090108



ミズーリー州を
ミシシッピー河が
とうとうと流れてゆく
流れていくのは水で
河ではないと
理屈をこねる
ぼくたちの前を
気をつけをし ....
音波が空中を飛び交っているのを
二枚におろされた俺は見た
腐る憧れと嫌悪の中間地点で
空がビリジアンに染まるのを

ニルヴァーナが無性に聴きたくなる
夜が老いていくのが
半身獣にはい ....
雪の降る夜は多分
ぼくはまだ いつもどうり
さびしさと わずかばかりの
うそのきぼうと ほんとうの
あたたかさ (あるいは
ほんのりと残ったもの)

つきぬうすっぺらい
そら うすっぺ ....
湾岸の廃倉庫にある
錆び付いた二重らせんの外階段は
ほころびた日の影を登らせるだけとなり
月はオセロの相手をしてくれないから
時の番人は銅鐘を叩く度ごとに
旧く歌い聴かされたシークエ ....
うらぎりものはだれだい
ちょっと頭脳が混乱気味
ゅうよのないギロチン刑
うまい話にワケはアリだ
にげる事もできずにいた
むしょうに涙があふれて
ちっぽけな自分の人生を
ゅっくり振り返って ....
ああ、雨リア
風を吹いてゆけ雨リア

泥だらけの足は
土の匂いは
毎朝欠かさず
しみこませているよ

長いということは
古いということともちがう
近いということは
親しいというこ ....
ケータイ電話をぎゅっと握って

世界中のお金の流れのことについて考えてうつむいてばかりいる

自分が毛穴から出した空気について考えたりしないのはアホだからなのか

鳥がどうろをよこぎってフ ....
土を掘り返して
魚を埋めたら
指の木が生えて来て
わたしを捕まえようとする
季節は春で
びゅんびゅん伸びる指は
わたしの喉元を締め上げた
どうしたらいいんだろう
土を掘り返して
せめ ....
望みを下さい。
希望を下さい。
夢を下さい。
自慢させて下さい。

無視しないで下さい。
大切にして下さい。
話を聞いて下さい。
笑って下さい。

愛を下さい。
有名になって下さ ....
 
 
 
 
 
朝、起きて
小さなテレビの電源を入れて
布団から頭だけ出して
二つ三つフィルターをかけたニュースを見る
 
 
右手を少し伸ばせば蜜柑に辿り着いた
引き寄せ ....
ジャンプするときはいつか
分からないのに
控えた足どりで
ホップステップ、のループを
あなたも走っていますか。

一年が来てまた
リピート、あと何回も針の道を
針の跡を追われている
 ....
あの空は
ぼくたちにとってのどんな色で
何かを忘れないための色になったりするんだろうか?

つきぬける青に白い雲ひとつ

思いかえせば、
この変わらない空の下を
ながい間、 ....
鼻唄で世界を救えたら
僕ら
憎みあうことなんて覚えなかった
争い事が苦手な僕らは憎むことにしたんだ

心の中だけで繰り広げられる戦争に
僅か
疑問を感じ始めた僕ら
ふと耳を
ふと鼓膜 ....
名もなき時ジャズがきこえる。ろくすっぽなしともれむへん
激情の残骸が泣きながら遠く遠い夜を見つめる。
獣、ああ。青い空は黒くて、あいつのトランペットは昔から遠くまできこえてる。
宇宙は遠くて広い ....
まくらもとにくず
星柄の部屋

どこかで み/かけ/なく/なった
トマトのへた

なんて美しいパラパラ

対称三角形が重なりあって
カガミがつかれて よる

    かかる

 ....
きみとぼくはどうやら
寅さんとさくら 
みたいになれそうだ 

ほんとうは兄ちゃんな、  
おめぇのいうように 
「ケイアイ」されるほど 
キレイな人間でもねぇが・・・ 
 ....
憂鬱な駆け引きと緩慢なトラブル

計り知れない表情に翻弄される

確信を置き忘れたまま余計な事を探し回る

そんなコトに意味なんて無いんだって言い聞かせてタイマーを仕掛ける

自分 ....
ある ある 歩く
はら はら はらに
あるある歩く
はらはらはらに

まわりは180
君は106歳

まわりは180
106さい

ある ある 歩く
はら はらはらに
あるあ ....
わたしがてをひらいたらにじがこわれる
わたしがぐーうをひらいたらにじがかわれる
わたしがくうをひらいたらにじがこわれる
わたしがぐうをひらいたらやみがこわれる
冷蔵庫を開けたら風が腐っていた

耳を束ねる星 眩きを連なる星 言葉つまり
ンズンズする星

漆黒の闇から涙を流す
感情している

ンァサんぁざすンァサ ことばにしにくいくうき
 私は彼に対して、醜いナァと思う以上、特になァも考えなかった。だって彼ときたらぶよぶよしてて、生気の淀んだ肌と、まだらに伸びた無精ひげが全身に広がっていて、それでいて牛みたいな体に中年親父の顔してたん .... 西日の強い日だった
衆道と噂の体育教師に
放課後の体育館に呼び出された
角刈り短パンランニングの男が
腰に手を当て立っていた
鼻の下にすごく汗をかいていた
最近記録が伸びてないんだってなあ ....
あまりに綺麗な世界の中で
素敵なものが多すぎて
いつも君だけを
見ているわけにはいかない
よそみしてしまう時もある

だけどその感動を
君のいちばん近くで感じられたら
いちばん最初に君 ....
神よ
ねがわくば私に
変えることのできることを変える勇気と
変えることのできないことを受け入れる落ち着きと
そのふたつを常に見分ける知恵とを与えたまえ
はよ与えたまえ

ほんだら君よ
 ....
「うちに帰りたい。」

悲しげな顔で、涙を一粒。


そうして、彼女は旅に出てしまった。






去って行くその背中で、
僕は何を想えば良 ....
夕焼け時刻には出歩かない
気持ちが恐くなるから
真っ暗に包まれてあんしんになったら
そしたら、帰る

終わりがあることに救われて生きている
ただ、その瞬間を待っている
帰り道のわ ....
悲しみの理由に向き合うことを
とっくに諦めたわたしならきっと
幸せに生きることができるだろう
じょうずに思い込んで

生きているだけでもう 苦しいと言った
あの人のかなしさを
ま ....
グロッキーなテンションで始まった火曜は


俺のまともじゃなさを周知の事実って型に収め



ペタリと肌に吸い付く 右肩の破けた黒いソファを


身体と気持ちに密着させた


 ....
言葉を失った星では
愛の意味は
悲しみに似てる
‐それは冷たい冬のお話で‐
{引用=
硝子越しに見えたのは
細い細い三日月で
さらに、赤く染まって見えるから

『まるで夜空が怪我をしたみたい。』

そう呟く君の上
きらめきだすのは ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
六角の箱庭あおば7*09/1/8 22:33
割れた片身[group]しろう109/1/8 22:31
雪の降る夜にJTO009/1/8 22:05
スパイラルシークエンスしろう009/1/8 22:03
願い事の対価DJシャック...009/1/8 21:44
雨リア さくら7*09/1/8 21:04
ケータイモリマサ公809/1/8 20:09
土堀りチアーヌ409/1/8 19:30
下さい。ペポパンプ6*09/1/8 19:19
無理解山中 烏流1+*09/1/8 18:59
24/7の助走唐草フウ4*09/1/8 18:33
ぼくらわら21*09/1/8 18:11
鼻唄で世界を救えたら百瀬朝子3*09/1/8 18:02
わざわざややこしく書いて意味ありそうな感じに見せてる詩清水勇介109/1/8 17:11
★エロ本★さわ田マヨネ209/1/8 12:30
寅とさくら 〜旅の便り〜服部 剛009/1/8 11:09
シャッフルBOOKEN...0*09/1/8 10:31
無遠十二支蝶009/1/8 4:13
指ぐるみ109/1/8 4:03
三本世界109/1/8 4:00
件の話影山影司009/1/8 3:20
中敷直下恋文サトタロ1*09/1/8 3:06
この世界アズアミ309/1/8 2:42
悪魔の子udegeu...3*09/1/8 2:05
探し物こた109/1/8 1:57
わたしの悲しみは幻でできている______...3*09/1/8 1:37
悲しみに寄せて009/1/8 1:34
オタカラローザ209/1/8 1:19
言葉を失った星では______...2*09/1/8 1:18
冷たい冬の話chia1*09/1/8 0:57

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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