ネオン管に伐りまかれ
純粋にとり込まれた艀や汀
ほんとうには離れるつもりないんでしょ
こころから落ちてくゆるひらの
退屈さ
におい感じた
猫のように

丁寧にたたもうと
手荒くまるめ ....
愛はこわくなる
ぬいぐるみはいいものだから
人の手によるなぐさめ
こころをうばわない

あまく昏いひとみの理想
ここのことばをそこなうって
とおざけられても
しらぬ間にそだつ 雲みたい ....
水曜日の頬肉を柔らかく仕立てるには、鉄条網も注射針もコンポストにもどこにもつながらない、
濡れ落ち葉だけが氾がる、オモチャの兵隊だけど、/畳縁より注意してみる。深夜に及ぶ偏頭痛、
モンスターの危機 ....
黒い鳥を探してるんだ

みんなが見たっていうから

どこを探しても

残りがみたいなものばかりで

ひょっとしたら

そんな鳥なんていなかったんじゃないかと

思ったりもし ....
引き

かれた

路傍の草
むっとする湿気

雨 アメリア アメリカナイズ
憂鬱な空は
したり顔した無意味の羅列
その重苦しい隙間から
ぽっかりと
浸出しはじめた
ひとつの ....
雨が
少しばかり
降った夕、

庭の裏手から
ぬっと現れる
太陽、

凝視する

私を笑う
海、

青に黄金に

風は吹き
こんな寒い日には
古いカフェに行って
温かなアイリッシュコーヒーを飲みたいな
店で流れているのはジャズで
可愛い制服を着た
アルバイトの女の子がいて
その子が温かなアイリッシュコーヒーを
 ....
おまえと向き合い 対峙する
玄明をおもえ
機械ではない というなら

暁のはじまり 風のない
すべてを包みこむ 巨大な闇空
十二月 ひとつの満月
裸足のまま突っ立っていた

 ....
何か 詩(うた)は ないのか

さびしくて せつなくて むなしくて

ならんのだ

たましいの 飢えを 満たす

詩(うた)は ないのか

どこにも ないのか

詩(う ....
雑木林の木々から
ひらひらはらはら
葉が舞い落ちる
もう次から次に
舞い落ちる

病院からの帰り道、
バス停に立つ
僕の頭上を

ひらひらはらはら

黄色い群れ、高曇りの空
 ....
記憶を思っている
遠い昔の 景色に見えた
その 見知らぬ国のテーブル席で
通り過ぎる子供たちの姿の前で
僕はちり紙を取り出していた
鼻をかむわけでもなく そして
かむべきちり紙を置いたまま ....
そのころ盗賊ヨランとアイソニアの騎士は、
次元跳躍をして、アースランテのアイソニアの騎士邸へと辿り着いていた。
「イリアス! 俺のイリアスは無事なのか?」
「お待ちください。ナディ邸まで行ってみ ....
「それは心強いな。しかし、フランキス・ユーランディアとは……」
「そうだ。あなたの妻を盗むのだ。それだけ手練れのものでなければ」
「我が家の従僕たちも無能ではない。そう簡単に盗めはしないだろう。
 ....
今、クールラントは祭祀クーラス派と、反クーラス派に分れて、
相争っているのだった。そこでは、多くの粛清も行われていた。
もちろん、エインスベルも祭祀クラースの粛清リストに含まれていた。
しかし、 ....
水につけておいた
電気釜の内釜と玉子焼き器と茶碗を洗う
内釜の底にへばりついている
もち米を爪でかき取る
それらを石鹸で洗って
温水で洗い流す

洗い物はそこまでで一旦、止めて
部屋に ....
○「ファン」
負けた時に
応援してくれるファンこそ
真のファンだ

○「夫婦愛」
仲のよい老夫婦ほど
幸せに見えるものはない
長年の風雪に耐えた愛が
漂っている

○「滝公園」
 ....
ドラモリに車で出かけて
ホットドッグやら
おにぎりやら
お菓子やら
色々、買ってきて
食べ散らかした
紙巻タバコもあるし
氷入りのコーラもある
それなのに
なんか憂鬱な気分だ

 ....
ぬぬぬ
塗壁
宇宙の思考に
生の感触確かめて
光の閃き意味喪失
明るむ明るむ意識の地平
ぽっとイメージすっとぽっと
水晶の海に
安らいで
生の世界
宏大な開け

  〇

 ....
成功したり
お金をもうけるより
大切なことがある
人間としてどうか
それだけだ
何を語るのか
どんな夢を持っているのか
幼い中身に釣り合わぬプライド
ご都合主義のリアルでっち上げて
半径五十センチ以内の総統
自己満足で貫き通すライフ

ライツ・ナウ
おまえはチヨットヴィシャス
勝てない喧嘩は大人の対応 ....
僕は未来のために鐘を鳴らす
何度でも何度でも
命の音がかき消えないように
願いも祈りも一緒くたに
愛の音が僕の胸から消えることはない
まだ見ぬあなたに出会いたい
あの星まで届いて
僕の音 ....
二〇二二年八月一日 「海東セラさん」


あしたは高木精神科医院に行く日だ。

 ワールズ・ベスト1965『時のはざま』5作目は、ウィリアム・F・テンプルの「時のはざま」ゴッホのいる時代にタ ....
(束の間のみじかい停車時間
(眠りというひとり無人の駅で
(いつも見るのは 過去の人たちのまぼろし まぼろし


社会から
宇宙(そら)へと飛び立つ
乗り継ぎの銀河鉄道へとこのまま一気に ....
堕とされて
涙もかってにこぼれちゃう
《純の道》は遠くて険しい


悲しみの
数だけいつかはしあわせに
なるという嘘、だけ、信じるわ。


《純》がまっすぐに
立 ....
薄暮に滲んでいく
空の色、哀しいね

今日、無限の空の青
透き通り




たゆたいながら
のがれていく
あおくすきとおるそら
なにかがいる
さっきからさかんに
よぶこえは ....
毎日夕焼けが違うという人たちの
感動を強要させようとするきしょい行動
同じ夕焼けなんてないの
だからなに
全部違うからなんかすごいの?
シャッターというチャンスの連続が
この世界という存在 ....
〈きらめき
/よどめき
/さんざめき〉

預言者ではそぐわない
吹き溜まりとは底なし沼で
遺灰だけを零すと云うだろう

くすぶり続ける核と、脈絡を喪う喧騒に在って
ゆるやかに低下して ....
しんどいとか、面倒とか、億劫だとか
始終、感じていたけど
自分がだらしなくて
いい加減な性格だから
自分が悪いと思い込んでいたけど
それは精神症状に由来する
倦怠感が原因なんだと自覚した
 ....
毎日夕焼けが違うという人たちの
感動を強要させようとするきしょい行動
同じ夕焼けなんてないの
だからなに
全部違うからなんかすごいの?
的な意味で生きてるの怖い
永遠という事実
適度に嘘 ....
記憶は夕暮れていく
真っ青に染まり
帰る場所って
これは祈り
12階のベランダから地上を見てる
ナターシャ
得体の知れないものが
あたし達の体の中にある
悪意
諦め

脂肪
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
猫のようにsoft_m...222/11/29 21:54
ぬいぐるみ122/11/29 21:47
綾錦とするための朽葉あらい022/11/29 21:24
ロックバンドに献上したいうし222/11/29 20:11
道標Giovan...3*22/11/29 19:09
宇宙の秒針ひだかたけし6*22/11/29 18:20
「詩的な夢想」ジム・プリマ...2*22/11/29 15:27
玄明 湯 煙3*22/11/29 12:46
詩(うた)は ないのかダンテ カフ...122/11/29 12:14
ひらひら はらはらひだかたけし5*22/11/29 11:28
白い思い出番田 222/11/29 1:03
盗賊ヨランとアイソニアの騎士(一)[group]大町綾音1*22/11/28 21:34
戦士エイソスとエインスベル(九)[group]1*22/11/28 21:34
戦士エイソスとエインスベル(八)[group]1*22/11/28 21:33
「俺の家のゆうげ」ジム・プリマ...3*22/11/28 18:59
独り言11.27zenyam...2*22/11/28 18:24
「初冬の夕暮れ」ジム・プリマ...2*22/11/28 16:57
ヌリカベひだかたけし4*22/11/28 16:30
_渡辺亘022/11/28 16:08
チョットヴィシャスホロウ・シカ...022/11/28 13:20
命と愛と僕の音かんな022/11/28 8:12
詩の日めくり 二〇二二年八月一日─三十一日田中宏輔14*22/11/28 0:03
タイムマシーンにお願い(光速の彗星より)本田憲嵩422/11/27 22:03
全開、純式ッ!秋葉竹022/11/27 21:15
世界の此処にてひだかたけし422/11/27 20:44
ハローバイバイ モマリサ公022/11/27 19:24
千尋あらい122/11/27 19:21
「ウザい野郎になろう」ジム・プリマ...1*22/11/27 17:52
ハローバイバイ ショートバージョンモマリサ公022/11/27 15:15
ナターシャ再校022/11/27 14:56

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