七年ぐらい土にいて
一週間だけ空にいて
今は何処を飛んでいるんだろう

部屋に落ちていた蝉の抜け殻
そんなこんなに想いを馳せる
ゴミ箱に詰め込んで火をつける
灰になったらそのうち土に還る

巡り巡って僕になる
白くて深い雲の色
ゆらゆら揺れて流れていった

カラカラカラと鳴り響く
雲の音あれは色

白くて深い雲の色
客体の僕と主体の僕がゆらゆら揺れる日和見主義きれいな言葉にくるまれている嫌いなキャンディ砂鉄の匂い少しは解るよ誇大妄想思案が足りない苛ついている本当の自分に鏡張りの部屋看守の自由は吸い込まれている魂み .... 思い通りに行かない事
沢山あるけど
結果その方が良かったと
後になって思う事もある
時には見えない引力に
身を任せてみるの
流れ着いた場所で
振り返った時に
初めて気付く何故の理由
 ....
詰まる所さ
自分が一番可愛くて
優先順位が頂点なのさ
奇麗事を謂う輩
お前も自分が一番可愛いだろ、

そうでなきゃ今すぐに
其処の銃で頭打ち抜けよ
流れる血さえ愛せるって
ほら判るか ....
帰ります。
否、もう今すぐに。

もどれないなんていうんだったらぼくはすぐにかえってみせるさ/とんで/いますぐに

きみのやさしさは静か過ぎるので
わざと大きな音で噛み砕いてやった錠剤の色は白
そこは ....
見失った起点をとりもどすための儀式。なぜそれが必要なのかはわからないけれど。ホームから(赤い)傘を放って、虹を呼ぶ。虹は来る。(生き物のように)。雨は去る。対になろうとする、ことば .... 光がとまどってばかりいるから
しずかに カーテンをひらいて
部屋にいれてあげた

よろこんだ朝日に
きみがまぶしく 伸びをする
がまんできなくて ひろがる髪に
唇をあててしまうのは、 ....
 演台に
 原稿用紙を広げ
 子どもたちは声の限りに叫ぶ


「笑顔の
あふれる町にしませんか」


「あなたの近くに
寂しがっている人や
弱っている人はいませんか」
 ....
砂漠にぽつんと

壁がある。
黒い壁がある。
大きな黒い壁がある。

その前でぶつぶつ呟いている男が一人。
終日ぶつぶつ呟いている。
男の言葉は聞き取れない。
ぶつぶつぶつぶつ呟いて ....
きのう
遠い夕暮れから
やって来る
潮風が
暗い林を
揺らす

今日
秋の雨にぬれて
霞んだ彼方に
きのうの夕暮れを
重ねる
染み込むように
雨の色に
ぬれて
今日が過ぎ ....
「僕は悪魔の子なんです。」
と、彼は言った。

彼の両親は教師で
彼の弟も頭が良かった。
勉強が得意ではない彼は
「親に言われるんです」と言って
ニコッと笑った。

並んで自転車に乗 ....
誰かが言った
真っ赤な夕焼け空を見上げて
すごいなこりゃ
天変地異でも来るのかな
明日は地球滅亡するね

子供は走って家へと急ぐ
筆箱カタカタすっ飛んでいく体操着袋
慌てて拾ってまた駆 ....
利用される側の私がぐっすり寝たふりをした中二人の若い男女は水音を部屋に響かせた

筋肉がもう限界だ
でも起きていることがバレたら終わり
眠いのに、こんな姿勢じゃ眠れない
二日酔いの吐き気が酷 ....
朝 居室に入ったら
大きな声で おはよう
それだけで 一日の関係が和らぐ

昼 ひと段落着いたら
見渡すように 飯行きませんか
それだけで 休み時間が温まる

出張にいったら お土産を ....
ごめんなさい
私の存在など忘れて下さい
お願いします

私を見ないで
私に話しかけないで
私を認識しないで

このままだと私は私でいられなくなりそう

お願いします  ....
さよなら さよなら
僕はさよならします

彼は手を振って
去っていった

追いかけるの?
追いかけないの?

私は
私をみつめていた

見捨てたんじゃない
嫌いになったんじゃ ....
いつのまにか消えてしまったいくつかのことの、そのどれかを鏡の隙間に見つけてしまい

それは私じゃない

もう違う

ここもあと少しで

堕ちる、大切にしていた

どうせ朽ちるの ....
なんだって1万時間もやれば
その道のプロになれるもんだって
アメリカの誰かが言ってたっけ

ジョブスだってビル・ゲイツだって
モーツァルトだって
プログラミングやら作曲やら
始めたときは ....

明け方近くに咲く花をキスマークと名づけた
女の子の秘密を隠す紐は痕を残す。なまめかしく。


お酒を飲んだ赤ん坊が含んだ母親のたらちね
鈴の音が鳴り止まないのは赤ん坊の口内から脱 ....
おいで
ほら、
ここだ

ちかくに
音無し瀧がおち、
とおくで
水晶のぶつかる音のする
あの、
ふたりの隠れ家だ


歯ぎしりしながら
霧のなかを
微笑むあなたの
はじけ ....
 
見ていたいのは夕焼けとか朝焼けとか霜焼けとか日焼けとかニューヨークのマンホールガールズとか死に際のマシュマロです。

愛してるなんて恥ずかしくて言えたもんじゃないんだって笑いながら愛してる愛 ....
今日は神様がパウロに手紙を渡した日

B組のあの娘が自殺した日

雨の降りそうな灰色の空
不吉な予感はいつだって美しい
嘘の祝福の鐘が頭の中に鳴り響く
急いで
羊神の弟子が追ってきてる ....
いつの間にか冷めたスープ
食べられなくはないけれど
温め直して飲みたくはない

いつになく不機嫌な声で
悪態をつく君の顔は
ここからじゃ見えないから
うなだれることもできない

僕は ....
心待った家路の果てに
ゴールデン・プラムの たわわな枝の
くちびるを這わす 実は あまく 
ちっぽけなあたしを待っていて くれる

鳥たちを 楽しませないために
そう ジャムにしよ ....
きみはわたしを見ると
いじわるばかりを言うので
わたしはきみを見ると
いつも動揺してしまうの

でもときどき
わたしの目をさっと捕らえて
きみの目じりがシワを刻むので
わたしはさらに動 ....
赤い月が見てる
私の背中を
じっと見てる
後ろめたさの滲む背中を
突き抜けて
隠した本音を
見透かしている

君たちの笑顔を飲み込んで
今日も私は
死んでいきます

真実はいつ ....
からからに吹いた笛のさきに
荒地と耕地が立ちすくんでいる
とまれ ベドウィンが考えるのはただ
昨日牛を売らなくてもよかった という
後悔に似て非なる かん/そうでしかない

聞いたことのな ....
ガラスの向こうで雨は
規則的に降り続いていた

ベランダの花を
静かにたたいていたのは
儚さに惹かれた空の
答えのない 問いかけだったのだろう

いくつも落ちてくる雨粒

空から僕 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
蝉の抜け殻風見鶏309/9/13 16:31
いらないもの209/9/13 16:25
雲の色109/9/13 16:09
ブランニューモール109/9/13 15:22
点+点=線加羅1*09/9/13 14:35
自己愛AKiHiC...5*09/9/13 14:24
きみはなんにもしらないあぐり4*09/9/13 13:41
あふれるキキ1309/9/13 13:31
光のなかで・・・月乃助2*09/9/13 11:50
子どもの宝千波 一也10+*09/9/13 11:24
……とある蛙8*09/9/13 10:49
きのう・今日・あしたフクスケ109/9/13 9:08
悪魔の子ツキミサキ109/9/13 7:53
頼もしい救世主テシノ5*09/9/13 7:21
天使の居ない夜ゆりあ2*09/9/13 5:11
挨拶短角牛109/9/13 3:46
むだい009/9/13 3:06
さよならツキミサキ109/9/13 2:42
震える猫のひたい撫...109/9/13 2:05
いちまんじかん水中原動機1*09/9/13 1:55
創書日和「紅」 じゅう。ゆるこ509/9/13 1:09
ランチスポット草野大悟1*09/9/13 0:51
絶望は腐らないミラクルアップルパイわだち彩子209/9/13 0:41
LOST GIRLゆりあ5*09/9/13 0:38
冷めたスープ葛西曹達209/9/13 0:33
golden plums/家路月乃助9*09/9/13 0:31
なきがらまぁや109/9/13 0:00
赤い月ミツバチ5*09/9/12 23:29
竦みあがった鉄塔KETIPA309/9/12 22:22
雨の一滴小林 柳3*09/9/12 21:45

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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