晴れには現実逃避
すぐ後ろまでせまる現実が
怖いのだ!
ああああああああああああああ
あああしおとが聞こえる!
早く早く目の前に飛び出せ
横断歩道など
呑気に渡ってる場合じゃない ....
インストールがとまらない
きみのサイボーにかきこまれた家族のDNA
浸透圧で水がにげていく
あの、、コントローラーが調子わるい
AボタンのBボタンのLRのLR‥‥
/
いつだってL ....
あ、目にゴミが入った。
擦っても擦ってもとれなくて、違和感がずっと消えない。
涙を流しても余計に前が見えなくなるばっかりで。
右目で左目に入ったゴミを観察しようと努力していたけど、いずれなにかが ....
ちゃんと眠ったのに昼間歩きながら眠れそうに眠い。
起きたら顔に新聞の字が印刷されてた。
社会にでていちばん痛感したことと言えば
正しいことが絶対ではない、ということだ
清濁併せのむ、ということではない
清濁は併せのんではいけない
正しいことを振りかざしても、それが伝播しな ....
夏の夜はどうも苦手で部屋は21度設定に
寒いな、でも気持ちいい
そのまま寝てしまうのは癖になってて
朝、喉に違和感
いつもの電車で学校へ行く
カーブがガタガタとうるさくて嫌になる
....
昨日見上げた満月が
今日は少しだけ欠けている
影は闇に溶け
そこはあたかも「無」が在るよう
日々欠けゆく月に情を抱き
辛くなるばかりの心を沈める
明 ....
運命の軌道に乗って
急接近する二つの星
ついに最接近した僕らは
僕らだけの引力に惹かれ
互いに触れ合った
その衝撃は殻を砕き
僕らはひとつになっ ....
夕暮れ間際のジェット機は誰かのために帰ろ
うとしている。吐き出した言葉を誰か、が飲
み込んでいくような、当たり前。涙を零した
いように、零して。溶けたいように溶けてい
くあなたを隣で見ていた私 ....
燕たちは毎日忙しそうに
低空飛行で私の横をすり抜けていく
目にも止まらぬ速さに遅れをとり
ぶつからないと分かっていながら避けようとする
よくもまあ人身事故を起こさぬものだと感心しながら
前方 ....
プライベート
の日記みたいなものを心底必死にねつ造あるいはコンフェッションする
ミクシーとかSNS系の
わりに狭い空間みたいななかに
さまざまなジャンルの人々に公開することについての
その意 ....
輪ゴムを弄んでいたら
ぱちんッと弾けて切れた
がまんして がまんして
耐え切れなくなって
もうやめたッ
自分だけの ひとりよがりを抱え込んで
苛むのは やめにした
閉じていた ....
わたしたちは土色の平安である
朝焼けが空いっぱいにひろがると
モダーンなモルグからアルコールをしたたらせ
ただよいはじめる
恐怖はすでに漂白され
不安は未来とともに消えている
わたしたちは ....
地面が赤く輝く
次々と生まれるルビー
祝砲と産声が織り成す交響曲は
誰の目にも美しいのだ
皆が同じ方向を向き
歓声があがれば
そこに美しさはある
逆を向いてはいけないし
向こうだな ....
深夜、ダベりつつ考えた
世の中の人は、自分が望んだとおりに生きてる人なんかいやしないのよね?
ではみんなは理想を諦めるすべを知ってるはず それはなんだろう?
「望む道へ歩む人はいるでしょう
....
遠くの波を
うごく荒れる白の高さを
見ながら翻弄されて
ペンギンの色と形
消えたり見えたり消えて
法則を学ぶ人たち
ときに海に立つ時
聞こえる笑は波動のように ....
と、その人は言った。
なんとも不思議に穏やかな笑顔で、
世界の涯へでも
身軽にリュック一つで出かけられそうなほど
軽やかな足取りで。
すべてはよりしろになる
悪しきものも
良いも ....
心穏やかなままホロリ生まれた涙の一滴が
遠く千マイル ひこうき雲のわきに落ちて
じきに 光の速度も超えて こちらがわへとやってきます
もし 願うことが許されるなら
誰か街路の電線林まで ....
全然論理的じゃない
プレカリオはそういうふうに歩んで
いくものではないでしょうに
全然非論理的ではない
風孕み舞い上がるカイト
急行電車から眺めては
折り重なるシフォンのドレス ....
出口の見えないモノドラマ
無限大に広がる行間
暗闇色のボトルの中
いつまでも消えることのない気泡
秒針だけの目覚し時計
鳴るはずのない遠い約束
ミント味のする後悔の中
いつまでも ....
どんどん投げ込まれる
変化球を
受け止められなくて
ぽんぽんぽんと
ボールが転がっていく
そんな感じに似ている
会話に耐えきれず
キャッチボールを諦めた
グラウンドに
....
言葉は割れるものであり、
ケツも割れるものである。
家族も割れるものであれば、
人間なんぞ、お脆い、モノだ。
神は最初にナニも言わねえ。
光の前には嫌味があった。
....
浴室や寝室であの二人になじられ、必死に返す言葉も恐怖に震えるから。
声が出ない。
学校から帰る途中から地獄が待ってる。
道端可愛らしい白詰草も蛇イチゴも救ってはくれない。
味方は居ない。
も ....
白いキリンが真夜中にじぃっとこっちを見ている
瞬間を司っているのは彼だったのだ
染み入る群青に抗う力はもう私には残っていなかった
月が青白く光り続けていることに気づいてしまったから
そ ....
月がよく見える夜は
灰色の海の
底にちいさくうずくまる
全暗の底に
手に触れる光も無ければ
キラキラ光る魚もいないのに
何かが起こる気がして
好奇心だけ
それだけで ....
言葉がひどく散文的にしか並ばない時がある
閉じているところがなくって恥ずかしい夜
開ききった眼が生きている明け方
まっすぐに
言葉が届いてしまう夏の朝のことだ
嘘吐く口の中に真実が潜んで ....
僕の輩にいなくていい
釣られプロではないと
サオに想像しながら
山に楽しいから
釣って思っている
友達の取る前に
あっても泳いでいるのだと
サオで食べることを
山の夢に逃げられ ....
会えると知って人に腕を振り
たんたんと自分に続けられていく
まっすぐな並木道を歩いていった
変わることのない緑色の木々がそんな道を
どこまでいくのだろうとそびえる
歩いていくかもしれない ....
世界を救うんは
お前やから
そんな風に惚けたように
言う母親は
年の割には肌がきれいで
触りたくもなる
僕は頷いて
今後のプランを彼女に示すけれど
それにはそれほど興味は持たない
....
きのう、神様を見たよ
公園のブランコのつくる三角形の奥で
神様は、がんばってた
神様だって、がんばってる
怠け者の寝言、偽善者の讒言
もういいからみんな消 ....
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