何か 詩(うた)は ないのか

さびしくて せつなくて むなしくて

ならんのだ

たましいの 飢えを 満たす

詩(うた)は ないのか

どこにも ないのか

詩(う ....
雑木林の木々から
ひらひらはらはら
葉が舞い落ちる
もう次から次に
舞い落ちる

病院からの帰り道、
バス停に立つ
僕の頭上を

ひらひらはらはら

黄色い群れ、高曇りの空
 ....
記憶を思っている
遠い昔の 景色に見えた
その 見知らぬ国のテーブル席で
通り過ぎる子供たちの姿の前で
僕はちり紙を取り出していた
鼻をかむわけでもなく そして
かむべきちり紙を置いたまま ....
水につけておいた
電気釜の内釜と玉子焼き器と茶碗を洗う
内釜の底にへばりついている
もち米を爪でかき取る
それらを石鹸で洗って
温水で洗い流す

洗い物はそこまでで一旦、止めて
部屋に ....
○「ファン」
負けた時に
応援してくれるファンこそ
真のファンだ

○「夫婦愛」
仲のよい老夫婦ほど
幸せに見えるものはない
長年の風雪に耐えた愛が
漂っている

○「滝公園」
 ....
ドラモリに車で出かけて
ホットドッグやら
おにぎりやら
お菓子やら
色々、買ってきて
食べ散らかした
紙巻タバコもあるし
氷入りのコーラもある
それなのに
なんか憂鬱な気分だ

 ....
ぬぬぬ
塗壁
宇宙の思考に
生の感触確かめて
光の閃き意味喪失
明るむ明るむ意識の地平
ぽっとイメージすっとぽっと
水晶の海に
安らいで
生の世界
宏大な開け

  〇

 ....
成功したり
お金をもうけるより
大切なことがある
人間としてどうか
それだけだ
何を語るのか
どんな夢を持っているのか
幼い中身に釣り合わぬプライド
ご都合主義のリアルでっち上げて
半径五十センチ以内の総統
自己満足で貫き通すライフ

ライツ・ナウ
おまえはチヨットヴィシャス
勝てない喧嘩は大人の対応 ....
僕は未来のために鐘を鳴らす
何度でも何度でも
命の音がかき消えないように
願いも祈りも一緒くたに
愛の音が僕の胸から消えることはない
まだ見ぬあなたに出会いたい
あの星まで届いて
僕の音 ....
二〇二二年八月一日 「海東セラさん」


あしたは高木精神科医院に行く日だ。

 ワールズ・ベスト1965『時のはざま』5作目は、ウィリアム・F・テンプルの「時のはざま」ゴッホのいる時代にタ ....
(束の間のみじかい停車時間
(眠りというひとり無人の駅で
(いつも見るのは 過去の人たちのまぼろし まぼろし


社会から
宇宙(そら)へと飛び立つ
乗り継ぎの銀河鉄道へとこのまま一気に ....
堕とされて
涙もかってにこぼれちゃう
《純の道》は遠くて険しい


悲しみの
数だけいつかはしあわせに
なるという嘘、だけ、信じるわ。


《純》がまっすぐに
立 ....
薄暮に滲んでいく
空の色、哀しいね

今日、無限の空の青
透き通り




たゆたいながら
のがれていく
あおくすきとおるそら
なにかがいる
さっきからさかんに
よぶこえは ....
毎日夕焼けが違うという人たちの
感動を強要させようとするきしょい行動
同じ夕焼けなんてないの
だからなに
全部違うからなんかすごいの?
シャッターというチャンスの連続が
この世界という存在 ....
〈きらめき
/よどめき
/さんざめき〉

預言者ではそぐわない
吹き溜まりとは底なし沼で
遺灰だけを零すと云うだろう

くすぶり続ける核と、脈絡を喪う喧騒に在って
ゆるやかに低下して ....
しんどいとか、面倒とか、億劫だとか
始終、感じていたけど
自分がだらしなくて
いい加減な性格だから
自分が悪いと思い込んでいたけど
それは精神症状に由来する
倦怠感が原因なんだと自覚した
 ....
毎日夕焼けが違うという人たちの
感動を強要させようとするきしょい行動
同じ夕焼けなんてないの
だからなに
全部違うからなんかすごいの?
的な意味で生きてるの怖い
永遠という事実
適度に嘘 ....
記憶は夕暮れていく
真っ青に染まり
帰る場所って
これは祈り
12階のベランダから地上を見てる
ナターシャ
得体の知れないものが
あたし達の体の中にある
悪意
諦め

脂肪
 ....
{引用=風に囁く筆先の}
ごらんあの針葉樹
風に囁く筆先のような頂きのになう空の重さを
永遠無限のつめたいうつろに触れながら
生きる限りそこに迫ることしかできない
百パーセントの苦痛
百パ ....
「柿の種ピーナッツだけ」を食べた
貴重なアクセントであるピーナッツを
争うことなく存分に食べて
救われたいと思った

しかし粒ぞろいなだけで
味は普通のピーナッツと変わりない
その昔母親 ....
家族でやっているような小さな部品工場だが
そこの経営者と話をする機会があり
実に稲盛和夫さんばりの経営哲学をお聞きすることができた

「怒ってよいことは何一つない」

「従業員にプライベー ....
おだてられ、
笑みが思わずこぼれちゃう
《女ですもの》ほしがりませんわ。


本当の
ことをこっそり教えるね?
きみ、あたしのこと《好き》らしいわよ。


きみがま ....
堕とされて
涙もかってにこぼれちゃう
《蛇の道》は遠くて険しい


悲しみの
数だけいつかはしあわせに
なるという嘘、だけ、信じるわ。


蛇がまっすぐに
立つに ....
あたたかい光に包まれて
ボックス席が並ぶ窓際
レストランという故郷

ストローで吸う
上がってくる液体の
予感だけで

運ばれてくるハンバーグ
鉄板を弾ける油
小さな粒子になって
 ....
波 1

{引用=寄せてくる
返ってゆく

そのはざまにすべてがあって
あるいは
そこに何も見つけられなくて

寄せてくる
返ってゆく

その現象だけが
いちまいの絵のように ....
私の
命は
傷だらけ
だけれどこの傷も
命の一つ



楽しいことも
苦しいことも
人生ゲームだと
思えば
レベルアップ?



月の光に
照らされる小石
私は今夜 ....
うすら寒い部屋にはまいる
部屋の窓と戸と、風呂の窓を換気の為に
3センチくらいわざと開けているからだけど
全部閉めてしまうとタバコの煙がこもってしまうし
新型コロナの感染予防のためでもあるのだ ....
正論なんて
畳の上で充分だ

方言しよう
もっと大声で
あるいは
もっと小声で

喜怒哀楽を叫ぼう
世界中に届く
金切り声で

怖いのは
本当に怖いのは
正しいことしか
 ....
煌めきの音響、
コバルトブルーの
空はうねり
貫流する
冷え切った肉に
熱、熱を感じ
意識、開く
死という無限の眼に

ただひたすらな静かさのうち、
雪降る宇宙 あり
ただ落ち着 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
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