平均より下回っているかどうかとか
みんなができることをできないとか
お金がないとか貯金がないとかじゃなく
君が生きにくいと思っていることに問題がある
だが社会では解決方法は常に ....
私の字はどんどん汚くなっていく
言葉が泣いている
きれいに書かれたかっただろうに
誰も読めないような字にされて
私は言葉に土下座したい
それでも急がなければ
大事なこともすぐメモしないと忘 ....
お寺へ続く道
" 暑苦しいなあ "とか
" 夏、真っ盛りだな "とか
自分の気持ち
セミはそんなのおかまいなし
日が登ってから堕ちるまで
目 ....
あの娘がレズだった
あの娘の恋人は女の子だった
昨日の夜
私はレズの女の子たちが出てくる小説を書いてた
一昨日は音楽の才能がまるで無いバイの男の子と電話していた
私は可愛い女の子が好 ....
砕け散る
波のしぶきが
足元を濡らす
さっきまであった
きみの足跡が
波に拐われ
また歩き始める
波と戯れる
音符のように
ぼくの前を
岬に向かって
体に気をつけて
言いたいことはそれだけ
いろんなことがあったけど
今はひとつだけ思うよ
ただずっと
元気で生きて
きっとまた
会えるように
真白く つるりと丸く
英字などがプリントされた
甘く可愛い錠剤は
飲むたびに感情を奪っていくようだ
青い空を見て
青いなと思い
コスモスの芽生えを見て
生えてきたなと思い
死ね ....
あの空き家はまだ
僕らを残している
生きて動くあなたの
変わらない匂いも
そのままで
逃げる歩幅の違いで
見送る種の間も
見ていたら止まっていた
「わからずにいたい」
してい ....
OLになったら
毎月cancam買って読みたい
OLになったら
毎週海外ドラマ借りて観たい
OLになったら
ドキドキ社内恋愛したい
OLになったら
ランチ買いに近くのカフェに ....
そのようなわけで あたしは世界を語りなおすことにする
眼球のゼラチン上の表面を ツーと流れていく 有象無象
海原に繁茂する雑草は 水のビロードを刺す アイスピック
糜爛していく脳の恍惚を 過剰な ....
山の穏やかさ、
海の勇ましさ、
空の清らかさ、
土の温かさ。
神を信じぬ私にも
自然という名の天人は見える
神を信じぬ私でも
愚かな「人の進化」が辛い
....
薄ら笑いのさらし首
濡れた前髪重たくて
見上げる空は弥たかく
涙に暮れる泡沫よ
風が吹いてはさらし首
波に乗りては軽やかに
雲を払うて愉快かな
恨みを晴らせ笑いませ
薄ら笑いの ....
常夏の大地に降り積もる灰色の雪
灼熱の陽射しにも溶けもせずに降り積もって行く
見慣れた紺碧の風景を蝕む大きなキノコ雲を見上げる子供達
溶けない雪を掌に掬い取り何やら呟く年寄り達
楽園の午後/ ....
目を刺すような光
烈しい熱風
体中が針で刺されたような鋭い痛み
何が起こったのか分からない
さっきまでのいつもの日常が生活が人生が
まったく変わり果てていた
焼け果て ....
ええい
ぎらんぎちゃん
岡山のほうがひかってから
わしは随分歩いたものな
稜線がひどう輝いて
気持ちん悪いぬるい風が長いこと吹いた
ひくい唸るような大音声が
聞こえた後
えろう長い ....
混淆する 人の 言葉 詩みたいなもの
不思議ね 書くことがとてもむずかしい
滴るような感情や 季節感や 絶望 夢
恋愛や 苦悩の湧出は もういらないの
自分以外の誰かが すでに 同じ言葉で ....
目に付いてる
全てが気に喰わない日は
頭の中で爆弾を落とす
黙祷と反省が
ぼくらの免罪符
歓声と達成感が
かれらの免罪符
あー
くそったれの上役が
吹き飛んでくよ
蒸発 ....
リビングでうつむせに戦死をしてると
からんからんとガラスと氷が遊ぶ音がする
目線だけあげて見れば
薬味と素麺とめんつゆをお盆に乗せた母親が微笑んでくれていた
という夢をみた
....
親のいうことをきかないと死んじゃうからたいへんだ
きょうは花火大会
火薬のにおいをかぐために
ずらずら歩いて
親においつくために必死に歩いて
きれいだなあ花火
ゆがんだドラえもんきれいだな ....
わたしのように
書いたものが
ここにある
わたしのふりをして
必死にわたしになりながら
わたしになれたのか
なれなかったのか
後悔してる
わたしを見てる
わたしがいる ....
累々とした孤独に石を投げる
カラン
と音を立てて、転がり落ちたのは
いつかの嘆き
降り積もる塵芥に 深き静寂の痕跡を読み取る
動かなくなった時計
指し示し ....
少年が青年と歩いている。
青年の手には犬のリードがあり、少年の手にはスコップ入りの小さなバッグがある。
要するに犬の散歩だ。
少年は十歳にも満たない子供だ。
青年は二十代後半だろうか。 ....
愛されていない
愛されていない
私には判るよ
愛していないから
その声もその仕草も
視線も食べ方も
全て大嫌い
運命の赤い糸は
最初から妄想だった
気付けば夢は覚めて
気持 ....
僕は流れに身をぼんやり寄せた
ああ地中海の風を受けた
僕は
ここで
フランスの色々な国々を歩きたい
歴史のことを考える
*
ぼんやりと夜の青色に
ナポレオンが侵略した
白 ....
夏ははじめさせられた
君のカルキはカビていて
水色の何かに触れずにいたい
友達が虫かごへ捨てなかった
ジメジメせずに獲物は死んでいて
君は楽しくないプールで
夏の僕はアスファルトの中で ....
せつないぜ!
そうだ、せつないぜ!
せつないの「せ」が
なんかその、
変な、
はしゃいでる二人の人みたいに
見えるくらいだぜ!
仕方ないんだぜ!
きょうは
「だぜ」っていって ....
夜なんだけどね
ペンネの奥に
おじいちゃんが見えたの
遅かったんだけど
お腹空いちゃって
冷凍のペンネ温めて
(レンジ鳴る)
食べ始めて
なんとなくペンネの穴を見てたの
そしたらね
....
ラグビーボール状の大地から すっくと佇む
月並みの強い風でも来れば吹き飛んでしまうとひとはいう
深夜の人気のない通り タクシーのライトが意識に撥ねる
歩き出してすぐさま 無心への欲求が増していく ....
後ろ向きに歩く、白い砂丘にて。
続く足跡見ながら、背中の先にあるはずの泉の白昼夢を見る。
また、旅の算段をしてる、白い砂丘にて。
1,2,3,4,5,
1,2,3,4,5,
正しい。
....
【さよなら人間】
君が死んだ七日目の朝、ようやく雨は上がり
まだ空はどんよりと湿っぽくて
心が憂鬱なままだと知った。
人が人の為に生きているの ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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