氷上に立ってから 足ははりつき
常もままならない
尚も失う感覚が 底をみせている
尚も遠のく戦意は既に 月をみせている
氷上の月となり 冷たい光をうつすのか
はりつく皮を剥いででも ....
いやもーモリマサちゃんてば全開でローダウンモードで白目の現実が
スロースピードで少しずつ贅沢にすぎてくから
どちらかといえば最後までできる時間のかぎりせいぜい生きたいとか
布団の中や液晶画 ....
「私の部屋には本の海があるの」
それは青くて透き通る綺麗な海で
触るととっても冷たかった
浜辺に腰かけて海を見る
彼女は僕を海に誘う
少し勇気を出して飛び込む僕
中はもっと綺麗だ ....
空の背中に
茜色の翼が生えて
夜が終わる
オーケストラの余韻のように
薄れゆく星たち
ああおはよう
今朝のミルクはいつもより冷えて
そんなことが
秋へと読み進むセンテンス
明 ....
あの子が火の粒となって
どれだけの時代が過ぎただろう
三軒長屋の裏庭で
たわむれに散った線香花火の
ちいさな火照りから生まれて
むくんだ素足で まっくろな顔で
ふら ....
あなたの手をにぎる
一生懸命話しかけても
あなたは空の話ばかりする
あなたの手をにぎる
あなたは空を眺めているのに
まだうつむいている
あなたの手をにぎる
....
幾度も幾度も
二重を拭く
ぬぐうたびに
三重になる
星の生まれの
道すじになる
水を進む見えないもの
飛沫が花を描き
すぐに消える
すぐにすぐに
消えてゆく ....
「いいこと教えてあげようか」
と、お姉ちゃんが笑う
夕暮れ時の部屋は
鮮やかなオレンジ色に染まり
「消しゴムに好きな人の名前を書いてね」
「それでその消しゴムを使い切ると」
....
きみの両目は、何も
見ることが
ないまま、記憶した、何も
働きかけることがないまま、きみは
我に返った
かもめが旋回する、その
時間、いかなる
記憶もなく、きみは
目を覚ました、朝
くだけていった、多くの
もの
さりさりと幼い
草はいく
草むらの中を
食卓に斜めに降り注ぐ
花のような物体
の匂い
それらはすべて
私の位牌なので
私は残さずに
食べなければならない
生きていくことは
....
ひとをまつと
もうこない
わすれていると
ひとはまた
まっている
まつということを
わすれた
ひとのことを
あんなに
ことばしか
なかったのに
うまれ ....
紡ぐ糸
織られた地図
航海図は広々として
目的地は標されてはいない
綴られた古代の文字は
解読されることを拒んでいる
幾重にも織り込まれた
あなたの秘密
....
からのおけに
こえをみたしていく
みあげるとあおいそら
おなじいろのふくをきた
しょうじょがわらってる
かぜのちょうじょうから
おちてくる
そのそくどで
うまれ ....
ねぇ
呼びかける
なんでもいいから
誰でも
花でも
木でも
鳥でも
空でも
雲でも
遠くても
ねぇ
呼びかける
声が ....
鈴が鳴る
鈴が鳴る
あの世と
この世が
繋がって
竿先
細かく
引き絞られる
鈴が鳴る
鈴が鳴る
掛かってしもうた
あの世のモノが
激しく
激しく
身をくねらせ ....
マンションが流れる窓に
身に染みて街を感じ
塗り替えようとしたけれど
立ちつくし
顔を上げて空を思い
逃げだすと
留まった日々に
とても疲れた
しかし
拒み続け固執する電車 ....
夏至間近
ニョロニョロを蒔くなら用意しないと
あなたのところのJAには
10kg袋がありますか
シロツメクサやレンゲのタネみたいに
おりしも父の日を控えて
裏庭にはオトウサンモドキ ....
どちらからいらしたんですか?
いいえ、こたえなくてもわかっています。
私には遠い場所です。
短い旅に感じられたのは、誰も時計などお持ちではないからです。
あなたの頭皮が赤く日焼 ....
ゴフォごふぉ
ぜろジェロ
苦しさがせき込む深夜
隣にいるからね
と、おでこにキスすると
にっこりして
ふうーっと瞳をとじる
朝日の射すベットのうえで
光のように輝く ....
あなたにとっての光って なぁに?
そう あなたを照らし出してくれる それ
道を示してくれる 光
キリスト?
池田さん?
お釈迦様?
まぁどれだって ....
その町はいつも晴れていた
暖かな日差し、爽やかな風
青い空に、柔らかな雲
町外れの湖には
それらの全てが溶けだし
大きな森を育んでいた
青年はその湖に足を浸しながら
いつも遠い、見知らぬ ....
街の灯は味方ですか
ショーウィンドウは砕けますか
たぶん
砕ける音が綺麗で
私は足を止め
喜んでガラスを集めるでしょう
銀座の空について考えていると
有楽町でした
思いがけず出 ....
どんなものにも命があればいいのに
どんなものにも言葉があればいいのに
俺は壁と話したいんだ
今、自分の前に立ちはだかっている高い高い壁と
お前には乗り越える価値があるのか?
お前の後ろには俺 ....
ほんのすこし前まで、私は湯水に浸かるように簡単にばらばらな言葉を組み合わせていって言葉を折って畳みそして広げたそれは呼吸するよりも簡単で、食事するより自然な事であった私は私が発した言葉が輪郭を失い音律 ....
「言葉以上に陳腐なものはない」
そう言ってボクはキミに
ちゅう
右の頬と左の頬がすでに熱くて
ばしん
これが初キスの味かぁ
なんて思う暇もなかった
うたれた方は
さ ....
わからなくなってしまった
デリートキーを連打すれば全てやり直せるのだと思っていた
赤い口紅を纏ったくちびるが「ショウジョヲソツギョウセヨ」と言ったのは九日前の事で
わたしはそれが日本語なのか英語 ....
俄か雨乞いなどするものでない、仰ぐ空色
吊り橋の片側に立ち尽くす思念たるや、遣らずの雨
宿雨が霞むほど気配が際限無く変わる
{引用=嗚呼、満身創痍
....
心地よいことは
細胞の記憶に
組み込まれ
嫌なことは
記憶の外部にある
と思いたいけれども
大概 嫌なことの方を
たくさん憶えている
叶ったことより
叶わなかったことが
桁違いに多 ....
殺してやりたい過去の自分は、山のようにいて。
殺してやりたい今の自分は、一人しかいなくて。
殺してやりたい未来の自分は、まだ存在しなくて。
過去の自分は殺せても、今の自分は殺 ....
3755 3756 3757 3758 3759 3760 3761 3762 3763 3764 3765 3766 3767 3768 3769 3770 3771 3772 3773 3774 3775 3776 3777 3778 3779 3780 3781 3782 3783 3784 3785 3786 3787 3788 3789 3790 3791 3792 3793 3794 3795
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