昼 僕は文字を書く
ふわり 机に語を浮かべては
僕が やっと詩を書けたかのように笑ってた
書けず 眠っていく宙のペン

二人は歩くノートに
会った人たちに 風に流れていく でも
一つ ....
一年ぶりくらいに
あなたとすれ違った

どうせあなたに会うなら
もっと髪を整えればよかった
もっと可愛い服にすればよかった
もっと笑えばよかった

未練があるわけじゃない
ただ
 ....
真夏の夜

クーデター

けつをのせて

ギターを弾いてやる


きよしこの夜


ギターが鳴いた

カノジョが泣いた

テレビでナイターが

わっと音たてた
カコ、

君には何度も傷つけられた

取り戻すことのできない言葉や
その逆で飲み込まれていった願いのようなもの
止められなかった衝動と
もう会えなくなった人たちの背中

カコ、私は君 ....
人に何を噂されても
人に意地悪されても
人にさげすまれても
気にしない

いつも笑顔で
応待する
人の評価は変るもの
耐え忍ぶ

そのうち良い事あるさ
人に左右されない
信念を ....
ラジオからは
午後から寒冷前線が
南関東を通過する
予報が流れていた
かずこは昨日
十年ぶりに高校の卒業アルバムを
開いてみた
同級生のあの人とは
言葉をかわしたことはなかったが
ア ....
てっぽうゆり (純潔)


迷うことのない指先が夜を滑って

僕が吐いた言葉を花に変えていく

闇にも溶けないひたむきさを透かして

仄見える君の純潔が僕を温かくする

 ....
わたしたちの夏は
ガラス玉みたいに透き通って
どこまでも不安定に揺らめいて泡してく

炭酸水の中でうまく泳げない
わたしとあなた
きっとまったく別々のままに飽和して
まぶたの裏でまだ小さ ....
誰が出したか知らない僕等の宿題 
提出期限の無い永遠の夏休み 
僕等自身の声と言葉を 
見知らぬ明日に、提出する日の為に。 
先にかかげた一番、ナンバーワン。
それは描いてやんない。
あなたがはみだしちゃうから。
目は見たいものを見る。
写真であなたを映すのは難しいってば。
雪が、
降っています


言葉と思い出は、
頑なな部分をゆっくりとほぐして
今なら素直に打ち明けられそうな
柔らかな予感を抱かせてくれました


静かに雪が、
足元を埋めていきま ....
ラムコークのきらきらする泡を
退屈そうに、くだき
ちらすように
わたしのやさしすぎた
まちがいを
切っていった




微粒子の単位で
つきささる凍てつきの
ちりちりする
い ....
 
いけないと
わかっていても
 
辛くなると
わかっていても
 
求めてしまうよ
 
幸せは
そこにはないのに
 
およそ何か得物があって
ましてや紙とペンとインクがあって
何かしでかさないアライグマはいない

ラスカルだって機会さえあったなら
本の一冊や二冊
モノにしていたはずではないかと思う
手型 ....
樹木を相手の仕事柄、チェーンソーは七つ道具。今使っているものよりも小型軽量のものが必要と感じ、ホームセンターを覗いてみた。

3,950円!? 安い! 安すぎる!!

電動式でもそんなに安く ....
僕は強いぞ!
僕の牙は鋭いぞ!
怖いものなんて何も無いんだ
失うものも守るものも何も無いんだ

自由気ままに生きるのさ
誰にもしっぽなんて振るもんか

がるるー、がるるー
噛みつくぞ ....
ないた

あおおに


なきながら

いなくなった


あかおにないた


ぼくもないた

たぁちゃんもないた

せんせいもないた


みんな、ないた


 ....
歩いていたら
へこみに落ちた
泣きそうだ
四方八方が冷え込んで
吹き落とされた怒りとあせりが
地面に貼り付く
ちくしょう

雪深い闇に
遠く淡く光を伸ばしていく電車の影
どんどん呑 ....
あなたが恋しくて
堪らなくて強く指を噛んだ夜
滲んだ赤がとても鮮やかで
冷たい風が横切るとき
あなたの肩を叩く
紅茶を飲む私の呟きをのせて

振り向くあなたは
気配の無さを受け入れて
再び歩く

完全防備したあなたの
帰り道の出来事
ヘッドライトとテールライトが決着のつくことのない
鬼ごっこをしている
大人の拙いステージを見下ろす闇に
ボクは立ってる

気配もなく片足を踏み出したなら手にするチケットは
天国行きか地獄行 ....
僕を映し出すその鏡はよく磨かれていた

嫌で嫌で 「大いなる愛情」という焔ですべてを焼き尽くしたつもりだったが

残ったものはまだ膨張の可能性を秘めていた

練りゴムのように都合悪く  ....
「昼休み」



昼間は雲間に光がさした
カッターナイフの芯のかたちで
だんだん空が開けてくると
都庁周辺の緑地では
予報士たちが嬉しそうに
フユバレ!テンキ!と羽ばたい ....
橋の真下
満潮の重苦しいざざ波が
明滅する光を
散り散りにする

夜景がきれい
と誰が言った?

傍を通過する
自転車と通行人

何度も取り残される

橋の向こう側に
渡 ....
毎晩いつ寝たのか分からない。
疲れ果てた身を横たえる。
いくら寝ても寝たりない。
また1日が始まる。

悪夢にうなされる。
よく寝た気がしない。
お客様が判子をくれない。
愛想良くマス ....
朝が嫌いだった
眩しいくらいの朝焼けが
カーテンを通り抜けて
わたしを叩き起こすような
十代の頃
セルフサービスの朝食
くりかえしのニュース
軽い頭痛に
制服を着せて
コントラディク ....
影を
その影を
見ていると
いなくなった人が
その中にいるみたい といった

姉や親の影に
似てきたのだと
その黒い動きの中に
いるのだと

そうだね
わたしもいつか
母さ ....
でもってなつははじけよう

なつのためにちぢこまろう

ふゆほんばんに

なつのひをこころにもてば

きっときつねびがからだをとりまいて

つれてってくれるさ わんだらん

で ....
私の 不安とか 孤独とか





誰も 気づかない





私のことを 知る人は 誰も

いない  この街で





ただ ただ 歩く 歩く



 ....
何の解決にもなりゃしませんが
あなた一人じゃないでしょう
アンタだけじゃあないでしょう

それはただの事実であって
他に意味もなければ導いてもくれないけれど

あなた一人じゃないでしょう ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
よだれK.SATO408/12/20 13:03
過去cass108/12/20 13:01
メリクリスマスインサマーナイト吉岡ペペロ208/12/20 12:26
カコ0*08/12/20 11:41
コールタールペポパンプ2*08/12/20 10:59
寒冷前線(人妻かずこ)ばんざわ く...2*08/12/20 10:14
花言葉四行詩 <7>nonya10*08/12/20 9:58
ラムネ夕凪ここあ1508/12/20 9:35
永遠の夏服部 剛108/12/20 9:16
あなたへmorio008/12/20 8:53
ゆき見崎 光208/12/20 8:42
Syncopate(シンコペート)ねことら508/12/20 2:56
40次元☆★008/12/20 1:24
はるかなるわがスターリング・ノース海里108/12/20 1:23
三千九百五百円A-293*08/12/20 1:11
孤高光井 新5*08/12/20 0:42
あおおに1*08/12/20 0:20
歩いていたらオイタル1*08/12/20 0:20
恋わずらいいのせんと2*08/12/19 23:20
温度差木葉 揺6*08/12/19 22:00
現実以上、理想未満もこもこわた...3*08/12/19 21:41
「∞時間後 人」ever008/12/19 21:05
きょうの天国あすくれかお...3*08/12/19 20:58
夜の橋の向こう側フクスケ108/12/19 20:12
bear the torchペポパンプ2*08/12/19 19:15
香るかんな3*08/12/19 18:57
唐草フウ5*08/12/19 18:38
ありきたりなあきすぎさりてふゆきたりなばはるとおからじ短角牛008/12/19 18:27
9/21いのせんと1*08/12/19 15:32
だからと言ってBOOKEN...008/12/19 14:58

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