緑色のゼリーに片足を沈めたまま
動かなくなった冬の初め
夏が好きなんだって皆知ってたのに
静かに冬は訪れたよ
優しさを知らなかったんだと思うの
私たち暖かいでしょう
誰も寒さなんて知ら ....
{引用=

     朝
     ゼロはわたしたちに久しく、
     空の白さが
     きみの衣装です。
 ....
生きている
というのは
そう、
ぼくじゃなく
他人だ。

それは人じゃなく、
空かもしれない。
花かもしれない。
風かもしれない。
海かもしれない。
ぼくたちは
そういうと ....
    
    
    わらっていた
    こどもたちは
    もう鉄塔から降りた
    手のひらに
    赤錆を
    たくさんつけて
    ひとりが
    鉄錆 ....
雨の降る日は
日付のかわるころまで
うしろを向いて
引き算をかさねる

     ふるえる
     自我を
     だれか認めて
     (いいですから)

背中の色が
抜 ....
投げいそいだ十月

アウトローなうちの会社

痛々しいほど楽しく終わって

ひんやりと電車を待っている

そんなときだ

平凡であることについて考えるのは

そして

悲し ....
チョコレート同盟企画、連詩

星月冬灯&三奈





舞う桜の花びらよ
この想いもどうか届けて
風にのせて
あなたの元へ心ごと




太陽に溶けそうな僕
女神 ....
何事にも まず受け止める心を

遮ろうとする 弱い心を取り払う勇気



根にもたない やわらかな

大地のように うろたえない心で



潤いを与える 雨のように

悲し ....
また朝が来るねえ
思えば昨日も今日もムダに過ごして来ちゃったかも

でもまた朝が来たねえ
これはこれでいんじゃないかなあ

そう言うことにしといてよ

何年も先のことは知らないし、考え ....
 
待ってる
ということは
生きてる
ということだから
待ってくれなかった
そのひとは
死んでしまったのかもしれない

遠くから
改札口を見つめるそのひとは
待ってる
というよ ....
 型が良い
 生きが良い
 新鮮な奴を
 
 タタキにする愚か者
 
 一刺し一刺し
 心をこめて
 
 ただただ
 
 切って出せ 

 
 
 
胸を揉んでは中腹に滑っていき窪みに座って落ち着いた
すこしばかり汗が湿りにこすれたような塩たちの盆地を
また進んでいくくすんだクレバスに気をつけながら丘また丘
だが噴出する汗は毒か指紋は全くいう ....
突き抜けるというのは
一人で
ここではない場所へ
旅立ってしまうことだ
と思っていたけれど
みんなを
見たことない場所へ
連れて行ってあげることだ

と 思った
あの川はね

ところてんで できているのよ



その机はね

はんぺんで できているのである



このホットケーキはね

フランクフルトで できているのさ

 ....
何もかも解ったふりをして
相対論をただ受け入れていれば
物分りの良い紳士として評価されることくらい
知らないとでも思っているのだろうか

ただ私が幸せであればいい
ただあなたが幸せであれば ....
あなたの耳元で
愛の言葉をささやく
それは透き通ったあたたかな色
あなたの全身を
ささやき色で染めてゆく
アーユーフランカ
チノパンに合う黒とポケット
ラフランス
こま
&バスストップ
オレンジ色した吊革
下には着物
裾線常にシンメトリーな
ベーカリーから友達が帰ってくると聞 ....
つよいびるかぜを
さけながら
まちのきっさてんにはいる
ぶれんどこーひーに
くりーむを
とかしこんで
そそぎこむとちゅう
ふたりになって
はなしていた
おんなともだちの
けいたいで ....
ぷかぷか煙草を吹かしながら、不確かなまあるい円を描いている。
身体は凍えるように寒いせいか、脚は根が生えたのではないかと思うくらい動かない。
まあるい円の中には宇宙の終わりとぼんやりとした ....
満足とは一過性である 数多言の葉一枚取って
死彩られて輪舞
星幽水面すれすれに
フィラメントに集う虫達
数多命の煌き一つ宿して
死魅せられて狂想
踊る僕らコノ場所で
死に慄いて生を散る
ココロクダイテコトバ ....
鼓動にあわせて足音が
響き渡る廊下の窓から射した光は
あたしの足元から影を伸ばした
その影は闇と一体となり本来の形を失い闇を広くした
のも束の間
まばたきのうちに光は背後から射してきて
本 ....
コンクリートにできた
水たまりに
魚が空を飛んでいた

僕はそれを無感動に見つめる

雨が止んだから
傘をたたんだら
空に虹がかかっていた

僕はそれらを無感動に見つめる

濁 ....
あわてたような目をして
三郎さんが横を向くので
あたしは今日も
あらぬものを噛んで寝るのか

それなりの物わかりの
ついたふうな目を向ける


プラスチックのコップとか
スプーン ....
小鳥が死んだ
小さな穴を掘って
小さな葬いをした

掌にのこる
かなしみの小さな翼を
空に放つ

夢の中で
小鳥は翼を失うだろうか
ひとは翼がないから
夢の中で
空を飛ぶ

 ....
あたしあなたにあまえたい
あたしあなたにあまえたい

あなたの小指をとらえたとき
あたしの世界がデフラグする

あたしの眼をあなたが覗くとき
あなたの眼は途方もなく優しくなる
 ....
悲しいときにだけ、めのまえで笑ってて

泣きたいときにだけ、めのまえでだけ泣いて


あなたはね、上手に笑うから いつもね

触れることも できないよ

あなたがね、笑うときには 涙 ....
第4障壁を開放せよ

流動性の高い不条理の末端で生きていくしかできない?

第4障壁の先に広がる画期的というか末期的な世界はひろい

どんなだい きぶんいいかい


ゆっくり ....
どれほどに僕らは
沈黙に殺されてきたのだろう
スモークをかけられた
世界は灰色をしている
 
合理的に生きていくために
必要なものは
ほんの少しで
当たり前へと変形
 
気付かない ....
ひらがな階段をのぼる子は
おとな、がそっと
支えましょう

大きな人、では
なんだかつぶれてしまいそう

それに
大きな人、など
めったにいらっしゃらないと
思われますので ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
緑色のゼリーが墓場湿児えのき108/11/5 13:40
零度 ( 爆心の 朝、 )るか508/11/5 13:11
生きているゆうと4+*08/11/5 12:52
熱と遺産の日水町綜助808/11/5 12:39
減法根岸 薫1*08/11/5 12:19
平凡な悲しみ吉岡ペペロ408/11/5 11:25
チョコレート同盟企画「季節」三奈5*08/11/5 10:38
地球のような 寛大な心の人になつみかん1*08/11/5 9:50
あの駅で乗り換えてBOOKEN...008/11/5 8:51
待つということ小川 葉208/11/5 4:28
あじあさごはん5*08/11/5 1:37
K.SATO1*08/11/5 1:00
突破者明楽308/11/5 0:20
ところてん仮名008/11/5 0:17
悩みの意味が解らない松本 卓也108/11/4 23:59
ささやき色ゆきこ008/11/4 23:58
風邪予防に使われる生地詩集ただよう008/11/4 23:43
ゆきむし[group]りゅうのあく...8*08/11/4 23:36
一輪花江奈208/11/4 23:33
言寺真紅008/11/4 23:07
数多言の葉透明な魚208/11/4 22:45
フラッシュバック百瀬朝子0*08/11/4 22:41
夢を失った子供a_ya308/11/4 20:44
夜を噛むAB(なかほ...108/11/4 20:42
yo-yo5*08/11/4 20:22
「あ」[group]長谷川智子0*08/11/4 20:13
見てるだけだよ猫のひたい撫...008/11/4 19:08
第4障壁2012008/11/4 18:07
モラトリアム倉持 雛608/11/4 16:19
ひらがな階段千波 一也4*08/11/4 15:11

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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