僕は立ち尽くす
立ち尽くすことによって
深淵を垣間見る
深淵を垣間見ることによって
僕は立ち尽くす
この無限の連鎖を
どう断ち切ろう
いや断ち切らなくていいのか
苦しみは苦しみのままで ....
アナタの言葉を
何度も 何度も
反芻しました

アナタの顔を
何度も 何度も
思い出しました

たった僅かの時間でも
私にかけた時間の魔法は
未だに解けないで居ます

せめて今 ....
何が在っても
信じ続けると誓って・・・

慰めにもならない
絶落の真理

何も云わずに
ただ手を握っていて・・・

酒宴に咲かせた
黄昏の夢幻

ただ ただ苦しくて
夜をさ迷 ....
貴女にとっての唯一になりたくて
そう思って生きてきました

人は寂しい生き物だって
そんな哀しい事云うなよ

喩え人は失いゆくものでも
貴女をずっと笑わせて居たい

明日の貴女が姿を ....
結晶が綺麗だなんて
誰にだっていえる

それで
なんで綺麗だなんて
降ってくる雪の結晶の
一粒一粒が
見えるはずもないのに


夏も終わり
日焼けした首筋だけが
やけにヒリヒリ ....
雨降って
一つ

四角い

優しさを幾つか
重ねて

傷がついた分
優しくなったね

そうしてどれだけ
優しくなれば良い?

海を包み込むように
あの日

いくつもの物語が

いくつもの愛が

いくつもの夢と希望が

一瞬にして奪われた


叫びも届かぬまま

祈りも届かぬまま

真っ青な空が

真っ赤な炎と
 ....
さっき君をみた
地下鉄にのりこみ
予備校の入学説明会
片手で吊革につかまり
パンフレットをめくる
固い決意をしているはず
今の君も意思が強いもの

発車して
他の乗客といっしょに
 ....
どこに書いても踏み荒らされてしまうから
自分の腕に刻み込んだ「LIVE」
ムラサキの血が青白く細固い腕をなぞるように落ちる
地面に落ちた血がどこかの世界の地図を描く
地が血を飲む音が聞 ....
僕は逃げ出す
生きているのは 死ぬ
僕だった 中は
でも 僕だけがけされていく

僕をそこで 会社の奥に閉じこめられて
そして出て
誰でもないことから 行こうと
暗がりの中として出て行 ....
ふざけてるニャン

逃げ出したシャムが見上げる 四角いそらの路地裏に

もこもこ綿菓子ぐもは、午後のにわか雨のふる 

おおきな雨粒は、天のしうち

だれもが 足をはやめる わらわ ....
はじめに言葉がありました
言葉は目には見えませんでした
しかし方角を決めました
そこへ向かって進むものがありました
光でした
あとから生まれたものはみな、光に向かいました
光に向かいながら、それらはた ....
Tiger's tears drip on the spoon

小さじいっぱいの塩の海

Tiger's dears flop on the dish

小皿いっぱいの原生林

Ti ....
たった半年で 別れる

たった半年で 付き合う

たった半年で 総理大臣になる

たった半年で 爆殺される

たった半年で 会社辞める

たった半年で 生まれて死ぬ

たった半 ....
そうだった
このまま動く手
そのままの火
そうだったよ
極めてそのままに
揺れる気持ち
そうしたかった


このままだよ
あるがまま
こうやって
おどけても
そのままだよ
 ....
 
 
 
【Silent Prayer】



 今日という日が訪れるたびに
 人々はまた悲しみを思い出す。

 どれほど世界が平和になろうとも
 決して拭えない過去がある限り ....
アイデンティティの喪失なんて言うほど大仰なもんではないにしろ
僕はやっぱり珈琲を美味しく飲もうと思って駅前に行く

アザミが何本か生えている筈の丘は
見事に草が刈り取られていて
アザ ....
光が花をまね
朝になる
一房一房が
波を追う



丘を昇る霧
向かい合う手
結晶


くちびるの色を
手鏡に塗り
歯は透る{ルビ雷=らい}
透る{ ....
 真実。ただそれだけのために
五万匹の言語が食い殺されるとはな。
舌先に残る言語の血や肉、その匂い。
地面に残る言語の骨、その固さ
小ささといったなら―インコの
チンコみたいだ。
黄昏に生まれた人と木たちよ
空に憧れるのを同じくならえ
一足ごとに掌を赤く染めれば
四角いテーブルを共に囲もう
凍った時計を溶かすことなく
戯けた踊りを明日ならおうよ
同じ過ちから ....
おかあさんがわたしをうんだので
わたしはおねえちゃんをうんで
おねえちゃんがまっさらなわたしをうんだらいいな
単細胞生物みたいに生きられるわたしを
おねえちゃんにうんでほしいんだ

わたし ....
自決を行うのであれば

息を止め続ければいい

その先に呼吸を許せば

それがあなたが抱く答
少し冷たい
風が吹いた日
コオロギの声を
聞いた
ふと気がつくと
蝉の声が
かき消されるように
別れの挨拶もなく
聞こえなくなっていた
皆どこへ行ったのだろう
赤いチョーク
のようなトンボが
風をひっかきひっかき
ぼくの背たけを測っている


ぼくは大きくなっただろうか


朝ごとに
ぼくは生まれる
よろこびとかなしみの
草の中から
 ....
テレビはそこで強制終了
白髪の増えたニュースキャスターの言いたいことは何だったのか気になったけれど
もう一度スイッチを入れたところでその答えを聴くことなど出来ないと知っているので
ノートパソコン ....
私は確かに

あの場所にいたんだ……。



耳が張り裂けそうなくらいの拍手と

目が眩みそうになる照明の中に。



ひとつの 音を

ひとつの 心を

繋いで
 ....
無数の星を

宇宙(そら)から眺める

科学者たちは

下から眺めることしかできない

私の

この思いを

見つけることはできない。


嗚呼、

どんなに焦が ....
画面の向こうでは
なにやら燃えている
そして崩れ落ちている
僕はただ眺めている

それはただ目の前にあった
異様な光景を
異様だと理解するまで
すこし時間がかかった

すべてが崩落 ....
夜の風にまともにあたった

そこには常に新しさと懐かしさが潜んでいる

私には叶えたい夢がある

いつ流れるかもしれない流れ星を待って

でもあの人は言った

流れ星に願いを込めら ....
寄り添って
見つめ合って
絡み合って
アタシ悪魔
チェリーパイを
つまみ食いした
くだらない
大人の味がした
悪い遊びを
またひとつ覚えた
後ろめたい顔の
善人が見えてきた
愛 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
無題渡辺亘009/9/12 9:39
さよならは彼方に[group]漣 風華309/9/12 2:47
宵月[group]009/9/12 2:46
唯一の貴女へ[group]109/9/12 2:46
夏の終わり佐藤伊織109/9/12 2:45
優しさ309/9/12 2:34
がれきの下ヒロシ109/9/12 2:28
東京駅で君をみたsnowwo...309/9/12 2:15
死に包まれた生き物のようになかがわひろ...109/9/12 1:39
スクランの、ブルー番田 009/9/12 1:34
「人形の猫」月乃助5*09/9/12 1:30
光についてkawa009/9/12 1:12
Tiger's tears瑠王4*09/9/12 1:08
ゆうけんしゃはねててくれればいい猫道209/9/12 1:03
そうだった鳳エクスプレ...009/9/12 0:26
Silent Prayer綾瀬たかし1+09/9/12 0:01
人差し指の肯定あぐり2*09/9/11 23:44
遠い鈴木立 悟509/9/11 22:33
羊飼いプテラノドン109/9/11 22:04
あすなろ[group]しろう109/9/11 21:59
まっさらなほどの欠如をあぐり9*09/9/11 21:52
浅はかの自覚邦秋1*09/9/11 21:32
蝉の声の消えた日フクスケ109/9/11 20:59
蜻蛉(とんぼ)yo-yo8*09/9/11 20:41
日本航空は再生に向けて照留 セレン2*09/9/11 19:15
m u s i c a李伍 翔0*09/9/11 15:21
c o S m o1*09/9/11 15:08
目尻はあの炎のように葛西曹達009/9/11 14:56
星への願いmarica...2*09/9/11 14:54
アタシ悪魔加羅1*09/9/11 12:53

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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