君は覚えているかい
僕が言った言葉を

僕が付き合いたいと言ったから
僕が君を振る事はないよと言ったら
君は笑っていたね

君が僕を好きな百倍
僕は君のことを愛してる
君は笑っていた ....
ほんとうかどうか
知らないけれど
詩の勉強会
みたいなところで
こんなふうに言われるらしいね

悲しいだとか 
せつないとかの
感情を指すことばを使わず

あなたの気持ちを伝えてご ....
自動ドアを開いた

「雨が降る」と
囁いていく
真っ暗闇で光の粒子弾け飛ぶ
誰かの為に命尽きてもいいって想う
上手く息が出来ない世界で

朝靄に掻き消されてしまう様
夢幻回廊 巡る ぐるぐる

息を止めるのは誰よ?
怖気づくのはやめ ....
あなたと手を繋いでます
愛は尊い、
誰もが口を揃えて言うけれど
愛のことを考えると宇宙に放り出される
あったかい太陽に焼かれて涙が蒸発していく
ちいさいな
なにもかも
あいのまえで
な ....
頭の中の
箱の中に

小さい女が
住んでいて

髪を方々
振り乱し

知らない言葉で
なにやらわめく

箱は女の気分一つで
如何様にも変化して

きちんと
合わさる
 ....
夏の最中の暑い日に
アリの引っ越しを見たことがある
小さな黒いアリたち
餌運びでなく
引っ越しだと思ったのは
口々にタマゴらしきものをくわえていたから

元の巣が何で駄目になったのか
 ....
夢えと夢がぶつかった私はははである
耳が腐りそうである戦争が響き過ぎている
長引いているようであるまだやめないのか
長引いているようであるまだやっているのか
どちらも書こう ひとつの意味では足 ....
歩けない事が
空にのびていくために
必要なのだと
言い聞かせる事に
酔いしれ擦り切れ
根をかじる
悪食に
倒れたら
仲間になれそうな
錯覚を満たす

ひくことも
さることも
 ....
冬のそらが
かすれ過ぎた自分を
いやでも見つめるとき

布団の上で丸まって
何もしたくない日

でも、

ギターが空間を捻じ曲げ
ジムニスト(体操選手)がうずをまいて
詩人が旋律 ....
北風が寒さをはこぶから
冬の空気は澄んでいて
星や
イルミネーションが
いつもより綺麗に見えるんだって

天気予報士が言ってた。

そうして見上げた
なんでも見透かせそうな
あの夜 ....
白い 錆びのういた手すり越し

朝靄の街

夜霧の街

昼の活気に霞む街


霞んだ先にあるものは

山の端をなぞり駆ける
列車の こだまする様な
警笛

秋を乗せた枯れ ....
溶けている。

そうか、この冷たさは雨。

雨、雨、そう雨。

これが雨。


月が見えない。

困る、困る

あれは、瞳、きっと瞳。

見つめてほしい、もっと。

 ....
はじまりの中に
あなたは最初から
潜んでいたか
いたり、
いなかったり

選択できる
あいまいな自由に
わたしは
頬を赤くする
けれど

地べたに座りこむ
ことばの断片
引 ....
「ジェニファー。ジェニファーじゃないか」
 後ろから男の呼ぶ声が聞こえた。
「いいえ違います。私の名前はシャクトリムシ。ミドルネームはヘンリエッタ」
 するとざわめきが起こった。尋常じゃない雰囲 ....
僕に子供ができたとしたら、
僕は子供からこう質問されたとしたら、
僕はきちんと答えてあげられるんだろうか?
「なんで、人を殺しちゃいけないの?」

「法律で決まっているから」
「人は人を殺 ....
 
夜ちゃんと
手をつないで歩いていた
夜ちゃんは
口を大きくあけたまま
何か話しかけるけど
その口は月なので
僕はその光をからだじゅうに
浴びている

夜ちゃんが
きゅうに無口 ....
のんびりと
芝生の上で
日向ぼっこをする
時間が止まる

何をしよう
そうだ友達と
食事をしよう
ワインで乾杯

反射がキツイ
3クッション
連鎖反応
チェーン効果
とても優しい夢を見た

風も光も体温も
すべてが優しくなって

すべての嘘と強がりをすてて
今なら正直に言えそうだ

あの日あの時
あなたの事を
本気で愛していた事を
それを蛍という人達が
優しい微笑で
小鳥をつつむように
佇んでいる

その声が
空に飛んでいくように
雨が降ることを
雪になることを
そういえば君は
星になる
と言ったかもしれな ....
ささやかな行いが
悲嘆くれる人に ふと 息をつけるやさしい椅子となり
父母を失って泣く幼子の 風避けの布となり
飢える人のための 温かい一食となり
あるいは 氷河の溶ける速度を 一瞬遅らせ ....
したたる、したたり、

侵食しはじめた月夜に
手足はどこまでも深く伸びている

やさしく影を包み込むようにして
月は、静かにあたたかい

当たり前のようにそこにいて
闇が照らすはずも ....
妙に窓が明るいと思ったら
昨晩降り続いて街を覆った雪が
朝を反射していました
{ルビ氷ノ山=ひょうのせん}の上で薄灰色の雲がただよい
{ルビ若桜=わかさ}の木々が瑠璃細工になり
冷たく寒い朝 ....
全世界のけだるい午後に
垂れ込めた黒雲から
雨は降り続いている
という僕の主張を
すくなくとも日本は晴れだわと笑って
君は信じてくれない

見せかけの天気だと
どうしてわかってくれない ....
{引用=全世界の"私"と、今では遠くなったT.Aのために}

机のうえにコップがあり
椅子のうえに私があって
時計は23時59分を指していた
この部屋で動いているのは ....
「おはようございます、佐藤さん」
あぁ、おはよう。
目覚めはコンピューターとの挨拶から始まる。
鏡を見ると、そこにはこの世のものとは思えないハンサムがいた。俺のことだがね。
食卓には食塩と胡椒 ....
青銅の獅子が土砂に浚われる
日没、架橋のしたの渦のちかく
掘削されてまもない暗い洞穴に
青黴の麺麭のかけらを投げいれ
反響する木管楽器の透明な鼻息をきく
いっさいはみだらな情欲のうちにおこな ....
鉄ぱいぷ覆ウ黄ニ煤ケタ幕公園木々存立裂キ梢ノ先霞ム空域劇場
巷間ノ桎梏後屈スル天窓嘆息スル小水スル闇雲割ク落雷
古帝ノ武装シタ屍渇キキッタ疾風市街ノ灯ヲ焚キツケル
ワレラノ拳奪イサル嘗テ
太陽 ....
ヘッドフォンで聞いていたロックの曲と曲の合間に、
耳鳴りが、耳の奥で、鳴っていた。

何事もなかったように次の曲がかかって、
僕はまた何事もなかった素振りをして、
それでいつしか眠くなって、 ....
言葉が 膝を抱え丸くなったまま 産まれない まだ

非結晶の 硝子が こっそりと流動する

それは秘密 だよ

いつか 懐かしむだろう 君を 君の淹れてくれたココアを 君の唇の湿度を いつ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
「あなたには魅力を感じない」kei99009/1/12 1:09
アーリー・バードuminek...18*09/1/12 1:03
佐藤伊織2*09/1/12 1:00
夢幻回廊相羽 柚希2*09/1/12 0:58
あなたと見たいki109/1/12 0:11
箱に住むミゼット2*09/1/11 23:36
在り方の在り処海里109/1/11 23:22
十二支蝶009/1/11 22:35
地上砂木15*09/1/11 22:17
からだ+曲線とその瞬間(とき)JTO009/1/11 22:14
カシオペアアズアミ109/1/11 21:51
ローザ109/1/11 21:30
融解、誘拐。那人109/1/11 21:03
択ぶかんな6*09/1/11 20:46
アリゾナのマドンナ結城 森士109/1/11 18:03
なんで、人を殺しちゃいけないの?がん109/1/11 17:44
夜ちゃん小川 葉509/1/11 15:44
太陽がいっぱいペポパンプ4*09/1/11 15:28
夢のあとでアズアミ309/1/11 15:26
それが蛍というのならAB(なかほ...509/1/11 13:59
ささやかないねむり猫309/1/11 12:47
ゆめ 〜月と海〜 さくら20*09/1/11 11:22
朝雪たりぽん(大...3*09/1/11 11:10
おおエネルギー!ゼロスケ409/1/11 10:28
大晦日の或る晩、時の変性について009/1/11 10:16
_佐藤犀星109/1/11 5:11
青の飛翔アングラ少女109/1/11 4:40
ゴールドドライブ009/1/11 4:06
耳鳴りブロッコリー...109/1/11 3:22
海面上昇7rabbit...8*09/1/11 2:46

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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