南の風が
町を抜ける頃

温い昼下がりの射光と白い風景画の塗り籠めた下絵の上に停まった季節の翳り下で
欧風の白亜の建物の天辺に動かない風見鶏が見下ろす窓辺に揺れるカーテンのそよぎに抱かれて

セピ ....
手が

手が震える

震戦は晴れた九月の夜みたいだ
明確で 間違えようの無いことを隠してる
爪の先に焦点を合わせられなくなって
初めて不便だと思った

逃げる者追う者も
僕には同じ ....
すうっと堕ちていくような感覚と
鈍いしびれがあるという
それでいて苦痛ではないらしい

幼なじみのあの子も
隣の席の委員長も
さらにはわたしのママまで
患ったことがあるらしい

大人 ....
夕暮れ時、河川敷に沿って立ち並ぶマンションに灯された
幾何学的なライトを見ながら、「太古からの結晶」と、今朝ラジオで耳にした
CMの一節を反芻する。それから飢えた胃袋を黙らせるように煙を吸い込む。 ....
彼女と仕事をしてると楽しかった
たぶん仕事が終わればそんな気持ちもなくなるって思ってる
ぼくはクリエーターだ彼女は実務をしてくれてる
この広告の小冊子づくりが終わればチームは解散する

ちょ ....
背中を引き破り
翼を産み出しても
僕らは飛び方も
場所も知らない

翼も血にまみれ
ドロドロとした
赤い液体に絡まる


何も知らない子供が
汚れた大人が
ひきこもりの科学者が ....
A)
暖気してる間も醒めない/鉄は塊り
換気してる間も察しない/手付かずの雨乞い

息をしないなんて/囈(うわ)言(ごと)云うなよ
空ばかり請うなんて/蔑むなよ


B)
ど ....
言葉の羅列に侵されてく
そんな瞬間の私

怯えるように痛みの先を舐めて
舌の先に灯った芳香に焦がれた
貴方の瞳が夜明け色なら
私の瞳は最果てを映してた

言わないで口を紡いでて
綺麗 ....
召した、と君は言う

稀薄な意思を養生するかのように優雅を演じた

祓った筈の手に付着したものは黒南風

去り難い指の先に現れた解錠の儀礼

尽力で抱えた儘ならぬ数の哨戒

遥 ....
俺みたいなやつは、死ねば良いと思うよ。

優しさのカケラももってなくて。

どれだけの人が傷付いたよ。

だけどね。

死んじゃだめだって言ってくれる人が居るんだ。

なぁ。

 ....
幸せだなぁなんて緩く生きてるとだめになるし
またどうせやって来る

もがいて悩めと


宿命的だわ


これが業ならば
見えないものと戦わざるを得ないなら

突き付けて欲しいも ....
きょうもだいちにあいたたくさんのちいさな穴を

うめにいくのだと、ひとびとはかばんをかたてにでかけてゆく

ひとつでも穴がのこされていればふあんで

しかたがないのだと、ひのくれるまで
 ....
さやえんどうのかわをむく

ゆびのさきがみどりになって

ぷんとあおくさいにおい



うまくいえへんこと、いっぱいあるよ

っていいたかったのに

なかなかいえなかった

 ....
                        090522



進化をし続けて
人になった途端
ウィルスに脅かされて
右往左往している
マスクが売り切れたから
引き籠もっていても ....
ひとのその哀しいところなんて
簡単には見れやしないし

自分のその哀しいところなんて
簡単には見せやしない

だから、あんなふうにバリア張られてしまったら
捨て身で助けに行くしかないじゃ ....
                 090522



少しだけ
はなにつくのだと
苦笑いした途端に
風が吹いてきて
セットしたばかりの
髪の毛を逆立てる
その一瞬をカメラに納め
 ....
コンクリートを、駆けるように失われる優しさ。
切なげに、大げさに、フラットに。

そうして僕たちは冷たい同情を得る。
そうして、僕たちは寛容という名の無関心に尽くす。

はだけた服のすきま ....
テレビドラマを見ていたら
あまりにもつまらなくて
消してしまった


今までの人生を見ていたら
あまりにもつまらなくて
自殺してしまった


***


そんな彼女の
ラス ....
このからだをすぎるものらの
なんとせわしく弱いことか


流木が凍り
骨の道に沿う


いくら望んでも
いくら願っても
手のひらより大きくなることはない
 ....
ただ わたし
いるしかできなかった
ふもとで足が
すくんでたのかなあ
呼ぶこともできなかった
さけぶことも
云うことも
かみ殺すことも

ただ わたし
ここにいるしかできない
こ ....
だから私は何度も何度も言い続けた。
"もしもし? もしもし? 大変です――もしもし?大変なことが起きたんです――もしもし? 人が刺されたんです――聞こえませんでした――私には聞こえ ....
これからもきみが好き!
って叫ぶわたしに笑ったきみ
俺もずっと好き!
って嘘でも
信じてたんだよ
バカみたいに
ひたすら

きみを

あなただけを
愛しますと
天国のおじいちゃ ....
僕は許せないでいる
そのことに執着している
それは精神的にも肉体的にも
道徳的にも絶対によくないことなのに
そこから抜け出せないでいるのだ

じぶんがどう見られているのか
そんなことに価 ....
 
 
疲れてるの
と聞かれると
疲れてると
言ってはいけない
気がしている

休日も
休日以外の日も
そのどちらでもない日も

ある海で
休んでいると
網に掛かってしまっ ....
思い出すと
なんだか
苦しくなるから
思い出したりしないけどね

遠くから
ぼんやり
眺めていたなら
よかったのにね

恋は
いつでも私のそばで

楽しそうに 可笑しそうに
 ....
でも
雨になりたい
土になりたい
大気になりたい
海に、葉脈に、光に
石に、風に、雷雲に
なりたい
暗闇の中魚を狙うゴイサギの真っ黒な目玉に
森の中草を踏んで歩くゴリラの低い声に
海 ....
夏のにおいがした気がして
夜のカーテンを翻す

ヒタヒタ星が汗かいて
慌てたカエルがもがいている

梅雨はまだ来ないのに
あのコはかっぱを毎日着ている

彼はやじろべえ
あっちにぽ ....
薔薇を見に行かなければいけないね
薔薇を見に行かなければならない

薔薇なんて柄じゃないなんて言わずに
心と体を
自分の気持ちと五感とを
ひと一人分
薔薇の中に置きに行かなければ

 ....
瞬間瞬間が身と心を削るように降りかかる。
御霊よ御魂よ
この地に降り注ぐ力の火が
凍る明日を逆に照らし、曇る昨日を無に還す

人の世が辛いなら
今こそその日のけじめの日
狂った人と凍った ....
開かれてしまったら
もう、あなたには見えない
最後に映るわたしは
どんな
顔、なんだろうか

まばたきのシャッターを閉じて
(すとろぼが、みちて

それから

。 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
バレンシアの風遊佐1*09/5/23 0:00
シャーマンどもは扉を開けない竜門勇気1*09/5/22 23:38
はやりやまいあ。21*09/5/22 23:28
無縁プテラノドン009/5/22 22:48
五月の夜/六月の闇吉岡ペペロ809/5/22 22:06
にんげん蝶澤209/5/22 21:55
『鉄砲魚に跨がっていたら〜』Leaf0*09/5/22 21:18
詩檻[group]愛心9*09/5/22 19:15
『菩提樹の生けとし岬』Leaf1*09/5/22 18:50
幸福。狠志109/5/22 18:29
再来まきちぇり009/5/22 18:16
世界主義者瑠王2*09/5/22 16:38
さやえんどう尾崎みどり509/5/22 16:10
進化あおば4*09/5/22 14:02
よくわからない苦悩ブロッコリー...009/5/22 13:55
ブックオフあおば1*09/5/22 13:49
フラットブロッコリー...009/5/22 13:29
ドラマ小原あき5*09/5/22 13:22
ひかりふる木立 悟409/5/22 11:33
ただ唐草フウ3*09/5/22 9:54
folie a deuxmmm0*09/5/22 3:43
誓いcass109/5/22 2:26
自問自答吉岡ペペロ709/5/22 2:03
疲弊小川 葉109/5/22 2:00
パンデミック!uminek...3*09/5/22 0:59
死にたいなんて思わないtaznu209/5/22 0:05
マックはじめました。そらの とこ8*09/5/22 0:04
薔薇のパラグラフ小池房枝609/5/21 23:53
川べりに居るとき僕はいつも孤独だった五十里 久図109/5/21 21:42
すとろぼ(当たり前な話)山中 烏流5*09/5/21 20:35

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