わたしは女になりたかった

歪んでゆく愛の中で
愛されながら絶望していったのです
歪みはあなたかもしれず
わたしだったのかもしれない

もう原型さえもわからないものを
あなたは愛と呼び ....
いつも君の事想っているんだ
短い時間だけれど会話して
僕の瞳を見つめないでくれ
とてもガラにもなくて恥ずかしいから

僕の話しはおもしろいかい
君と会ってる時以外は何時もブルーなんだ
君 ....
回転する車輪。

スピード。

スポークは隣のスポークに溶けスピードを醸成する。

ちびくろさんぼのタイガーがバターを醸成するように。

スピードを有している僕は

その構造を知る ....
何処かが
とても歪な僕は
何処に居ても
居心地が悪い

何処かに
嵌め込まれると
何処かが痛くなる
出来損ないのピースだ

中途半端に
途中下車を
繰り返してきた
半端者 ....
僕を離してくれなかった。
僕を笑ってくれなかった。
楽しく行こう
笑って行こう

くっ付いて来る人
断る人
追っている人
年賀状の来ない人

生きているもの同士が
くっ付いたり離 ....
涙はしょっぱい
だけど、海のしょっぱさと
同じだったか
ここ最近
ずっと
海に行っていないから
海の味を忘れてしまっていて
確かめようがない



海はしょっぱい
だけど、涙の ....
傷ついた心を癒す詩は 自らが傷ついている時にしか書けない

心を弾ませるような詩は 自らの心が弾んでいる時にしか書けない


自分の感情に嘘をついて 本心じゃないような詩を書いても ただ空虚 ....
デンバスの丘を駆け上がれ
そこには 真がある

早く早く駆け上がれ
そこには 愛がある

デンバスの丘の真ん中には
底がある
深い深い底がある
そこには 醜がある
悪の掃きだ ....
世界に追いつけないでいるわたしに、椅子が用意され
明日という不在について語れと言う
目を閉じたときにだけ、
かつて捨ててきた言葉たちが 戻ってくる



根を、そこここに生やしては 日々 ....
暗い鉄の扉の鉄格子の中で
はりつけに された

叫んでも わめいても
誰も来ない

来るのは食事と薬の時だけだ

あ〜ぁ 狂ってしまいそう
自分を守るため。


そう言い聞かせて、自分の周りに壁を作っていた。


出来るだけ高く、高く、俗世間の風景が目に入らないように。


だけど、私を守っていたはずの壁は、私からあらゆ ....
私はあのとき本気だった
生きていることが辛くて
堪えられなくて
でも仲間や家族のことは本当に大好きで 感謝していて
でも辛かった
私を取り巻く現状に
押し潰されそうで
窒息しそうで

 ....
夜になるとどんな人でも少しはセンチメンタルになるらしい

それは昼間の自分に比べたら、ということらしい

だから深夜2時の私が考えていたことが

12時間後の今の私に通用するはずがないの
 ....
「風の歌を聴け」
だとか
「花の囁きに耳を傾けて」
だとか
あなたは言う

私はいつも

へぇ キレイね すごいね、感動するね、

と言ってはみるけれど

本当は少しも聞こえて ....
そらにはあらゆる匂いがある、
くうきにはあらゆる色がある;
ぼくのいろが、くうきにとけてしみてゆく、
きみのにおいが、そらをうすくそめてゆく;

ぼくのとけたそらがきみにふきよせる、
きみ ....
なつかしい声がする
し、と、す、のあいだ
あなたが人差し指で押さえた
かすかなつぶやきのように


わたしの中で目覚める
し、と、す、のあいだ
声にならない言葉があふれて
あとからあ ....
ぼくらにはもう

がんばりシロがなかった

夜空にはにっこり月が

ぼくらにはぽっかり傷が


独裁者の頭のなかにある

理想の平和なんて

実現できやしない

正しいこ ....
しとやかな抱擁たちが群れをなして
乾いた砦を叩き割る
きみもまた 再会の水蜂

くるって咲いた唇を
諧謔の雨にたとえて
今日もタイルを剥がしていく
かしずくだけの無邪気な棺桶

ねぇ ....
色がつかない 日々の体内

深緑のあなたに

浸っていく 浸っていく

色がつかない いらだたしい


例えきれない一日が来る

夢がすべて 愛がすべて

今になり染まりだす ....
電車が
夜になると光るのは
恋をしているからよ

夜の街を
急ぐように駆け抜ける列車の
まっすぐな光の筋

あのカタブツが
淡く夜光するさまは
なんともいじらしい

だから ....
携帯が久しぶりになったと思ったら
ママからだった。
女子大生のひとり暮らし なんて
本当はすごく地味で
例えばツタヤのイケメン店員に
なんとなく惚れてみたりして
そうやって  ごまかしてる ....
{引用=だれもしらない
ぼくがいて
だれにもなれない
ぼくがいる

とおくのけしきは
のんびりで
ちかくのけしきは
はやあしだ



ぼくは
なにもかもをすてたって
 ....
どうしても
きみの笑顔が見たい
力いっぱい抱きしめたい

でも
きみは僕から遠すぎて

ぽろぽろ ぽろぽろ
今にも 泪になりそうだ
俺が恋したあの人は
町の外れに住んでいて
暗い部屋から俺を呼ぶ

「坊や、ちょいと町までおつかいに行ってはくれないかい?」
「悪いけどさ……俺、坊やなんて呼ばれる年じゃねぇぜ」

闇から ....
{引用=きみは散り散りになって消える
そしてぼくは忘れる
だけど思い出せる


透明になったとき
きみが言ったことばを
ぼくは呪文のように
何度も何度もくりかえしている

 ....
何を見ても、見たとしても
わからない振りをしていればいいよ
と教えられた昔日の雨に濡れる窓の中に、わたしは
まだ閉じ込もったままでいる
そうしているほかないのだ
だってひとはとて ....
 
無言電話がかかってきた
その人の部屋にある
テレビの音が聞こえているだけだった
わたしはその音を聞くけれど
その人には聞こえていない

わたしはテレビを持っていないから
その音をた ....
手のひらで乾きつつある血の色や
頬についた砂つぶ
それを指で払い落とす

あの
ざらざらとした手触りに
あの
深さをまして沈む色に
瑞々しさはあって
血の色が
紫がかっていた
だ ....
電話の向こう

途切れ 途切れに きみの




・・・お願い お願い


途切れ 途切れがちの きみの




もう ダメだよ
もう 戻せないんだ ....
-----------------------------------------------------------
造船家の仕事部屋は紙と鉛筆と分割器が置いてあるだけだ
そして窓の夕暮れの光  ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
みさと109/2/4 21:17
ずっと君の事好きだから井上尚人309/2/4 21:15
スピードとスポークAnonym...209/2/4 20:53
半端者nonya5*09/2/4 20:45
夜のしじまにペポパンプ5*09/2/4 19:36
涙と海小原あき6*09/2/4 18:56
うたうエルメス0*09/2/4 18:26
デンバスの丘井上尚人109/2/4 17:58
未完の、ソネット 「春」望月 ゆき22*09/2/4 17:44
はりつけ井上尚人009/2/4 17:41
ぶち壊せ知恵2*09/2/4 17:16
あのとき真琴1*09/2/4 17:00
ねえねえ。ゆきちゃん。5+*09/2/4 16:57
自分勝手3*09/2/4 16:16
ありふれたぼくらのラブレター Giton5*09/2/4 16:11
雪に踊る石瀬琳々8*09/2/4 13:37
アメリカよ吉岡ペペロ509/2/4 9:23
VOLLMOND—フルムーン—カナシミルク0*09/2/4 8:46
ロシアンハット三上山一己009/2/4 8:11
夜光列車RT709/2/4 3:39
正夢。ゆきちゃん。7+*09/2/4 3:39
ぼくになりたいゆうと2*09/2/4 2:27
遠いcass109/2/4 2:24
物の怪くずれ瀬戸内海2*09/2/4 1:41
空気になってゆうと2*09/2/4 1:20
2009/2/4鎖骨409/2/4 1:16
無言電話小川 葉1+09/2/4 0:35
海の熱、鉄鋼の風水町綜助12*09/2/4 0:07
フローズンいのせんと009/2/3 23:49
造船家音阿弥花三郎109/2/3 23:09

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