日比谷線のホームに
きみと立つのは初めて
一人で会いにきたよって言って
褒めて欲しかったんだよ
大好きだから名前を呼ばない
そんないじわるだって流して欲しかったんだよ

流線型の街が私と ....
この街でいちばん美味いという
来々軒のラーメンを食べていたら
いつまですすっても麺が途切れない

適当なところで喰い千切ると
あなたはひどい人だ
という声がした
たぶんメンマが言った ....
僕が糸を付けて操っている死体を見て
君は笑った
物言わぬ人形を我が物顔で支配する僕を見て
君は滑稽だと笑った

君が僕の腕にもたれて
裸のまま朝を迎えていた頃
その裏側で現実は
僕が思 ....
金の舟の名前は、“ハロー”
どこからともなくやってきて
やあ、
手を振って去っていく
一瞬の出来事


金の舟の合言葉、“ハロー”
ぼくらはきっと
つながっていけるさ
ぼく ....
あれは 炎と 誰かが言ったが
つかむものはいなかった
祖父は 過去へ向かい
一閃に 死体を 乗せていく

それらに 名がつく事はあっても
私の 怒りは 極めて 加工される
抑揚を知らない ....
{引用=きみはいつの間にか
ゆめのなか
なにをみているの
閉じたまぶたの奥


おいしいものを、たべようか
きみはなにがすきなんだっけ
サンドイッチ、
スパゲッティ、
うど ....
探し物をしに遠くまできて、探し物とは違った色々に囲まれて暮らして、なんとか笑って楽しくやって、ここは現実とはほど遠い世界。

探し物は結局なんだったのか分からなくなって

無理して笑っても本当 ....
いつもの朝の中いつも同じ時間に起きていつもどうりに学校に行く
何故俺はそんな決まり切った世界で生きている
どうせ大人になってもこんなのと同じせかい
一生変わることない景色を見てやがて老いて死に行 ....
貴方が私を嫌っても
私は貴方が一番好きよ
貴方が私を忘れても
私の中は貴方だらけよ

でも
貴方が私を愛するのなら
私は夢の中に消えるわ

ね、悪い女でしょ?
上手に蓋を開けられない

オルゴールの箱は

螺子を締めるばかり



上手に蓋を開けられない

僕は

螺子を締めるばかり



上手に生 ....
プラネタリウムで彼女に舐めさせていたときに気づいた

彼女は蜂の羽をつけまつげにするファッションをしていた。

彼女は舐めながらエメラルドの都に行きたいと考えていた。

緑のメガネをかけて ....
Doubt

君が言ってることは、嘘だ。

だってほら、口元が緩んでるよ。

Doubt

だからさ、そろそろ本当のことを言ってよ。

絶対に怒ったりしないからさ。

Do ....
湯上がり。
君のお尻から出る湯気。
ふと触りたくなる。

足を投げ出している。
ももには黒く固い毛が
ふさふさ。

足裏の模様。
幾層も{ルビだ円=ヽヽ}を描いていて、
何だか不思 ....
じわりじわりと 人の肩にそっと触れては
血をにじますように
わたしは、雨です。
ともだちは
長い針を射るはやさでおちていき
アスファルトにクラッシュしました
両親はずっとずっと厚い御空のふ ....
ひとときの喧騒が 通り過ぎ
取り残された甘い夢
戻るには遠すぎて
忘れるには近すぎる
過ぎて思う 春の虚しさよ  
過ぎて思う 春の優しさよ
もう一度 もう一度 俺はのぞきこむ

歩き ....
朝露の調べは外向きの回転でIOIO
朝露の下僕は内向きのカールでXOXO
ジャン・ポール・ピエール・ヴォン・じゃん

人々は群れて腐った
人々はムレて臭いよ
玉に乗ったステイシーは内股の歩 ....
ひたいにてをおき
とおくにできたコーヒーのしみをみつめる

はんぷくするピアノのせんりつに
きれきざませた{ルビときどき=ヽヽヽヽ}をおもう

ちれぢれになって{ルビしへん=ヽヽヽ}には
 ....
例えば
結わえた髪を解く仕草や
袖口を正す背中
傾いた眼鏡を直す行為を
指差すひとが
いてしまう、から

靴下とプリーツの隙間
誰かの視線が
それを、過ちと厭う度
私は ....
キミに届く少し手前の感じが好きだ。
予感が確信に届く前に一瞬見せるアノ表情が。
特別な秘密なんて必要ない。誰もがやっているように息を止めずに目を閉じるんだ。

懐かしさと夏の日差しは常に同 ....
零れる。
水道管からぽつんと一{ルビ滴=しずく}水滴が落ちる。
零したのは、自分なのか、重力なのか。
些細なことか、事の一大事なのか。
じっと竦む。
死んだ魚の目が滲み、鱗と同化する。
水 ....
イヤホン越しに
鼓膜を叩きつける
メロディーに

いつも
どこかで
渦巻く
この
どろっとした
まっくろい衝動を
代弁してもらうことで
フラストレーションを
発散させている ....
訳わかんねえ叙事に

必然をあたえて

有り難がっている豚どもに

蹴りでもいれにいくとすっかあ
{引用=
 どんなことばも拒絶して、きみは一心に運命の壁を叩いている。その運命の意味 をきみは知らない。だが、きみの心は叩くことを命じる。それが、心の意味であるかのように。


 悲劇はいつも ....
 
 
(光が螺旋状にぐるぐると会話する)
 
その隙間を縫う私のみぢかい睫毛から
つまの先まで零れ落ちる
硝子のような、泥のような記憶の断片
押しては浅瀬に引く、気持ちの悪い浮遊間
 ....
もうとっくにうしなわれた 私の
行間を返してください

目ト目ト、があって
えんどるふぃんがでた 私の
瞬間を返してください

たえることなく ながれてゆく
ながれ、それ自体
私の  ....
 
 
 
片側にばかり
痛みを打ち付けて
逆側はいつも
浮いてしまおうとする
 
結局は
浮ききらずに沈みきらずに
漂ったままで
 
飲み込んだ水は
呆れる程綺麗で
汚れ ....
新しいバイトで小さな宗教団体のチラシを配る(時給900円);;アパートの端の部屋、ドアを叩く、横の窓から食器用洗剤と人影が見えている「すみません、少しお時間よろしいでしょうか」「ごめんなさい、どちらさ .... だいたい まいにち
かしつき かかえて
せんろのわきを かけてくふたり
ふみきり とびこえ
しんごう むしして
パンダのむれを たくみにかわす
きょうはどこまで いけるだろうか
ゆうひだ ....
僕が生まれた小さな町では
毎日が大停電の夜だった

プロレス中継がツーカウントで
中断してしまうことは
日常茶飯事だったし
髪が乾かぬうちに
ドライヤーの熱風が
消沈してしまうのを理由 ....
 
先生おトイレにいってきます
そう言って
だれもいない廊下を歩いていた

ある教室の前で
あれは冬だったのか
夏だったのか
さだかではないけれども
とにかく寒く
暑かったかもしれ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
蛍光ペンで白地図に線を引くアオゾラ誤爆8*09/2/19 21:22
写真壮佑16*09/2/19 21:21
没人形智鶴109/2/19 21:18
鉛の船 / 金の舟、ハローゆうと3*09/2/19 21:01
祖父へ奥津 強4+09/2/19 20:38
おいしいゆめゆうと3*09/2/19 20:31
探し物猫のひたい撫...009/2/19 20:17
闇の中でほえろ、光の中で叫べこめ609/2/19 20:05
悪女cass3*09/2/19 19:44
オルゴールの箱北星三天2*09/2/19 19:17
(一塁がこの世界にはあるの?) / Norwegian ba ...satyri209/2/19 19:13
DOUBT。狠志209/2/19 18:22
君をながめる前澤 薫209/2/19 16:02
雨の子(1)唐草フウ6*09/2/19 15:53
春を思え井上とんさく009/2/19 15:31
ジーオーくろね009/2/19 14:38
めい・あん前澤 薫609/2/19 14:13
少女について山中 烏流3*09/2/19 13:57
Treat ThursdayBOOKEN...4*09/2/19 13:10
諦め前澤 薫209/2/19 12:40
秩序(悪)209/2/19 11:55
世直しの唄吉岡ペペロ409/2/19 10:03
意味についての断章 るか7*09/2/19 9:44
記憶ゆるこ509/2/19 7:54
記憶とエンドルフィンカナシミルク0*09/2/19 5:53
溶媒(水)蟹太郎209/2/19 4:00
空のはなしこの子5*09/2/19 3:36
加湿器サトタロ4*09/2/19 3:08
大停電の夜にかいぶつ6+09/2/19 2:35
おといれ小川 葉709/2/19 2:04

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