僕の輩にいなくていい
釣られプロではないと
サオに想像しながら
山に楽しいから

釣って思っている
友達の取る前に
あっても泳いでいるのだと
サオで食べることを

山の夢に逃げられ ....
会えると知って人に腕を振り
たんたんと自分に続けられていく
まっすぐな並木道を歩いていった
変わることのない緑色の木々がそんな道を

どこまでいくのだろうとそびえる
歩いていくかもしれない ....
世界を救うんは
お前やから
そんな風に惚けたように
言う母親は
年の割には肌がきれいで
触りたくもなる

僕は頷いて
今後のプランを彼女に示すけれど
それにはそれほど興味は持たない
 ....
 きのう、神様を見たよ

 公園のブランコのつくる三角形の奥で

 神様は、がんばってた

 神様だって、がんばってる

 怠け者の寝言、偽善者の讒言

 もういいからみんな消 ....
ちっちゃな庭に
ちっちゃな幸せが咲き
ちっちゃな家に
あなたが咲いている
あふれる光を
咲いている
ちっちゃな
ちっちゃな
ぼくらの毎日
ちっちゃな
ちっちゃな
ぼくらの星に
 ....
(きのう)
晴れた日
顔に両手を当てて
指の隙間からあなたを見たら
胸が痛くなった
そっと手のひらを返したら
日差しがキラキラこぼれてた

宝石みたいな言葉なんて
ひとつもくれたこと ....
人通りの少ない交差点

全力の傾聴で聞こえる

「ジー」の音と共に働くのは

赤や青や時々黄色のランプ

こんな時間にも働く彼は

その姿が見えない場所でも

白の壁や灰のアス ....
俺の前世は猫だったから 
半日くらい寝ちゃうのかなぁ

俺の前世は猫だったから 
雨より先に泣いちゃうのかな

俺の前世は猫だったから 
みるくみそしる同居しちゃうのか

俺の前世は ....
数多
霊たちにも
夜店の賑わいは魅力なのでしょう

毎年恒例の
納涼盆踊り大会

恒例という言葉は降霊に
納涼という音は魍魎に通じます

ひとごみに垣間見る
久しく懐かしい人の面 ....
雨が降る
丘に埋められた木の実の底に
たゆたう森を燃やすために

ほつれた右目から
麦の穂がゆれる
ぼろぼろの人形をくわえて
金網をくぐる裸の猫に
背中にゆれる麦畑に

ちぎれた腕 ....
50歩進んでは48歩さがってるって感じだ
3歩さがって5歩進む生き方のほうが疲れない筈なのに

誤解もうまない筈なのに

敵もつくらない筈なのに

もう四十なんだから生き方を変えなきゃ ....
 *
季節の隅に置き去りにされた白い砂に刻んだ足跡が
風に運ばれて遠く旅立つ
情熱だけが高く舞い上がり青い空の藍に溶け込んで行く
白い雲の切れ間に漂う残像は
光の露となり
沸き立つ夏に飲まれてし ....
定刻でないのにチャイムがきこえる
たとえばデジタル表示が17分を示していたって
耳の中から注意を喚起するような

それは隣のテーブルの女子たちのけたたましい笑い声や
街頭演説や
夕方の店内 ....
今日は
涼しくて助かる
だけど
俺には行くところがない



降る、と言っていた
雨は
どうやら
降らないようで
洗濯物は干したままでいい
だ ....
雨がまた、降り出した
水曜の午後
憂鬱なマクドナルド
心臓の様な交差点
右心房、左心室、
左心房、右心室
そこにある血液と営み
規則正しい信号の流れ
ニューロンからシナプスへ
シナプ ....
仰ぐ日 の意味で葵
さらに
向かう日 と 書きたしてひまわり

なんて太陽が好きなんだ
朝日を迎え夕日を見送り
曇りの日はひとり寂しそうに空を見ている

太陽と同じ
こがね色に咲いて ....
正しいことが全てではない

正しいことは狭い

正しいことは胸に痛い
正しいことは時によって正しくない

正しいことは私を傷つける

正しいことは貧乏な私を苦しめる

お金がない ....
めっきりまんがみたいな人が減ってしまったんだ

人が人を笑い、役割にしがらみ尿をする

腐乱して、虫が孵卵するフランス人のフラダンス

袖から腕、ああ、真っ白い

蟹はいつ空を飛ぶのか ....
たいへんば〜い。


 軽トラの運転席にて。あるはずの街路樹が5本無いということを報告し忘れていたことを思い出して。
空からふるふる雨がふる。
水辺の少女は悲しそうに目を閉じる。
世界中が雨のベールに包まれたように。
ふるふる雨がふるえる肩に、
ふるふるふるふる容赦なく。

正しい回路で廻る血液。
微細 ....
殺人のライセンス
殺人のライセンス
殺人のライセンス
いくらでかうの?

殺人のライセンス
殺人のライセンス
殺人のライセンス
いくらでうるの?

殺人のライセンス
殺人のラ ....
職場
北側にある給茶室

窓の外から
もくもく、と音がした

お茶を注ぐ手を止めて
眩しいほうに目をやると

昨日までの雲とは
まさに雲泥の差の
白くて大きな積乱 ....
ほとばしる水をすくって
いらなくなった角質を
きれいに洗い流したら
南南東に向かって
窓を開け放つ

とれたての空気を
頭の中に吹き込んだら
多面体の自分が
きらきら回り出す
 ....
簡単に手で曲げられる
針金のように
くいっくいっと
あらゆる方向へ折る
まっすぐだったものを
曲げたくはないけど
その方が使えるなら
ちょっとくらい
好きな色は?
と聞かれて
返答に窮する
好きな色は毎日同じではない
座右の銘のように
色が毎日同じにしか
見えないなら
絵は描かない
数値の色は正しい
誰でも同じは
誰でもいいのだ ....
野原を歩いていた
深い霧の中を
ひとりで歩いていると
子供の頃に飼っていた犬に出会った
犬はうれしそうに
ペロペロと私の手をなめた

野原を歩いていた
私を呼ぶ声がしたので
振り返る ....
2本のギターが 
壁に寄りかかり 
ひとつは背後に隠れ
倒れぬように、支えている 

もうひとつは 
傾きながら、立っている 
自分の力であるかのように 
背後の支えに、気づかずに 
 ....
電気を消した暗い部屋で 
月明かりの射す窓に向かって 
扇風機よ 
お前はやけに 
凛とまっすぐ立ってるなぁ 

夜風にふくらむカーテンと 
何かを話しているようだ 
 
 
同郷の人と
東京で会った
訛りが残っていた
変わりなくて
安心した
けれどモカマタリを注文する時
様子が違っていた

また昔のように話す
しばらくして
モカマタリが運ば ....
孤独を封じ込めた六面体。
固いドアに背を向け、
唯一の窓に目を向け。
空を制した鳥が舞う。

そこはひどくシンプルで、
誰の指図も許さない。
“ 揺るがない場所 ”

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
釣り番田 009/7/12 2:49
109/7/12 2:31
どうせ世界は終わるやしなかがわひろ...409/7/12 1:57
きのう神様を見たよOhatu109/7/12 1:19
ちっちゃな草野大悟2*09/7/12 0:59
曇り空にうたう日3*09/7/12 0:57
信号器の懺悔邦秋1*09/7/12 0:34
俺の前世は猫だった青の詩人1*09/7/12 0:33
短冊と落とし文月/魍魎盆踊り大会海里209/7/11 23:59
ロアン氷水蒸流809/7/11 23:35
生き方吉岡ペペロ409/7/11 21:19
四季彩/夏遊佐6*09/7/11 19:54
定刻因子009/7/11 18:56
かすれた午後の唐変木ホロウ・シカ...3*09/7/11 18:37
雨と憂鬱とそこに居る事。プル式3*09/7/11 18:27
向日葵照留 セレン009/7/11 17:46
ケチャップマヨネーズ猫のひたい撫...209/7/11 17:01
tutty209/7/11 15:00
本日の独り言 その九A-292*09/7/11 14:04
『ふるふる雨ふる』東雲 李葉3*09/7/11 13:30
アンダンテudegeu...009/7/11 12:27
積乱雲と日記帳Fxxxxx...1*09/7/11 11:51
nonya5*09/7/11 11:50
鋼索(こうさく)未完2*09/7/11 11:45
絵の具フクスケ109/7/11 10:08
野原を行く(あるいは脳内の昔の自分に会いに行く)ばんざわ く...3*09/7/11 9:31
ギター 服部 剛409/7/11 9:06
扇風機 509/7/11 9:00
モカマタリ小川 葉409/7/11 8:48
孤毒遊僕民009/7/11 7:45

Home 戻る 最新へ 次へ
3705 3706 3707 3708 3709 3710 3711 3712 3713 3714 3715 3716 3717 3718 3719 3720 3721 3722 3723 3724 3725 3726 3727 3728 3729 3730 3731 3732 3733 3734 3735 3736 3737 3738 3739 3740 3741 3742 3743 3744 3745 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.04sec.