こころが

すけて しまえばいい
こころが すけて
どこまでも
ひろがって 
うみのうえの
空 に かえる
しんでしまう ほど
すきとおって しまえば
いい

{引用=
わた ....
たいていの場合 視界不良
でも あなたの運がよければ ごくたまに濃い霧が晴れて
一瞬クリアになることがある 遠くの山々の稜線を構成する
木々の一本一本がはっきりと確認できたり (その枝振りまでも ....
子犬はふくふくと温かかった
抱くのに心地よい重さだった
ゆっくりと地べたに子犬を置いて
あたしは
5階まで全速力で階段を駆け上がった
息を弾ませながら窓の下をのぞくと
子犬はきょとんと座っ ....
ずっと
遠いどこかに
身体を預けていた
気分だった

やっと
身体が戻り
自分の意思で動く
手を眺めた

そんな
時間は短くて
また流れの中へ
飛び込むけど

この先 ....
年をまたいでこの冬はずっと鉄の仮面を被っていた
ネット通販を利用して、海外の鉄の街から送ってもらったものだ
ちょっとした防寒具にもなるし、ヘルメット代わりにもなった
けれど街で知り合いにあっても ....
「甘い」

あなたのいれてくれた
コーヒーは
飲めば飲むほど 
のどが渇くのです

もっとくださいもっとくださいと
求めているばかりで
私は一日中
コーヒーを飲むことし ....
水曜日の午後に区の体育館で
高さ二メートルはあろう湯呑みが二つ
戦っていた
バトミントンに興じる小学生の横で
体を打ち付けあってお互い一歩も引かなかった
激しい体当たりが繰り返されるが
湯 ....
産まれてくる時はお腹から出てくるのかもしれない
僕達はそんな時間から生まれてくるわけじゃないんだ
あなたの為にかいた空あなたの為にたかい空
人がたくさんうまれる場所はお腹から出てくるのかも
産 ....
髪を撫でた
わたしはあなたを支配する
やさしさを武器にねじ伏せる

ひとたび体を差し出して
されるがままにされてしまえば
ほんの少しの自由が得られる
けれども
代償を払い続けるのに
 ....
理想の高校生活を過ごした人は
何人いるだろう

特に訳も無く、朝は早く来て
教室の窓から通学する生徒を見下ろし
嫌になっていた

そんな日々

物語りの主人公になるには
理想の環境 ....
 
 
機械の少年は
機械の少女に会った
機械のように恋をして
装置のように結婚して
遠く秋の空を眺めると
肌が乾いて懐かしい
あれは春だったのだ
二人はそう思うと
子供が一人
 ....
車体を軋ませながら
ショッピングモールの駐車場の出口をかすめてゆくキャデラック
ハウリン・ウルフが辺りを
ビリビリと揺らすほどに吠えてた
けたたましく鳴きながら ....
何か知らないけどこの1年間

ずっと笑ってたなぁ

ずっと馬鹿騒ぎしてたなぁ

ずっと楽しかったなぁ


そう思えた1年でした

本当にありがとう


何か知らないけど ....
あの人が死んだ。

僕の彼女に言い寄っていた
ドレッド頭の やたらかっこ良かった あの人

病気で アパートで 孤独死で

訃報を聞いた僕と彼女は「死に様」を想い ....
聴覚はナイフ
触覚は靴べらのように
点描の世界は途方もなく
広い音楽の塊に変わる

そこでは生半可な
ユマニスムが幅を利かせることなく
電話もメッセージ
横断歩道の音楽もメッセージ
 ....
まえの席に

こどもを連れた奥さんがふたり

ひとりの奥さんの横顔を見ながら

出張さきのファミレス

まだしずかな店内で仕事している

このひとの抱えている

幸福という価値 ....
世界が輝いて見えた頃
きらきらひかる理想を描いた
それが使命であるかのように
そのすべてを捨ててしまった今はもう
定型でしか夢見ることが許されないの

現実の中で やっと見つけたものだって ....
神様ありがとう
私に素晴らしい出会いを
与えてくれて

キミは
出会って間もない
私の恋人
私に笑顔をくれる

キミはいつも急ぎ足
「きをつけて」
途端につまづいて
キミは痛さ ....
君よ

強く羽ばたき
何処へ翔び発ち…
何処まで翔びたい?


君よ

わかってるはずさ
あの峰を越えられないと…
それは偉業でなく無謀だと…


君よ

知っ ....
ひとつ花が咲いた
またひとつ咲いた
ほらまた二つ咲いた
僕の隣には君がいる

酒が飲める
酒が飲めるぞ
君の吸引力は
すごいと言われた

呼吸の仕方
教えてあげる。
胸の高鳴り ....
 じいさんが縁側で苺を食べてた
 ばあさんがスーパーで安く買ってきた苺を
 安い苺は酸っぱいよ、って言いながら

 じいさんちの庭は、誰も手入れをしないから
 荒れ放題だ

 じいさ ....
 最近太りましたか?と、職場でたまにしか話す機会のない
 女のコに言われたので、体重計に乗ってみたら1kg増えていた。

 ガリでも、普通体系でも、細マッチョでも、ちょいぽちゃでも
 ない ....
わからない。
どの道を進めばわからない。
どれが正解?
どれも不正解?
ずっとずっと道を選択ミスしてきていると思ウ。
それはこれから先もずっと続くだろう。
 
 
ふとわたしはある予感がして
お風呂場へ走ってゆく
扉を開ければ片隅にいる
たわしは新しいたわしに
買いかえられていた

お風呂掃除係のわたしに
ぼろぼろになるまで付き合ってく ....
友人の背中に
風船の幽霊が
取り憑いていた
月面歩行みたいに
不安でなぎこちない
歩き方をしていた
道の途中
友人は足を止めて
「何処に居たって
角は有るじゃないか」
と顔真っ赤に ....
やり直したいほど執着した過去なんて今まで特に思い付かない。
それなりに成功もして身の丈にあった幸せも手に入れてる。
不満を持つほど今の時代をよく知りもしないし。
やりたいこともやりたくないことも ....
まっすぐに
まっすぐに

進むことが
正しいと思っていた

それができないと
気付いた後は

ゆらゆらしたり 
たらたらしたり

風が吹けば
揺れる花のように

こだわり ....
いつもの夜
独りの自由
快適な孤独

これまでは

ある日知ってしまった

声が聞きたい
髪に触れたい
君に会いたい

百年の孤独は地獄の味がする
歪んだ雲の地平線から
顔を出せない月

掻き混ぜて淀んだ熱が生んだ

君を抱けない腕を切り落としても
慰めになんてなるはずがなく
漂う気だるさに萎えた憎悪も
萎びて今では役に立たない
 ....
銃の引き金を引きます。

そこに銃があるから。

特に撃つモノなんて。

何もないよ。

君も誰も狙いやしないさ。

狙ったところで外しちゃうさ。

そうだなぁ。

もしも ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
試 み 6るか909/3/30 12:26
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春の機械木屋 亞万0*09/3/30 1:38
嘘についての断片3*09/3/30 1:25
湯呑みの千秋楽サトタロ0*09/3/30 1:12
半ら十二支蝶009/3/30 0:00
計算的な衝動百瀬朝子4*09/3/29 22:49
道を踏み外せば酸素の枷009/3/29 22:45
春の機械小川 葉4*09/3/29 22:30
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クラスメイト 〜トゥエンティ フィフス〜セルフレーム109/3/29 22:13
SAMURAIサバオ*2*09/3/29 20:33
言葉ひとつで瀬崎 虎彦309/3/29 19:30
若い奥さん吉岡ペペロ509/3/29 18:02
光源/発光ねお2*09/3/29 17:22
とわにこい三之森寛容1*09/3/29 15:41
風の息3*09/3/29 15:36
サクラ咲くペポパンプ6*09/3/29 15:01
じいさんOhatu809/3/29 14:56
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不能Tama109/3/29 13:55
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[タイムマシン]東雲 李葉1*09/3/29 12:53
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百合109/3/29 4:11
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Trigger Pull。狠志109/3/28 23:57

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