テーブルの上に置かれたマカロンは
食べるのがもったいなくて
子供の頃大切にしていて使えなかった色鉛筆のよう
ピンク、みずいろ、きいろ、きみどり
思い出せる色はぜんぶ淡い

金魚すくい
浴 ....
僕は考える
詩を書くことを、考える
鉛筆をかじりこみ 苦悩する
ひっかからない ギョウ虫検査には

それはとっても怖いから
ノーヘルだった
ボロボロだ だけど映画みたいに
校庭のそ ....
時間があるわけではないけれど
釣り情報を収集する

〜〜〜

自分を失いそうで怖い
ぼんやりと街をさまよっていると
なにか疲れている通りで
しかし誰かがいるのだろうと

行く中へ入 ....
第一幕

私に穴があいてしまった

安物のメビウスを架けて

これはピアスだと言った


第二幕

私に穴があいている

冬場は雪で埋まるけど

夏場の私は晒し首

 ....
ししゃ… ししゃ… ししゃごにゅう


 入浴直後。ダジャレか。
浜辺の犬がこちらを見ている

トタンの屋根を抜けて私は

君に寄せていく

同じだけ離れて

君は黒い目でかしげる

私は砂の城をこえて

水平線を臨む

幾重にも絡まって ....
wwwから電波を拾って

装う者は死ねwww

wwwのソースに痺れ

黙る者に幸あれwww
 闇の中に
 孤独の地鳴りが
 今日もまた
 聞こえてきた

 耳をつんざく爆音は
 彼の抱えるやるせなさ
 時代遅れの刺繍や
 漢字だらけのでたらめな愛情表現
 通り抜けていく風は ....

通学途中の自転車の上
猫がくるんと丸くなって
寝ているのが見える
猫の背中に
朝日が柔らかに射す


夜の匂いが満ちてくる
まだ猫が眠っている
側に置かれた ....
変らぬ旧友
変らぬ自分
変らぬ町並み
変らぬ心

変った名前
変った駅
変った建物
変った畳

変らぬ
親心
変らぬ
気持

最後の
別れ
最後の
食事
 夏の灯に魅せられて
 たくさんの蝶や虫たちが
 集まってきた
 蒸し暑いホームで
 営業を終えた若いサラリーマンが
 冷えたアクエリアスを ごくり と飲んだ

  ジイジ ジイジ
  ....
ねえアリス、君と私って天使なんだよね、だって君の背中には小さいけれど白い翼が生えてるもん
私にも生えてる
今すぐ家を出て飛びに行こう?
あそこ、学校の近くの橋の下の大きな川
私あの暗くて深い緑色を見る ....
『バイバイ』
またいつか会えるように神様に祈りながら言ったよ。

でも本当は離したくなかったんだ。
何ということか、その日の僕は、自分でも信じれない程かっこよかった。

言ってすぐ後悔した ....
いつもの朝
いつものおはよう
いつものコーヒー
いつもの食パン
いつものテレビ
いつもの出勤
いつものランチ
いつものお疲れ様でした
いつものただいま
いつものいただきます
い ....
白いボールがカート道を跳ねて

金網のそとに出てしまうのが見えた

蝉が鳴いていた

蝉はずっと鳴いているに違いなかった

集中力をかき集めてもういっかい打つ

7番アイアンで打っ ....
門扉の前で彼女がぼくに言った
しょうがないね
きみにはリズム感がないから
そのときに気付いたけど
生垣に白い花がぽつぽつあった
神様
ありがとうございます
やっぱり私今日は会えない気がしてたの

大雨
大雨が降ったの
しかもアリスお腹痛いって
だから今日は無しになった

変わりに私たちはお互いの写真を送りあっ ....
夕立の予感をたずさえて
疾走する道
夏は
風が南から来る
雲は見る間にあなたを追い越していく
あなたは風を背にして立ち尽くす

雨が降り出す
あなたは一人だ
さすべき傘など持たず
 ....
風呂上がりの 
弱りきった小さいお婆さんの体を 
気の早いOさんがタオルで拭き 
気の付くMさんが傾きを支え 
気の穏かなIさんが、パンツを穿かせている。 

日頃ああでもないこうでもない ....
半月と曇
松明と子
大木の陰
鈴の音の色


ふたつのしずく 川岸の
あちらとこちら 同時に落ちる
ふたつの油
ふたつのむらさき


鏡ばかりがまぶしい暮れ ....
「出ておいで、準備が出来たから」
満月。午前三時。公園。
魔神の子が遊ぶ為のジャングルジムの下
魔法陣の真ん中で花束を踏みにじれば、目蓋のようにドアが開く


右手の爪。左手の爪。
自ら ....
少々頭に来ちまった 
昨晩の 
やさぐれた日記なんぞは 
修正液でまっしろに 
消してしまえばいいのです 
田んぼの道ぬけて

山ひとつ越えて市街地に帰った

藍いろの街のひかり

遠くからだからかやさしい眺めだ


あのひかりの中でぼくは

ハードルを下げたまま生きているひとを

 ....
暗い部屋に
貴方の寝息
私は眠れないままで

貴方に寄り添っても
満たされない心
何処か寂しくて
もう終わりを
告げているのね

別れるなら今のうち
小さなトランクに
荷物を詰 ....
頬がストロベリィジャムの女の子が生まれた日にはたしか
僕は君とあたらしい世界について話していた


その日が何曜日かなんてのは僕たちにはどうでも良くて
クリィムを混ぜている水車を見るとそ ....
風が目を瞑ってる

 大鴉のブランコに乗ってきたの?

綿毛のメロディを髪飾り

 青空の銅像たちと仲良しになれた?

春夏秋冬 どれが好き?

 キミのことが好き
 ....
おヘソの下ンとこが痒い痒い
鼻の穴もかゆいネ まぶたも
メガネを置く目の間のところ汗かいて痒いね
頭が痒い
さっきのおヘソの下ンとこ また痒いゾ
掻いている手も痒くなって
 ....
ちょっと失態に見えるような
歴史の中で真実は息をひそめていて
俺が道ですっ転んだりした拍子に
目と目がバッチリ合うのを待っている
まるで控え目な女のように
まるで手 ....
純情と憂鬱の皮を剥いて
果実のような素肌に傷をつけていく
痛くないよ
海では前髪を濡らした人魚が泣いていて
不透明な青の瞳が
もうひとつの宇宙のようだ


静かな夜の粒が少しずつ降 ....
{引用=
丑三つ時には月も冷たく
小さな路地の片隅に 
眠る女神に訪れる客もない

丑三つ時の街のあるじは
月の明かりの灰色の影
闇を連ねるビルの狭間を だまったまんまで踊り続ける

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
絵に描いたような存在光井 新409/8/23 3:18
校舎を逃げ入る番田 009/8/23 2:42
漆黒の海009/8/23 2:41
最終幕の窓辺から瑠王5*09/8/23 2:18
本日の独り言 その十六A-290*09/8/23 1:32
犬と波瑠王2*09/8/23 1:10
WWW.***.CoM[group]zihan0*09/8/23 0:49
真夜中の暴走伊那 果209/8/23 0:45
猫のいるいっと009/8/23 0:16
古き時代ペポパンプ5*09/8/23 0:00
蝶の舞伊那 果609/8/22 23:56
取り替えっこゆりあ309/8/22 23:35
さよなら海 猫109/8/22 23:27
いくつものことゆでたまご209/8/22 23:21
また土曜日はゴルフをしてしまった吉岡ペペロ109/8/22 23:06
生垣えりくさちえ...3*09/8/22 22:27
アリスゆりあ309/8/22 21:47
夕立の予感テシノ409/8/22 21:38
私は、見た。 服部 剛6*09/8/22 21:09
夜 朝 夜木立 悟309/8/22 21:09
薄荷ゴースト(無...1*09/8/22 21:06
やさぐれ日記 服部 剛009/8/22 20:57
夜景の憂鬱吉岡ペペロ809/8/22 20:39
別れミツバチ3*09/8/22 20:34
アナフラニールe.mei2909/8/22 20:06
少女読本ヨルノテガム309/8/22 19:27
○月×日 日直 オリオン209/8/22 19:12
昨日のリタホロウ・シカ...2*09/8/22 17:55
デボンアヅサ4*09/8/22 17:48
丑三つ時の街に足音リーフレイン109/8/22 17:10

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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