コピーしてコピーしてコピーしていたら
ほんとうなんてなくなって
ペーストしてペーストしてペーストしていたら
真実なんてなくなった

入り口は
あんなにも明るかったのに
今はもう
影 ....
月を遠ざけるものを捜して
迷い込んだ森

薄紙で封印された
わたしを引き裂いて
生まれてくるものがある
皮膚がわたしを押さえつけていた
だから、だ

破りとられて流し続ける
温かい ....
君以上に大切な僕なんて
そんなのは駄目だ

一番大事にすべきは自分だ

それが出来たら
誰かを
「自分と同じくらい」
大切にできるんじゃないかな

突き放しているわけじゃないよ
 ....
  あの子に惹かれるのは

  重力のせいだと思う

  毎日量り売りしてもらってほうばる

  そんなわけで増えるのだ

  あの子はとても軽く

  難なくこなしてるよう
 ....
破色の風が吹く街に

千の瞳が上滑り・・・

渇いた時を 遣り過すには

いくつ {ルビ口実=りゆう}がいるのだろう?


事も無げに あいつは笑い

滲んだ空を見上げているから ....
切っても切っても同じ顔
毎回毎回同じ顔
それならそれでもいいのです
飴は鍛えて剛くもなるし
伸ばせばどんどん伸びてゆく
舐め散らかしたものを
ひとにすすめるのだけはどうかと思いますが
わ ....
僕は何の脈略もなく選び取ったはずだった

図書館でその彫刻の本を手に取ったのは
静かで凛とした佇まいの彫刻が気になったからで

図書館でその詩集を手に取ったのは
背筋を伸ばして凛と生きた作 ....
悲しいわ…。
興ざめかしら?

あなたは愉快そう 「みんなのところへおいでよ」
あなたに関係ないでしょ
あなたと私は別物
それでも私は悲しむかもしれない
別物だと言いながら その言葉の側 ....
人は生まれながらにして罪を背負ってると言う

愛を知らないと言う罪を

愛は素晴らしいと言いながら、誰一人愛と言うものを語れない

愛は脆いものなのか 強いものなのか

愛は儚いものな ....
触れあうと 音もなく
はがれ落ちた 鱗は
ひとつひとつ 淡く発光して
僕たちは 喪失のただなかに
いびつな突起物を
あてがいつづける
いくつもの 鮮烈な傷跡を
つめたい指 ....
本当にかっこいい男を君は知っているか?

ワックスを塗りたくった髪で
たくさんの重々しい飾りを首にまとって
飲めやしないお酒を無理やり飲んで
吸えやしないタバコを加えて

女に安っぽい愛 ....
脆弱な
祭りの音頭が
ひょうろくだまの
大学生の
笑い声と
かさなって
空中で
かさなって
川のそば
公園には何もない
誰も居ない
菜の花も
名のない花も
踏まれる下着と
 ....
いいかい(ト、ポケットから取り出した蹄鉄を女に手渡す)
これを逆さまにして家のドアに掛けておくんだ
悪魔から身を守るためにはこれが一番手っ取り早い
いいかい
君は何も悪い事はしていない
ただ ....
浅瀬に繁る葦たちを敏く一望に過ぎ、
彼の地エジプトでの安らかな暮らしを恋う
されど、ああ。すでにサファイアの瞳に囚われたこの身
ただ、鉛色の心に惹かれては哀しみを知り、
涙の雫で翼を濡らしてさ ....
目をとじて私の闇をあるく
蹲る人が耐えている
風化してゆく悲しみに

目をとじて砂の川で魚になる
私の想いは砂にあふれ
やがて砂の海へとながされてゆく

目をとじてスズランの咲く丘をお ....
足が欲しいなあ
砂にうもれながら
サンダルはつぶやいた
私のもう片方は 波がさらったのに
どうして私は砂にうもれているのかな
私達を歩かせる足があれば
ひとつになれるのに 一足なのに
ど ....
あっちのほうに
君のいる街があるんだと
いつまでも
温かい気分で佇んでいた
あの道路標識の前で
眠い眠い
疲れて眠い
眠い眠い
嫌な事眠い

ダメージ大
ギスギスした
人間関係
嬉しくない

人に頭を下げる
仲良しさんと長く
付き合おう
仕事は仕事
11階の窓を開け放つと
薄荷水のような冷気が部屋を満たした
忘れたいような忘れたくないような
何処かが沁みたからつい遠い目をした

11階のベランダに立つと
雲の戸惑いが見えるような気 ....
眩しい今日
雀がせわしく
朝の挨拶

魚の焼ける匂いに
ピンと張るひげ

眠気には勝てず
我輩は身体を丸めて
もうひと眠り

ぽかぽかお日さま追い掛けて
何度も寝場所を変えな ....
ルラルラニャ〜ン
ぼくは太陽の子 元気いっぱい
ぽかぽかいい気持ち
ルラルラニャ〜ン
えさは魚で十分です いい匂い
今日もアンテナ三本ぴーん
ルラルラニャ〜ン
とっておきのベストポジショ ....
 この日本語が疎ましくなったのは、戦後の黒雲を見てからのことだ。それまでの赤銅色だった夢は濃霧に追い出され、密度の高い煤煙のような言語が隙間なく染み込んでいった。鉄工所から噴き上げられる凝固した血液を .... 突き詰めて鋭角になった感覚の表現の剥き出しになったコンクリートみたいな言葉が

彼女の伝わらない感情や思想をまの当りにした、よく考える事が大好きな私

水槽に泳ぐ熱帯魚に例えた、灰色した鼠色し ....
尻のポケットに入れていた

くしゃくしゃの写真の隅っこに

小さく映る花を見つけたら

青空の下 差す雨傘は

重みを増してしまうから

写真は元の場所に仕舞い

車のサイドミ ....
ああ 秋だなあ
黄昏だよ 人生の

ふう

自分の白髪をお腹の下に
一本見つけ
ため息なんかついたりしてね

はは
はぁ

髪染めでも買って
73に分けるか
河原にたくさんの愛が落ちている
否、河原には愛しか落ちていない
そのうち(どれを選んでも良いのだが)の
一際尖ったものを拾いあげ
膝の上、ふとももの天井をスッと裂く
裂こうとする、血が垂れる ....
ふらんちゃんと うらんちゃん
ふたりは なかよし
ふたりは けもの
ふたりは ふたご
にてない ふたご

ふらんちゃんは 元子役
うらんちゃんは アイドルくずれ

けれど あかるい
 ....
深く誘われ

今夜も私は心を見失った


ふと 傍を見ると


鏡に向かって犬が吠えている

鏡に映るソレに、烈しく吠えている
ワンワン、などという
生温い吠え方ではない

 ....
『会いによって』
 
そんなに帽子をまぶかに被って、久し振りだからって顔を隠すものかい
 
遠慮する事は無いよ、恥ずかしくなんかないさ
 
田んぼも手伝えなかったって、そりゃ
 
君は ....
『私の居場所』
 
今はまだ幾つかの日常が私を打ちのめし今はまだ幾つかの日常が私を支えています
 
歌と友人がどんなに言葉を忘れている間もきっと傍らにいた
 
想いが届かない日にどれだけ生 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
Distortion++ゆうと2*08/10/19 1:52
あわせかがみたりぽん(大...22+*08/10/19 0:34
君以上の僕藤原有絵108/10/19 0:19
helloqipy208/10/19 0:18
メニスカス朱雀1*08/10/18 23:39
美しい金太郎飴海里108/10/18 23:15
選び取られた二冊の本kauzak4*08/10/18 23:11
ヒュンと飛ぶANN1*08/10/18 23:07
愛さずにはいられないkuane0+08/10/18 23:00
filamentねことら508/10/18 22:31
本当に美しい女fuji108/10/18 22:25
祭りudegeu...208/10/18 22:11
ロンドンの霧の中、ホームズはお呼びじゃないしょう108/10/18 21:50
冬の燕 ☆atsuch...11*08/10/18 21:32
目をとじてEtuji408/10/18 21:09
ザ・ブーンンンンン砂木5*08/10/18 20:52
道路標識ゆきこ308/10/18 19:08
シュンとしてペポパンプ3*08/10/18 18:56
遠景nonya4*08/10/18 18:51
【チョコレート同盟*連詩】明日から笑う猫舞狐8+*08/10/18 18:02
【チョコレート同盟*連詩】昨日まで笑っていた猫そらの とこ5+*08/10/18 18:00
熔解KETIPA108/10/18 17:51
偏見緑茶塵008/10/18 17:50
幸せの在処高橋魚008/10/18 17:46
トイレにてけんご008/10/18 16:26
木屋 亞万1*08/10/18 15:01
腐乱ちゃんと恨乱ちゃんのテーマともちゃん9...5*08/10/18 14:14
遊ばれて高橋魚008/10/18 13:56
会いによって緑茶塵008/10/18 13:52
「私の居場所」008/10/18 13:50

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