西側の窓から流れ込む水の風が
産毛を心地良く逆撫でしていく
ソファに横たわって目を閉じると
耳元で涼やかに風の水が囁く

Come Together から
Let It Be へ

i ....
光の落ちた野の中で
一重に光る金鳳花

細く伸びた茎 華奢な葉
きらきら微笑む真昼の星に
騙されてはいけません

辛い花びら
種を塗り
憎い 憎いあの人に
ひゅっと放った

流 ....
ヤブ蚊というのは
人に似ている
あんまり暑いと
商売にならないのか
無防備な半袖にも
やって来ない
 (ホントハ体温ガ上ガッテ死ンデシマウノデ)
涼しくなると
栄養ドリンクを吸いに
 ....
なんて低能な自分がいるんだろう
鏡に映る変わり映えのない自分を
他人の様にボケーっと見つめて

「アホそうな面して見てんじゃねーよ」
そう呟いて
おいおいそいつは俺だぞ

なんて鏡の向 ....
飽きるほどの情事を重ねたい
そんな願望

明日地球がくたばってしまえ

そう願いを込めた

冗談ですよ
神様

その代りギターをかき鳴らしても良いですか?
少しだけ

深夜だ ....
わたしは消えてしまった光をのみこんでおちてゆくので
海へとかえってしまう
小さな夢が微笑みながらわたしのほうに歩いてきて
わたしは夢の続きへとはいっていかなくてはならない


(教 ....
鷹のような眼をしながら
唇を湿らせて
近寄って
カナリアのキス


雨降りな土曜日
梟な時間帯
ウィスキーを飲み干して
煙草をふかす

体が疼くの
どこもそこも

そしてむ ....
僕と
彼女は
横に並んで座っている

彼女の手に
もう一度触れてみようか

彼女はそ知らぬ顔で両手を隠した

交差点を
ひとつ ふたつ 通りすぎていく

貝のように閉ざされ ....
東の山でテロルがあった
火のないところに煙がたった
晩秋の寒さの中ですぐに鎮火したが
不審火は続く
人気のないところからも自然発火する

空は雲を重ねて黒く笑った
風は目を光らせて時を伺 ....
昔、好きだった誰かがそう望んだ先に
今の私があって
そう、そのまま生き続けただけ

「もしもし、もう時は変わっていますよ」

人通りの多い道に置かれた自販機で、その言葉は買えた
 ....
芝の上を歩き続けて
誰も道を
自分自身にもっていく
感じるような青さの

続く緑はどこまでも
飲み続けたラムネを
思う気分は
吸い込まれていく色で

満ちたそんな中に
深海のサメ ....
風が止まったら
外にでて
あの時忘れてきた貝を探そう
二人で
手を繋いで
夜はまだ少し冷えるけど
懐中電灯に
砂と蟹を照らして
波の音
虫の音
ひいて
かえして
ないて
鳴く ....
あたしの口のなかは
キズだらけだった
あたしの舌はとげとげで
痛むキズをなめれば
あたしの口のなかは
ちだらけ
ほら
ちだらけなのよ

だれか
だれか
キスして
 
 
この雨は
誰の涙なのでしょう
傘もささずに
わたし
悲しいほどに
濡れてます
 
 
何もないことの
咬み痕、きみ
はそれを頼りに
我に
返って、わたしには
ふたつの咬み痕が残った

解読する、
きみの名前を、数え
切れない
ものは
数えない、きみに口づけ ....
ゆらゆら


ゆらゆら


ブランコ乗って


ゆらゆら


ゆらゆら


上の空


我に返れば遅い夕焼け


君との約束信じよう


ゆらゆら

 ....
 
 
 
【黄昏ゆく中で】



 これからは振り向かずに歩きましょう。
 何処かで聴いた唄みたいに
 別れの言葉を残して消えた、あなたの後ろ姿

 風に吹かれてたたずむわたし ....
カミナリが紫白いろに夜を暴いて

さなぎのなかの

生物を見るような緊張を散らした

あなたのことをしばらく想う


宇宙船にのりこんだ

おおぜいのなかの二人になっていた

 ....
もしも右手と両足を失ったら、君は気遣ってくれますか。あなたが持っていて僕にないものを見て、胸が締め付けられるような思いになって目を伏せて、やっと口を開いてできる限り僕に届くように君なりの、慰めの言葉を .... 虫の宇宙は水陸空
初夏にはもぬけのからばかり
ヤゴ、せみ、アゲハ、カワゲラ、等々
初めての空を飛ぶために

羽化は専ら月の白夜に
細い触手のカラスウリ
鬼灯点した提灯市と
朝顔だったら ....
いらないんだろうか 私
と言う 不安げな顔
いるもいらないも 元がね
無くなるかもしれないんだし
と から元気全開で労働

誰にも言わないで
言っちゃいけないよ
そう言ったのに
どこ ....
宇宙の法則

地上の法則

からくりはきっとある

からくりがきっとある

からくりを探している

この世はからくりでできている

探してどうするのか

どうもしない、好奇 ....
 とくんとくんと 夜空から鼓動が耳に届いた
 とくんとくんと 光の花が咲いては散って
 とくんとくんと 私の胸に花が咲いた





 胸に植えられた花は 夏の思い出をいっぱい抱きし ....
岩本町駅は秋葉原駅のすぐ近くにある
けれどアキバ地区の裏にあるから
いまひとつ道を覚えられない

乗り継ぐ時は一抹の不安を感じながら
未だ見知らぬ街を抜けて
岩本町/秋葉原駅を目指している ....
源氏物語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

源氏物語は、平安時代中期に成立した、日本の長編物語、小説。
現在では、児童ポルノ法適用作品に当るとされ一切の公開が禁 ....
私の心臓は

いつもパニックを求めてる

あの冷たい深海に溺れる感覚を求めてる

今日は気温が18℃もあってあっつかった
電信柱から汗がつたって

水たまりが、また少しだけ大きくなっ ....
 ばかみたいに
 
 きょうも朝起きて、
 
 ごはんをたべて、
 
 規則正しい機械に乗るの。
 
 
 
 
 ばかみたいに
 
 せんせいのは ....
フランダース。


 風呂上り、PCの電源を入れたと同時に。意味不明。
ぼくの乗ってる大きな船
生まれたときには乗っていた船
どんな名前のどこの海を
進んでいるのかぼくは知らない
ぼくは芋を剥いている
船底の小部屋で腰を掛けて
芋を剥くのがぼくの仕事

ぼ ....
奥歯ではじけた砂の音
うち寄せる波が
汚れた心も洗い出す
恋の始まり
誰にもバレずに
味わう秘密

破裂しそうな雲を
見てると
君を思い出して
隣の君は上の空

君と君の間に
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
再生nonya6*09/7/20 14:50
黄色—金鳳花[group]照留 セレン1*09/7/20 13:09
ヤブ蚊フクスケ109/7/20 11:21
devil may laugh meテルテル坊主2*09/7/20 11:16
冗談ですよ、神様0*09/7/20 10:17
まごころを君に、e.mei2209/7/20 10:04
鳥のようにテルテル坊主1*09/7/20 9:09
沢村 俊輔3*09/7/20 7:03
小説『石川少女』オイタル4*09/7/20 6:20
賞味期限(改)伏樹1*09/7/20 3:35
プール番田 009/7/20 2:50
夏の鮮明秋也1*09/7/20 1:19
キズcass209/7/20 1:10
俄雨小川 葉409/7/20 0:58
何もないことの咬み痕こもん509/7/20 0:40
ブランコ伽茶209/7/20 0:26
黄昏ゆく中で綾瀬たかし109/7/19 23:19
宇宙船のふたり吉岡ペペロ709/7/19 22:48
優しさという名の×××キタノ009/7/19 22:38
短冊と落とし文月/虫宇宙海里209/7/19 22:21
コントロール砂木7*09/7/19 21:40
からくり吉岡ペペロ409/7/19 21:38
花火の鼓動志賀羽音109/7/19 21:06
新宿線[group]kauzak8*09/7/19 20:42
鉄鼠の名前風見鶏2*09/7/19 20:35
いつもパニックを求めてるひとなつ1*09/7/19 20:13
満員電車奈須 好古009/7/19 19:54
本日の独り言 その十二A-292*09/7/19 18:58
芋剥きふたば209/7/19 18:55
『夏の虹』海 猫209/7/19 18:42

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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