‐それは冷たい冬のお話で‐
{引用=
硝子越しに見えたのは
細い細い三日月で
さらに、赤く染まって見えるから

『まるで夜空が怪我をしたみたい。』

そう呟く君の上
きらめきだすのは ....
夜の工業地帯を歩いていく
いくつもの照明の光とその
いくつもの色とで 僕はぼんやりと
何もかもを失っていくような気がした

うなづいていた
友人の会社が最近倒産したらしく
顔を合わせない ....
まったく くだらねぇ毎日だぜ
っまんねぇ世界の つまんねぇ繰り返し
ぴんちもちゃんすも何もないゲーム
らくがきの壁を見たら蹴りたくなるし
ごきげんななめなイラダツ環境政治学
めんどうくさいか ....
正月の2日から差し歯の小臼歯が取れる
それもお菓子を食べようとしてポロッと
余りにもあっけなく

松の内のハプニングゆえ開いている歯医者もなく
週明けの月曜日
診療しているのか少し不安にな ....
神棚 盛り塩 開運カレンダー ワイルドストロベリー コペンハーゲン
バカラ ミュシャのレプリカに混じって 点在する くまのプーさん

片付けられない女でも ここまで生きてゆけるわけで
片付けら ....
              090107

90円あげると言われ
口を開けて笑っていたら
50円しかないから
明日にと延ばされた
口を開けたまま
笑ったまま
明日まで待っている
嘘つ ....
 
ふれると
消えてしまうものばかり
見てきました

ふれる
ということは
案外
傷つけることかもしれないと
知ってしまってから

ただ
見ていることしか
できなくなっていま ....
誰かが見てるような
気がして

夜空を覗く


誰かが
愛してくれてるような
気がして

言葉を紡(つむ)ぐ


確信の無い

ちっぽけな自分


見られることは無くても

見つめることは

 ....
夕暮れ時‥


太陽が
一日の中で
いちばん
優しい笑顔になる時‥


淡い暖色の両腕を広げ

そっと
抱き締めてくれる

そっと
囁いてくれる‥



   ....
[無題 [[[ ]


透明な八角形が(何角だかはどうでもよい)僕の目線よりやや上
手に届くくらいの位置に浮かんでいるとする。大きさは
両手と腕で抱えるより小さい。
手でなぞりながら
  ....
海のにおいの雨
さかしまと笑み
風を赦す


告げるものなく
歴史を失う
黒く 短い道


雪に埋もれた野の向こう
雨がひとつ膝をつく
さかいめ ちぎり絵
 ....
「もういいよね」って
風の色を
真似した僕は
揺れる足跡
置き去りにして

手のひらに落ちた
雪が色を
失うような
いつもの道に
残した言葉


ほどけた靴ひもを
結ぶこと ....
ぬらりひょん


つかみどころなんてあってたまるか
若い頃の苦労はすぐに質入れしたし
長い物は巻かれるふりして帯にした
真っ正面から当たるなんてドジは踏まない
折れない柳は風を知り尽 ....
           090107

くるりくるりと
繰り返される
怖いことを
だぼ鯊の眼で
見つめていると
潮が満ちてきて
平らになって
異国の地は
遠くなって
山からの風が
 ....
今日も張り切ってゆこう
上司はちゃんと見ている
お姉ちゃんが茶を入れてくれる
お客様の笑顔

仕事が入ってきた
嬉しい苦しい
怪我をしたところだ
頑張るぞ!

私には沢山のファンが ....
カスタードクリームのにおいがする病室には
男の医者は来ない
女医と看護婦だけが少女たちを看に来る


 いつもの’エマージェンシー’には甘い治療が必要
 鮮やかなジェリービーンズの色彩で目 ....
そらを切り取る限界線
雲のはじまりとおわり
みえていることだけが
ほんとうのように
ほんとうのような青空

バックライトで透過され
綺麗なレースがひかれ
いくつもの鍵で守られ
夜に自 ....
雑踏ならば天使みたいな昼間のキミのキス
は磁石みたいでこわい
最悪感でひろがるのに
何度もやめたくなくてくりかえす

後ろの座席で友達がねてるのに
寝てないフリをしている
たぶん
たぶ ....
あなたは書かれた事のない手紙
いまだ出された事のない手紙
封を切られないまま
大切に言葉をしまい込んで


わたしはそっと考える
その言葉がどんなに心を震わせるかを
わたしは夢を見る
 ....
 ははがいなくなりました。ぼくをおいて、ぼくよりかわいがっていたいぬもおいて。
 ははがかえってこないから、ぼくはイライラして、まいにちまいにちいぬのけをむしりました。
 ちちがひさしぶりにかえっ ....
ほんとはもっとさらけ出して生きたいんだけど
やっぱりどこかカッコつけようとしちゃうのね
そんで結局カッコ悪かったりするモンだからさ、なーんかヤんなっちまうよな
さらけ出そうが出すまいが、多分 ....
本当はそんなこと起こらないはずだったのです

が出発日で

今日と待ち合わせるまでの

理由を想っていたながさ

つまるところの 8時間ちかく

ピンク色に染まる波うちぎわが

 ....
こわごわ伸ばした手をそっとリボンにかけた
伝えるため
逃げるのはむずかしく
逃げ続けるのはもっとむずかしい
やがてあらわにさせたその硬さは
罪悪感を駆り立てる

しっていた
あなた
 ....
目の誕生の初めては、黒い蠅の祖先
赤いデストピアが映り混む黒い瞳
破裂してステンドグラスに黒点を付着する蠅と蠅の透明な羽を見た少年は
それを銃弾だと思い、次の日戦争ゲームをする場所に決め ....
ビニイルの中から
米をとる
まだ少し
土のついた米に
虫が寄り添う
カップにゆっくりとり
一杯ずつをかみしめ
炊飯器がそれを食らう
そうして
ぼくの部屋は青くなる
 
静かにとぐ ....
俺のドラゴンボールが火を噴くぜと
若い男は股間を指差して叫ぶ
彼はセーラームーンを求めていたのかもしれない
三日月ではなく満月の戦士

いつかはクレヨンのような子どもを産んでほしい
短くな ....
僕は考えている
ぼんやりと僕へ探していく場所を今日も
僕の誰もいないその場所だけれど
きっとあるはずだとこの街を

はてしなくコンパスを
歩いていく手の森の奧
出している声に鳥
あの女 ....
 
あのひとも
このひとも
歳をとってゆく

歳をとらない
ものは何?

歳をとれなくて
生きたまま死んでる

せつなさの
思い出の中に
十九歳の
わたしとあなた
 
眼帯をした少女
血も流していないのに
白い服を赤で汚している様が
目立って
頭をチラつく
多彩な色を持つオウムが
単色のコヨーテの背中にとまり
凍てついた空間に向い
遠吠えを連鎖させ
 ....
{引用=

この宇宙は

はたして優しい場所だろうか



アインシュタイン、

僕はこの質問に
何と答えればよいのだろう

幸せだと呟くたびに誰かを傷つけていて

何 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
冷たい冬の話chia1*09/1/8 0:57
K.SATO309/1/8 0:28
まっぴらごめんDJシャック...109/1/8 0:01
潜行する暴力性kauzak5*09/1/7 23:56
母子家庭スティーロ (歳の差30)猫道6*09/1/7 23:36
乾物あおば10*09/1/7 23:14
小川 葉3*09/1/7 23:12
ガンガレ ナルシスト北斗七星0*09/1/7 23:11
夕暮れ夢月009/1/7 21:57
[無題 [[[ ]JTO009/1/7 21:53
木立 悟309/1/7 20:57
冬色宣隆309/1/7 20:51
百鬼夜行詩 <2>nonya13*09/1/7 20:43
あおば6*09/1/7 19:55
順風満帆ペポパンプ2*09/1/7 19:11
少女病棟クレーム・シャンティ8*09/1/7 18:43
ヨルノマドニたりぽん(大...6+09/1/7 17:04
現在モリマサ公1509/1/7 17:04
手紙石瀬琳々10*09/1/7 13:44
ぼくのストレス光井 新1*09/1/7 10:14
香りで確かめるBOOKEN...009/1/7 10:08
Sunriseヤオハチ009/1/7 10:07
つぶやきFUBAR4*09/1/7 8:38
ディストピア。眼の誕生!瓜田タカヤ009/1/7 7:02
白飯ゆうさく409/1/7 4:36
イタリ木屋 亞万2*09/1/7 3:42
僕をさがしてK.SATO2*09/1/7 1:52
十九歳小川 葉009/1/7 0:59
スローな景色秋也009/1/7 0:56
優しい問題3*09/1/7 0:52

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