満足とは一過性である 数多言の葉一枚取って
死彩られて輪舞
星幽水面すれすれに
フィラメントに集う虫達
数多命の煌き一つ宿して
死魅せられて狂想
踊る僕らコノ場所で
死に慄いて生を散る
ココロクダイテコトバ ....
鼓動にあわせて足音が
響き渡る廊下の窓から射した光は
あたしの足元から影を伸ばした
その影は闇と一体となり本来の形を失い闇を広くした
のも束の間
まばたきのうちに光は背後から射してきて
本 ....
コンクリートにできた
水たまりに
魚が空を飛んでいた

僕はそれを無感動に見つめる

雨が止んだから
傘をたたんだら
空に虹がかかっていた

僕はそれらを無感動に見つめる

濁 ....
あわてたような目をして
三郎さんが横を向くので
あたしは今日も
あらぬものを噛んで寝るのか

それなりの物わかりの
ついたふうな目を向ける


プラスチックのコップとか
スプーン ....
小鳥が死んだ
小さな穴を掘って
小さな葬いをした

掌にのこる
かなしみの小さな翼を
空に放つ

夢の中で
小鳥は翼を失うだろうか
ひとは翼がないから
夢の中で
空を飛ぶ

 ....
あたしあなたにあまえたい
あたしあなたにあまえたい

あなたの小指をとらえたとき
あたしの世界がデフラグする

あたしの眼をあなたが覗くとき
あなたの眼は途方もなく優しくなる
 ....
悲しいときにだけ、めのまえで笑ってて

泣きたいときにだけ、めのまえでだけ泣いて


あなたはね、上手に笑うから いつもね

触れることも できないよ

あなたがね、笑うときには 涙 ....
第4障壁を開放せよ

流動性の高い不条理の末端で生きていくしかできない?

第4障壁の先に広がる画期的というか末期的な世界はひろい

どんなだい きぶんいいかい


ゆっくり ....
どれほどに僕らは
沈黙に殺されてきたのだろう
スモークをかけられた
世界は灰色をしている
 
合理的に生きていくために
必要なものは
ほんの少しで
当たり前へと変形
 
気付かない ....
ひらがな階段をのぼる子は
おとな、がそっと
支えましょう

大きな人、では
なんだかつぶれてしまいそう

それに
大きな人、など
めったにいらっしゃらないと
思われますので ....
ぷかぷかこんばんわ

それにしても
歌うことは難しいな

ぷかぷかこんばんわ

しかしいつになったら
自分のことがわかるんだろう

ぷかぷか

精一杯背伸びしたら背中が攣ったし ....
生きものと光を
行き来する生きもの
真昼に飲む水 音になる水


静かな明かりの目をした子に
わたす音はふたつある
明日の朝 霧が晴れたら
望むところへ進めるように
 ....
{画像=081104140619.jpg}

前向き
おやすみ
夢のなか

今夜ね
いっぱい
キスしよう

甘いね
ケーキの
クリームです

なんだか
心に
水道水
 ....
建物を出ると驚くほど寒い
7時間ぶりの外の世界が
熱を帯びた脳を冷ます
薄曇りの空の中
提灯のように
月がぼんやりと光り
遠すぎる等間隔で
街灯が照らす田舎道

努力の底が見えない
 ....
人は歩く
けれど目的地には進まない
逆走さえする
それでも歩く理由は?


進歩
という言葉を君はよく使う
『進歩した』、とか『進歩ない』、とか
君の目に写る進むべき場所へ向かえず
じたんだ踏んで
全 ....
やさしさを溶かす、空、空、空、きみはここにいない、ぼくもここにいない、あこがれだけを持っていた、あやまちなんかじゃなかった、たとえばそういうかなしみに、すこしだけ滲むライトブルー、指先に絡む、宙に .... 合宿所の小さな食堂
人と話すのが苦手な僕は
ひっそりと息を潜めながら
周りの会話に耳を傾ける



スプーンを洗いに席を立つ
「その唐揚げ美味しそうだね」
その言葉に振り向いてみたけ ....
見つけたんだ

きらきらと まばゆい

光を放つ かけらたちを



ほら みて

素敵な笑顔の花が咲いたよ

なんて美しいのだろう



心が一面 真っ白な銀世界に
 ....
目覚めると泣いている
車窓を過ぎる色の落ちた看板
路地裏のひまわり
僕が僕から立ち去ろうとして
ふと吹き込むふるさとがある

立ち枯れた楓の根元にしゃがみこみ
裾を引くふるさと
囲炉裏 ....
それはそれでいいかもね。

すべからく、何がどーであれ失うものはいつだってその光を映し出すだろう。

どう転んだって、その甘い傷口は幻想だろう。

コトバを違えば争いにもなる。

振る ....
私は自分と関係ない人の幸せを祝えるくらいおおらかではないけど、
何かを乗り切って美しくなった人の顔は見逃さない。

きみはこっそり人を愛す。

私はそれを知っている。
 
満月が
おおきくくちを開けて
新月になる
夜空をひとつ
噛み終えるまで

いくつもの時を食べつくし
それでもなお
夜はおとずれる

無数の星は彼らの目だ
今日もどこかで
 ....
(暗い、くらいと
 ペットボトルを噛みつぶす響き)

クリック感の強い部分を
組み合わせて伝えようとする
瞬く、赤い
待機電灯の暗がりで
水槽のような
窓に浮かび上がるのは
存在 ....
(笑えよ)
世の中は感情で満ちている
街を歩くと人だらけだ
(笑えよ)
きみが 泣くの?
僕が   なくの

生きていると怖いことばかりだ
(そうだ)
沢山のことが怖いよ
僕は 泣 ....
un/燈明高楼の下朦々と翳む嵐/道路松露と如雨露で水撒く裸足/瑕を、視ずに判断して花壇の/隅に蒼い紙を置いたと告げ/deux/酩酊メーテルと晩酌酌み交わす夜/銀河鉄道は新橋直行で煤煙出し走る走る/大腿 .... ためらいがちな足音に
黒猫がライ麦畑を
横切るかと思えば
午睡となりました

その下を駆け抜ける
セピアというべき
むぎわらぼうし

遠い夏の風景と
すでにその風景の中 ....
  捨てられた魂は堕ちてゆく
  やさしく冷えた
  雪の中に輝きながら
  魂は堕ちてゆく
  雪の中に輝きながら


手のひらに
髪の毛に
コートの上に
鞄の上に
舞い落ちる ....
負けた僕は通りを行く
のろのろと だけど進んではいた
歩いているんだ…
消えかけたヤツの瞳がまた見え隠れしている

どんな疲れた体でも
子供の笑顔 思い出しては
晴れ
手足となって歩い ....
街を見ていると
心は人混みに溶かされてしまう
鳥や木々を描きたい
この上げた手から
田畑のひろがる景色を思っていた

だけど
少しぐらいの汚れはあるのだろうか
生きていこうとするネクタ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
言寺真紅008/11/4 23:07
数多言の葉透明な魚208/11/4 22:45
フラッシュバック百瀬朝子0*08/11/4 22:41
夢を失った子供a_ya308/11/4 20:44
夜を噛むAB(なかほ...108/11/4 20:42
yo-yo5*08/11/4 20:22
「あ」[group]長谷川智子0*08/11/4 20:13
見てるだけだよ猫のひたい撫...008/11/4 19:08
第4障壁2012008/11/4 18:07
モラトリアム倉持 雛608/11/4 16:19
ひらがな階段千波 一也4*08/11/4 15:11
ぷかぷかこんばんわブロッコリー...108/11/4 14:17
波と手木立 悟208/11/4 14:13
三節短六連端プル式2*08/11/4 14:07
夜を噛む木屋 亞万2*08/11/4 13:34
月旅行kawa108/11/4 12:37
やさしさを溶かすゆうと3*08/11/4 12:31
ラッコパーティー[group]1486 1...4*08/11/4 11:45
見つけた光は未来へ続く命なつみかん1*08/11/4 10:25
目覚めるとオイタル3*08/11/4 10:22
夜のサイクルBOOKEN...008/11/4 9:00
きみの彼女猫のひたい撫...108/11/4 8:14
夜を噛む小川 葉8*08/11/4 4:20
いらだつ祝日の、たりぽん(大...608/11/4 1:07
宵闇に紛れ三上あず2*08/11/4 0:17
花霞aidani...008/11/3 23:34
夕暮れのブランコ鯨 勇魚208/11/3 23:27
冷えすぎた夜明け 第二部北村 守通4*08/11/3 23:23
ボクサーK.SATO1*08/11/3 23:22
kiriko108/11/3 23:20

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