近くのミニコープで向かいの奥さんが食料品を買いだめしていた
奥さんはミニコープのレジにかごを二つのせ
あしもとにはさらに四つのかごを置いていた
お子さんはお菓子を握りしめていた
インフルエンザ ....
 さよなら。ひとりぼっちで家にいたら、クーラーが熱い風を噴出して、私はなにもかもいやんなった。さよなら。町中が重い海風で湿っている夜になにかを考えるのはよそう。セイレーン、私は叫んだりしない。もう、二 .... 北風にはこばれてくる
除夜の鐘の音
をはじめて聞いたおどろき
きみをせかせて
午前零時十分
外へ出たのだ
深夜の新年を祝うため
遠い振動
からだをつつむ時間
おわりとはじまりの相反す ....
南西の天から届いた柔らかな陽光が
世界に張られた糸を弛ませる
糸に絡まっていたわたしは
自力で立つことを忘れていたので
膝から崩れ落ちた

しかし
大地も
陽光に解かれていたので
わ ....
わたしがたたずむゆりかごは
なにものよりもあたたかく
やわらかいものですから
たとえば
すずめのあしおとが
みみもとでなったとしても
わたしはきづかないことでしょう
あさ ....
森が
あれほどさわがしかったのを
夜はいっしゅんにしてねむらせる
あの懐のひろさ
そよ風のてのひらが降りてきて

いいんだよ
だいじょうぶ だよ

ひとりひとりの木々に
そういって ....
ベビーカーに寝かされて 
泣いている赤ちゃんを 
若い母が覗きこみ 
「痛いの痛い飛んでいけ」と囁けば 
不思議と笑みが浮かびます 

産声を上げた誕生の日から 
幾十年の月日は流れ 
 ....
パーティーで
あなたの袖元を飾るカフス

さりげなく
お行儀よく
おとなしくしてる

シルバーにブラック 
テクスチャーも繊細
おとなっぽく 嘘をつく
あなたに ぴったりだよ

 ....
水の潤いの中に
声が響くの
夏が透けていく
君が居なくなってた

瞳を閉じたくなる程
遠くの空に
消えそうになる
ささやかな音を立てて
金魚はそよぐよ

赤く 白く まだらでも
 ....
「コチラハ廃品回収車デス 
 御家庭デ不用ニナリマシタ 
 テレビ・エアコン・冷蔵庫等 
 壊レテイテモ、構イマセン 」 

夕暮れ時に
2階の窓から眺めると 
我家の前の川沿いの道を  ....
夜の二階の窓の外
自分に似たかたちが拍手している
何を称えているのか
窓を開けてみると誰もいない
閉めるとまた
拍手しはじめた










 ....
微笑みが 目を伏せる
レンズを拒むようにして


「もう生きていたくない」
見えないところにも
まだ傷は残っているとのことだ
(春先に
 裂かれた痕はむしろ眼差しに深い)
風が吹くた ....
後ろ髪を引かれる
どうして
妹のように美しい髪でなかったのだろう
暮れていく陽の
もう少しだけ、
を残した
闇が束ねる
手つきはやさしくて
頭をかしげる速度で
すべて委ねてしまいたく ....
とおくの丘で
風力発電の風車がゆっくり回っている
見ろよ あれが相対性理論てやつだ
他人事であればあるほど
てめえだけは平穏無事でいられる
俺は腹がへって
あんちゃんのつぶやきをろくに ....
何故だかこの世界は

酷く居心地が悪くて

沢山の人の中にいると

一人でいるより孤独だった


でも
本当に一人きりになるのは

耐えられなかった



年を重ねて
 ....
息づかい
途切れて、巡っている
ここから
先に
途はない、きみが
途絶して、
電話がなっている、彼方からの
電話がなって
いる、誰も
いない、彼方からの
電話がなってい ....
雨のなか、

竜が
咲いていた



それは

瞳が
見たのだったか、

耳が
聴いたの
だったか、


あまり上手に
思い出せないけれど、


 あ ....
死んでいくことだけが
残された
夜、最後に何を
わたしはしたの
か、分からない
まま、いつの
まにか
閾を越え出ていった、夜が明ける
はるかまえ

きみは目ざめる、きっと
 ....
出来そこないのヒラメキが余計な希望を与えるモンだから
無駄に盛り上がって今夜も明日への後悔の始まりだ。

心地のいいメロディーがやたらとステップ鳴らすから
思いもしないことを心に誓ってしま ....
おいかける長針と短針

はしり疲れる毎日でも

よあけの街が

うつくしいのは

 希望を灯し続けるから
歌舞伎町の入口の
閉店間際のドトールは
ざわりざわりと熱を帯び
ふわりと結った後ろ髪
たどたどしくも日本語を。



隙間に空いたふたつの穴に
無理矢理おとで封をして ....
 
 
ついに人だけになって
飛んでいる
はたしてそれを
飛行機と呼べるだろうか

翼も動力も
無線さえ持たずに
たどり着く先を失って
空飛ぶそれを
人と呼べるだろうか

私 ....
二人で引いたおみくじは
その元旦の初詣の甲斐があったのか

二人とも大吉だった


大吉にも中身が色々あって

満点の大吉もあれば
赤点の大吉もあるということを
同時に ....
たとえば
月明かりの下 大きな使い勝手のいい山刀を研ぐ
水を跳ね返す 月の光と 鋼の地肌

にごる にごる水を
細く落とすひしゃくからの流れが
零れ落ち 湿った土の上を蠢きながら流れてゆく ....
*もぎとる

少女の頬は、
うつむく程に
色味を増す/と、同時に
大人であることの意味を添え
甘く
そこに増して、赤く
刻々と刻むように
ただ、坦々と
熟れていく
 ....
悲しい歌を歌おう
今日は悲しい歌を歌おう
何があったわけでもないけど
ちょっとココロにスキマ風が吹いただけ


戦争のニュースが流れて
戦争はいけないな、と思った
と思っただけで別に僕 ....
君が降ってきそうな夜を蹴とばした

今日の朝はなんとなく気だるくて、昼前まで寝てた

昼前になったら母さんがうだうだ言うから家を出た

家の外は空気が湿ってて雨降りの予感がした

僕は ....
もしかすると
隣人はにわとりなのかもしれない


あけぼのに向かって響く声は
良く知られる
「こけこっこ」

「くっくどぅーどぅるどぅー」
では、なく

もっとか細 ....
夏がほどけて…

 *
魂迄もが吸い込まれそうな程
深く澄んだ青空の背景に7月が漂う午後に、溜め息一つ
ふうっと飛ばせば、眦(まなじり)を掠めて悪戯小僧の麦藁帽子が天高く舞い上がり
通りすがりの風 ....
朝露に濡れた蜘蛛の巣が、日の力を借りて宝石の塊へと変わる瞬間。

光の粒は眩しそうにまばたいた。

ポロポロ零れ落ちないで。
優しく包むからどこかへ行かないで。

そっと触れてギュッとつ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
世界吉岡ペペロ409/5/31 22:42
雨季芳賀梨花子4*09/5/31 22:27
一月[group]非在の虹109/5/31 22:10
ふつふつ高橋魚2*09/5/31 22:04
モーニングコールは願うほど遠ざかる[group]山中 烏流4*09/5/31 21:42
果実の番号歌川 至誠509/5/31 20:40
ベビーカーの青空 服部 剛409/5/31 20:26
カフス2*09/5/31 20:18
金魚さん蝶澤209/5/31 20:04
デクノボウの詩 服部 剛609/5/31 19:52
ノート(46Y.5・27)[group]木立 悟309/5/31 18:51
広場吉岡孝次109/5/31 18:37
雨香ことこ5*09/5/31 15:32
たんぽぽ咲きみだれる野っぱらで、俺たちは[group]角田寿星6*09/5/31 14:21
人間オンチローザ109/5/31 13:41
息づかい途切れて、巡ってこもん109/5/31 12:46
伏竜千波 一也3*09/5/31 12:41
死んでいくことだけが残されたこもん509/5/31 12:34
藻屑となって消えてゆくBOOKEN...3*09/5/31 9:58
紺と朝[group]衿野果歩2*09/5/31 8:55
重いまつげに夜ask1*09/5/31 7:23
飛行機小川 葉409/5/31 6:58
縁結びのおみくじ瀬田行生17*09/5/31 6:45
皮を剥ぐゆびのおと109/5/31 4:16
山中 烏流3+*09/5/31 3:08
悲しい歌を歌おう109/5/31 2:05
きたない感情がん2*09/5/31 1:48
にわとり[group]山中 烏流2+*09/5/31 1:33
夏休み遊佐3*09/5/31 1:08
ひどくもろい物つゆ2*09/5/31 0:00

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