やらかく、笑む
 
陽を集め、下
り くだる
 
雪の青さ
石に 当たり 砕、け
凍返る 先々、に
熟した白、の
息をふわ り
 
 さら
   さよなら
 
名残 ....
布団齧ってさ 枕ぶん投げてさ
じっとしていられなくてさ
壁でも引っ掻こうか
窓ガラスにパンチしようか
自分の部屋には居られないから
君の部屋のドアを叩くよ
バールで叩くよ
セコムが来たら ....
私のいのちはもってあと一年です

あわれんでくれますか

どうじょうしてくれますか

なにかをかえてくれますか

なにかをあたえてくれますか

いちねんのかぎられたじかんのなかで
 ....
着用すればタイムスリップが出来るようになるスウェット上下が
洗濯槽の壁に捻れて張りついています
公園は

緑深く

雲間から

覗く太陽

降り注ぐ

雨の中

僕達は

キスをした

君の髪には

雨の滴

きらきらと

光ってた

降り注ぐ
 ....
お前の独りよがりな情熱が俺の精神に水を差したので
俺はお前の存在を心から消し去ることに決めたんだ
くるぶしのあたりの身に覚えのない引っかき傷みたいに
いつの間にか消え ....
「脳みそ」その外には一面に笑い顔が広がっている
街を歩いていくと 蓋をした
缶コーヒーが出てきてそれと関係し けれど
そして すべてに栓を開こうと脳みそは思っていて

大統領就任式には誰がで ....
トリコロールカラーを織り混ぜた不協和音が
螺旋状に響く午前2時
F♯dimとB♭7がクロスした地点に
ジンジャーエールを凍らせたような結晶が生まれる
そう、今わたしの左の腰に小さな氷山が突き出 ....
傾いた標識に凭れる 
私のうつむく影が 
夕暮れ色の地面に、伸びていた。 

ふいに顔を上げた目線の先 
小屋に並ぶ 
七つの地蔵の真ん中に 
ひとり 
鼻は砕け、片目を開いた 
風 ....
「なかなかいい詩が書けんのぉ・・・」 
30過ぎの愚息が言えば 

「そんなもんよねぇ・・・」 
60過ぎの母は言う 

「100のうち1ついいのが書ければ 
 しめたもんだよ、おっかさ ....
きみが横たわっている、剥き出しに
した、無をあらわにして、
ほどこされた
その
口に、言葉のない
時刻、きみの唇を指で
なぞるように、きみに
話し、触れていた無に、指先が
剥け ....
今日がまた過ぎていく
静かに確かにゆっくりと
たゆたう隙間も無いほどに

日常を告げる音が一つ
扉の向こうから誘ってくる
差し出される指はどれも
明日から伸びてくるばかり

もし彼岸 ....
あの上り電車で何本見送ったことになるのだろう
別に数えている訳では無いし
有り余った時間を費やせればとストールの毛玉など毟りながら
外界と隔絶された待合室の硬いベンチに腰掛け
あの夜の顛末でも ....
{引用=桜の咲く春が嫌いとつぶやいたひとの
手鏡に映したそら、霞のようにたなびく
僕は戦うだろうあなたのために
僕は祈るだろうみんなのために}

満開の花は汚れたあおを覆いつくして
春とい ....
やましさに
ついて、
きみに頬ずりした、量を
増していく、雪の
なかに
埋もれていくように、夜に、きみに

ついて、話していた
電話は
途切れた、雪に覆われている、潜みで
 ....
潰さぬように優しく握り

色づく先から齧り付く

深まる歯形に溢れる雫

唇湿らせ顎濡らし

見えぬとこまで垂れていく



一噛みする度零れる雫

白肌伝わり掌濡らし
 ....
熱燗を くいっ と 
喉に流したら 
顔がほってり赤らんだ 

杯に徳利を 
傾けては 
枡に納める 
晩酌のひと時 

笑いも涙もほろ苦く 
歪んだ脳裏にとけあって 

火照 ....
ひにすえたけがれ
かれたつさしやみ
めにこくりとふく

ほそびののどさす
はるかまないほね

そらとはうえにあるのに
ゆきえぬと かげがそう
たんぽぽの綿毛が木の枝に引っかかっていたから
指先でつまんで土に植えた


花は咲き木々は茂る
虫がいて動物がいて人間がいる
目の届くだけでも
数え切れない種類の命があり
全体数など計 ....
むかしのおやまには
きっとたくさんのきのみがあったんだろうな

ぼくのうちには
ゆうびんやさんが
いつもテテカルチョってなまえの
じゅうしょのないてがみを
おいていくよ

ぷらぷらし ....
僕が沈潜になっているけれど
コスモスは揺れ続けていて
けれどそんな君自身と出会えなくはなく
ひたすらに続けられながらそして埋められていくー

無になろうとして
空虚ではないことへ
けれど ....
去年の3月から始めた投稿もちょうど1年が
過ぎて投稿数を数えたら108で図った訳で
もないのに煩悩の数に一致して確かにポイン
トに一喜一憂したりいつの間にか自分らしい
と感じるモノに逃げたりし ....
青空を飛行機雲が矢となって貫いている
おれの可愛い人はキッドマンのように笑っている
するどい飛沫が落ちてきた破片から激しく噴き出して
羽ばたき何羽もの鳥になり、数は増え
遥かまで列になり、大群なのです
日差しが目を焼くものだから
私は暗いも明るいもわかりません
このような壊 ....
曖昧に惹かれて
曖昧に触れ
曖昧に笑った

曖昧に撫であって
曖昧に気づかず
曖昧に傷つく

永遠に曖昧
この熱の
トローチを舐めるような
いくばくかの
余韻を
転がしている日々の
おわりを
さがしていた

ぬいあわせても
明日は
すぐにほつれて

口の中で砕いた
トローチの ....
ロックスターのパーマはクール。

ギターのナイフの様な音が好き。
切り裂け、切り裂け。
世界を切っていけよ。

蒼い世界の透明の、
ゆらゆら動く人間が、
踊り続けて踊り続けて、くらげに ....
発火したディスプレイに吸い込まれて
ネットワークの窓にべっとり顔を貼り付けたまま
君は死んでしまったよ

指先に桃色の肉が覗け骨の音がカチカチ鳴るまで
キーボードを叩き続けて
疲れた目玉を ....
冬眠をしていた
たまご焼きが
ゆるゆるとのびをして
大きなあくびをしている


なべのなかで
たけのこと かつおぶしが
ことことと
ないしょ話に花をさかせる


ふと、牛乳の肌 ....
遮蔽する人工物もなにもない!
球形をやわらかにくるむ白雲をも、ひとおもいにつんざいて
無音の只中に僕らは跳びあがる。

軌道上で目配せし合い、いざ革命の合図をしよう
地上から遙か虚無へと
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
雨水琥霙ふうり3*09/3/2 2:21
バール光井 新4+*09/3/2 1:49
いちど梔子309/3/2 1:41
未来のコインランドリーサトタロ1*09/3/2 1:37
通り雨ネット詩の悪...309/3/2 0:59
シェリフ、嘘っぱちの銃をホロウ・シカ...3*09/3/2 0:27
自動販売機の中からK.SATO0*09/3/2 0:26
OUTSIDER渡 ひろこ17*09/3/2 0:20
片目の地蔵服部 剛509/3/2 0:05
100分の1の幸福 309/3/1 23:54
ほどこされたその口にこもん109/3/1 23:47
此岸花の夢松本 卓也209/3/1 23:46
臙脂色のひと恋月 ぴの26*09/3/1 23:43
あなたは満開の桜が嫌いだとたりぽん(大...5*09/3/1 23:41
やましさについて、きみにこもん709/3/1 23:40
蜜百0+*09/3/1 23:39
晩酌 服部 剛109/3/1 23:26
ち の ち砂木5*09/3/1 22:48
数え切れない命のひとつでもあ。5*09/3/1 22:39
わたあめぐもさとう 星子209/3/1 22:10
海を刑務所を脱出K.SATO2*09/3/1 21:43
溢れ出ようとするモノに言葉は追い付けないkauzak9*09/3/1 21:32
キッドマンのように草野大悟3*09/3/1 21:29
ヒステリカル-ロジック-01【最終都市計画破綻状況】北街かな5*09/3/1 21:19
永遠に曖昧m_on+1*09/3/1 21:15
び熱かんな4*09/3/1 19:48
くらげ。菊池ナントカ1*09/3/1 19:30
連続電子情報網依存症患者自然発火炸裂事件北街かな3*09/3/1 19:21
ことこ3*09/3/1 19:06
宇宙速度のフラグメンテーション北街かな6*09/3/1 19:03

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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