真実。ただそれだけのために
五万匹の言語が食い殺されるとはな。
舌先に残る言語の血や肉、その匂い。
地面に残る言語の骨、その固さ
小ささといったなら―インコの
チンコみたいだ。
黄昏に生まれた人と木たちよ
空に憧れるのを同じくならえ
一足ごとに掌を赤く染めれば
四角いテーブルを共に囲もう
凍った時計を溶かすことなく
戯けた踊りを明日ならおうよ
同じ過ちから ....
おかあさんがわたしをうんだので
わたしはおねえちゃんをうんで
おねえちゃんがまっさらなわたしをうんだらいいな
単細胞生物みたいに生きられるわたしを
おねえちゃんにうんでほしいんだ

わたし ....
自決を行うのであれば

息を止め続ければいい

その先に呼吸を許せば

それがあなたが抱く答
少し冷たい
風が吹いた日
コオロギの声を
聞いた
ふと気がつくと
蝉の声が
かき消されるように
別れの挨拶もなく
聞こえなくなっていた
皆どこへ行ったのだろう
赤いチョーク
のようなトンボが
風をひっかきひっかき
ぼくの背たけを測っている


ぼくは大きくなっただろうか


朝ごとに
ぼくは生まれる
よろこびとかなしみの
草の中から
 ....
テレビはそこで強制終了
白髪の増えたニュースキャスターの言いたいことは何だったのか気になったけれど
もう一度スイッチを入れたところでその答えを聴くことなど出来ないと知っているので
ノートパソコン ....
私は確かに

あの場所にいたんだ……。



耳が張り裂けそうなくらいの拍手と

目が眩みそうになる照明の中に。



ひとつの 音を

ひとつの 心を

繋いで
 ....
無数の星を

宇宙(そら)から眺める

科学者たちは

下から眺めることしかできない

私の

この思いを

見つけることはできない。


嗚呼、

どんなに焦が ....
画面の向こうでは
なにやら燃えている
そして崩れ落ちている
僕はただ眺めている

それはただ目の前にあった
異様な光景を
異様だと理解するまで
すこし時間がかかった

すべてが崩落 ....
夜の風にまともにあたった

そこには常に新しさと懐かしさが潜んでいる

私には叶えたい夢がある

いつ流れるかもしれない流れ星を待って

でもあの人は言った

流れ星に願いを込めら ....
寄り添って
見つめ合って
絡み合って
アタシ悪魔
チェリーパイを
つまみ食いした
くだらない
大人の味がした
悪い遊びを
またひとつ覚えた
後ろめたい顔の
善人が見えてきた
愛 ....
医者が言う
今日は何?
そんなに言われるほど頻繁に来ているわけじゃないが
来るたびに私は彼とバトルしているのだから仕方ない

先生、指怪我した
うわ、これはこれは
突き抜けちゃった?
 ....
鳶が蒼空に浮いている
巧みに風を孕み
見えない凧糸に操られるように
蒼空に浮いている

瞬間、バランスを崩して墜落する
そして上昇気流
寸分違わず元の位置に戻り
また風を孕む

狩 ....
肉塊の
乳首を忘れた
小鳥が四ツ足の獣と化して
女が泣いた

口が歪み
眉間に皴を刻み
男の背中に爪を立てられず
女は泣いた

終わらない痛みが
どこにもない愛や
夢を変形させ ....
あの娘からメールが来ない
一体何をしているんだろう
何を
恋人と一緒にどこかへ行っちゃったのかな

それとも死んじゃった?
私のこと絶交したくなった?


真夜中、あの娘からもらった ....
夕暮れ、

窓から

やよいがシャボン玉を吹くと



リーマンや客引きやパチ屋が足をとめて

時々この辺をうろついているドラ猫みたいな顔した「上海ラバー」のママと

自分 ....
 
 
操られた体が
わたしに還ってくる
ある夏の日に
今日は何しようかと
思うことができた朝
父に誘われて釣りに行った
帰り道
あの日と同じ夕日を
今は息子と見てる

明日の ....
空はいつのまにか、高くなり。

夜はいつのまにか、寒くなり。

君はいつのまにか、大人になり。

僕はいつまでも、変わらない。

僕らの歩幅は、少しずつ変わっていって。

秋はいつ ....
雨が降る

軒を打つ

窓をたたく

雨が降る

音楽が始まる

雨が降る

煙りが揺らぐ

雨が降る

長くてしなやかな

指先に恋したとしたら

蔦のはうよ ....
{ルビ顰=ひそ}めた枝に想いを隠せば
揺らぐ月あかりを帯にまとう
記憶をぬぐいおとす 黒いみずうみは、
深奥の靜かな湖畔から 寂々行きつくこのさきに 
こわされてしまう わたしの予感のする
 ....
脆くも張り裂けたハートは

またチクチクと縫い合わせればいい

縫い目だらけの私のハート

ヘタクソな縫い目から漏れたのは

感情なのか?

涙なのか?

解れた縫い目は

 ....
そう
目を覚ましなよ
そして荷物をまとめなよ
夜明けの街に
真っ赤な満月と
泣き腫らして俺を
捨てて行きなよ
俺だって
いつまでもこんな退屈なビートじゃあ
踊っていられないのさ
 ....
誰もいない
教えを求めるとき 僕は
空のどこかになくなった思いへと立ち
でも遠く 僕の 海の中から震えている

人や君のことに
外に閉じこもっていくときに だけど
僕の骨も溶かされていく ....
揺れる花は荒野に一輪だけ

その上で流れた一線の流れ星

空間は穏やかに過ごしていた

まだまだ口にだしていない言葉は

たくさんあるけれど

それもこの花が枯れる時には言えるだろ ....
ちっとも美しく見えない。
なぜならもう世界の色なんて何も認識できないから。
強風で新聞紙やビニール袋が飛ばされていくよ。
狂った頭で何考えても無駄なんだ。
わたしの罪はなんなんだろう。溢れる記 ....
知れば知るほど
悲しくて愚かな言葉

知れば知るほど
疑って開けなくなる心

生き抜いた常識が
非常識だと気づいたり

感情を騙した涙も
感情を殺した笑顔も

この世界には
 ....
見上げて
流れる雲が
ステップふんでる
鳥が風と踊ってる

ダイヤモンド
主水(もんど)
聖水を求めて

朝もやは森の妖精のあくび
はりつめた空気は
ピンと背筋をのばした
彼女 ....
何も無い畳の部屋、僕は全裸で寝転んでいた。
赤ちゃんみたいに手足をぎゅっと身体に寄せて、じっと天井を眺めていた。
四日間飲まず喰わずの僕の頭の中にはオペラが大音量で流れていた。

部屋のふすま ....
のうぜんかつらの涼しげな顔に
もっと朱を塗りたくりたい
あなただってもっと
生々しくなれるんじゃないの顔の無い恋人

愛してると愛してないの中間を掬い上げてぼくに降り注いでください
誰だっ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
羊飼いプテラノドン109/9/11 22:04
あすなろ[group]しろう109/9/11 21:59
まっさらなほどの欠如をあぐり9*09/9/11 21:52
浅はかの自覚邦秋1*09/9/11 21:32
蝉の声の消えた日フクスケ109/9/11 20:59
蜻蛉(とんぼ)yo-yo8*09/9/11 20:41
日本航空は再生に向けて照留 セレン2*09/9/11 19:15
m u s i c a李伍 翔0*09/9/11 15:21
c o S m o1*09/9/11 15:08
目尻はあの炎のように葛西曹達009/9/11 14:56
星への願いmarica...2*09/9/11 14:54
アタシ悪魔加羅1*09/9/11 12:53
ヘイ ドクター!テシノ009/9/11 12:35
とんび西天 龍4*09/9/11 11:10
動物zihan1*09/9/11 5:52
怖い夢が見れますようにゆりあ509/9/11 4:41
夕暮れ、窓からやよいがシャボン玉を吹くとtiki4*09/9/11 4:39
体操小川 葉3*09/9/11 3:52
創書日和「紅葉。」狠志109/9/11 3:04
アラベスクrabbit...1009/9/11 2:05
靴のみずおと月乃助5*09/9/11 1:21
ぬいぐるみ伽茶209/9/11 1:08
ジャンピングドロッピングアウトオブ亡国バンドふくだわらま...109/9/11 0:52
日本で黙って番田 009/9/11 0:38
透明な傘こめ1409/9/11 0:06
花なんてアサギ109/9/10 23:57
矛盾海 猫109/9/10 22:37
主水リタ。209/9/10 22:34
そよめきと鳴る窓は君の外に青木龍一郎709/9/10 22:29
降り注げあぐり3*09/9/10 21:54

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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