雨がふる

ため息

傘差していったら
自転車とられた 

先生に

3日間も

だめなんだって

だから行かなかった

学校に

そしたら 怒られた

先生に
 ....
青木そうすけ
----------------------------
[自由詩]少年の手紙(翌朝十時)/青木そうすけ[2008年9月29日18時02分]

みんなの手紙には花が咲いている
 ....
気持ちが軽くなる。
いい気持ち
楽しい
洗濯も良く乾く

もし一つだけ誓うとしたら
“浮気は絶対しない!”
それだけしか言えない。
こんなに単純なことだけど
分からない男が多い。
 ....
漆黒の髪ゆらゆら
白い肌に触れたい
風だけがわたしの気持ちを運び
雨だけがわたしの代わりに咽び泣く

その袖を掴むことも出来ず
あなたは何処へわたしは何処へ

言葉にならないこの思いも ....
眠る木々の静けさ
音は終わるように始まり
あまりに薄く高く響くから
今だ耳の奥で細く鋭く
白い大地と
同じく 白い空には
蝶番の境目はなく
折れも拡がりもせず
こんなに一つに融けて
 ....
因果律が狂ってしまうのは
大気を覆っている精神界面活性物質のせいだって
化学部のヒトが言ってました。

でも狂ってしまった因果だって
星の動きには逆らえないって
天文学部のヒトが言 ....

羊の死にゆく夜(よ)の熱と、この胸に音がする、哀しみの
ランプシェイドに澄みあかく、羊燃えて

羊の死にゆく夜の熱と、浮かび流れるいづくにか、夢
暝ることなき白 ....
深い深い
真っ暗な
場所まで


その光で
照らしだして
くれるから

ただ
ただ君に
近付きたくて

俺は
ひたすら
上を向いて笑う




遠ざかれば遠ざかるほど
いや燃え上がるきみとぼく
近づけば近づくほど
かなしく水漬くきみとぼく


けがれなき情欲の炎
絶やさぬよう人目をしのび
清らかな流れに友を
浸すぼくらの洗礼 ....
オーダーリン




山の人はいい人
力がある人
のぞみの力が皆まってる

オーダーリン
オーダーリン

海の人は強い人
いい人だ いい人だ
のぞみの力が皆まってる

 ....
{引用=きみが魔法使いではないように
ぼくはたぶん、星にはなれない。
でも、かなえたい夢はある。



きみとユートピア、
ぼくとユーフォリア、



これはいつかの、
 ....
彼の円錐の
漆黒の並木には
ただならぬ放蕩者の書物が
いっぱい成っている
純粋な今
の主題を的確にもぎとるべき
細密な枝の先にどれも
破壊や破滅の真の送り仮名が
世界の焼かれた鉄板では ....
いい子を見つけな



一晩中騒いでごらん
ディスコでも行って
アルコールをすこし飲んで

ただおどっているだけじゃないいんだ
いい子を見つけな
そして
一晩中さわぐなさ

 ....
あこがれの東京



ぽっちしかないんだ
すく
新聞を買って 仕事の募集欄をみて
新聞配達をやりだしたんだ


あこがれの東京
田舎から家出して来たのさ

東京へ行ったら 2 ....
洗濯機を開けた時の

むせかえるような匂いの中に

なつかしい記憶がよみがえってきた。



隣に並んでご飯作ったっけ
トイレの掃除は替わりばんこだったな


あの電柱のところ ....
悲しい人が
無言電話をかけると
悲しい人に
つながる
そう言い切ることの難しさ
悲しさ


一方で
電話を待っている
発酵が進んでいる
不意に、もうひとり帰ってくる気がする


母は家にいて
私も家にいて
弟が帰ってきて
もうひとり弟が帰ってきて
それから父親が帰ってきて


机に張り付いて私は耳を澄ま ....
━ねえ、誕生日なにほしい??


そう毎年聴くあなたに
私は毎年


━何も要らないよ


と、答える




そういうとね
あなたは


━なんで??
 ....
何故だろう
どうしてこうなったんだろう
まるっきり変わってしまった

何を見たんだろう
前髪の奥から
何を見てたんだろう彼は
まぶしくて何も見えないはずなのに
白い花の咲きほこる丘で
 ....
 
うなだれた首を振って
どこにむかう、幾億の足音で
東京サボタージュが蔓延し
路上には、名残り
 
渇いたって無駄な服を着て
女と男は露になる
朝焼けから
どうしようもない夜までの ....
君を想うと胸が苦しくて

もう振り返らないと何度も呟いた

でも、さよならも告げずに去り行く後ろ姿が

今も忘れられなくて…



あの頃の僕はいつでも

人の心弄んで

 ....
甲子園に行くためには名投手が必要である
バッテリーの才能がずば抜けていれば
守備や打撃にさして強みが無くても勝ち残っていける
二人の青年が呉琉紺駄高校に入学し、万年予選敗退だった野球部で
その ....
[猫の死]

信号機の、黄色い明かりが目を瞑ると
道路に赤い血液が広がっていた
瀕死の猫の目は、虚空をさまよいながら
何かを探しているようだった
わたしと目が合うと
何かを訴えるように瞳 ....
 
 
 
澄み切った青は不気味だ
今にも飲み込まれそうだ
鏡越しでは
やけに小さく感じた
 
寡黙なヒロインを演じた
全て作り物の心だ
濁っているのか
端の方は鈍い色で
 
 ....
工事現場に木漏れ日が舞って
例えば、私なら
指差したりするような時間
風上から流れるのは
どこかの夕飯の匂い

昨日より長い夕焼けが
何より、確かな時間を告げている
 ....
               090202



正直者の人間宣言
錯覚から生じた擬態
みたらし団子に群がる
蟻を見つめながら
不覚の覚悟を自覚する家の崩壊に伴う不確実な意識
覚醒 ....
 
心臓にも
記憶があるらしいんです、と
その透明な
心臓をもつ少女は言った

にくたいが
ほろびてもまだ
記憶というたしかなものが
あったとは

わたしは思って
しかし
何 ....
海図を広げ ありえぬ海域をめざす
日没には出発せねばなるまい
もはやこの港も甘い母乳色の波が立っている

錨を上げ 滑らかな鉄にしがみつく牡蠣をとる
晩餐に間に合うように
夜が甲板にも帆に ....
空に浮かぶ星に自分の名前をつけても
決してその星を手にすることはできないように

ただ遠くから眺めることしかできなくて
諦めることしかできないこともある

               ....
焼けた石の上を滑らかにすべる水銀。
光ったかと見えてそこにはない。
それは一匹のトカゲ。
生き物である事を頑なに拒否する。

草むらに放られたまま忘れられたナイフ。
発見からまぬがれる殺人 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
雨のせいこうこ009/2/2 19:47
青木そうすけ≦プル式というカテゴライズプル式1*09/2/2 19:13
今日は晴れペポパンプ4*09/2/2 18:45
飼い猫浅井実花4*09/2/2 18:44
『玄冬』東雲 李葉1*09/2/2 18:37
損益分岐点上のオメガーかめたろう3*09/2/2 16:00
k.ジロウ009/2/2 15:24
ソレイユ(悪)1*09/2/2 14:05
洗礼の日 (脚韻詩の習作)Giton3*09/2/2 13:04
オーダーリン井上尚人1*09/2/2 12:29
sugar.ゆうと2*09/2/2 11:49
アングラ少女309/2/2 11:31
いい子を見つけな井上尚人0*09/2/2 11:30
あこがれの東京0*09/2/2 11:28
ふとつらつら思うことあり。つゆ4*09/2/2 11:09
縮図昼寝ヒルズ209/2/2 10:46
もうひとり帰ってくる気がする因子20*09/2/2 9:57
誕生日柚葵109/2/2 8:49
白すぎた春ゼロスケ109/2/2 4:29
雨があがると黒子 恭209/2/2 2:05
歌詞風将たんwor...109/2/2 1:57
透明宣言木屋 亞万3*09/2/2 1:55
猫の死結城 森士109/2/2 1:47
レフ蟹太郎209/2/2 1:14
空、ひと山中 烏流8*09/2/2 0:47
透明宣言あおば7*09/2/2 0:16
小川 葉5+*09/2/2 0:09
黄昏丸日誌音阿弥花三郎009/2/1 23:29
澄みわたる夜空kauzak6*09/2/1 23:24
トカゲ音阿弥花三郎009/2/1 23:06

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