世界を 祝福する

そんな 言葉を 持ってない

人生の 楽しさを 詠(うた)う

そんな 言葉を 持ってない




昨日までは 人生や世界の

悲しさや 寂しさや ....
       手にて もつ たしかな ものは 何もない




       「私」は 不安と 不思議さに




   手を 広げ 

   握ったり 伸ばしたり ....
病んでる 過去に さよなら 書くには

どんな ペンが いいのだろう

どんな いろの インクが いいのだろう

わたしは 今日も 窓辺で 考える

今日は いい日に したいと ....
白髪が
人差し指に
引っ掛かり

もつれる時、

深い森は唸りをあげ
不安定な内面を抉る、
汗ばむ手のひら
崩れる砕氷

青い天空は相変わらずに
その豊かな乳房を揺らし
通り ....
ザイム真理教の信者たちが
ゾウゼイ、ゾウゼイと
亡国の為の
呪いの呪文をはく
若者たちは貧しいために
子供を成すことができない
自衛官たちは大国に囲まれて
いつ攻められるか分からないとい ....
あたりいちめん
黒曜石の闇
静寂

ひんやりとした闇を
全身で感受しながら
踊りはじめる
身体ひとつ

黒曜石の闇の中
踊っている自分の
手先足先さえ見えず

けれどその身体 ....
  


聴きたくて、耳をすましてみたけれど
雫の音さえ無音の
雨の日。


犬バスに
昨日乗ったと告げた日に
それはチガウと、ゆうなよ、泣くよ?


天空の島をみあげて真実 ....
初冬の寒々とした
だだっ広い体育館にシートをしいて

その上に無造作に置かれた
約1.5トンもの遺留品たち

靴が256足衣類が258着
バッグが124点電子製品が156点

その他 ....
「ヨラン。今が何時の日か、知っているか?」
「リールの月、十一日でございます」
「わたしの裁判と処刑まで、間もないな」
「おい、盗賊。何のことを言っているのだ! 早くここを脱出するのだ」

 ....
「そうでございましょう。エインスベル様、
 しかし、お急ぎくださいませ。衛兵たちがやがて異変に気付くでしょう……」
「分かっている。しかし、この空間。
 どこに何が祀られているのか?」エインスベ ....
「修道院だと? クーラス派のものか?」と、アイソニアの騎士。
「いいえ、もっと古い時代のものです。おそらくは、
 魔導帝国アルスガルデが繁栄していたころに、作られたのでしょう」
「それは、大層な ....
         ここにいて ぼくは
         きみを待つだろう
         dejavu
         dejavu

         きみはやってくるだろ ....
昔、アメリカ・インディアンの長老が
お天気のいい日に
「今日は死ぬのにちょうどいい日だ」
と言って、一日中、村の中を、ぶらぶら
歩き回っていたそうです。

別に、自死をしようと思ったわ ....
今日の夜中 私は 世界が

変わってしまうのではないかと おびえた

何のことはない 私は 徹夜で 書きものをし

私の 壊れかけた パソコンが

さらに 状況が ひどくなり  ....
腐った野菜たちをゴミ箱に棄てるときに
ちょっと躊躇した

そしてこうも考えた

この怒りで湯を沸かし
茹でて食べてやろうかと

でも仕方がない
野菜たちは腐った

醜い自分を憎ん ....
朝の光、溢れ
青の天空、雲一つ無く
血流、脈打ち
わたしが居る

踏み切りを渡る銀輪の輝き、
若者たちの声のさざめき、
赤子はベビーカーの中に寝入り、
杖つく老人の覚束ない足取り、
 ....
それから
わたしたちは
小さな書物になりました
耳を閉じて
陽の当たらない書庫に
丁寧に並べられて
呼ばれない名前を付けられ
秋が去るのを知りません
鳥たちは渡っていったのか
薔薇の ....
あたたかい
夜は心がさみしくて
くりぃむぱんを食べたがってる



パンをみる
バターを早く買わなけりゃ
毎朝食卓でだけ想い出す



最高の
安全性をうたうなら ....
眠りについた赤子の
涙一筋

大人の期待と
赤子の不安

(先立つ不孝をお許しください)

一筋の涙が辿った
走馬灯よりも短い
私の生涯でした

大人の欺瞞と
赤子の正直
 ....
    ハハ               チチ

        

            
             ✰


  ここで)ソラヲミヨ      ここに) ....
ああ、みえる
銀線、無数の半透明
見える、視える
降りしきる雨、
ああ みえる

  *

静まりゆく肉に
心は落ち着き
委ね預ける時、
進行の裂け目が
垂直に開く

なに ....
コップを
ひっくり返したような
暗闇に
黒い薔薇の花が
浮かんでいる

大切なものを
落としたから
爪先で触れた
夜の温度に
君を足して
探しに行く

棘に包まれた言葉は
 ....
「そうなのです。わたしも、エランドル様にそのことを言いました。
 ですが、彼はさらに高いものを目指しているようです。
 世界の再編です……」そう言うヨランの言葉は、震えていた。
彼が素人ながらに ....
「分かった。その魔法石は、わたしが預かろう。
 しかし、ヨラン。お前はリグナロスとも通じていたのか?」
「盗賊の情報網を軽く見てはいけません、エインスベル様。
 あなたの傭兵団の長、エイミノア様 ....
そして、エインスベルの牢獄の鍵が開けられた。
エインスベルは、左手首をさすりながら、牢を出る。
エインスベルは、牢獄で自らの身を傷つけていたのである。
それは、自らが生きているということを確かめ ....
缶コーヒーを飲み干す時だけ
星を見る
冒険の切れ端がポケットの中で
ガサガサとうるせえよ
死んだものはこんな風に振る舞っちゃいけないんだ

もしかして殴られたことなかったか?
同情し ....
おおきな フォントの 文字で 詩を書こう

ちいさな 病んだ 細かい 言葉は

眠たいだけだ

おおきな フォントの 文字で 

すこしの 言葉で

ちいさな 言葉を 塗り ....
ある意味すべてが予定どおり(on course)

*

時にAIを

はじまりはいつもAI
それが気まぐれでも
ただ青く澄み切った

空を見つめている
母を思うと
いつもおだやかな顔が浮かんでくる
黙々と大地を耕し種をまき作物を育て
三人の子どもを育てた
どんなに親父が口荒く言おうとも
大地のように耐えた
冬寒く夏暑いこの地で
貧しいな ....
なぜ いきるって

いわれても




しぬのは こわいし

いたいだろうし




よろこびは すくないけど

それでも

すこしは

たのしいこ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
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