あなたは、耳を塞いでますか?

両耳ぴったりに、埋め込んで。

風の音も聴こえないくらいに、音量を上げて。

仕舞いには、目まで瞑って。

あなたの耳に流れ込むオトは、世界を創ってます ....
 
小指をにぎる
強くて
弱い力で

たしかに
そこにいる

母さんの
子でよかったと
思う日も来るだろう
君にも

けれども今は
ひとまず母さんに
なれたみたい
よか ....
覚めない悪夢
覚めても悪夢

この私が在る限り続く
無限 終わらない贖罪

見えない手錠
過去へ繋がる鎖
螺旋階段を彩る棘
蒼穹を貫く翳りの矢
繰り返す悲鳴頭痛嗚咽

苦しみか ....
昼の3時の仏間の広さに
蜘蛛の煙が溺れてる

橙で
とてもきれい

畳と繋がる線の香
ゆっくり膝が曲がったら
崩れた鼻腔で灰を呑むよ

外をごらん
四音の空色たゆたって
枯れ枝 ....
時間がない 時間がない
いっつもそう言ってるのに。

へえ 別の女と会う時間はあるんだ。

大好きな 水族館 行ったんだ。
素敵な  カフェ 行ったんだ。
大切な  バー  行ったんだ。 ....
あなたに

ソネットのソケット

嵌めてあげよう。

それで

あなたの言葉は叙情と出会う事となる。

エレキギターにエレキを注入するみたいにさ。
ボディにソウルを注入するみたい ....
1.

 沈んでいく午後の窓辺から、ひとつ夕暮れが生まれる。ぽつ、ぽつ、家の明かりが灯っていく。街は林檎を落としたように熟れていて、傾いていく日差しの中にあってその景色はとても懐かしく感じられ ....
 
おとなの勝手な事情で
離れ離れになってしまった人には
当たり前のようだけれども
子供の頃に出会っているものである

勝手なおとなになる前に
離れ離れになってから
その人はいつまでも ....
アホなことばっかりして
悲しくなってしまうわ
それで悲しいからまたアホなことするねん
なんで関西弁やねん
しかもでたらめやねん
関西弁はあったかみがあるから
せめてそのあったかさにだけでも ....
睦月の晦日
夜十時 勝手口の
ドアが開いて
ばんばんと音がする

昨日は母の誕生日だった
六十八歳になった
調理師免許持っている
毎日仕事に出ている

死ぬまで仕事をしたい
と言 ....
やまとの泥のなかなる銃創の軍醫三人ひきずれる長きもの

銃把の下の無花果

鞦韆のうへの

 ゐじん ゐじん
 ――― ―――

血塗れてたつてゐる麥

丸太の
    ....
雨がふる

ため息

傘差していったら
自転車とられた 

先生に

3日間も

だめなんだって

だから行かなかった

学校に

そしたら 怒られた

先生に
 ....
青木そうすけ
----------------------------
[自由詩]少年の手紙(翌朝十時)/青木そうすけ[2008年9月29日18時02分]

みんなの手紙には花が咲いている
 ....
気持ちが軽くなる。
いい気持ち
楽しい
洗濯も良く乾く

もし一つだけ誓うとしたら
“浮気は絶対しない!”
それだけしか言えない。
こんなに単純なことだけど
分からない男が多い。
 ....
漆黒の髪ゆらゆら
白い肌に触れたい
風だけがわたしの気持ちを運び
雨だけがわたしの代わりに咽び泣く

その袖を掴むことも出来ず
あなたは何処へわたしは何処へ

言葉にならないこの思いも ....
眠る木々の静けさ
音は終わるように始まり
あまりに薄く高く響くから
今だ耳の奥で細く鋭く
白い大地と
同じく 白い空には
蝶番の境目はなく
折れも拡がりもせず
こんなに一つに融けて
 ....
因果律が狂ってしまうのは
大気を覆っている精神界面活性物質のせいだって
化学部のヒトが言ってました。

でも狂ってしまった因果だって
星の動きには逆らえないって
天文学部のヒトが言 ....

羊の死にゆく夜(よ)の熱と、この胸に音がする、哀しみの
ランプシェイドに澄みあかく、羊燃えて

羊の死にゆく夜の熱と、浮かび流れるいづくにか、夢
暝ることなき白 ....
深い深い
真っ暗な
場所まで


その光で
照らしだして
くれるから

ただ
ただ君に
近付きたくて

俺は
ひたすら
上を向いて笑う




遠ざかれば遠ざかるほど
いや燃え上がるきみとぼく
近づけば近づくほど
かなしく水漬くきみとぼく


けがれなき情欲の炎
絶やさぬよう人目をしのび
清らかな流れに友を
浸すぼくらの洗礼 ....
オーダーリン




山の人はいい人
力がある人
のぞみの力が皆まってる

オーダーリン
オーダーリン

海の人は強い人
いい人だ いい人だ
のぞみの力が皆まってる

 ....
{引用=きみが魔法使いではないように
ぼくはたぶん、星にはなれない。
でも、かなえたい夢はある。



きみとユートピア、
ぼくとユーフォリア、



これはいつかの、
 ....
彼の円錐の
漆黒の並木には
ただならぬ放蕩者の書物が
いっぱい成っている
純粋な今
の主題を的確にもぎとるべき
細密な枝の先にどれも
破壊や破滅の真の送り仮名が
世界の焼かれた鉄板では ....
いい子を見つけな



一晩中騒いでごらん
ディスコでも行って
アルコールをすこし飲んで

ただおどっているだけじゃないいんだ
いい子を見つけな
そして
一晩中さわぐなさ

 ....
あこがれの東京



ぽっちしかないんだ
すく
新聞を買って 仕事の募集欄をみて
新聞配達をやりだしたんだ


あこがれの東京
田舎から家出して来たのさ

東京へ行ったら 2 ....
洗濯機を開けた時の

むせかえるような匂いの中に

なつかしい記憶がよみがえってきた。



隣に並んでご飯作ったっけ
トイレの掃除は替わりばんこだったな


あの電柱のところ ....
悲しい人が
無言電話をかけると
悲しい人に
つながる
そう言い切ることの難しさ
悲しさ


一方で
電話を待っている
発酵が進んでいる
不意に、もうひとり帰ってくる気がする


母は家にいて
私も家にいて
弟が帰ってきて
もうひとり弟が帰ってきて
それから父親が帰ってきて


机に張り付いて私は耳を澄ま ....
━ねえ、誕生日なにほしい??


そう毎年聴くあなたに
私は毎年


━何も要らないよ


と、答える




そういうとね
あなたは


━なんで??
 ....
何故だろう
どうしてこうなったんだろう
まるっきり変わってしまった

何を見たんだろう
前髪の奥から
何を見てたんだろう彼は
まぶしくて何も見えないはずなのに
白い花の咲きほこる丘で
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
イヤホン。狠志109/2/3 1:39
母さん小川 葉409/2/3 1:20
過去幻影痛-FlashBack-AKiHiC...109/2/3 1:03
しべ109/2/3 0:55
不安佐々木。109/2/3 0:04
ソネットソケットソネットAnonym...009/2/2 23:32
カンナ結城 森士309/2/2 23:24
おとなの事情小川 葉209/2/2 23:09
アホのループ新守山ダダマ109/2/2 22:24
風強いじゅらいち009/2/2 22:19
歓喜カッパ寿司109/2/2 20:34
雨のせいこうこ009/2/2 19:47
青木そうすけ≦プル式というカテゴライズプル式1*09/2/2 19:13
今日は晴れペポパンプ4*09/2/2 18:45
飼い猫浅井実花4*09/2/2 18:44
『玄冬』東雲 李葉1*09/2/2 18:37
損益分岐点上のオメガーかめたろう3*09/2/2 16:00
k.ジロウ009/2/2 15:24
ソレイユ(悪)1*09/2/2 14:05
洗礼の日 (脚韻詩の習作)Giton3*09/2/2 13:04
オーダーリン井上尚人1*09/2/2 12:29
sugar.ゆうと2*09/2/2 11:49
アングラ少女309/2/2 11:31
いい子を見つけな井上尚人0*09/2/2 11:30
あこがれの東京0*09/2/2 11:28
ふとつらつら思うことあり。つゆ4*09/2/2 11:09
縮図昼寝ヒルズ209/2/2 10:46
もうひとり帰ってくる気がする因子20*09/2/2 9:57
誕生日柚葵109/2/2 8:49
白すぎた春ゼロスケ109/2/2 4:29

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