その横顔は
花びらのようでした

春風が、ふわり
いちまい
また、いちまいと
面影を其処此処に
舞い散らせます

花吹雪が、ゆるり
上になり
下になりながら
音階を柔らかく
 ....
しろくろはっきりしまうまのしま
しまうまのしまのわれているところ
それはももいろのおしり

しまうまのおしりには
しまうまのじんせいがしまわれている

くちからこうもんまでが
しまうま ....
空なんか眺めたり
欠伸の回数、よりも
溜め息が勝って
 
僕を狙う
カモメの数を数える
何百 何千と
 
敵ばかり増やして
 
 
上下に浮き沈み
エレベーターみたい
 
 ....
ひとり沈んでいく夜は
月明かりだけを呼び寄せて
鏡の私に背を向ける

それから

秒針の音を消すように
鼓動の音を消すように
そっと自分の肩を叩く

昔幼い私に母が
静かにそうし ....
戦後、日本の詩人が言葉にささげた努力のほとんどを、私たちは読むことができません。
図書館に行ってもあの高い本棚にふるえてしまい読むことができません。
インターネットですら例外ではありません。

 ....
朽ちた木屑のかさなりを
踏みふみ
つづら登る春の里山

行く先々を導くように
萌える山吹
ふとした足元に
大人しくうつむく
鈴蘭の白、きみどり
ひとつひとつの
光りの具合を確かめる ....
夢が現実になることは、そうそうないのだから心配いらない。
何より、こうして今、喋っているのだから
「死んじゃいないよ」と僕は言った。二日続けて
僕が死んだ夢を見て電話をくれた友人に。三日目の晩に ....
心臓が一度強く打った

だから僕は途方に暮れるわけにはいかない


僕の両の目が朝の日差しを捉えた

だから僕は今日を終えなければいけない



そう命を意味付けて
 ....
学校帰り毎日君と遅くまで

語り合った公園はもうすぐビルになるらしい

誰にも見られないでとそっとキスをした

あのガード下には車が走っていて

帰宅する友達の波を外して手を繋ぎ帰った静かな通りには
 ....
oh

oh  oh  oh…
長い雨が続いている
oh  oh  oh…
長い雨が続いている

こころのなかはどしゃぶりさ

oh  oh  oh…
長い雨が続いている
oh  ....
ここ数日の晴れ間が穏やか。
さんさんと陽光の降りそそぐ。

影を濃くするのは、私のみではなく、
炭酸がのどをシュワシュワと通りすぎる。
はて、宇宙の寒さは星の光を清らかにする

白い指先 ....
上から見下す人の縁

下から見上げ世界の平行線

コンパスが常に真実をさすなら

僕は磁石を取り出して狂い出す

離したりきったりくっつけたり

叩いたりもんだりくみたて ....
     タイカリー



小さな店の
タイカリー
わたしは、きっと
恋をしていた

その店の二階の窓からは
狭い通りを見渡せた
わたしはなんのかのと口実をつけて
デー ....
     貸金庫



   ああ
   いまひとつ
   勇気が足りない
   しかしやってみるしかないのだ
   無理矢理にでも
   自己に課してみなければ


 ....
奪うだけ奪っておいて
怖いだなんて

それは ないんじゃないの
バカみたい

臆病で逃げだしたい気持ち 抱えたまま
暗闇を突き進んで
ぼくたちやっぱり 間違いだった?

誰に聞いた ....
 
 
夕日が沈むと
真っ黒な紙を空にしきつめ
穴のたくさん開いた
空の向こうから
いろんな色の
ランプを照らしてる
私たちは
それが星であるかのように
夜空を見上げている

 ....
■恐怖政治ソクラテスは災害ボランティアセンターの独自の思想を展開していった雄大に海原を飛翔しているではないか
■■金の粒子径(1-10nmでの)制御を哲学者の野心と「作曲家」「演奏家」などと区別する ....
明日どこか高いところに立って

そっと飛び降りようと考えている人へ

今日も昨日もその前もずっと辛かったんだね

人にとってはちっぽけな悩みかもしれない

けれどあなたにとっては心のすべて

だから自 ....
嫌いだった筈のことまでなんだか美しく見える日がある

そうやってしまえばいいような

間違ったとこに逃げ込むような

そんなの嘘だ

この世界から脱出する方法はなんだろう  ....
 
幸せを求めている
 
それが何なのか
わからないままに
 
 誰もいない土手に座って 動かないブルドーザーを見てる
 雨が降ったのはもう何日も前 消えない水たまりを
 車輪のついた風が駆け抜ける


 人がいないのはこの一瞬だけ まばたきをすれば
 ....
花びらは死者
死者は孤独
遠い国の
輪廻のように

地を這いながら
眠る者
うごめくもの
見知らぬ

  その墓を暴いても
  父は目覚めない

  あるいは記憶さえ
   ....
腰を痛くして
春を支え合っている
さくら
じごくの中にも
てんごくは
あるんだね

まいちる
うすももいろの
きょう

もう
すっかり
寝入ってしまった
入浴日のさくら
 ....
 
 
月工場で
おじさんたちが
月を作っている
その日の形にあわせて
金属の板をくりぬき
乾いた布で
丁寧に磨いていく

月ができあがると
ロープでゆっくり引き上げる
くりぬ ....
プロフィールなどで、自分の顔を含む写真をのせている人を見ると、とても眩しく思う。
なぜ?
なぜ写真を公開する事が出来るのだろう。
それだけ自信に満ち溢れているのだろうか・・・
爪を立てないようお気に入りのレギンスを下ろしながら
一瞬の冷たさに身震いなんかして

いまどき珍しいよね
ウォシュレット付いていないなんてさ

ちろちろと可愛い音させるのも粋よねとは思いつ ....
暮らしは

繰りかえす旅のようだ

ひとそれぞれ

いろんなことがあるから

近くにいる

いつも顔を合わせている

さしだされた風、渡っている


悲しませたくない
 ....
人生なんてもん、
良いか悪いかは
自分の考え方次第で
どうにでも変えられる

笑われたって
指さされたって
罵られたって


大丈夫、大丈夫。


ほら泣いてない ....
切ないほど痛む君を呼ぶ声
哀しいほど遠い君の影
「二度と触らないで」と語る君の眼
夢みたいに消えてしまう
嘘みたいに失ってしまう
「二度と来ないで」と語る君の感触

君が笑った

僕 ....
月が
寄り添うように
ついて来る

月のある夜空を
見ていると
ずっと昔の
大学からの
帰り道
詩人の恩師と
よく坂を下りながら
月を見上げて
 あれは上弦の月
下弦の月 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
桜の楽譜あ。11*09/4/8 20:53
しまわれているところ木屋 亞万1*09/4/8 19:27
疲れた魚琥霙ふうり1*09/4/8 18:25
ねむり靜ト2*09/4/8 18:15
詩を詩集の外に出してあげてくださいイダヅカマコ...3*09/4/8 18:13
花霞佐野権太19+*09/4/8 18:13
慰めの匂いプテラノドン1*09/4/8 18:07
「命瞬間」スガワラシン...0*09/4/8 17:58
懐時波のうたびと009/4/8 16:21
ohいのうえなお...109/4/8 16:05
光沢こしごえ8*09/4/8 14:49
笑うしかなかったこめ309/4/8 12:26
タイカリーふくだわらま...309/4/8 12:00
貸金庫109/4/8 11:43
おねがいウデラコウ1*09/4/8 9:11
夜空から、ありがとう小川 葉509/4/8 6:49
フェーズ・パターン~4台の電子オルガンのための《81》柴田...209/4/8 6:39
命が消えゆくその前に波のうたびと109/4/8 3:16
あの子とあなたの世界猫のひたい撫...109/4/8 2:52
43次元☆★109/4/8 1:55
蝋人形の抜糸カンチェルス...509/4/8 1:23
うずみ野uminek...3*09/4/8 1:06
さくら草野大悟5*09/4/7 23:16
月工場たもつ3809/4/7 23:07
煌きTama009/4/7 23:03
ですなひと恋月 ぴの17*09/4/7 22:30
暮らしのなかで吉岡ペペロ709/4/7 22:00
人生みなた209/4/7 21:55
発狂する愛智鶴209/4/7 21:37
月とともにフクスケ109/4/7 19:53

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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