためなら
あたしたくさん平気で
嘘 つくの。
ねぇ あたし
あなたみたいに、
誰かを守る ....
さようなら ぼくのアロウ
さようなら ぼくのメロウ
角を曲がった先に 君がいた
茶色のマフラーと 赤いくつ
そんな君の手には 黒い電話
どんな ....
帰りの会 終わってからのカードダス
瞬いたプリズム 裏返してかげがやわぐ
かえして朝の会
かえして
あおいで 風が吹く
したじき プラスチックに傷がついて 曇る
河川敷 つまり ミラ ....
キッチンに立つ
あなたの姿
トントン
包丁が野菜を切る
まな板の音が
デクレッシェンド
わたしは心地よく
耳をそばだてる
ジュー
炒める音は
カレーの子守唄で
眠りにつく
好き ....
朝陽が
ただまぶしいから
目を伏せて
あなたをみれなかった
思い通りにいかない日々のわき道に
ほころんだ
言い訳の言葉と
満たされない思いを
かき消すために
....
マイナス273℃の冷凍庫に
ぼくたちは楽園を置いてきてしまった
昨日
そこから一通のビデオレターが届いた
フリーズドライされたりんごの木
それはそ ....
夕月に
おちょこを傾け
毎日
重荷を下ろす
雪見に一杯
花見に一杯
紅葉に一杯
感動に一杯
何も話さないと
品格が出る。
人は頼り
重圧を受け止める。
ひそやかに草を食む
動物のそばを歩く
季節は夕方にちなんで
風が瞼に
暗やみをしまう
欲しかったものは
ひとつになる
もつれた言葉をほどく紐
ぜんぶじゃなくなる
いま ....
該当する方を黒く塗って下さい。
夜中に誰かを想い、胸が熱くなることがありますか?
□はい
□いいえ
どうせ自分なんか・・・とあきらめた経験がありますか?
□はい
□いいえ
小 ....
てんてんてんまり てんてまり
一つに父死んで 二つで母死んで
三つで兄死んで 四つに姉が死ぬ
五つに弟死んで 六つで妹死んで
七つで赤ん坊死んで 八つに ....
今を生きている青年よ
羽ばたくがよい
その大きな翼でもって
夢に向かって真直ぐに
私はただ見守ることしか
できないけれど
それでも願う ....
水無月に讃岐の国
屏風ヶ浦(びょうぶがうら)に誕生されし大師
御(おん)歳七つで所生のために
身を捨てて
五つの嶽(たけ)に立雲の立(たち)る
誓いぞ頼も ....
ペットボトルに入ったとうめいな水
キラキラ光って向こうまで見えて綺麗なんだ
でもそんな色 絵の具屋さんに売ってなかった
だから僕はとうめい色がほしくなったら
お水を買いに行くんだ
大変だ!大変だ!
日々誰もが大変だ 大変なのが当たり前だ
俺は俺の大変さから逃げられないし
お前の大変さを代わってやることもできない
普通じゃないのがフツーの世界で
みんなもがいている もが ....
「あっあった!」
霧と霧を切り分けるようにして進んでいくと
突然視界が晴れた
目の前にに浮かび上がるようにして姿を現した
空中都市
止まっているのか動いているのか
....
単純計算するとボクは、今頃何かを手に入れていたはずで
単純計算するとボクは、とっくにクタバッテ消えていたはずなのです。
単純計算するとボクにはもう明日は無く
単純計算するとボクに残された時間はあ ....
なにもないと呟く 小さま世界で
日陰が怖くて羽ばたいている
地面を見たら青い地球でがあって
星をみたら暗い場所であって浮いていくまま落ちている
いるいらいるいらいるいらいるいらる
....
先生と呼ぶ女の声が
先生と呼ばれる男の肩を振り向かせ
女の顔は無邪気なノッペラ坊であった
男は女の顔を描いてやろうと創作へ向かう
女は先生お手伝いしましょうかと歌い出し
男は ....
胸に映る青空の輝きは
いつか
あなたがくれた
暖かなやさしい気持ち
呼吸が止まるほどの
まっすぐなあなたの笑顔に
出会ったときから
僕の時間は始まった
空回 ....
あまりにも星がきれいで僕は出掛けた
君に初めて触れた秘密の隠れ家
今もまだ変わらずそびえ立つ古びた貯水タンク
登る手助けと名付けられ勇気づけられた
下心と呼ぶには純粋すぎるシェイクハンド
....
透明の四面体煌々たるフラクタル
車窓に映る顔までも重なる
数ミリの厚みの中でお前が僕に
僕がお前になって
内側と外側の面で少なくとも二度反射するのは仕方ないよね
けど僕らの像には ....
仕事をもらった
知らない女の
角質を食べる仕事だった
女の足の中指は
親指より長かった
おれはその指のあたりを
重点的に食べたのだった
足の親指より
中指 ....
ピーターパンにレイプされた少女に話を聞いた
彼のペニスにはパールが入っていて私の空洞の濡れた壁と舐め合うのらしい
少女はこうも言っていた
もうだめだ
ひと息ついて
煙草でも吸おう ....
色々なものに触れてきたはずの
手はくすんだ色をしている
そして力に満ちている
地上のいかなる節足動物も到達できない
しなやかさを持つ
指を伸ばした手の甲をそっと見やれば
4本の指の2つ ....
群青色の
ハナタレ小僧は
胡麻油をラッパ飲み
生き返った
正露丸と
不死身の
キンカンは
かつおと昆布で
解熱
瀬戸際で
無水カフェインによる
アラ挽き配送
ネヴァーマインド
....
ゴミタメで、猫を見た。
僕を見て”ニャー”と鳴いた。
目やにの溜まった瞳を、
三日月に細めて、
僕の足にすがりつき
”ニャー”と泣いた。
ゴミタメで、猫を見た。
僕のそばで”ニャ ....
”何か”好きなものを買いなさいって
100円貰った。
好きなものを買いなさいって
100円貰った。
だから僕は君を買う。
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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