夕陽を吸い込んでいく山々
その強く儚い赤に魅かれ、憬れていく

滲んでゆく世界が愛しい


白く光る肌
この国へ誇り
両手でじゃのめ傘
わくわく
くすぐったい

 ....
悲しさとか寂しさとかで
小指を折り曲げてみても
いまの僕には
なにも痛いところがない

窓から出て行ったこの目は
遠くで迷える羊のよう

「でかけてくる」と言って
あなたに連れられた ....
どこから始めようかと
腰に手を当てて考える

片付かない過去と
まだ空っぽの未来

どうにでもなる
なんとでもなる

自分のことは自分で決める
汚れた顔を拭いながらでも
君が
笑ってごめんなさいという

僕は
笑っていいよといった

君が
いつもごめんなさいというから

僕は
いつもあやまらないでといった

君に
誰を見ているのと聞いてしまい ....
図書館に
人を探しに行った

服屋さんに
人を探しに行った

ほんとうは
本なんていらない
服なんていらない


みているのに
みえてないもの

みてないのに
みえている ....
わたしの大好きな人の得意料理

潰れた玉子焼き

ホワイトデーのプレゼントだった

可愛い紙コップに
玉子焼きを
渦巻状に押し込んで
小さい子が好きそうな
ウサギの旗をぷつりと刺し ....
例えば犬や猫みたいに
せめて小さい頃の姿が
あいくるしいものだったら
愛することを知れたのに
愛されることを知れたのに

子供のころから
ずうっと考えていたこと
あたし本当は
毒なん ....
(わたしは 生まれたかったのだろうか)
(笑ってしまいたくなるほど高慢な嘘を)
(吐くことであなたは生きているけれど)


半分だけ満たされた胎内で目が覚めた
夢か現実か の判断は つかな ....
みどりの季節には
青い空があって
そこに生まれた僕は
とても暖かくって

あくびが出るほど
退屈な穏やかな光

誰もが緩んでいるから
じわり、汗かく


みどりの季節には
遠 ....
いつもより遅く
駆け込む教室で。

気になる事と言えば、あの娘のカバンの中身。

休み時間だけど心に余裕はなくて、窓に映る君をただひたすら追い掛けた。

チョコレートなんか僕はいらないよ ....
動物園に行くと
いつも
妙な気分になる
動物園は見に行くのか
逆に 見られに行くのか
ガラスの向こうには
牡のライオンがいて
こっちを見ている
隔てているのは
汚れの見えるガラスだ ....
                    090430


筍は
旬に頂くのが
瑞々しくて
甘くて
テレビの中でも
ほくほくした顔の奥さんが笑う
年がら年中筍が入っているランチを食べて ....
ななめってでかく
でかく見せようって
すうはあ
すうはあ
すうはあ
すうはあ
シンコペーションヌ
クワウクワウクワウクワウ
ギターで埋める
たいへいようひろがりーっぱい
ゆれるレー ....
幾千の花束を
胸にして
川の銀河に
旅立つ

足を止めた時は
死ぬ時
それまで歩み続ける
休めない

一本足で立ち
かかしの様に
石を投げられ
烏が肩にフンをする。
みんな嫌いよ

大嫌い

{引用=
 でも 嫌いにならないで

 嫌いにならないで欲しいの
 }


誰もあたしに優しくしないで

 {引用=
  利用するだけなら
   ....
制御することができないと ころの躍動感
ピアニッシモピアニッシモ
向かう先とこ ろの充足感
ムーヴィングムーヴィン
ところけてしまうの
ローリング

みてたところの怪電車
いきてたとっ ....
離れてみてわかるって
よく聞く

そうかもしれない

心地よい風
耳をくすぐる音色

そっと触れる指先に
どきっとした

いつも隣にいた・・・

ふと目覚める朝

あるは ....
目は閉じないで
手は繋がないで 
どうか忘れて
地下室の鍵は置いていってね
誰にも知られたくないの
死んでいったお話たちを
あなただけに話した物語
ここにお墓を作るから
心の底で死んで ....
駅から我が家への道の半ば
江戸時代に開基された由緒ある寺で
お通夜が営まれている

普段は併設された幼稚園の園児が
遊んだり運動したりしている地蔵堂に
祭壇が設えてあって

地域の生活 ....
明日晴れるなら蜃気楼をみにいこう

僕がまっている何かはまだこず
降り頻る涙の雨を浴びて

脅えながらそれでもなお

コンクリートに覆われた部屋からでずにいた

きてはかえす

 ....
 
 
ねむたくて
ぼんやりしてると
人の話聞いてるの
と雌ライオンの
妻が言うので
雄ライオンの僕は
目の前を通り過ぎていく
バスを見送って
聞いてるよと
ラ ....
窓がくもっているから
遠くの光のつぶつぶが
それぞれじわりとにじんで

ああ急がないと
星がぜえんぶ夜に
溶けてしまうと思った

そうしたら
いよいよほんとうに
わたしひとりきりの ....
重いドスの効いたベース
重たいパンチの効いたバスドラ
ギターの超早弾き
元気の出るリズム

どんなに困難でも
突き進んでいく原動力
歯を食い縛って
腹に力を入れ踏んばる

サイドシ ....
そのひとが指した
暗闇に
また星座ができる
夜空の不確かさに
うなずきながら
長い髪が揺れると
それは五等星ぐらい
小さく笑うと
三等星ぐらい

月影を手に入れるために
なにもか ....
 
想いを
心に在るままに
伝える
 
なんてことは
不可能
 
  気まぐれに公園を
  掃除してはいけない
  それを祈りとする人の
  領域を侵してはいけない
  それがこの街の朝

求めてもに届かないのか
それとも、手に入れたものを
守り ....
ありがとう。って言葉


本当に不思議で

それだけで

一瞬で





潤う

嬉しい涙も

悲しい涙も

切ない涙も

やさしく包み込んで
 ....
わたしの、やわらかいところは
羊水のような液体のなかで、うかんでいる

わたしの、やわらかいところは
いつもたくさんのことで、満たされていて
それをとどめておくことに疲れると、忘れてしまう
 ....
リンゴが手に取られて

そのままではいられないのか
とふと考える

ずっと木にぶらさがり
太陽を浴びる人生と思っていたら

収穫されて市場に出荷され
知らない場所へ運び込まれ

 ....
今日も一日が
終わり明日が
やってくる。
チャイムが鳴る

解剖針を
探り針にして
梁に蛍光灯を
つける弟

お袋は
ご飯の用意
寝っ転がっている
親父。
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
あたたか蝶澤1*09/4/30 22:08
この空だれかのうつろな羊ひとなつ409/4/30 21:53
ひとり立ち未完7*09/4/30 19:18
片恋慕1*09/4/30 19:17
ひなたぼっこ昼寝ヒルズ409/4/30 19:09
玉子様[group]愛心5*09/4/30 18:51
はちはちよん8*09/4/30 17:59
揺さぶる生命笹子ゆら1*09/4/30 17:07
birthdayくろね009/4/30 13:42
バレンタインアカギ009/4/30 12:43
動物園フクスケ009/4/30 11:17
あおば2*09/4/30 9:59
猫、のぼるともちゃん9...609/4/30 9:19
烏(からす)ペポパンプ6*09/4/30 8:47
キライBOC009/4/30 8:03
コマスタクランパパラッチカナシミルク009/4/30 5:22
距離あえり4*09/4/30 4:25
物語湖月209/4/30 1:46
帰り道kauzak5*09/4/30 1:01
風見鶏の見つめる先こめ1009/4/30 0:37
ナイトサファリ小川 葉309/4/29 23:21
光のつぶつぶはちはちよん2*09/4/29 23:10
ヘビメタ魂ペポパンプ5*09/4/29 22:34
なもなきほしとたりぽん(大...1009/4/29 21:04
無理次元☆★109/4/29 20:49
散歩道たりぽん(大...1*09/4/29 20:27
ありがとう。つばさ109/4/29 19:40
わたしの、やわらかいところタマムシ6*09/4/29 18:25
たぶんきっと未完3*09/4/29 17:49
夕暮れ時ペポパンプ3*09/4/29 17:37

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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