新しい世界へようこそ四次元列車がお前の頭を横切る
この世の紐はすでにがんじがらめ明日か明後日で死ねばいいのに
枯葉敷き積もる形 君の欲望通りの曼荼羅のようにひるがえる
人生ゲームは息が詰 ....
 
  
箱にはたくさんの
記憶の残骸や
体の部品などが納められていて
私もいつか配達される

何が入ってるかは
その時にならなければわからない
きっと箱の中には
懐かしくて
壊 ....
いつも寂しい
窓の内
ここは
牢屋でもないのに
向こうの景色が
やけに綺麗だ
今日も空の青さを
雲が白く
縮れていく

いれたてのコーヒーをすすると
遠い過去の
記憶から
今 ....
遠くを見ながら青空と草花に体を溶かしている
土と草に腰を落として
体育座りして

小高い丘の上から
風がこぼれ落ちていくのを目で追っていった
頬を風が撫で
髪にまとわりつくように触れてい ....
甘ったるい香りが行き惑う
薄暗い通りで路上にしがみついて
行き合わせた奴らに悪態を吐いていたんだろう
すれ違うだけの相手なら溜め込むようなことはないから
少なくとも、仕掛けた方の胸 ....
おはよう

おはようお月さま
今日はツンツンすまし顔

あのね今日ねぇ…
お話し聞いてよ


おやすみお月さま
また明日


おはよう

おはようお月さま
今日はとても ....
振り返らない背を
見つめ続けるわたしが

さみしい



***



足首までのコートから
あなた/の、ような
香りがして
眩む

抱いて眠る
 ....
地球人にとって長い間
月は再生の象徴だったけど
月人にとって地球は
何の象徴だったろう

ひとすじの白い糸のような
細い三日月に抱かれて
薄らいだ夜の円かな部分

白黒のコントラスト ....
電車のさ

最近よく見る
あの紅茶の広告の

あのなんか
どこにでもいそうな感じの
あの少女

すごいね





テレビみないし
芸能界とか
分からなくなってんだけ ....
晴れて
水平線のまるみが遠い
海岸通りに迫る波は
テトラポッドに砕かれて
泡ばかりたてている
その水は
まだ冷たかろ
けれど青、
翡翠いろならば
思わず爪先で冒したくなる
散らばっ ....
マドロンでたら
オふとんかけて
いっ所に寝ちゃよう

難しいことを考えるのはからだにわるいから
泣いたら暮れる、桜のしっぽ

キミにチカづきたいよ
でもどうしたらいいかわあん
 
 ....
 今朝
 気まぐれのように
 寒風の中を
 雪が舞った

空を見上げると
気配すらなくなり
いつもの朝が始まる
本当は
雪なんて
降らなかったのかも知れない

雪の降り始めは
 ....
ひいばあちゃんはな
いっつも縁側で内職しとったんやわ
そこでいちんちじゅうな
つるらるらーって数珠みたいに
ぎょうさんつながったしょう油入れを
ずーっとぼじっとってなぁ

( ほら、おす ....
本屋ではいろいろな本を買うことができる。
街を歩いていると本を買いたくなる。
そんな時映画館の近くの本屋で本を買う。
本屋に行って店に並んだ本を見るとたくさん本を買いたくなる。
本を見てどんな ....
視線絡ませて
遠回しな台詞だけで
愛の告白

指先から熱を発する
肩のあたりで甘いタメ息
背中を走る歓喜に目が眩む


五感すべてが癒された箱の中


 ....
窓ガラスで漂白 されていない
光を鼻の頭 受け止めながら

コインランドリーの角 右に曲る
山田さんちの昼御飯 きつねうどん

網戸で裏ごし されていない
風を耳の後ろ 感じながら
 ....
毎日が楽しい
貴方がいるから
毎日が楽しい
仕事があるから

4分6がいい?
それとも
3、7がいい?

家事はたぶん半分ずつだね
毎日サプライズの食事
お買い得品買って
君の ....
誰もいない静かな部屋で 
時折鏡を、覗いてみる。  

目はふたつ 
鼻はひとつに  
口ひとつ 

奇跡を行うこともなく 
些細な魔法もわからずに 

背伸びをするわけでなく 
 ....
世界のすべては 
すでに 
あなたの内に在り 

日本の何処かで 
今日生を受けた赤子の産声も 
火葬場で燃えて遺骨になった 
老婆の{ルビ御霊=みたま}も 

すべては 
私の内 ....
誰かの顔を描いた 
風船が 
空気いっぱい膨らんで 
爪楊枝の一刺しで 
ぱん・・・!と消える 

縮んで地に落ちた 
ゴムの亡骸 

すべての人は 
いつか 
こうして空気中に ....
綺麗にしたくて 基準を作ったのに

汚くなっていくばかりじゃないか

穢れていくだけじゃないか
ガタタンゴトン
ガタンゴトン

走り出すよ
そのスピードは流星のよう


僕ら乗せて目的地まで

雨の日も風の日も
どんなときも走る走る


ふかふかの椅子に背中ゆだねたら
 ....
土手にのびる枯れ草を
焼いている
斜めにあがった太陽が
息をしている
薄い黄金色して
狐の尾のように揺れる
ちぎれちぎれに草が
もえている

風がやむ
眠りにつくよう
し ....
いくたびも 舞いおりる雪を手のひらに
受けてとけてゆく
いのち
広がる空の
仄暗い 灰白の冷たさ
肺に響く
視野は遠く
山脈のそびえる ふもとの森も
しずまりかえっている 小鳥もおやす ....
   自恃

あれから、四次元経つというのに。
わたくしはあいかわらず
自分に忠実である
すべきことをするのみだ

朝に昼に晩に夜に
出来ないことは出来ない。
真実がわたくしを知って ....
喪失した傷は取り返せない
異次元の彼方に漂着した 傷に
いつかあなたは口づけ青ざめる
日の出直前の白白とした空のように

種子の記憶が芽生え。
ミシミシ、と殻は青ざめ幽かに
震えつつ怯え ....
 勢いよく飛び出したらいきなり死んでしまった。
 あっとういう間にひとり減った。
 足元は石のようなレンガのような堅いもので出来ていて、いくら踏みつけても高いところから落ちても傷ひとつ付かないのだ ....
私の白くまさん

ふわふわ モコモコ
あったかい

いつも
甘える私を
優しく包んでくれる

ふわふわ モコモコ
あったかい

いつも
わがままな私と
遊んでくれる

 ....
愛はゆっくり 静かに

ホットカーペットの上の

眠りの中まで夢の中まで

愛はゆっくり 静かに

届いてゆく

ビデオの故障で画像が映らない

お気に入りのムービーをあき ....
わたしは うっとりと
   甘いまばたきを する
散りこぼれ
   ながれてゆくのは
      花びら
         花びら
春は わたしを載せて
   ゆっくりと 廻転する
  ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
溺れ仕掛け/pファイター瓜田タカヤ109/3/28 1:59
小川 葉509/3/28 1:50
心のベランダkiriko109/3/28 1:29
春風暗闇れもん209/3/28 0:55
夜歩く死体と色眼鏡(そしてやがて来るクライマックス)ホロウ・シカ...2*09/3/28 0:29
おはよう三之森寛容4*09/3/28 0:21
せなか山中 烏流0+*09/3/27 23:45
色鉛筆のためのパレット/地球照の夜海里109/3/27 23:44
いまさらよーかん409/3/27 23:24
無情の浜辺銀猫9*09/3/27 22:12
一寸寒、はる唐草フウ3*09/3/27 21:49
今朝の雪フクスケ109/3/27 21:21
ひいばあちゃんの話・働くこと明楽5*09/3/27 20:47
壊れた映画を撮る。寝る話。209/3/27 20:38
落下速度サバオ*6*09/3/27 20:14
ノラnonya11*09/3/27 20:08
It's only You.ペポパンプ5*09/3/27 20:00
月夜の草 服部 剛909/3/27 19:19
小鳥の唄 309/3/27 19:07
風船のいのち 009/3/27 18:46
自己諸法度セルフレーム009/3/27 18:09
新幹線にてつゆ1*09/3/27 17:35
あなたがもえる長押 新209/3/27 16:05
雪国をゆくこしごえ3*09/3/27 13:29
消点3*09/3/27 13:28
ある旅人5*09/3/27 13:26
超真理男兄弟[場面1−1][group]国産和風モモ...109/3/27 13:02
ピレネーの詩三之森寛容3*09/3/27 11:52
愛はゆっくりとbody_b...209/3/27 11:27
淡彩万華鏡[group]塔野夏子1*09/3/27 11:14

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