遠い日の想い出も
甘い記憶の中に輝いて
朝の光にまどろみながら
指先が貴方を探してる

さっきまで直ぐ傍に居たのに…
目が覚めると私の瞳から消えてしまう

嗚呼、貴方には
夢の中でし ....
いらねーんだよこんなもの。

死ぬ前に全てをぶっ壊してやるよ。

今まで傷つけられてきた奴全員ぶっ殺して燃やしてやるよ。

いつまでも小娘だと思うなよ。

愛されたかった。愛されたかっ ....
唐突に君を食べて吸収してしまいたいと感じた夏の終わり
蝉がじぃーじぃーと田舎を想って鳴いていた午後の話
グラスに入った海月型固形の気泡たちは
海に還りながらバラッドを口ずさんでいた(  空耳?? ....
さっき彗星が流れていった

終わるんだってさ、夏が

蝉の輪唱が今でも耳に残るのに

青い鐘は鳴り始めて、夜は静か

月の灯篭が銀色

川辺の丘は金色に染まる、これから

真夏 ....
通った小学校で
よなか
久しぶりに仲間と
集まって

くっついて花火して
くだらない話を
おおきな声でして
きもちよくたくさん笑って
だいすきって
言い合いながら別れた

中学 ....
基礎を崩すと  雪崩落ちてしまうようだ
君の にわかに始まる劇中劇に
恐れおののく夕暮れ
掃ききった残骸をビニールに
いつもどおりの蝶蝶結び
『あれが僕』君の語る君なりのシャイニング ....
そよ風サラリ
夕飯マッタリ
仕事はハッタリ
帰ったらグッタリ

お茶はヒンヤリ
音楽はユッタリ
作詩はドッサリ
料理はアッサリ

散歩はノンビリ
勉強はバッチリ
海藻をチョッピ ....
疲れきった八百屋のオヤジと
鼻歌唄いながら颯爽と駆け抜ける青年

煙と不満を吐き出しながら歩く女と
東京の街を桃色に染めた田舎の娘

みんな同じ街で違う恋をした
みんな同じ空気で違う溜め ....
「嫌な事って、忘れてしまって
 いい事しか 残らないんですよね」

カラリと笑った女の子の言葉が
終電の空席に余韻を残して
その言葉の隙のなさに
胸がグッとなること 数回

夜が遅くな ....
空から生まれたのだと
思っていたけど、そうじゃない

樹木は土に根をはり
大地は果実や穀物を育む
あまねく生命たちは
地の底へ耳を傾けて
月夜を迎える

私はこの豊穣の大地から――― ....
尽きない悩み まだそこまで
力尽きるまではいかないね

ほら、太陽求める向日葵も
蜜を求める蝶も綺麗だから
わがまま言えるのか?

愛を独り占めしたい 欲張り放題
愛溢れるキミを愛した ....
 いくつもの、
 接がれない
 夕刻のだいだい色を
 ポケットにしまおうとして
 持ちかえれない
 そんな夜は暗闇に目を凝らした

この病棟の窓から見える夜景は
いつもと変わらない
 ....
しろがねの球体がゆっくりと翳ってゆくのを
僕らはどうすることもできないから
この虚しさのやり場もなくて、ただ明ける

ガラスの宮殿
ハリボテの威厳
プラスチックの王冠

何もない
意 ....
泣き笑い喜ぶ人生は
楽しい
日常生活を楽しみ
子育てを楽しみ
仕事を楽しむ
趣味を楽しむ
スポーツを楽しむ

苦と思ってはいけない
喜んでその時間を使いましょう
知って裏切られてま ....
飼っていたのは、音のない荒野
はちがつの、日なたに置かれたたまごのように
だきすくめるたび
わたしのりんかくを剥がすもの


透明な模型のような日々
を、くみたてる


 ....
なかながと、つやぎするが
つやか、なぎなひて
ほふうをり

すやなか
ながなざる
そりつつの
くのをの
すのしこしめして
くやす、けやけやきのりをり。

つゆくるりえおりつ
し ....
試験の最終日
週末の金曜日

朝一、久しぶりの着信音
「花火見に行かない?」って
君からのメール
…断れるハズない


持ち帰った問題用紙
もう夏休みだ
鞄の中握り潰した
もう ....
 
 
いつもはわたしが列車を待っているのに
今日は列車がわたしを待っている
ホームにたどり着くと
列車たちは次々と
わたしの中に乗りこんでくる
発車を告げる音楽が鳴り止む
いつも列車 ....
湿っぽい、重みのあるなまぬるい手触りに/いっとう端で感知する体温は暖かい惑星を溢した、柔らかな光眩しいノイズノイズノイズ轟音イカサマではなく逆さまに地面を引っ繰り返して落ちてきた/のは/希望だったのか .... 「倒れかけた鉄塔」という唄を 
口ずさんで、歩いていた。 

道の傍らに、全身は枯れながら 
太陽の顔を燃やしている 
向日葵達は 
只 
夏空を仰いで 
密かな合唱を、奏でていた。  ....
庭の写真で満ちていた
きれいに整えられた庭の
草花を
大きく、小さく
上から、下から
風の日や虹の日に
真夜中や明け方に
おそれるように静かに
シャッターを切って
とられた写真で満ちた家


『こ ....
呼吸が乱れ悲鳴を上げました
目の前に繰り広げられるヴィジョン
過去を投影した記憶の水底
両手で耳を塞ぎます
零れ落ちる泪に宿る刹那さ

駆け抜ける当時の恐怖
現実との境界線を失くした海馬 ....
涙を拭いてよ。

鼻血を拭ってよ。

倒れたら抱き起こしてよ。

痣ができたら湿布を貼ってよ。

世界中が敵になっても僕は君の味方でいるなんて嘘つかないでよ。

一度でいいからキス ....
どうにもいかないときがあって
パープル原野に辿り着いたってわけ
記憶はない
そういったほうがなにかと都合がいいし
なんたって享楽的

とはいっても昨夜
おれははじめて死を思った
出 ....
放課後、屋上に呼び出され
どこにいるのかと見渡したら
彼女はコンクリートにうつ伏せていた
近づくと、目を閉じた横顔のまま
私の輪郭を引いてくれないか、と
きっぱりと言った

よく解ら ....
? 公園
  {引用=嗚呼、どこまでも芝生。だだっ広い自然公園。
青空には綿アメみたいな雲。
その下に一本の木。
その木から少し離れた所で、一人の男の子が黄色いカラーバットをブンブン素振りして ....
見えてはいても
見えない
触れ得ないものに
触れようとして
知らず内
見えない火傷をおった
あなたのやさしさが
あなたを見えなくする
だから
やさしさなんていらない
あぁ、沈んでいく。
沈んでいく。


太平洋よりも深く、
大西洋よりも深く、
インド洋よりも深く、
日本海よりも深く、
他のどの海よりも深い水溜まりに、
僕は沈んでいく。

 ....
山腹から漂い降りる朝靄に

竹林に朝靄が
風に漂う朝靄の中
溌剌とし
凜とした景色を観る

竹林に偲べば
風に漂う朝靄の中
遠く霞み
曖昧な昨日を見る

竹林に及べば
風に漂 ....
青いガラスの一枚一枚
次々とかわりゆく風景

海は手を伸ばし
空をつかもうとする

無駄だと思える争いや
流血がいつもあった

生命の循環だとしても
雨や雲のように穏やかではなく
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夢でしか逢えない@ショコラ209/8/19 1:50
世界を憎んでやるアサギ009/8/19 1:38
指先に思考を、砂浜に逢うゆるこ309/8/19 1:34
夏の終りのリトルネロ瑠王3*09/8/19 1:08
ないたよなかはちはちよん7*09/8/19 0:13
治癒ogawa ...309/8/19 0:05
シリトリペポパンプ7*09/8/19 0:00
痛み海 猫009/8/18 23:50
椅子の上で膝を抱えていいことだけを思い出す藤原有絵409/8/18 23:45
彼方の申し子瑠王3*09/8/18 23:40
オドモ邦秋2*09/8/18 23:33
幼さかんな12*09/8/18 23:08
色の無い宮殿で水島芳野109/8/18 23:03
人生楽しまなくてはソンソンペポパンプ4*09/8/18 22:38
ペパーミントねことら509/8/18 22:28
record_090810@jisitsuもしゅ009/8/18 22:01
夏色花火相羽 柚希0*09/8/18 21:33
川面たもつ809/8/18 21:10
真新しい夏/シンメトリーaidani...109/8/18 20:40
夏の終わり 服部 剛609/8/18 20:34
箱庭の家kawa109/8/18 20:20
名前を消されて-0.5-AKiHiC...109/8/18 19:16
わがままアサギ009/8/18 18:26
パープル原野熊野とろろ3*09/8/18 17:40
輪郭RT1309/8/18 17:18
カラーバット光井 新209/8/18 17:08
見えないものフクスケ109/8/18 17:07
撃沈。敬語1*09/8/18 14:30
竹林……とある蛙7*09/8/18 11:12
曠野109/8/18 10:11

Home 戻る 最新へ 次へ
3677 3678 3679 3680 3681 3682 3683 3684 3685 3686 3687 3688 3689 3690 3691 3692 3693 3694 3695 3696 3697 3698 3699 3700 3701 3702 3703 3704 3705 3706 3707 3708 3709 3710 3711 3712 3713 3714 3715 3716 3717 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.7sec.