黒のピタピタ革パンツをはいたDJが
上半身を晒して今晩も
自らをスクラッチ
髪を振り乱す彼を支えるウォーターベッドの
中身ウォーターではなくイクラ
オーディエンスの一部は既に鮭化し
口開け ....
ウンクソはウンクソと同じ意味
とか要らね
っつーか
興味ね
異音同義とか
異口同音とかみてえな
四文字熟語って意味的に
わかんね
ワールドデリシャスとかよく
わかんねえけど
そ ....
{引用=みんなてき}
そう思っていた時期があった
へらへらと笑っている
鏡に映る自分さえも
{引用=みんなてき}
解りあえることなんてない
あなたとは違 ....
村が息を吹き返すと
私は息苦しくなりますと
一人の少女が伝えた
議長である村長と
ひそひそと話をした後の
商店街のリーダーの視線と
校長先生の視線が交わる
君はもういいからと言わ ....
今日 久々に土に触り
緑の小さき者どもの生を
存分に絶った
空は嘆きの色に濁り
風は嫌悪の温度で吹きつけ
湿度だけはむんむんと
汗を滴らせた
これはとんだ ....
或いはそれ以上、
言葉が通じる人間が
存在しても
言語がどんなに発達しても
完璧に、完全に、
理解し合えることなど、ない
今日満腹でも
明 ....
需要と供給の成り立った関係が嫌で
[無償の愛]なんて難しい言葉を使って誘ってみたけれど
やはり誘いには応じてくれなかった
いつも通りのデートをして
溢れるものをバレないように隠して
さよ ....
今、ラスベガスのネオンを浴びている亀と話している。
その亀は、世界を旅した経験があるって自慢した、
近くのカジノで勝った、気前のいいおじさんは、イタリア語でお裾分けだと言い、自慢話をしている亀に ....
雷に打たれて俺
鎖は手
地面にた俺
無視に食われ
醜い素形であるが
偏なところから
新しい目が芽吹き
光を目指し伸び
形こそ不完全だが
どうにか息ている
その不敢然さは
生き残り ....
おやすみなさい
ねないけど
おはよう
余裕ないけど
今友達といる
嘘だけど
好きだよ
たぶんそれは本当
で ....
雪の中に埋めたのは
秋に散った
桜の葉っぱ
雪の中に埋めたのは
頑なになった
感情の石ころ
雪の中に埋めたのは
大きな白菜
真っ白な大根
雪の中に埋めたのは
恋焦がれる ....
この腕を
手の甲を濡らす
その小さな小さな
水の粒が
あの天の高いところから
やってきたと
果てない空の
人知れない旅路を思い
....
ある土地
最も重要な事件の起きた土地であり
最も重要な時間が流れた
ある土地の名
ある時代
名の付いた時代
不幸と幸福が仲良く住み着いた
誰もが知る時代
貧血の草茫々と黒い家並 ....
「アメハキライデスカ」
空は悲しげに
「アメハキライデス」
しかめっ面が濡れた歩道を駆け抜ける
「アメハキライデスカ」
空は悲しげに
「アメハキライデス」
硬い路面はいよいよ黒く
....
感情が
目の前にある気がして
引っ掻いてみた
感情が泣く
痛い、と涙ながして
すまなかった
と顔で言ったけど
しばらくそうしてな
と心で言った
海面の高さ及び海水温度の上昇により
オホーツク海を泳ぎまわる熱帯魚の姿が
沿岸部で相次いで確認されました
皆さん地理の教科書を開いてください
訂正があります
亜熱帯の部分を熱帯と同じ色に ....
「あいつブスだよね」
オマエガブス
「あの子生意気」
ジャイアン
「むかつく」
ムカツクラシイ
「嫌い嫌い大嫌い」
ナントナク
カワイイカラ
悪い ....
最近の自分を何かに例えるのならば
不治の病にかかりサナトリウムに隔離されて
静かに死を待つ老人
もはや考えることをやめてしまった頭は
それでも悩ましいことには敏感なようで
そのたびに偏頭 ....
雨ふりさわさわ風の音
赤青黄色の傘揺れて
薄らぼんやりちぎり絵の
様な世界に変わります
から風びうびう冬の音
しぽしぽカポカポストオブに
魔法のヤカンがふき出して
あたしを夢へと誘い ....
あたしの
この強い想い
言葉にして君に投げても
言葉は君の
心をすりぬけるから
あたしの想いはいつまでたっても届かない
ああ、どうして
うわごとは君の心に染み ....
部屋 暖めて
結露に滲む ガラス窓
凍えた草木に
春の挨拶送る
昏さの深い 曇天
時を静かに積もらせた寒気に
白く発光して
雲海の上の太陽を見に
静かな部屋に包まれて
....
あいにくの雨。オマケに少し肌寒い。
普段通ってはいるものの、降りるのはホントに久々だ。
傘をささなきゃならないから、距離がとれてちょうどいいかもね。
街の光がいつもより沢山眼をに ....
ショートカットキーが
人生とは三秒の積み重ねだと教えてくれる
そんなに慌てて何かを作るくらいなら
ゆっくり余裕をもってやればいいのに
それでもショートカットキーはあり続け
ショートカットキー ....
羅列することは
君の弱さだから
素直にだして
そのままでいい
弱くていい
弱くていい
投げ出さなければ
弱くたって構わない
諦めなければ
いつかきっと
弱いまま
強くなれるから
....
くだらないこと考えてないでアタシのここにくちづけしなさい、いっときだけなら愛よりも素晴らしい夢を見ることが出来るわよ
アンタみたいな迷える子羊を戒律からラクにしてあげるのがアタシの役目
今 ....
「何の仕事してるの?」
この台詞二十代半ばには初対面の人に対して
絶対聞く
人の価値は仕事の世の中
何の仕事でも仕事は仕事なのに
収入の話ばかり
はーーーーーーー
私もしてい ....
物に感情移入してしまうのは
馬鹿げているのかもしれないけれど
その物に関わったひとの心は
つながっていると思う
あの自転車を見るたび
泣いてるようにしか見えないから
三年以上
電信柱に寄 ....
描かずに絵を色づけて
鏡は銀色なのだとばかり
教えられて信じ込んでいた
小さな絵描きの子供らに
切実な悲しみを下さい
空気を食べて生きている
ごく正直な咎人に
風が吹き、雲がたなびく
ある晴れた冬の日に
幼いあなたは空を見上げ
こみあげた希望の逆流に胸を痛めた
彼岸の死せる未知の星に
知らず光を灯してしまったあなたは
四方自然の励ましを受け
....
その声は
AOZORA
突き抜けて
どこまでも
つきすすむ
ひかり
SUPER FLY
あのころの
きみの
えがおそのままの
みぞれの降る日曜日
....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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