夢の中で寂しさが膨らんで、目覚めたのに動けない。

動悸が。この頃登場するあの人は誰。

近所の人が凄い咳してる。

CDケースってどうしてすぐ割れるんだろう。


夢魔を外に放しに ....
きっとあなたは信じない

あたしがあなたを
切り刻みたい衝動なんて

その血の最後の
残り一滴までも余さず
飲み干してしまいたいなんて


こんなに残酷で貪欲な
あたしの内の狂気 ....
ハワイに音楽がきこえてくるのだ
長くはないのに考えるのだった
だけど 僕はしかし場所にされた
砂漠もなく 人を背負いながら

白く歩いていくこと
そこに水槽にいるべき タコにあること
砂 ....
いつも空に広げて歩いていく
僕は歩いていくということを生きていこう

この胸にあらゆる悲しみをそうすれば
胸に消えていくものたちがのどかな世界をいつも

音もなく広がっている
僕にはその ....
風の街で

もう一度
僕に会いに行こう

忘れていた笑顔を取り戻しに
叶えたかった夢を思い出しに

あの山見下ろす

風の街へ帰ろう

雲を超えて
海を越えて

あの森を ....
小さく開く掌のまだ柔らかい皺ひとつ
時の過ぎるにいつの日かまめのいくつもつき始め
年輪の如く物語る人生まだ語るに足らず
そっと包んだ我の手の汚れは二度と振り消 ....
人間であることに嫌気がさしたときに
自分の中身が本当に空っぽであることに気付く

宇宙の真空に浮かぶ、船に穴が開いたならば
空っぽの宇宙船の中身は、真空に吸われていくのさ

0が汚いと ....
溺れ溺れて目まぐるしい牡丹薔薇の行列
道中狐紛いの嘘八百ままよ道楽
乱れ乱れて真ッ赤な花弁衿ひらひら
天蓋を抜けてまだ遠い空想の中の出来事

手帳は持っているよ
ペンで印をつけるよ
 ....
15年前の小さな僕は、首に巻いたテーブルクロスをマントと言い張っていた。
わざとなびかす様に腕を広げ、飛行機でもないのに「きーん」と声を上げ、マンションの駐車場をよく走り回った記憶がある。自分が ....
庭先に止まったアゲハチョウの羽には
感情の全てが閉じ込められている

そのざらざらとした声色が気持ちよくて
いつまでも肌をなぞっていてほしかった
淡い空にうろこ雲がほわりと浮かび
右目の向 ....
手をはなした風船は
青ざめた空にすいよせられた


耳鳴りに足をとられて
ずっと逆立ちしたままだったと
朝顔のつぼみが綻びて気がつく


汗をかいたグラスがそっと
海辺の風をつれて ....
舌の上でざらついたようかんの甘さは
窓辺でゆれる風鈴と似てる


初めて泣きながら目覚めた朝に
やさしい気持ちのありかを知った


あんざんではとても追いつかないくらいの
雨の染みた ....
一種の花を捧ぐなら
全ての色を揃えなさい

一粒の涙を溢すなら
全ての気持ちで染めなさい


一より全
中途半端はいらないの


一つの教えを説くならば
全ての知識を拡げなさい ....
優しさってどれ?
優しくってどう?
優しい私ってどこ?
ずっとわからないまま

目に見えないから不安で
誰かにあげる前に確かめたいのに
私には判別できないから

ちらつかせてみたり
 ....
無垢な便箋を目の前にすると、ドキドキとワクワクが駆け巡って、筆がとんと進まない。

いっそとそれを一頻り堪能していたら、ふと急かされている気がして、目線を少しばかり窓の外に逃がしてみた。

い ....
明るさのなか
で、きみの
目はつぶれて、無化の
あやめ祭りが開催されるという
そんなにあらたまって見に行かなくても
家にある花で充分だというと
それは外の世界を知らないからだと夫が言う

紅葉も 山に暮らして二十年近くになり
台所の窓か ....
木立を駈け抜ける風のように ゆく

雲になった ぬうのへ

いつか また おなじ空の旅で遇いましょう

ながく伸びた端っこが消えて ゆく

大きく手をふったなら 手紙に したため ....
誰かが再び逃げては死ぬ真似をするための黄昏だ
昇ってまた焼け落ちるばかりの陽は淫らに中心から裂け
日ごとに爆発を激しくするばかり
親愛なる友人個体群の絶滅は容赦なく海岸まで迫り来て
平穏無事を ....
とりあえずよく笑い、水を飲み、1日3回適度に食べて、たくさん嘘を
吐く。歌を口遊んだり、花を眺めたり、煙草を吸って、夜中に時々ひと
りきり泣いて、ねむる。朝までの空白を夢で埋めてみる。いつもだいた ....
晴れがましい軽快な跳躍で
超えてった
陽は青白かった


追い付けない青の弧影は解けて
夕刻に近づいて
弛く地平線に放たれた

湖畔の涼みが運んだのは
屈んだ足下から這い上がる寂寥 ....
ひとつの卵子に
星屑が飛びちって

僕は生まれた


宇宙の端っこで
ブランコを乗り回し

木星の周りを
飛行船でもうもうと
旅をし

月で出家して
僧になり

蓮の花 ....
すっかりと丸くなった母の背中を押し込んで
いく、とバネのように弾んで台所へと消えて
しまった。庭の隅で父は、苗木のままの紫陽
花を随分と長い時間見つめている。時計の針
はここ数日で速くなった、 ....
{引用=幼稚園に通っていた頃
いつもポケットに手を入れている女の子がいた

僕はそれがどうにも気になって
幼い知恵を引き出して思いついたのが
ジャンケンだった

「ジャンケンしようよ」っ ....
まわるまわる
空間に溶けだすように
しなやかな身体を投げだす

無限ステップはミニマムなリズムに隷属し
時間を引き伸ばそうと
あるいは無化しようとする

そのリズムに身体を預けた君は
 ....
チューハイと懐中電灯

ガス管をコタツにくくりつけて

壊れかけたデモクラシーと暗い午後に

赤ちゃんが興味しんしん

ハイハイハイハイ

茶色いヒゲの生えた色白の男がそ ....
訪れは始まり
うまくいく段取り
責めず憎まず
調子よく

いつかは早い方がいい

悲しまず振り返らず
紡げばいい

解決の訪れ

自分が自分であるほどに
前へ進むから
白い ....
追憶が虹を
否、追憶は虹/そのものだ
/追いかけても辿りつけない
否、それは俺/そのものだ

きのう死んだ俺は
きのう生まれた
正体はどこにある


追憶が虹を
否、追憶は虹/そ ....
鳥は
空を飛べるのに
なぜ鳴いているのか
あんなに苦しそうに

だれかを追いかけていて
だれかに追われていて
鳴いているのか 鳥よ

わたしだって同じ
こんなにも求めている
それ ....
あの華に棘があるのは
私の手を赤くするため
いっそのこと、握り締めてしまえば
淡い心地を棄てられると
私に語ってくれないか


真実を述べることで報われるのは
私でないことは確かでしょ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
昔ピローケースを作ったことがあるアサギ109/7/5 9:13
ナイフⅡジャイコ209/7/5 3:12
歩く番田 109/7/5 2:21
309/7/5 2:20
風の街ヒロシ109/7/5 2:00
掌と時遊羽5*09/7/5 1:58
0か、○か木屋 亞万2*09/7/5 1:26
ワーズワースの旅aidani...009/7/5 0:44
希望とか夢とか自分とか蓮沼 栞309/7/5 0:09
アゲハチョウの夢あ。11*09/7/4 23:52
青い目覚めことこ2*09/7/4 23:51
やさしい気持ち2*09/7/4 23:50
反音みっきゅん209/7/4 23:39
優しさの姿209/7/4 23:38
手我身109/7/4 23:37
_こもん409/7/4 23:33
ザ・ブーンンンンンあい砂木7*09/7/4 21:52
更紗雲 ひより4*09/7/4 21:30
オーバーヘッド-ステアリングの最低全力逃走【純色青色Esca ...北街かな2+*09/7/4 20:18
返信亀井 花名309/7/4 20:17
「陽は青白かった」Leaf1*09/7/4 20:02
平成アバンギャルドみぞるる409/7/4 19:56
染色霜天609/7/4 18:27
「たりない」ベンジャミン9*09/7/4 16:02
フラップダンスkauzak4*09/7/4 15:56
赤ちゃんブラウザtutty009/7/4 14:55
白い明日木葉 揺1*09/7/4 13:19
追憶吉岡ペペロ609/7/4 11:38
なき声歌川 至誠409/7/4 11:31
残酷な華中原 那由多209/7/4 11:26

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