石ころになりたかったんです
道のはしっこで
誰の目にもとまらないように
ときどき蹴飛ばされても
誰のことも恨まないような
ちいさな石ころになりたかったんです

たいせつな物は思い出の中に ....
構造主義者達はどうも目の前の現実に捉われがちだ
そこにはただ仕事があるだけではないのか
女性を一般的なメスと認知する場合があって
それを何か否定する必要はなくないか
個人の趣向はどうしようもな ....
どこにもないクラシックが
いつの間にか
こんなところまで
花を咲かせていた

だから
そんなことさえも
座席の後ろのつもりで
いたんだね

飛行機が非行気になったり
京都府が狂吐 ....
〈春泥に長靴の坊面白や 涙次〉


【ⅰ】

 村川佐武ちやんの事は書いたつけ? あゝまだか。ぢや、改めてご紹介。
 村川佐武ムラカハ・サブ。年齡は本人の要請もあり、こゝでは秘す。目黑「 ....
○「言葉だけでも」
金も能力もない身ならば
せめて言葉だけでも
人にやさしくなろうと思う
おはようございます
ありがとうございます
お世話になります
言葉だけならまだ言えるから

○ ....
届かぬ声に喘ぐ日々
言葉を尽しても尽くし切れないなら
きっとその言葉は力を失っている

軽く舞い上がったままふわりと落ちた一枚の無地のコピー用紙
沢山並べたはずの文字がいつの間にか消えていた ....
人を写して人になろうと
私を齧りとろうと 待ち構える鏡が
道行きにある

わたしたちは
人を人とも思わず人が多すぎて人を識別できず
私達
なんのために増えた
無限に増殖せず等しく割り振 ....
時計だけ時を刻んで
静けさで我にかえった
やみくもにいいひとになる
夢なんかむかし棄てたし

悪人に夜なるからさ
嫌ってもあたりまえだよ
夢のないふたり凍えて
白いひとふたりだきあう
 ....
少女は涙を流した
涙は薄紫色の水晶でキラキラ光りながら
紅潮した頬の上を伝い落ちていった
少女は強く握った拳でゴシゴシと目を擦った
擦られた瞼はたちまち赤く腫れて分厚く垂れ下がった

やが ....
とある夢の国で
子供を無視して自分のところへ
着ぐるみが来てくれたと喜ぶ大人

なんと大人げない
周りは子供の母親が割り込んだからだと正当化し称賛するけれど
母親は着ぐるみがいることに気づ ....
いつの間にか人が住まなくなった家がある。人が住んでいた頃の庭は常に花々が咲き誇り、小鳥を寄せるバードハウスもあり、小鳥の鳴き声で賑わっていた。いつも庭に出て手入れをしている人の姿もあった。

ある ....
川上麻衣子が陥没乳頭だったので
篠山紀信がグラビア撮影のとき
常に川上麻衣子の乳首を触って
勃起させていたという話を聞いて
私は陥没という言葉が大好きになりました
ところで八潮と言えば
埼 ....
〈春雨や濡れて參らう傘一つ 涙次〉


【ⅰ】

 坂本鈴之助が、ふらり「カンテラ一燈齋事務所」を訪ねてきた。折詰一つ提げて。カンテラは外殻の中で、惰眠を貪つてゐる。どの道、俺に用だらう、久 ....
べつに 考えなくていいよ
沈む 
あなたに 思考はないの
形すらないの 愛よ 
大抵
変わらない ものはないよ

何もなきゃ 愛せないの?
あなた 
考えなくていいの
信じたいもの ....
ミカエル
私は、ウリエルは死んだ
だから新約聖書には載ってない
天使が死ぬなど
タブーだもの

ミカエル
あなたが憎むのはゼウス
ルシファーかと勘違いした
サタン、サタン、サタン
 ....
○「ボケ」
ボケると
今日が何日か
わからなくなる
JAにお金をおろしに行ったら
帰宅後電話がかかってきた
日付がまちがっているから
印鑑を持って来てくださいと
受付のチェックミスもあ ....
誰かを赦すことが蔑みや嘲笑の的となり
誰かを許さず非難することが賞賛や奨励の対象となる

逆さまに吊るされた男が
哀れみを含んだ瞳で私を見つめた
男は足首を2本纏めて荒縄で縛られ
両腕は下 ....
下は可愛い
上は消す

下は愛する
上は消す

下は子分
上は消す

何かあれば
全部上のせい
名も知らぬ魚が、水面で跳ねる夢を見た明け方、天気は雪が降るかもしれないと、あくまで可能性の話、思考のどこかにセロファンが挟まれているような、澱んだ水のような目覚め、その時俺の脳裏に浮かんだものを、 .... 地下鉄で通勤していた頃
車内で読書して時間を潰していた

頭でっかちだった当時は
精神分析や心理学の専門書を読み
いっぱしの専門家ぶって
臨床心理士達と議論を交わしたものだ

そんな時 ....
人が優しい気持ちになったとき
それはちょっとしたビョーキなので
直ぐに洗面所に行って
とびきり冷たい水で顔を洗いなさい
それでもまだ優しい気持ちが残っていたら
水風呂に飛び込んで
そのまま ....
古城裏手の搬入路から
石段越しに海が見えた
逆影のように
夕日が登ってくる様がお気に入りで
飽きることなく見つめてた
牛の骨が好物で
ブタクサを噛むとくしゃみをする
彼の名はジャッカ ....
少女が石を拾う
気まぐれの戦利品じゃないことは
知ってる

ループが繰り返しではなく
死と再生の渦であることも

かつて人類の到達点は
地球を太陽にすることだった

あらゆるも ....
喫茶店の硝子張りの扉
目を向けると額縁のように切り取られた風景
風に揺れ、囁く街路樹
此方側見て往き過ぎる白い傘を差したご婦人
足早に走り去る車体は白く光り眩しささえ感じる

忙しく流れゆ ....
あなたの感性はわからない
抽象的過ぎて理解し難いと云われれば
そうですか
それならそれでいいですと答えざるおえなくなり扉を閉めた
鍵だけはかけずに

自然と生まれ出ずる言葉は四方八方に飛び ....
みんなは
テレビやご飯や色恋沙汰や嫉妬や
自分自身のことに夢中
死ぬななんて言ってくれるひとは
誰もいない


虚しいね
そんな繋がりなら
いらないや
鈴なり思考の響き
内から沸き起こり
耳へと抜ける、

意識集中すれば 

朝に夕に
力動絶えることなく 、

脈打つ思考生命
見えざる本性
エーテルのゆらぎ
この瞬間の
肉体 ....
シャボン玉を吹いた
あの日の希望のように
奇跡みたいな虹色
刹那の喜び
弾けて跡形なく消えた

落胆から眺める最高
再び手にするストロー

シャボン玉が飛んだ
沢山連なって
虹色 ....
冷蔵庫。
開けたしゅんかんに在庫の確認してさ、
今日は「お味噌汁のおでんだよ……」あっ、
いけねえ、そんなのないっけ、
今日は「しじみのお味噌汁だよ」それと「おでん」
<しみみ>もないっけ? ....
本当のことを知り これはやばいと呟いた
いつもいつも大衆を、扇動せしめる人よ
晴れ渡る日も雨の日も 響くその嘘よ
雲間から光射しても 画面から消えずに
願うことは、我が逃走

役所に電話を ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
石ころあまね14*25/2/5 15:22
良い時代[group]陽向(2躯-...8*25/2/5 13:29
せん妄の故郷[group]325/2/5 12:30
NWSF怪畸幻想ロマン 斬魔屋カンテラ!!『ホムンクルス』①髙任勇梓 T...125/2/5 10:56
独り言2.5zenyam...3*25/2/5 5:47
真心栗栖真理亜425/2/5 0:10
ノック這 いずる225/2/4 21:47
しろいひと秋葉竹325/2/4 21:03
水晶栗栖真理亜225/2/4 20:55
大人げない125/2/4 20:48
人のいない庭6*25/2/4 19:01
八潮花形新次425/2/4 19:01
NWSF怪畸ロマン 斬魔屋カンテラ!!『言の葉魔女』①髙任勇梓 T...225/2/4 10:53
愛のみぎめ ひだ...525/2/4 9:25
ウリエルりつ425/2/4 8:11
独り言2.4zenyam...3*25/2/4 6:46
吊るされた男栗栖真理亜4*25/2/3 23:20
上を排除する国[group]陽向(2躯-...325/2/3 22:01
年月など関係ない、人もモノもただそこに存在しているだけなのさホロウ・シカ...3*25/2/3 21:59
地下鉄の思い出板谷みきょう4*25/2/3 21:56
優しい気持ち花形新次225/2/3 21:11
rolling cloudmizuno...225/2/3 20:29
echo225/2/3 20:26
パラレル栗栖真理亜1*25/2/3 20:17
存在理由2*25/2/3 20:12
いま、私自身が死のうとしてもりつ3+*25/2/3 19:52
詩想、思考スル(改訂)ひだかたけし625/2/3 19:11
シャボン玉725/2/3 18:40
夕食前即興御前(のらねこのねえ)大町綾音5*25/2/3 17:06
我が逃走鏡文志2*25/2/3 17:02

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