君の漆黒の黒髪
シルクのように眩しき光沢
そっと、やさしく撫でると
君の瞳はぴくんと瞑る
水晶のように澄んでる
君の目に心が奪われる
唇はマシュマロように
....
君の家を見せてよ
午後から遊びに行くからさ
楽しい楽しい毎日が
風に舞う花びらの中で訪れる
生きていてあなたしかくれなかった
愛と愛とを比べて見たら
悲しみの稲妻が走ったのを思い出した ....
働きまくるといいと
若者は盲を開かれたという
よし、君は働き給え
俺はいびりつくされた後、誓った
もう他人のためには働くまいと
好きなことをし
好きなものを食い
もう、う ....
久しぶりにあなたの墓石に会いに行った
陽射しが淡くあなたの名前を照らしている
枯れかけでも菊の花は美しかった
ずっと自分に寄り添ってくれていた
それに気づくには時間が必要だった
墓石に掘られ ....
ソーセージとケッチャプと小麦粉パン
わたしはChild時代
パパとママは子供で世話がやけた
AIで産業革命は加速するし
病院の待合室は永遠のSPIRALで
山手線のイネムリと同じよう
とこ ....
○「ぽつんと独り言」
せっかく生かされているんだから
一日生きたら
何か一つは
学ぼう
○「田舎の娘」
田舎の娘は
インターネットの中に
毎日目を皿のようにして ....
心を
亡くした時に
命を
忘れる時があります。
命は、
あなたの心
私の心
水不足の時の雨
雨続きのころの晴れ間
命は、
今は亡き人が生前に書いてくれた手紙
朝食のパン
命 ....
名前のない
ゆらめく魂が
夜の端で
少しだけ、
寝返りを打つ
遠くで
赤い灯がまわる
火元はもう、
地図と一緒に燃えたのに
残酷な温もりだけが、
まだ配られている
....
十八段
抜きつ抜かれつ一緒に登った階段
ひとりで降りるには少しさみしく
転がり落ちるにはこわい
上を見上げる
あと何段だろう達成したと感じられるのは
途中で背負った ....
てっぺんに
どんよりと浮いている
泥のような雲の隠す月
壮大な
宇宙の終焉へのときの狭間で
黄金の光りを地表へ降り注ぐ
冷ややかな月
暗い海がみえる
湾岸線の道がつづく ....
しかし、タバコのカートンってのは何でこうも開封し難いんだろうね。
大人に限定されてるからか?
それともイライラさせて、タバコを早く消費させようってそんな魂胆か?
いや、じゃあ、さっき開けよう ....
気付けば此処で思考の渦を巻き
キュルキュルキュルキュル
呼吸のたび旋律鳴り響く脳髄の
置き去りにされた空の公園
漆黒の裸木の群れから
赤や青の制服纏う子供達
夢中で駆 ....
時が過ぎた
永遠は幾度も生じて消えていった
愛だけが謎であった
恐らくそれで正しいのだ
それは女性が謎めいて見える秘密
誰も解けない秘密
しかし解けないからこそ解こうとする
それこそ ....
忙しい 忙しい
急げ!急げ!急げ!
時に追いかけられる忙しさ
時を追いかける忙しさ
どちらも忙しさ
あなたの忙しさはどちら?
店長さん
店長さん
追いかけてこないで
店長さん
怖いから
怖いから
お野菜いくら?
お昼は食べた?
お金持ちの
店長さん
リノリウムの床を
走ってこないで
でっぷり太 ....
火星で原子力発電を行い
地球は電力を使い放題にした
おばあさんは火星で働いている
今使っている電気は
おばあさんたち年寄りのおかげ
私も歳をとったら火星で働かされる
地球に戻ること ....
あんなに意地も見栄も張ってきた
何を守っていたのか忘れてしまったけど
車内で席を譲る若者 当たり前の仕草で
意外さを感じさせる
誰かから見る僕は 意外に映るだろうか
それとも、その程 ....
幾日も 焦燥感に さいなまれて
ある日 ハヤの泳ぐ川の水が
ありありと 心の中に流れる
澄んだ 水の感触 腹黒さも胸の焼けたような虚しさも
済んだ
棲んでいると からだの内側 ....
OH 彷徨える旅人の心よ
心地良きと、気高きにお前は包まれ
畦道砂利道田んぼ道
ぬかるみに足を掬われ、時に露頭に迷おうとも
どんな時もお前を励ます 歌 歌 歌
書き留めるスケッチとその切れ端 ....
眠らないまま夜が明けて、そろそろ郵便局がバイクを走らせはじめた
カーテンをゆする光が、〈朝〉と呼ぶにはあまりにも弱々しい 紅茶をいれてくれ 紅茶なんておしゃれなものはここにないけれど
....
後悔しているも嘘ならば
後悔していないも嘘だ
後悔していない寄りの少しの後悔
愛しているも違うし
愛してないも違う
愛している時々曇り
正解も不正解も欲しくない
割り切れなさ ....
朝になっても
夢になっても
変わらないのに
落ちる
落ちる
夢のように素晴らしい空を見た
風が切る音
惑う髪が舞って
目を穿つ
残留する
輪郭が溶けても
覚えててくれるかな
お ....
僕たちのそれから
ひろい校庭の隅で三人は黙り
未来の形を小石で描いていた
消しゴムほどの 確信だけが
石灰線の先へとつづいていた
君は 遠くを見過ぎる癖があり
友は 笑って 現実を ....
スープを飲むために持ち上げだスプーンは
司会の促す拍手によって器に入ることなくテーブルに戻った。
だから、こんなとこ来たくないんだ。
ため息をつきながら周りを見回す。
スリット入りのロ ....
血の配列を疑い始めたのがいつごろからなのか思い出せない、あまりまともなきっかけじゃなかったかもしれない、古い手紙を読み返すように記憶を辿ったところで、きっとそのころのことを上手く語ることなど出来や ....
私はそのうち死ぬ
病気で いつか効く薬が無くなり 死ぬ
「誰だっていつか死ぬよね 先に逝っちゃってごめんねー」
そうやって 死ぬ準備は万端だっていう素振りをする
でも 本当 ....
樹木の陰から顔覗かせる
君は誰 だっけ?
射し込む僅かな光に
眩しそうに顔顰め
ふっくら小さな白手を翳す
そっちの方が
余っ程眩しいやと
遥かな記憶の向こうから
蘇る挙措相貌の
何れ ....
欠陥が裂かれている
目が腐敗している
血しぶきが君に乱れている
見られている
音が偏狭している
ガラスに映る僕が盛んになっていく
口先だけで進行している
君の唇に亀裂が走っている
....
ふとんの暖かさに
ぬくぬく、ほかほか
しあわせな
やきいものよう
このままずっと、
1日とはいわず
ずっと
でも、でもね
空腹になったら
やき ....
反逆した従順
死滅した聖歌
いろめきだつ羽の跡
のこされた影法師
時計の逆順
針先の血
それだけでも
どれだけでも
明日の前は
開いている
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
0.25sec.