水曜の午後、学校をさぼって
 僕は君に会いに行った
 西武線の黄色い電車に乗って
 買ったばかりのヘッドフォンの内側で
 ポール・マッカートニーは叫んでた
 Maybe I’m a ....
皺だらけの制服が慌てて機械に手をかけ男性が隣の河に歩いていこうとするのを見てより向こう側へと押しやろうとするが既に警告音は脚に見えるくらいにまではっきりと その手にした構造には蛇や削岩機が練り付けられ .... 2008年から2009年に変わる日
あなたと行った初詣
寒い中でも人込みが出来て
手をつなぐ口実が出来た
あの時引いたおみくじ覚えてる
偶然か何かで二人全く同じ小吉

待ち人、来るが遅し ....
なんて自分勝手な人間が多いのだろうと、思う
だけどそんな自分こそがナルシスト

自意識過剰
被害妄想
この二つはとてもよく似ている

人の振り見て我が振り直せ
本当にその通りだ
他人 ....
お囃子が始まる
和太鼓/篠笛/摺鉦が
絡み合って

今日は表彰式のアトラクション
小さなホールに響く音は
ことのほか大きく力強い

お囃子の調子に乗って
繰り広げられる足踊りは
艶 ....
目覚めると窓の外で
半月から黒い糸が遠くに降りていた
糸の先を追って家を飛び出すと
町から外れ 草原に一軒ある
家の煙突に続いていた
窓をのぞくと中から
「お入り」とおばあちゃんに言われた ....
ハワイは1年に3cmずつ
日本に近づいてるんだって
と君がいう
うん、いいね
とぼくたちは笑う

9才の君が
どんなに長生きしても
せいぜい3mか、そこら
それでも
いいね、とぼく ....
いやいやを するように振った首筋に
雪が 降りました
降っています この街に この道に
あなたの足跡が 残っていればいいのにと
探しそうになりました

行ってしまった
あなたはもう見えな ....
かたりかたりと音をたて
狂った万華鏡よ廻り廻れ


出逢いの春
交わりの夏
疑心の秋
壊れた冬


色褪せた四季模様は網膜を焼き
僕の零す涙がそっと赤を添えた
ぼくらの記憶は愛かも知れない

再会してしまえば

ぼくらの記憶は愛とは呼べなくなる

ぼくらの赦されは

記憶であることが条件なのだ


胸が騒ぐけれど痛いけれど

ぼくら ....
きみはいま雪を見ているのかな

ぼくたちはいまどこにいるのかな

世界は閉じているのにまるで

ばらばらだからカケラだから

リズム、メロディ、ハーモニィ

ひとのいいところには助 ....
甘いだけのスゥイーツは、もう沢山だ。
頭にクるBGMも止めてくれ。

俺は、もうマシンガンでもモデルガンでもないよ。
レトロでビミョーな空気銃。

色気の無い女。
満月だ気が散る。
 ....
明日、死のう

明日は必ず死のうと思って、今まで生きてきました。

ものごころついたときから、ずっと

ひたすら命を絶とうとしています。


戦争があり、革命があり、
結 ....
眼がねが
見つからない

とりあえず顔を洗う

いつもしない
丸眼がねでヒゲを剃る

自分を眺める

ジャケット半乾きは
いたい

ヤニの匂い落とそうなんて
あわてて
失 ....
鉄屑の中で暮らす僕達は
私利私欲の中に閉じ込められて
それを誤魔化すための言い訳ばかりが
会話の中で花を咲かせる

愚か者同士が誉め合っているのは酷く滑稽で
天才を知らない彼等の欠 ....
一番大切なものはお金じゃないわ

クレジットカードよ

うん、絶対にそう

だってお金はすぐに無くなっちゃうもん

迷いのない眼差し

彼女を絞め殺す日は近い
走り込んだ
息が上がった

呼吸を整えて
力を抜いた途端

おなかが
ポコンッ

ありえないと
目を閉じた
いっしょうけんめい人生に絶望して
暖房の効いた部屋で

死にたい

と記してみる

死ねばいいのに

と答える

死にたくない

と泣く
泣くふりをする
涙も出ないのに
 ....
感覚をすり減らしたことを悔やみ
できれば吐き捨てたいと
いらないものなら どうか土の中で眠っておくれよ

選びきれないほど溢れかえる世界と
失ったものを 天秤にかけて
揺らめく僕の心の ....
もーいーかい?

まーだだよ!

ウチはいつでもオーケーなんやけどな
刃零れ落ちたらサヨウナラ

片目瞑った砥石、仕舞ったままではただの物質
尚更、問い質したい頑なな意志


尖り続けようとすればするほど
肩に力ばかりが入ってしまって
鈍る切っ先、僕らの ....
今日も一日正しく回ったね、世界

くたびれかけた黒い革靴に
青とオレンジの夕暮れが映る
帰れる場所があって、ありつける夕飯がある
好いてくれる人はいないけど、誰も嫌ってもいない
それはとて ....
どこに自分をなくして失っていくのだろう
座り込んでいる 
ひとりですらない 僕は 
居場所すらわからない
けれど 風は流れるだけだ 確率は少ないのだろう 
確かな体はひとつの場所にさせられて ....
射しこむ陽が壁に{ルビ日向=ひなた}を作り
そっと今を忘れるとき、想うのは
別れ際のプレゼント、忘れられた約束
または、これから出会う誰かのこと
晴れた日は
ひとりでいると少しくるしい

 ....
彼らはそれをしらない
しかし
彼らは それを する

わたしたちは
夏が好きです。
海の色が一番美しくはえる夏が
好きです。
太陽の光の中に
海辺の砂の輝く夏が好きです。

そし ....
  冬の夜道に
  息を殺して
  息づく
  痩せた空気
  その感触は覚えている
  街灯は僕の
  視界のずっと先で途切れ
  でもそこからも
  きっと続いている
  ....
その言葉を言える人

その言葉を言える場所

確かにいるよ

確かにあるよ

いつも心に

いつでも此処に
オー、ジョン・ライドン、お前の毛根にまだこびりついてる砂糖水の匂いに
ぞろぞろと群がってくる小汚いアリどもを笑えよ
まるでそこにしか歩くところがないみたいに
お前の後をついてくるそい ....
あなたの命はあとどれぐらいなのか
私にわかればいいのに
最後まで離れないのに

あなたの胸の上下する動きが愛しくて
目が離せない

生きるということ しぬということ
あなたをみてると  ....
私の苦しみは酷く透明に尖っていて、きっとアンタも傷つけちゃうわ。
それにアンタにも私の苦しみは理解不能よ。
ヒールで踵返す、ワガママガール。

それでも宜しくお願いします。
と、お手上げ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
君を愛している草野春心009/12/20 0:45
もう80年以上経つが井岡護009/12/20 0:43
待ち人来たれど智哉009/12/20 0:19
さりげない優しさに温度を感じたゆず009/12/19 23:56
足踊りを見ながらkauzak8*09/12/19 23:22
まぶたの裏色のセーターりょう409/12/19 22:47
空を飛ぶ宿題[group]佐野権太30*09/12/19 22:36
白い道を追って朧月309/12/19 21:32
万華鏡泉咲れく009/12/19 21:28
ぼくらの赦され吉岡ペペロ509/12/19 20:31
ふゆの太陽409/12/19 18:58
フラワー・バレリーノ・スウィーツ。菊池ナントカ409/12/19 18:37
明日、死にます。 (先延ばし)北大路京介8*09/12/19 13:43
洗顔よーかん109/12/19 10:53
善人である必要はないが人であることは忘れてはならない太陽の獣1*09/12/19 10:01
大切なもの花形新次009/12/19 7:20
運動不足未完4*09/12/19 5:58
青紫の雲within9*09/12/19 4:02
暗黒Izm3*09/12/19 3:03
いつでもオーケー殿上 童2*09/12/19 2:03
『刃零れ落ちたらサヨウナラ』Leaf1*09/12/19 1:57
団地haniwa309/12/19 1:17
芳香師番田 109/12/19 0:33
恋でも友情でもない小林 柳5*09/12/18 23:22
彼らはそれを知らない草野大悟6*09/12/18 23:09
即興09/12/18草野春心4*09/12/18 22:42
ただいま秋助1*09/12/18 22:07
Punk is Deadホロウ・シカ...2*09/12/18 22:04
流れる時間の中で朧月109/12/18 21:35
お手上げボーイとワガママガール。菊池ナントカ2*09/12/18 21:15

Home 戻る 最新へ 次へ
3593 3594 3595 3596 3597 3598 3599 3600 3601 3602 3603 3604 3605 3606 3607 3608 3609 3610 3611 3612 3613 3614 3615 3616 3617 3618 3619 3620 3621 3622 3623 3624 3625 3626 3627 3628 3629 3630 3631 3632 3633 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.47sec.