外に出るのが億劫だ
そんな気持ちになる朝は
布団を出るのも億劫で
ご飯を炊くのも面倒だ
家の隣のスーパーに
買いに行く気にもならず
ましてや遠くの定食屋
....
彼方が光だとしたら
僕は闇だろう
まるで正反対の僕等だったから。
彼方が居なくなった僕に居場所は無い。
僕が居なくなった彼方に居場所は無い。
彼方が空だとしたら
僕は海だろう
まるで ....
今日は実際どうしようもない一日だった
昼前まで寝て起きてを繰り返し
かん・びん・ペットボトルのゴミを捨てようと
ゴミ捨て場に行ったらもう回収されてて
夕方までゲームをしたり
オナホールを ....
文字が映像に感じるような
男性が女性に感じるような
そんな嫉妬。
さっき僕が感じたのは大袈裟にいえばそんな嫉妬。
縦組みの日本語よりも
横組みの英語のほうが
....
窓から射し込んだ
朝の雫で目を覚ます
夜の河を渡った
君を乗せる右腕
変わらない景色に
ふと安心する
伝わる寝息に
そっと合わせる
2人だけの時間を
独り占めしてみる ....
試行錯誤、ならぬ、思考、錯誤
僕はきっとあの子が好きで
だからきっとつい目がいっちゃうんだけど
気持ちを伝える度胸がないから
皆に「好きな人はいない」なんて嘘をついてる
あの子が ....
閉じられた
闇のなかのページがある
その紙の隅に
わたしは捺印した
血潮の押捺
同じくナイフで人差し指を
切ったあなたが
わたしの指に重ねる
血潮の性交
血潮の婚 ....
現在制作中の曲。曲も完成していないが、主題旋律のみLyricまで完成したため、記録のためにここに記す。
-二〇〇九年二月十一日
[希望の光]
(前略)
愛をくれし君の陰に
僕は見 ....
銀の三角形の頂点から
菫の花が
咲く
波打つ白鍵と黒鍵の上を
踊るのは
かすかに虹色を帯びた
透明な球体たち
回転木馬のまわりを
ほの甘い唇たちが
はばたく
真珠色の円 ....
朝寒くて目が覚め
コーヒー飲んで
コタツに入って
ボーっとする。
大塚愛を聞き
目を覚ます。
花粉症か?
鼻が出る。
冷蔵庫に入っている
リンゴを出して
かじりつく
すっ ....
エヤウェは曇った窓ガラスに指でエッフェル塔を築いていた。
目が曇る
戻らない雫滴が沿道にキラリと帆影を映写する
影絵に水彩絵の具で変わらないよう庭に季節を7つこめる
仰ぐ世界、 ....
オハヨウが
晴れやかに言えてますか
アリガトウが
滑らかに言えてますか
笑い方が
相変わらず下手ですね
奥歯が
痛いのかと思いました
コンニチワが
軽やかに言えて ....
「風光」はおまえのパトスに
潤いをあたえるために
「時空」はおまえのロゴスに
柔らかさをもたらすために
「老残」はおまえの生涯に
花の装いをほどこすために
....
無限の愛は幻の愛
無限の愛を手に入れたと思っていた
あなたの愛は
深く
枯れることなど
想像もしなかった
許されない関係だけど
いつか許される
そんな二人になりたかった
....
とうとうこんなところまで来てしまって、戻るための道は夢のようにはかなく忘れ去られてしまっているとしても、ゆっくりと瞼を閉じてみたところでなにかが終わってくれたりするわけではないし、こんなはずではなかっ ....
魅惑的な音に
光惹かれ
吸い寄せた
淡くチーズケーキ
言葉遊びは好き
檸檬の味は
美味しくいただき
涙ひとつ
甘くチーズケーキ
言葉遊びはきらい?
ひとつください
....
遠くながい光よりも
今、あなたの目の前にある
一秒の光を
直視しなければ
あなたの壁は壊れない
あなたが逃げれば逃げるほど
壁の数は増えていく
わかってはいる、とあなた ....
僕も潜在的な この手と足を
怪我をさせてみようか
「速度」に置いていかせた
素直さをきっと取り戻すため
走り続けてきたなら
突然停まらないほうがいい
流れて見えていた景色に
ふと目を ....
真昼間の街で。
イヤホン越しに聞こえて来た、とても淋しそうな。
「何で?」
の、声。そして、無理した笑顔がちらっと見えた。
「何で」何でしょうね。その不安を和らげることが出来た ....
どうだ
この幹は
凍裂と虫喰いだらけではないか
ひわひわと痩せて
在っても無くってもいいような
木ではないか
梢の先が仄かに萌えて
てんでばらばらに明日を指し ....
時代の抑圧
時代のすれ違い
すべての人が受け入れられる訳ではなく
選ばれた人
選ばれた思考
だけが支配できる世界でもない
どうしようもなくてただ思う無心
容赦なく
....
御諏訪(おすわ)の桜 背に受けて
吉野の流れ 眺むれば
古来幾多の 栄えあり
ここに学びて 志
高く掲げて 進み行く
池田中学 我が母校
四国まほろば ここに立ち
阿讃の山を 従 ....
記憶の欠片に
そっと 指先が触れて
灰色の空を流れる感情
切り離したくなるような
非現実
ゆらゆら
揺らめいて
漂うだけ
張り裂けそうに動き続ける
誰もいない
....
何故此処には 雪が積もらないのだろう 積もっても 春のように消え 冬のようにまた 積もるのは何故 なんども冬と 春を繰り返す 冬は 過ぎ行く季節 此処に来てわたし 時の早さを思い知る とくに冬 ....
ねえ にゃんこ
私が仕事に行っているあいだ
君はなにをして帰りを待っているにゃ?
お腹がすいたらカリカリを食べ
眠たくなったらお気に入りの場所にゴロンってなって
本当にに ....
きっと あなたも あたしを 抱くのでしょう
心の底で 別の女を想いながら 抱くのでしょう
そうやって それでも あたしの目を見て 「好き」 と言うのでしょう
けれどね あたし ....
錆色の夕暮れに沈む
その肩に
木の葉の視線が刺さる、
なびいているのは
髪だけではない
ただ
それが何であるかは
誰にも、言えない
まるで
雲を思 ....
青空が好きなんて、きみはっ!
と
心理学者はためいきをついた。
子猫の鳴き声が好きなんてなんということを!
と
心理学者は憤りを隠そうともしなかった。
好き ....
夕月は君が
先に見つけた
でも
明日雪が降ることは
きっと教えてあげない
*
君のいちばんのねがいを
たぶん私は知っている
でも
君のいちばんの ....
緑あふれた
かの沼地には
蓮の花が咲き誇り
緑あふれた
かの沼地には
ホテイアオイの紫色の花々が
咲き誇りすぎ
黄金色の魚体が
ぐらり揺らげば
緑あふれる隙間で
透き通っていたはず ....
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