もうやってられないって
キミが言うから
僕は外に出て
キミの代わりに叫んであげたよ
こんなんじゃ
もうやだって
キミが言うから
僕は空を見て
キミの代わりに祈ってあげたよ
明日天 ....
ラーメン食い終わる頃に餃子登場……。
明日も頑張ろう。
ぼくらは夕暮れ
チョコレートを食べすぎた
赤いランドセル
黒いランドセル
へんなランドセル
長い影
おうちに帰る歌 べろんべろんにのびて
絶対音感ちがって 耳を切る
血がち ....
眼鏡をかけて
泳いでるこの世界は
海の底
けっして
外してはならない
溺れてしまうから
眠るときだけ
外します
息を止めて
眼鏡から
あふれる海 ....
ポケットの中
甘い匂いのそれ
本当は
全部あなたにあげたかった
弱かったんだね
不思議なポケットも
叩き割る勇気も
あの時の僕は持ってなかった ....
とある快晴の昼下がり
異常乾燥のせいでもないが
うたた寝していた青い駱駝は
うっかり空から剥がれ落ちた
ここは都会のど真ん中
駱駝が降ってきたと大騒ぎ
けれども青臭いだけの駱駝
....
知らなかったから
なんについてだって
失う心 あなたも知らないわたしのことは。
ちょこれーと ひとつ ゆっくりと溶かす
脳に栄養を knowに養生を
脳 安穏 I k ....
狭いベランダで
室外機に挟まれ
見上げる空は
今日も薄灰色
夏のあいだ、
日除けに育てた苦瓜が
絡んでいたネット
くもの巣のかよわさで
ふぅわ
ふぅわ
揺れているのか
しがみ ....
溺れたければ、どうぞ?
初めて笑った日のことを覚えてるよ
白い肌より白い包帯に血が滲んでた
君の無感動な眼差しに背筋は寒くなったけれど
君はたわいもないことを喋りは ....
{引用=
霜の匂いを纏って
母さんのおさがりのコートを着て
毛玉だらけの手袋で
髪にはすこし粉雪をつけて
息はぼんやり白くて
頬 ....
あかんべーということで
友達をあかんベーとけなすことにより
敵と味方。
敵を憎む気持ち。
あの子が欲しいと指名され
敵と味方が入れ替わることについて気持ちの整理がつかず
しかし、あかんべー ....
飛び出しそう
遥かな世界へ
じめじめした下水道から抜け出して
身包み剥がされても
最後の1本になっても
自分に嘘をついても
コンタクトが割れても
従順なその姿は変わらない
栄養満点で
....
天女の衣
剥いちゃいました
たださぁ、風が吹かないんだよねぇ。
弱ったなぁ…
空虚な光のみちる
いまだしれぬ希望か
未完成な光
この静脈を流れるかなしみ
限りなく脈をうつ光源
おもいでの空は ほのか)
ほの暗くくしけずる黒髪の
源流へさかのぼりつづける
....
奨学金の返還誓約書を提出しなきゃいけないとかで
今日、はじめて三号館という建物の七階までのぼって
はじめてそんな高い場所からこのキャンパスを見おろした
僕は、
四年もこの学校に通って
そ ....
両夢に裂かれし妄造よ気抜く歯垢になって
再び爪にさなれよ
血液が温まって搾り混んで
何ひとつ 毛のない方へ岩を齧りついている
力さえ宙に浮かぶ
めにみえることが出来るお腹が減って
あのあな痕を 残したくって
ゴミゴミした宇宙の中で、いや
わたしの部屋の中で、いやらしいパンティーをカラスがくわえて
去っていったっきり、6月なのに雪が降ったり、
猫が炬燵を探し疲れて居眠ったりする
ハート型の天 ....
私が歌うたびに
一本の桜が植えられますように
みんなが笑うたびに
アカシアやパンジーの花が咲きますように
この星が輝きを消さないように、サクラサクラ、咲き続けますように
....
卵をふたつ
砂糖をたっぷりいれて
しょうゆで味付け
年季が入った四角いフライパンで
上手に くるくるっと
黄色より もう少し茶色に近い
焼き上がり
大好きだっ ....
初めて死んだのは小学校二年生の時だった
足の届かない海に降りて
それから
真っ黒な海底と目があって
真っ黒の中に魂を委ねてみたが
白い太陽が目をこじ開けようとしたので
思わず瞼 ....
うんざりした顔も素敵だね。
切れた顔も素敵だね。
泣いた顔も素敵だね。
とでも思わなきゃ一緒にやっていけないよ。
羨ましい、人の悪口で笑えるんだね。
僕も合わせて、悪口言 ....
大地に腰をしっかり下した木々たちに
夜の帳は
急がず降りる
さりげなく夜風たなびく
無邪気な星たち柔らかくホホエム
ホホエム キラメク
木々
イロヅク
....
その噴水のある公園に
二十五になったばかりの
僕がいる
もしまだそこにいたならば
連れてきてほしい
そこにいてかまわないと
前置きしてから
やさしい声で伝えてほしい
....
だいたいさ、
失うときなんてのはみんな一緒なんだ。
あれもこれも、まとめて、どーんっ
って。
....
なむ、なむ。
なむな むななむ
なみ あにを なむ
そのじるな
そも なた なむ
すべ
たのむずぎの
あぎのなみまに
ああ゛らぜで
ものなすゆべたまへ
....
まずは携帯電話のメール
次に電車の切符
次はバスの時刻表
次は今更ながら電話の番号
次は手のひら
次はくちびる
きみへとつながるなにもかもが愛おしくおもえたら
きっときっととって ....
白く
抱かれている女の子を見て
きれいだな と思う
やさしくふれられて やさしいことばを感じて
ため息を漏らすの
メロディーのように
たぶん アイラインを落としても
つむった瞼にまつげは ....
しわがれつくせぬものたちと、
ナザレのを引っ張り出した
せせらわらいの背虫男たちの間では
ずっとけんかばかり。
「弱いくせにあいつら徒党組みやがって畜生!」
とはしわがれつくせ ....
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