はじめての優しさが、ぬくもり
長いあたたかみ
夢を見て、とびだした
意味があるとするならば、この日の為に生まれてきたんだ どこまでも
走るよ!!!!!
ちぎれそうな手足をひき ....
否定するだけじゃ何も変わらない
っていうこの言葉も否定の一種なんだよね
じゃあ何も言えない?そんなのは悔しい
ただ信じている思いだけを伝えたい
周りに好かれるためにキャラを演じてみ ....
いつも踏んでいる
カゲ、自分の暗闇
それを許すことは
ひなたとひかげの境界線
いつもひかげの側で
忘れてしまおうとする
冷たい金属にひたいを当てる
なにかに熱を伝えたくて
....
ヲウスの心は壊れてゆく
白鳥になんてなりもせず
国から父から捨てられて
峠の大きな大きな木の下で
故郷を想い死んで逝く
ヲウスよヲウス
父の嫉妬に兄殺し、
それを父に疎まれて ....
僕は静かな瓦礫の上に立って
消したいもの
弱らせたいものを
蛍光灯の輪の中にいれようと躍起になっていた。
7時の鴎は鷹揚に息をする。
ただのЩとして成り立つために、僕達はどうしたらよかったの ....
あたしとあなたがもしも
もしもの例えだとしても
結ばれたら幸せなのかしら?
報われない関係も嫌いじゃない
掬われない言葉も伝えてほしい
あなたは優しすぎるから
あたしが ....
ほころぶ朗らかさ
ゆるんだ、とろけた心のそばから、身が弾み、
新進の気骨を誕生させる、横揺れパワー
胸の内からわき出る気分が、草花や自然風景ととけあうよー
胸を押し広げ、どこま ....
美しい夜の匂いに身を震わせその全てを溶かすのだ
染み込む様な水の匂いに甘いカラメルの様な薪の匂い
刈りたての柔らかな藁が夜気を含みいっそう柔らかになる匂い
遠くに見えるオレンジ灯りは学校の宿直だ ....
真夜中の台所の暗闇を手探りでさがして
やっとみつけたスイッチを押したら
なにも起こらなかったとき
なにかを間違えてしまった気持ちになる
アイボリーのしかくいこれには
スイッチ以外の名 ....
{引用=
兄が
妹に言う
(おまえは冷血動物だね)
ああ、そうですお兄さん
そんなことをあなたはいまさらいうんだね
あなたが温かい血の塊を全部貰ったから
わたしのものはもうと ....
甘い歌を繰り返してよ
甘い夢を繰り返してよ
気が済むまでどうぞ
気に病むまでどうぞ
凍てつくようなゆうべの空に
指をはなれた蝶が飛ぶ
ふわり
ふわり
ゆらり
ゆらり
旋 ....
「満月に吠える」
夜中眠りに就いて初めて裸を曝す
歪んだ時系列を跳ね跳び
活きた清涼水を次から次へと浴びる
そして吠える
自分の闇に悲しく浮かぶ
黄色い満月に
「手紙」
....
自分の世界は
心のどこかで 終わっていく
求めることなく追いかけさせられた
流行歌なのかもしれない
虚しさだ
霞の色ですらない休日だけが
立ち止まろうとして 這っていく
景色ですらな ....
誰のための言葉かは
ずっと前から分かっている
口が、いつの間にか
真っ白な糸で縫われ
まるで自分のものではないようで
可愛い動物たちが
牙をむくのが怖い
客は
お金を払わないことで ....
昔から見た未来
つまり今のこと
海の暗がりで
7つ7色の火花が散ったとき
男がうまれた
湖のほとりで
百八つの火が消えたとき
女は立ち上がった
湖にうつった月の上で
2人 ....
俺は愛人にロープを買ってこいと頼んだ
じぶんで買うのが恥ずかしかったからだ
いや、正確にいえば
恥ずかしさに耐えるストレスを回避しただけの話だ
愛人はコンドームとロープを買って
俺の部屋 ....
眠たさを誘う 五月の街
Market Street 1200
サンザシの木がほこらしげに 赤い花を咲かせていました
通りを染めるほど 目に映えるほどに
歩きながら目にできる家々の
フラワー・ ....
10、9、8・・・
私、アナタの唇に指で触れて
7、6、5・・・
指先から溶けていく私を飲み込んでしまって
4、3、2・・・
ねぇ、細胞ごとアナタとヒトツになって
....
お湯をためて
お風呂にはいろう
こんな寒い日は
引き出しの奥の
バスキューブを砕こう
お湯があふれないよう
10分おきに見に行こう
いつもシャワーで
カラスの行水
今日は人並 ....
{引用=
音源:http://www.myspace.com/slymelogue
}
だいじょうぶっきょう
しょうじょうぶっきょう
なんまいだ なんまいだ タンザニア
あなた ....
{引用=
(音源:http://www.myspace.com/slymelogue)
}
二人でいると、ワリカン!
笑顔はぽかぽか デートはわくわく
トトロみたいな お散歩 ....
カワカミさんと
カワムラさんに
会いに行ったら
どっちがカワカミさんで
どっちがカワムラさんか
わからなくなってしまった
カワカミさんとも
カワムラさんとも
酔ったついでに
チューを ....
お葬式に行った。
友達のお母さんの。
泣いてる人は沢山いて、
あたしのお母さんも、その隣の知らないおじさんも
こぼれる涙をハンカチでぬぐっていた。
あたしは何故か泣けなかった。
....
終わりにむかって
死んでいく、
雪夜
沈んでいく暗闇の底から、すべての
孤独から切り離されて、雪夜
君のために奏でたい旋律
風に吹かれ 運ばれ行け
重い鞄を負って、身動きとれずにいたね
君はいつも悲しそうで
何かあったの?なんて聞けずにいたんだ
君の心を砕きそうで
あれから何年の ....
探し物
タンスの引き出し
ベッドの下
高いところ
低いところ
見つかるかな
私の充実
涙もろくなった
信じられないぐらい
俺は涙もろくなった
ひと昔前なら馬鹿にしていた類のドラマでも
ちょっとしたシーンで泣くようになった
みんなももっと涙もろくなればいい
いやもう涙もろい社 ....
風はやさしさを変えてゆき
川はかなしみを変えてゆく
それを見下ろし
空は一刻として
同じ色でいられない
少しばかり歳をとった
坂道で息切れし
否応なしに立ち止まり
見上げること ....
今年が終わる前に
新しい年が開ける前に
箸を一膳お互いの為に買いにゆきましょう
毎日の食事の後に
台所の排水溝へ流れる水に身を投げたくなったら
箸を渡して橋にして
また戻ってこ ....
仮想に反してこの身から
塗装が剥がれ、築いていた
理想は脆くも崩れ去り
夢想の花は散り吹雪く
火葬を望める関係に
悲壮を添えて立ち尽くす
舗装は要らない、この道に
帰巣できるよ、ただ ....
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