バランスは大事。
だけど結局は自分の感覚を信じて行くしかないよね。
ボクは少し辛めのほうが好みだから、とりあえず香辛料などを加えてみたくなる。
自分の好みのバランスってやつだ。
も ....
みずから
無数の眠りと共に飲み込まれ
問われないおんなの言葉は
眼を閉じながら
日没よりも静かに
日没よりも永く
海底の無色へ沈みます
ああ、もう間に合わない、
皮 ....
明日が最後かと思うと
なんだか眠れない
ひどく浮ついて 眠れない
明日のために眠りたいのに
なんだかもったいなくて 眠れない
嫌なことや 恥ずかしいことや いっぱい頭を ....
ふあ、こん、ふぁこん、
ふあ、こん、ふあぁこーん
{引用=真綿にマシュマロの杭を打ちます
憂鬱、あんにゅい、少女の小さな額が、前後運動}
ぴゆ、ぴゅゆ、ぴゅるるるるるるるう
ひゅっるるる ....
ぴんく色のフレンチネイルに
飽き飽きして
次は何色にしようかなと考えているとき
実はもっと切実な問題が目の前には現れている
桜が咲いたら 迎えにいくよ だなんて
本当に会 ....
一本の針金の上を
短い髪の女が踊り歩く
夜はとても短いから
短針から長針までゆくのよ
60秒に一回
私は新しくなる
腕を広げ
回る
針金がたわみ
ぎいぎいと不満の声を上げ ....
日記帳が真っ白だと
きまりが悪いのかい
気持ちはどこへも行かないもの
櫂を寝かせて
碇を下ろすように
夕餉の前に祈りを
明日の朝からの仕事と
穏やかな子午線が見えるよう
罫線も ....
ゴミ悪臭クソの必要性
HIT TO YO!
「一青窈」を「ひととよう」って読めませんからねー
肥溜め大事?
『ゲージュツ』の瞬きに詩は死を通り無にまぬけばかばーかーばーソのよう ....
両の扉のまえで
一足飛びに駆け抜けていく
と
不断に
色彩の加減を
線分の渦の飛翔を
貧しく成っている枯木の枝から
と
転回の焔より微かな襞で
過敏な肩のゆれを
血腥い吐息を
....
言葉の要らない街で
見えない目を凝らしている
行き交う人はぶつかり合っては
次々に言葉を捨てていった
目の前に置いた空き缶に
君に似た誰かが言葉を入れた
手にしてみたそれは
まるで石 ....
からっぽの心は、空の果てに消えてしまったのでしょうか。
校舎の屋上、空と此処の端っこで、風に揺られて。一歩踏み出せば、重力に逆らえずに堕ちて行くだろう。冷静に今までを走馬灯のように思い返すことも ....
人類史上最高に幸せな安い女
寂しい夜も
窓を開ければ
同じ月が見える
あなたの瞳に映る
月
同じ空の下で
同じ空気をすって
同じ時間に
同じ月を眺める
月が手の ....
植物学者の妻ですから
チョコレートも手作りします
植物園のカカオの幹生果を
丁寧に収穫しました
甘味は水あめ
穀物の甘み
甘味はメイプルシロップ
木の甘み
甘味はハチミツ
....
なつこさんが代休をとった
気配だけ
そこに残して
どこにいってしまったのだろう
お昼ごろ
今日なつこさんは
お休みだったんだね
という人が
かならずひとりやふたりいる
....
「息を継ぐ」
分からないまま
首を縦に振る
流れにまかせて泳ぐ
そして時々溺れる
深い海の底で
深呼吸するような
青い空気に染まっていく
太陽と共に
嘘が暮れて
夜と共 ....
地球の地軸と同じ傾きで
ターンしよう
左手でインド洋を
撫でて
右手で北極熊を
持ち上げて
焼けた砂漠を裸足で歩くように
ステップしよう
左足で死海を
またいで
....
傷み過ぎる眠りに夢を忘れた、翳りながら覆される朦朧とした光、俺の脳内には
目覚めと共に忘れてしまう残像だけがまたたいた―残像(現象の幽霊たち)
部屋の隅に転がるとぐろを巻いたストッ ....
ノスタルジィ 囁いて
枯葉の音 季節を忘れる微熱と共に
変わりゆく景色を愛さないで
あなたが名付けた小道を辿れば
いつでも会えると信じていた
行き交う人々が私を見ている
思い出に捕われもが ....
がらんとした体育館
フォークダンスの彼女
閉じ込めた親友
いじめた女
チューブのトレーニング
剣道の声
ギターの声
バスケットの音
感動とドラマが
走馬灯
赤いハチマキ
....
触れられる
でも、触れられない
近付ける
でも、近付けない
つながりたい
つながれない
一つのようで
つながれない
「誤解しないで
君はただ人型の雲を追いかけているだ ....
パワートゥーザピープル
その意味を履き違えた人が
ユンボに乗って大暴れ
往来の人の頭をつぶして
得意になっている姿が
全国のお茶の間に生中継され
それから半月ほど
世間の話題を独占したが ....
会社を解雇された父親は
鹿煎餅しか食べなくなって
どんどんやせ細ってしまい
やがて単身勇躍奈良県に飛び
鹿として第二の人生を歩み出したが
本物の鹿にひどく苛められたようで
泣きながら往来に ....
「がんばれ」なんて言葉はいらない
ときどき側に来てくれて
黙ってこの背に手を当てて
一緒に泣いたりしてほしい
はるか遠くで
待ってて
遠くて遠くて
別の道を行くけど
きらきらした世界に
眩しさも感じるし
あたしを賭けて
生きる意味を感じたいけど
まだ
....
上から下へ
振り下ろした腕が
幾つもの振動が
うねりを混ぜた
振幅と余韻を残した
真っ黒な絵に目が冴える
二面を背負って
君と僕と貴方と私 ....
緑色のグラスの破片みたい、とがっていて透明に光った空
浮かぶ飛行機雲の弱弱しい軌跡を僕は蒼い少女と眺めていた。
隣でたたずむ彼女はその飛行機雲のラインを細い人差し指で、
何度も何度も ....
努力が何よりも美しい 取扱説明書みたいな世の中で
凍えている季節はずれのカブトムシ
私たちはいつも
ささやかなものを守ろうとして消えていく
それが私たちであって
それ以外の私たちはいない
私たちは確かに
生きていないまま生きなければならなくて
そして躓いたまま死ん ....
みんなみんな
消えなければいいのに
どっかのウザイ政治家も
金の事ばかり考えてる詐欺師も
善悪も分からない犯罪者も
みんなみんな
消えなければいいのに
空気を悪くする車も
資 ....
鎖骨のくぼみに
ビー玉を置くような
無邪気
ひんやり転がる
Kissをいっぱい
3892 3893 3894 3895 3896 3897 3898 3899 3900 3901 3902 3903 3904 3905 3906 3907 3908 3909 3910 3911 3912 3913 3914 3915 3916 3917 3918 3919 3920 3921 3922 3923 3924 3925 3926 3927 3928 3929 3930 3931 3932
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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