人間を抱きしめた手やあしが人間の瞬きや口元が
漂う夢や夢の陰や みえる足元や足元が
彼を素敵にさせるのだろう
海にみ水が入って取れない彼を素敵にさせるのだろ
彼を素敵にさせるのだろう彼を素敵に ....
それは傘マーク寝起きに刺さる尖った音階だ、とか

それはキャブドライバーの憂鬱とケミカルな気分だ、とか

それは雲間に見せる僅かな隙に流れる青空と削れるワイヤーの調べだ、とか

それは息し ....
 
 
夢想家
それは夢の中にいるもうひとりの妻
夢を見ているもうひとりの私

夢の中に咲く花を
一度も見たことがない
現実の世界で
あなたは此処にいないから

その花の名前を
 ....
 
今日もどこかで
生命が産まれている
 
今日もどこかで
希望が生まれている
 
今日もどこかで
笑顔が生まれている
 
今日もどこかで
新緑が生まれている
 
今日もどこ ....
広い草原からは

笛の音が響き

音をかぜにのせては

明日に流した

深海では一寸の光も入って来ずに

光という存在をまだ確認したことがない

余りにも酷すぎるものたちで溢れ ....
会社やめてぇーなー が染み付いたコピー機

あなたに会いたくて が染み付いた枕カバー

急げ が染み付いたサドル

知りたい が染み付いたマウスパッド

やりたいことがない が染み付い ....
あのころ
きみが蒔いた
虹のかけらは

かぜにふかれ
悠久をこえ
きょう
ぼくらのちいさな庭に
七色の花を咲かせた

きみは
あのころとおなじ笑顔して
花たちを
いとおしそう ....
海からメールが来ましたよ、ラ・メール
光さす水面下
五月はクラゲも季節です

よつめ花びらたちのエフィラや
うりくしたちの赤ちゃんの
沈み止むことなき花吹雪

外海では
彼らの親が吹 ....
風の手紙は紅に

あなたの想い映し出す


見あげる空は黄昏に

安らぎの瞬間(とき)をもたらす



ただ願う


しあわせでいてね




優しい闇よ ....
したり顔 で

ペラペラの裏側の
幾何学の様な空に
隠された表側が
透けて見えるとでも

貴方も同じだ って

女王は笑っているかも知れない
ジョーカーは留守かも知れない
明 ....
あのこが嬉しい
わたしも嬉しい

あのこが怒る
わたしも怒る

あのこが哀しい
わたしも悲しい

あのこが楽しい
わたしも愉しい


あのこがいない
わたしは微笑む
死ぬことは怖くない
自分がなくなるってだけだから

ただ
死ぬまでは怖い

痛い 辛い 苦しい
そんな感情が怖い

だから自分はここにいる
自分は臆病だから


生きることは ....
海のこどう
陽のゆらめき
浮かんでは帰っていく泡
ゆりかごのリズム
火山のオルガスム
海がめはひとり見知らぬ故郷にもぐる
海のこどう
胎内と殻を結ぶ絆
優しさの渦が孤独を呼びこんで閉じられた世界をつく ....
                     090513



Kaaaaa!と鳴く

烏のような目をしているね
ガラスのような君の目を
ガチャンと割って
叱られた
思い出を
ア ....
ちょっとだけ、わかったかもしれない。

「頑張れ」「頑張ってね」と言われると苦しい。
認めてもらえてない気がして。エゴだよなあって思うけど。


「一緒にがんばろう」
言われて軽くなった ....
僕が留守の間
初夏の
風が吹いて
春が
名残の桜の花びらを
身にまとい
土手の向こう側に
転げ落ちて行った
昔、狂うほど聴いた曲に縋る

あの音楽家たちは
私を麻痺させたまま停止

狂ったまま
狂ったままよ
愛しさの故
憤慨する
呼吸困難さ

未だ私は水攻めに
自ら溺れてるよ
遠い ....
ゴミを捨てたいけれどゴミを出せる日が決まっているなんて
ヒトの暮らしも楽ではないな
だから
ぽたぽた落としてしまうのね 溜め込めなくて

女の子には月に一度、血液まで捨てる義務があって
永 ....
誰か私に呼びかけてください

はりぼての海から
髪ふり乱し人魚が突き破って
来るように突然

きれいなレモンが何万個も
緑の丘を転がってゆくので
丘が動いているように見える
そんなふ ....
扇風機を起こしたら
「もうそんな時期なの?
 早くない?」
と言われた


きっと、これから
毎年、一日ずつ
早まるでしょう


そのうちいつか
一年中
働いてもらわなければ ....
このヴェランダから

もう何日もずっと、雨がくるのを待っている

晴れの日も曇りの日も

安らう日を待っている



このヴェランダから

草原は見えないけれど

たく ....
謙虚になった時に
世の中が見えてくる
高慢になった時は
人が見えなくなる

子供に好かれ
老人に好かれ
動物に好かれ
女性に好かれる

老人に心を読まれ
声は信じない
問題を起 ....
神様を殺したいと思った時。

僕は僕を信じようと思った。

目が覚めた時には。

世界が綺麗に見えた気がする。

そんな、目覚めの悪い朝の。

寝ぼけた僕の心。
体液の水たまりのなかでまだあたたかい動かない体を揺さぶって果てた
土を掘り埋めたあとでその上で何日も寝起きした
最初の三日は泣きそのうちの二日は雨だった
僕たちの関係はいったいなんだったのだろう ....
ひとり航海にでる 

一双の沈没船が蜃気楼のように浮かんでいる 

カジもブレーキも効かない

カジもブレーキも最初から付いてなんてなかった

でもここは海

塩辛い海水を飲み ....
好きなことをやりなさい

幼いころから言い続けてきた当人は
ちょうど十時間前にツングースカへ
それから五時間
やっぱり心配だからと
いつものように母は後を追いかけて
十分ほど前には
ち ....
    「 創造 」  作  鉛筆くん




   えんぴつが他人のように独り歩き出し始める
   
   冷たい月の上に立ち
   リアルと ....
切なくて
震えてしまう

心が

君を求めてやまない

君に触れ

唇を奪い

背に手を回し

抱き寄せ

抱きしめ

この震えを

伝えたい

狂おしい ....
みずうみのほとりに
おいていった
うたが
あって

いつか
みずうみのほとりに
その
かかとをそろえて
おいていった
ものが
あった

 *

なめらかに
さしのべる
 ....
 
 
 
白線の内側で
猫と戯れる間に
 
白線の外側で
飛沫は舞い散る
 
白線の内側で
傘を差している間に
 
白線の外側で
光は唸る
 
白線の内側で
煙を吸い ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ベルデ十二支蝶009/5/14 4:16
『蓄・脳・症』NEO DADALeaf1*09/5/14 2:33
Phosphorescence小川 葉109/5/14 1:56
今日もどこかで次元☆★309/5/14 1:27
抜け殻を迎え撃つこめ609/5/14 1:07
海底杉並区2009猫道9*09/5/14 1:06
風がきみのやわらかな髪をなびかせる五月に草野大悟509/5/14 0:21
草冠とレインクラウン/メイ・メリー・ゴーラウンド海里1*09/5/13 23:58
風花柊 恵4*09/5/13 23:44
神経衰弱ICE109/5/13 23:09
真友みっきゅん1*09/5/13 23:00
欲の塊1*09/5/13 22:58
海がめ寿 雪野209/5/13 22:34
あおば6*09/5/13 21:54
なんだつゆ5*09/5/13 21:08
土手の向こう側フクスケ109/5/13 20:56
赤い音楽家たち蝶澤209/5/13 20:05
時間泥棒佐藤真夏309/5/13 17:37
呼びかけてふるる3*09/5/13 15:22
せんぷうき小原あき5*09/5/13 15:02
ヴェランダから瑠王1*09/5/13 15:01
介護Ⅱペポパンプ6*09/5/13 12:45
創書日和「永い夢の中。」[group]狠志109/5/13 10:38
2020/序モリマサ公409/5/13 9:05
ここは海猫のひたい撫...009/5/13 8:10
かくも、こうもFUBAR6*09/5/13 4:25
鉛筆くん、、。。ヨルノテガム309/5/13 4:19
今すぐ君を…ダイチ009/5/13 3:56
みすい3*09/5/13 2:46
白線蟹太郎109/5/13 1:28

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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