超密集型合同庁舎兼大時計台の八百万本に及ぶ銀色支柱がタテ・ナナメ・ヨコに生えてならんで、
金ダワシみたいな鳥の巣が もさもさ そこここにくっついてて、
ゼンマイひよこは顔を出し、やっぱ隠れて、もぞ ....
のぼるくんはある時ふと思いました。

知りたいと思ったことを知りたいと思ったときに調べられる環境と時間があることは本当は幸せなことなんだ。

当たり前過ぎで気づかなかった。


そう思っ ....
むしを食べ 手指を舐め 詩思をうたう
飢えた怪物のような向日葵だ
仲間外れの罠にもかからぬふりで
グラウンドを睨んで揺れている

なまぬるい呼気を吐却して
腫れぼったいくちびるから
高ら ....
耳の後ろが赤く膨れ上がり
朝焼けのように
蕁麻疹が広がる
意味の分からない
恐怖をかんじる
湿地帯の高い草の中で
白い水鳥の環視の中で
叔母は叫び声をあげる
白い水鳥の環視の中で
湿 ....
兄は無口になる
暗さが増してくるこの頃
筋肉を持て余し
内部の膨張を持て余し
彼岸花の咲く川べりは
自転車を押して入る
鷺が落ちるように飛ぶ濡れた地帯
自転車を押して入る
彼岸花の咲く ....
家と壁と人が消え
庭が庭につながり
あふれている


どこからでも見えるほどの
巨きな建物に
たどりつけない夢から覚め
床の上の静けさを見つめる


背中だけ ....
雨に濡れたアスファルトの上を

自動車が走っていく音

さよならの言葉で

今と未来とを繋ぐ

通り雨みたいなものだったんだ


やがて虹を映して
  ついさっきまで
  眠っていたかのような
  まどろみ


  覚醒を求めて
  手元ののコーヒーを一口
  手を伸ばして
  煙草を一本


  煙を吐くと
 ....
醜悪だと
言う薔薇を飼う

一枚羽を裂く
二枚羽へと手を伸ばす‥

痛い?

残り羽を全て無くせば、皆似たようなものの
君はどんな裸をしている
全て魅せてごらんよ


そう言 ....
この胸で休みなさい
疲れた体を横たえ
毛づくろいをして
次の旅に出よう

泣いて笑って
怒って悲しんで
皆必死に
生きている

すべては正しい
良心からしているから
心配はいら ....
                言葉足りなくて
               聴こえない白の音符

                カタチに為たくて
              ....
それは自然と笑顔がほころぶ様な、温かさを備え

それは自然と切なさを与える様な、哀しさを備え

ねぇ知ってる?
愛はイトシイとも読むけども
カナシイとも読む事を

屋根は温度を増し ....
Natsu no yo no machi(街) wa
Itsuka asufaruto iro no
Kakusa(乾砂) no toori
Soredemo
Yume no koe de  ....
刈りとられ
跳びはねてなお
夜になると猥らだった
言葉たち

摘みとってゆく六月の光は
無いようで
そこにあった
緑たちに
ろ過され
打ち砕かれた先に
また
芽吹きはじめる
 ....
{引用=わかってる

魂を教えることはできない
そもそも
魂を教えることはしない

精神論で支えられる部分は
言葉から受ける印象ほど広くない

それでも
教えるというところに
ひ ....
たなごころに
すとんと収まるその笛は
尊い土の重さと
ほのかな内空の軽さを
同時に伝える

私は
澄んだ森の気配に
肺胞を湿らせ
惹きつけられるように
ほっこりとしたぬくもりに
 ....
トライアングル
カラカラたたけば
遠くで聞きたい鋭い音
速度を弱めて響きを遊び
近づいてみた
余韻をしっかりミュートして
アコーデオン的な手法で
空気を押し出し
塗り尽くせればいいなと ....
眠くなくても朝おきるのが億劫で、冷房が効きスギル熱を膨らませた電車にゆらゆら水面がマドロンデいるのを見下ろす。



最後によんだ夢メッセージ。


件名『さようなら』
----- ....
暗い道を進んで
どこまでいったかわからないけど
結構遠いところのようです
大きい箱に入ると奇麗になって
また汚れておいでってことみたい
お母さんみたいだね
何人かの子供は帰ってこない
で ....
ほつれる心と身体の端くれを
いつも不器用な指で玉結びするの
やわらかな皮膚にあたる異物感を感じて
ちょっとだけ安心したら眠るんだ

誰かに会いたいって思ったまんまで
はりめぐらされたピアノ ....
記録更新中













今も

























 ....
屋上で独りきりなの
誰も居ないの 私、独りきり
片足立ちで両腕を拡げて
くるッと廻って
一礼、

生暖かい風がスカートを
ひらひらさせて
純白か或いは漆黒の羽根
運んでくれると信じて ....
 
 
手をつないで歩く君が
息子である前に
恋人のような気がしている

生まれた時に一目惚れして
キスしたり
抱っこしたり
一緒にお風呂入ったり
この頃は肩車がお気に入りの
恋 ....
ただ老いて待つよりも
この光と流れに賭けたいね
生意気言うな小僧
お前に何がわかる
あんたには見えるのか
あんたが望む形は小さい上に汚れているよ
わかっていない
お前だけの問題ではないん ....
思い出は
時に抗(あらが)う逆行性

たった
一文字の喘(あえ)ぎが、
砂時計の上下を違える
するり、と開いた物語の行間に滑り込む
望んでもいないのに
わずかな隙間からむしりとられ ....
骨の折れたもの

きつく縛られ 置き去りにされたもの

腕に 鞄に

ぶらさがった憂鬱の蝙蝠

その時を待つ核弾頭のように

危うく 厳かに

潜んでいるフック船長


 ....
賢い鷹は爪を隠すけど

賢くない鷹は常に爪を立て

気高く泣き叫ぶ

月に吸収去れるまで

僕はいつも前を向き歩き続ける

近所の犬に最近雑音が煩く

眠れやしないと吠えられた ....
                      090622



銀ヤンマを食べる
鬼ヤンマを睨む
怖い顔をした男が
車に跳ねられて
怪我をして
病院に運ばれた
怖いから
跳ねられ ....
ブラウン管を埋め立てることは出来ない
それはあまりにも長らく視線にさらされて
人の毒を吸い込んでしまっているので
海洋生物にも良い影響を及ぼさない

月のない夜に路面をキュッと踏みしめて
 ....
ふいに手にした{ルビ銀匙=スプーン}を 
見下ろすと 
逆さの僕が 
こちらを見上げてゐる 

銀匙に映る小さい僕と 
銀匙を持つ大きい僕の 
瞳と瞳の間を 
結ぶ 
透きとほった時 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
スーパーひよこ型シティが各地に形成されるまで北街かな5*09/6/23 21:58
のぼるくんつゆ4*09/6/23 21:52
ひまわり北街かな6*09/6/23 21:38
書かれた-叔母[group]非在の虹2*09/6/23 20:36
書かれた-兄[group]009/6/23 20:34
緑夜木立 悟209/6/23 20:23
あじさい通り衿野果歩109/6/23 19:08
誰にも侵されない夕方瑠音109/6/23 19:01
飼い薔薇の裸蓮沼 栞1+09/6/23 18:22
Open your heartペポパンプ6*09/6/23 17:05
親愛なる君へ蓮沼 栞409/6/23 16:44
自然に好きが溢れてた209/6/23 16:13
Midnight summer dream月乃助1*09/6/23 15:49
_石黒209/6/23 14:29
「魂の授業」ベンジャミン7*09/6/23 13:06
土笛の記憶佐野権太15*09/6/23 11:37
お絵描きsk309/6/23 9:34
ユメッセージ209/6/23 9:31
さいみんsk009/6/23 9:25
悲しそうな肉片かのこ209/6/23 8:53
ソッコーudegeu...009/6/23 7:57
天使になりたい娘AKiHiC...409/6/23 4:26
恋人小川 葉309/6/23 3:56
イマジネーション ラフ スケッチ秋也2*09/6/23 3:27
「消夏のとき」月乃助3*09/6/23 2:51
時計ワニで晴れを呼ぶ瑠王4*09/6/23 0:58
この世界には僕がいるからこめ409/6/23 0:10
銀の鱗あおば9*09/6/23 0:05
沈黙瀬崎 虎彦009/6/22 23:50
銀匙の鏡 服部 剛409/6/22 23:44

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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