地上に近い山腹に棲む黒い鳥は

道しるべとなる糞を落とし

小動物に住処を教える

澄んだ源流まではあと3000マイル

骨は武骨で歯は鉈と化す

曇りがかった悪路を不自由そうに飛 ....
あやまち時代を非結晶の氷にはりつき1gを求める
伝統的な慣習国際法の観点を物的被害は平行法は武力衝突のレベルに視細胞層の晴れていれば
禁止悲哀が現地住民は毎日自力で長距離を歩いて
大股びらきは水 ....
《《《 カーテンの隙間から偶然きみと目が合った

    きみが出てくると最初から判っていた気がして    

    目をそらすことも挨拶をすることも出来なかった 》》》


大気姿勢 ....
お湯三昧
食物三昧
歩き三昧
買物三昧

人気の無い温泉街
夜は何もない
ドテラの男4人
仁王像

紅葉する桂
北を向く寺
南を向く寺
私の先祖の地
「明るい私」を演じる日々に疲れて 
休日は体を丸めた蓑虫となり 
布団に包まる 

{ルビ転寝=うたたね}の間に 
夢の運転席で僕はハンドルを握り 
並走する左の車線に 
追いついてきた ....
きみに口づける、わたし

隔たったところ
から、きみに
触れる、
そのように
わたしは
死んでいく、その時間がきみの
顔に刻まれて、きみの
顔において、わたしは
死んでい ....
今 世界中の人に向かって叫びたい!!

俺の精一杯の

恋物語を見てくれ!!

見てくれ!!

これが俺のすべてだ!
黄昏に頬杖ついて

中身の持たない独り言
聴こえぬように
聞かれぬように


水面のか細い光の先を
なぞる視線も定まらず
虚ろに泳ぐ溜め息吐息
覚らぬように
悟らせぬように

 ....
音もなく

無窮の果ては闇に落ち

虚空の下で

{ルビ貪婪=どんらん}な渇きは癒えず


玲瓏たる

銀の雫に月は盈ち

秤の上で

静謐な{ルビ焔=ほむら}を煽る
 ....
これらのものは


いつ

どこの海から


どんな国の風景をめぐり

どんな雲になって


空を流れ


今、僕の頬に降るのだろう



指先に伝わっていく雨 ....
山を歩かなくても
高山植物をいくつも
見つけることができた
お花畑だった
小さな草木が
つける大きな花

青い花が好きだった
眩しいくらい明るい
白や黄の花よりも
吸い込まれるくら ....
{画像=080410233222.jpg}

風よ、おまえは犬のようだ。

ぼくの足に戯(ジャ)れついて走り回る、

おまえは犬だ。

6月の風はプードルだ。

サマーカットが夏 ....
電柱に絡まった布
木々に張りついている葉
記号の描かれた旗
小さな波を立てる海

君の影だけが 風に揺れない
昔々
あるところに
お爺さんとお婆さんが住んでいました
お爺さんは山で光る竹に見とれるばかりで
芝刈りはしていなかった
お婆さんは川で流れる桃を見送るだけで
洗濯はしていなかった
そんな ....
今年還暦を迎える両親は

つまりは六十年生きてきたのであって

僕はもう二十五になったけど

初めてプレゼントを贈ってみた

あまりうるさくない赤色のマフラー(でも本当はストールってい ....
僕の庭には不思議がいっぱい
黄昏の影の傾くところ
時間とともに変わってく
はてさて僕のいる場所は?

僕の庭には不思議がいっぱい
落ち葉の言葉を聞くかかと
踏んでも踏んでもぶつくさと
 ....
擦り切れて朽ちた紐がぶらぶらと
ほこりまみれの靴について行く
私と違って
携帯の電池だけは常にみなぎっています
3.2.1.圏外.になりました
GPSはまだ捉えてくれています
今日は青い空 ....
記憶にある顔は、少し老けたようだった。変わらないといえば変わらないのだろう。彼女は自分の子供を抱き上げる。夫と子供と3人で暮らしている、と彼女は言った。部屋は決して大きくはなった。むしろ3人では狭く感 .... だーぁと かわをぬぎすてて
じーぃと さきっぽをみつめて
むーぅと くちにいれてうなって
うーぇと かおをゆがませて
わーぉと のみこんじゃいます

ばななはきらいです
今日阪神ファンは
機嫌が悪かった。
夢を見せてくれたが
夢は覚めてしまった。

当り散らして
暴言ばかり吐いていた。
株価は下落し
会社は倒産する。

腹立つのりばかりで
読売取 ....
 叫べ!

 怒れ!

 腹の奥底に隠し持っている

 その塊を

 今こそ弾き出せ


 嘘もたてまえもかわいさも

 剥ぎ取って

 己に生きよ


 何を ....
 かわいそうなかわいそうな

 つばめ

 苦しくても悲しくても

 飛ばなければいけない


 空は遥かに広く

 未来を彩るその色は

 淀んでいる


 海は ....
 ぽつぽつと木の葉に落ちる雨の雫よ

 誰が泣いているのか


 天神か

 窓辺に寄り添う乙女か


 そんなにわたしが憎いのか

 そんなにわたしが許せぬのか


 ....
うっかりついてしまった
溜息の先端から
滑り落ちたマンボウが
午後3時17分の紙コップの
コーヒーの中に浮かんでいた

セクハラまがいの
丸い横っ腹を堂々と晒して
背びれと尻びれを ....
屋上の青空

風向風速計

一日にいくたびも南中した

僕らの無邪気な太陽
戻ってみると
それは満を持していて
あああはち切れそうだったのだ
と知る

傍観から身をよじって
ひらめいた監視を
始めたのは、そこにわたしが懸かり始めたからであって
勿論、
出した ....
そしてまた
時を迎えた一枚が 枝から
静かに離れ
少しのあいだ宙にゆれ
小さな音を立てて
落ち着く

雲とともに水たまりを漂い
やぶれたポルノの栞になり
四角く切り取られた月の光に不 ....
俺は生まれつきの窓フェチである
いや、窓際フェチと言った方がいいかもしれない
いや、「窓際」より「窓辺」と言った方がもっといい
「海辺」みたいでロマンチックじゃないか よし「窓辺」でいこう
俺 ....
あなたには罪がありますなんて
うそぶく宗教が憎い
おまえには罪があるなんて
言うおまえの方が
何億倍も罪深い
人を意気地なく弱くさせてしまう
おまえの方が何億倍も
弱くおぞましい

 ....
 その背中が緩くまどろみ
 ほんのちょっとだけ
 空気の針が研ぎ澄まされて
 目線と目線がすれ違い
 力の無い者達を避けて通るとき
 子供は無力だった

 僕の世界がドアの向こうに行く
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
雷魚の世界 ④crowd208/10/12 0:54
ふらんした構造と投身せつない日は暮れる《81》柴田...208/10/11 23:13
至上の愛 Part40*08/10/11 23:07
信州ペポパンプ4*08/10/11 23:02
夢の道路 服部 剛7*08/10/11 23:00
きみに口づける、わたしは隔たったところからこもん308/10/11 22:50
俺の恋物語fuji108/10/11 22:08
ほおずき見崎 光208/10/11 21:34
ヘルメスの月[group]朱雀2*08/10/11 20:37
3*08/10/11 20:10
ソーラーパネル木屋 亞万2*08/10/11 16:24
風よ、おまえは[group]beebee7*08/10/11 15:55
2カフカ108/10/11 15:05
アリとキリギリス皆月 零胤1408/10/11 15:00
短角牛108/10/11 14:49
僕の庭には不思議がいっぱい未有花8*08/10/11 14:26
こんな最後はいやですススメ008/10/11 14:22
彼女はそうは思わないブライアン1+*08/10/11 14:07
ばなな相良ゆう0+08/10/11 14:04
カモーン!ペポパンプ3*08/10/11 12:59
詩(うた)星月冬灯208/10/11 12:54
つばめ208/10/11 12:53
雨の音108/10/11 12:52
マンボウnonya12*08/10/11 12:39
夏の記録帳[group]塔野夏子2*08/10/11 11:29
開眼[group]伊月りさ4*08/10/11 11:10
秋の瞼氷水蒸流508/10/11 10:30
新守山ダダマ1008/10/11 10:06
無題渡辺亘1*08/10/11 7:34
行かないでdoon108/10/11 6:25

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