泡ふえて瓜うれて今晩はかなわんや
水にしむオルクァットおり畳みの夜に
台所でろっぺん寝具ではっぺん
泣くしも戻し撒き餌はいらんや
剥いでねってうずくまる寝た子を起こすな
詰まった穴なら流して ....
色彩は
とても美しく
あったのでした


あどけない空を
飛行機雲がすうっとたち
あおいあおいあおが
喉の奥まで入り込み



それは私の中の何処かで
ぱちんぱちんと音をたて ....
十月の林檎畑は小春日和
はしごの上に立って
林檎の葉をとり
少し位置をずらして
枝の下の黄緑の部分も
赤く色づくように作業する
手間をかけただけ
儲かるものでもないけれど
まんべんなく ....
ゴロリと 目を覚ます
小さなネズミ 倒れてる
口から 真赤な血を 流し
ネズミが バッタリ 倒れてる
マンガみたいに ペッシャンコ!
風で飛びそに ペッタンコ!
きっと 俺に 潰されて
 ....
延々回帰線をなぞって
大丈夫なのに、のどが咬めない
知らないの そう聞こえる、
逃げてきたセクターを端から閉ざされる
私が歩みを進めるほどに
故郷の地面まで
焦げてゆくのだと気が付く
( ....

テーブルの上に
飲みかけのアールグレー
やりかけのジグソーパズル


ソファーの上で
読みかけのミステリィ
書きかけのソネット


静かに晴れて
開けっぱなしの窓
 ....
急いでいました
ぶつかった人へ謝る暇も惜しんで
急いで得した時間を
その場で切り崩すことしかできず
余裕ないんだよね
あわよくば見逃してもらえると思っていましたが
実際 そうで ....
だれかを見ている
だれかに見られている
 
そういう感覚
 
あるいは
だれも見ていない
だれにも見られていない 感覚

実はまわりは存在していなくて 私も存在していない
 
全 ....
熱が下がった朝
起き上がるとまだ
少しだけ喉が痛い
でも、気にならないくらい
だから
顔を洗う
洗濯機に洗濯物を入れ
スイッチを入れる


台所の椅子に座って
湯が沸くのを待つ
 ....
窓ガラスの向こう側 流れる水滴 指でなぞって
描いたのはオリオン座

寒空の下の記憶
どうしてなの?
忘れたくない記憶ほど 速いスピードで薄れていくよ
嘆きと悲しみがいっぺんに押しよせて
 ....
電車娘がやってきた
今日も朝から大股歩き
黄色い線は彼女の勇気 
白い破線は彼女の正義
派手な格好で颯爽と
そんな彼女にみんなは釘付け

電車娘がやってきた
いつも手ぶらで乗ってくる
 ....
障子に陽がうすら射すと
はらはらと
失われた記憶が降って来る
わたしを見つめる瞳がある
胸のなかをそっと覗くように


わたしはきつね
さびしいきつね
指でなきまねをする


 ....
緑色のゼリーに片足を沈めたまま
動かなくなった冬の初め
夏が好きなんだって皆知ってたのに
静かに冬は訪れたよ
優しさを知らなかったんだと思うの
私たち暖かいでしょう
誰も寒さなんて知ら ....
{引用=

     朝
     ゼロはわたしたちに久しく、
     空の白さが
     きみの衣装です。
 ....
生きている
というのは
そう、
ぼくじゃなく
他人だ。

それは人じゃなく、
空かもしれない。
花かもしれない。
風かもしれない。
海かもしれない。
ぼくたちは
そういうと ....
    
    
    わらっていた
    こどもたちは
    もう鉄塔から降りた
    手のひらに
    赤錆を
    たくさんつけて
    ひとりが
    鉄錆 ....
雨の降る日は
日付のかわるころまで
うしろを向いて
引き算をかさねる

     ふるえる
     自我を
     だれか認めて
     (いいですから)

背中の色が
抜 ....
投げいそいだ十月

アウトローなうちの会社

痛々しいほど楽しく終わって

ひんやりと電車を待っている

そんなときだ

平凡であることについて考えるのは

そして

悲し ....
チョコレート同盟企画、連詩

星月冬灯&三奈





舞う桜の花びらよ
この想いもどうか届けて
風にのせて
あなたの元へ心ごと




太陽に溶けそうな僕
女神 ....
何事にも まず受け止める心を

遮ろうとする 弱い心を取り払う勇気



根にもたない やわらかな

大地のように うろたえない心で



潤いを与える 雨のように

悲し ....
また朝が来るねえ
思えば昨日も今日もムダに過ごして来ちゃったかも

でもまた朝が来たねえ
これはこれでいんじゃないかなあ

そう言うことにしといてよ

何年も先のことは知らないし、考え ....
 
待ってる
ということは
生きてる
ということだから
待ってくれなかった
そのひとは
死んでしまったのかもしれない

遠くから
改札口を見つめるそのひとは
待ってる
というよ ....
 型が良い
 生きが良い
 新鮮な奴を
 
 タタキにする愚か者
 
 一刺し一刺し
 心をこめて
 
 ただただ
 
 切って出せ 

 
 
 
胸を揉んでは中腹に滑っていき窪みに座って落ち着いた
すこしばかり汗が湿りにこすれたような塩たちの盆地を
また進んでいくくすんだクレバスに気をつけながら丘また丘
だが噴出する汗は毒か指紋は全くいう ....
突き抜けるというのは
一人で
ここではない場所へ
旅立ってしまうことだ
と思っていたけれど
みんなを
見たことない場所へ
連れて行ってあげることだ

と 思った
あの川はね

ところてんで できているのよ



その机はね

はんぺんで できているのである



このホットケーキはね

フランクフルトで できているのさ

 ....
何もかも解ったふりをして
相対論をただ受け入れていれば
物分りの良い紳士として評価されることくらい
知らないとでも思っているのだろうか

ただ私が幸せであればいい
ただあなたが幸せであれば ....
あなたの耳元で
愛の言葉をささやく
それは透き通ったあたたかな色
あなたの全身を
ささやき色で染めてゆく
アーユーフランカ
チノパンに合う黒とポケット
ラフランス
こま
&バスストップ
オレンジ色した吊革
下には着物
裾線常にシンメトリーな
ベーカリーから友達が帰ってくると聞 ....
つよいびるかぜを
さけながら
まちのきっさてんにはいる
ぶれんどこーひーに
くりーむを
とかしこんで
そそぎこむとちゅう
ふたりになって
はなしていた
おんなともだちの
けいたいで ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
無理だらふキリギリ008/11/5 22:01
色彩あ。3+08/11/5 20:53
黄緑羽砂木8*08/11/5 20:41
行き倒れ(踏んじゃった'08)guchi_...008/11/5 19:39
セパレーター梶谷あや子508/11/5 19:38
君と僕と空と午後nonya6*08/11/5 19:23
佐々木妖精4*08/11/5 19:18
懐疑チェセロロ508/11/5 18:10
平熱小原あき7*08/11/5 15:53
オリオン座の記憶百瀬朝子008/11/5 15:43
【電車娘】つむじまがり5*08/11/5 14:15
訪れ石瀬琳々3*08/11/5 13:41
緑色のゼリーが墓場湿児えのき108/11/5 13:40
零度 ( 爆心の 朝、 )るか508/11/5 13:11
生きているゆうと4+*08/11/5 12:52
熱と遺産の日水町綜助808/11/5 12:39
減法根岸 薫1*08/11/5 12:19
平凡な悲しみ吉岡ペペロ408/11/5 11:25
チョコレート同盟企画「季節」三奈5*08/11/5 10:38
地球のような 寛大な心の人になつみかん1*08/11/5 9:50
あの駅で乗り換えてBOOKEN...008/11/5 8:51
待つということ小川 葉208/11/5 4:28
あじあさごはん5*08/11/5 1:37
K.SATO1*08/11/5 1:00
突破者明楽308/11/5 0:20
ところてん仮名008/11/5 0:17
悩みの意味が解らない松本 卓也108/11/4 23:59
ささやき色ゆきこ008/11/4 23:58
風邪予防に使われる生地詩集ただよう008/11/4 23:43
ゆきむし[group]りゅうのあく...8*08/11/4 23:36

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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