よるになると

いつも思い出す



嫌なこと

辛いこと



よるになって

じっくり考える時間になるときに限って

そーいうことばかり

思い出す

 ....
路傍のケーキのひしゃげるタイム
まるでぶれる分離機ね
言うべきことはなにもないわ
聞きたいことももちろんなくって
産み落とすだけの庭の鳥に
私はなりたい
寒い冬の日
凍った池の前で
あなたと二人
過ごしていた

言葉もなく
音もなく
赤色や黄色や茶色の
葉に敷き詰められた水面を
私たちは見続けていた

陽の光が緩やかに傾きかけた頃 ....
ご飯 と パン
山 と 川
過去 と 未来

交わることを知らない 2つのものが
手を繋ぎ会えたらいいのに 
白 と 黒

私の知らない時代、絵の具は白ばっかり
黒はたくさんあったの ....
青空は
レオタードの
きみの
笑顔をしている
あたしには欲しい言葉がある

愛してる

とか

宝くじ一等当選です!!

とか

君しかいらない

とか

本当は弱いんだね

とか。



誰もくれないから ....
ここは電子が積もってできた海です
僕はもうずっと長い間
女の子のアルミのような髪の毛に
終わりかけの夕暮れが映るのを
見ています
それはなんだか
シベリアの雪より南極の氷より
 ....
細かい砂つぶてを一身に受け続けるような目覚め
ちぎれる呼吸を統制しようともがきながら
窓の外に君臨する朝日の純潔さに
どうしようもない恥ずかしさを覚えてしまう始まり
俺の朝は裁きだ ....
だいっ嫌いなひとと別れられる日は
いつだろう

声は雑音にしか聴こえなくて
胸がざわざわしてくる
目を合わせたくない
顔も見たくない

わたしの視界に入ってこないでほしい
だいっ嫌い ....
ぼくは少年のころ
特別な存在だった
月光が家の前の袋小路を照らすころに
宇宙から迎えの使者がくるはずだった

トイレの中の窓がまぶしく光る夜
ぼくは何事かと小窓をあける
袋小路に円筒の光 ....
もしもし、

ぼくは 周囲の人たちの期待に応えて構成された 架空の存在です
だから あまり難しいことを話しかけないでください

ぼくは 食事と排泄と睡眠と性交にしか興味がありません
だから ....
 

 飛び込んでいいかい?圧死する芥虫は誰かの靴底で汚れない月を羨む。待ち焦がれるのには飽きたのだ、もう惑う時間すら残されていないなら高く飛ぶ方法を考えろ。砕けた硝子の消えてしまいそうな傷跡が残 ....
アタシたち、決して

一つになれなくて

二人の心を繋ぐ糸

三度途切れてしまっても

四色の季節が巡るなら

五年先君との未来、きっと遠くない
ここを拠点に働いていると

はじめて話をする他県の方から

かならずあのことを聞かれてしまう

住民どうしだと

傷を見てしまうのが怖くて

あのことは聞かない

はじめて話を ....
吐きそう
吐きそう


あなたといると吐き出しそう

それはあなたが生臭いからかな

それはあなたがずっとあたしを見つめてくるからかな

視線を外したって感じる
あな ....
疑いを持つ正当性

それを主張する弱さ

突き詰めて考えたら

気持ちはもう


残ってなかったのに
うすべにの

空を覆うのは憂いか

月が淡く浮かぶから

気がつけば泣いてた


「悲しくしないで 側にいて」
わた、わた、わ、わた、わたくし、わたくしは、か、かねのしはらい、
かねのひ、の、しはらいは10まん、15まん、12まん、です。
わた、わたし、の、の、おと、おとうと、は、つんぼです。
わた、しの ....
なんでジュースを作るのに
オシロイバナを使わないでこんなかたい花を使うんだろう?

公園にちょうどいたその子と私でおままごと。
てっきり花弁をつぶして色水を作ると思った私は幼心に不審に思った。 ....
胸の痛みが
恋のだったら
幾分 朝が澄んでいるのに
コンコンがゴボッ、ゴボッ、と
噴火みたいに茶色いタンを吐き出すのですもの
熱が鼻水がお腹が順序よく反乱し鎮圧されていく
峠を過ぎ ....
睫毛の触れる距離
キミの吐息

あぁ

こんなにも
こんなにも

堪らなく
何故に
こうも堪らなく

突き上げる
衝動は
見開いた私の
眼を

濡らすのか

 ....
少し疲れてくる二十五歳

現実的になる二十五歳

老後とか考える二十五歳

後輩ができる二十五歳

そんなに若くはない二十五歳

周りが結婚しだす二十五歳

子供も生まれる二十 ....
駅のホームに 
四葉のクローバーのペンダントが 
落ちていたので 
思わず拾い、ポケットに入れた。 

幸せというものが 
一体何なのか・・・? 
未だに僕は、わからない。 

四葉 ....
過ぎてゆく
何が?
星が
人が
時が
僕は過ぎない
独りぼっち

過ぎてゆく
何が?
雲が
君が
命が

淡い月が照らす
月もやがて過ぎ
日が昇る
なのに
なぜ僕は ....
遠い 遠い 空の 空の 下
あなたはどうしているのでしょうか

ただ胸にポカリと開いた穴から
静かにトウトウと流れ出していくようで

酩酊して
街の片隅のコンクリートで忘れ去 ....
               090118



語感が好いからと言って
のんびりしすぎた
背伸びをしないで居たら
背中が堅くなってしまった

三重塔が美しい姿態を日に曝す
光り輝 ....
もちろん、知っていることだ。
同様にしてそれらは嘘。歩道橋の上、
先制する構えをとる。で、
教えを施そうとする。無視する人込みにも、
気にしてはならない。
お釈迦様がそういっていたではないか ....
家族で夕食時にマグロの刺身が12切れ出され
 それに醤油をつけて食べるのが
  キチガイ沙汰に見えて家を後にした
 
斑は肉を冷やす吹雪の真夜中を彷徨き
 月光の木漏れ日が唯一の動力 ....
君を想う
君を見る
君はいつでも笑っている
彼がいると・・・

俺じゃだめなのか?
君に告白する
君は笑ってくれない

彼には勝てない
負けられない理由もない

どうして?
 ....
いつしか、
風のように地面を忘れてしまう
飛ぶでもなく、舞うでもなく
深海のようではなく墜落する
白夜の季節、朝焼けと夕焼け
始まりも終わりもない不安な砂時計
いつでも途中であきらめてしま ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
よる珠羅009/1/18 23:39
ショートケイクス詩集ただよう109/1/18 23:33
沈黙sekka309/1/18 23:26
ふたつとわ109/1/18 23:06
顕微受精草野大悟1*09/1/18 22:57
愛の無い部屋の隅でローザ209/1/18 22:37
スプーン一杯ぶんの女の子のロボットアヅサ5*09/1/18 22:28
執行猶予ホロウ・シカ...1*09/1/18 21:53
だいっ嫌いなひと蒼木りん209/1/18 21:46
白い風船殿岡秀秋309/1/18 21:24
深夜の電話いねむり猫009/1/18 20:51
轢死は性干渉に似た味を帯びて雨を乞う2*09/1/18 19:17
一つ、二つリヤ009/1/18 18:27
震災について吉岡ペペロ409/1/18 18:09
109/1/18 16:48
嘘月衿野果歩109/1/18 15:49
うそつき209/1/18 15:47
実状創作家キリギリ009/1/18 14:15
思い出ようちゃん209/1/18 14:14
風邪三段ヨルノテガム1*09/1/18 13:28
衝動と…いのせんと009/1/18 13:18
二十五歳こうこ409/1/18 13:15
宇宙ノ心 服部 剛409/1/18 10:31
過ぎる華多哉209/1/18 8:51
AM05:46瀬田行生22*09/1/18 8:36
五重塔あおば12*09/1/18 7:19
秘術にはまだ寒いブライアン109/1/18 4:46
コロコロ/眼の誕生瓜田タカヤ209/1/18 2:06
想い人華多哉109/1/18 0:22
極夜、瞳のおくでたりぽん(大...509/1/18 0:20

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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