突然
彼から
電話があった
「君とはもうこれで終わりにしたいんだ」
彼は
新しい人生に向けての
旅立ちのために
夢実現のための
努力をしてみたいと言う

「君と今までのことを
  ....
どんな時も
あきらめないで
前向きに
自分のために
戦おう

君は
ひとりじゃない
ひとりぼっちじゃない
君のことを
わかってくれる人は
どこかにいる

どこかで
暖かく
 ....
雪虫が渡ってとまる
制御盤のなかで
秘かに育つ樹がある


ひとの思いはよそごと
基板のうえに銀の枝を広げ
青い火花を散らす


雑音に紛れて吐息
ことばは自生される
透視図を ....
泣きながら
教科書を
破った
辛かったあの日
強くなった 今
どれもなつかしい

他人にも
自分にも
素直になれない
くやしくて
やさしさって
思いやりって
なんだろう
自 ....
なしという続きのために
削られても消えない
かけらが つながらない線に渡る
後ろ指にかけられた
時計のガラスが見送る
つむれば目が見ていく 心細い幸せ
畳みに けばだつ痛みに
染み込んで ....
お祭り好きの
よさ子の得意はツッパリ技
正々堂々と汚いことなし
売られたケンカに
ツッパリ続けて百戦百勝
ケンカの後は友情の握手

この前
八百屋さんの
「お嬢さん
 きれいだから ....
あごに手を触れると
地図のようにひげが生えていた
道に迷いそうだったので
ふとんから抜け出した

トイレのドアがパタリと閉じた
目を上げるとまた
パタリと閉じた
天井に三日月が掛かって ....
夜は沈黙の代価で震える
いとしい
くるしい
あさましい
そういう感情の化合物で
誰が誰を傷つけるか予想できないから
おいそれと名前を用いることは出来ない

手前にはロック以来の経験論が ....
最後に残るものが
せめて
無垢であればいいと
ふぅーと
ゆっくり一息
そうすれば
また最初から
始められるから
笑って
わらって
 
 
かつて人だったものたちの
声に耳を澄ましている

繰り返される
波の音は
そのようにも聞こえ

バスは子供たちを乗せ
茜色に染まりながら
海岸線を通り過ぎていく
 
 ....
電車のあったかい座席から

山っかわの景色を見つめていた

藍色のそとが黒に変わろうとしている

藍色は僕たちの精神のカルテだ

藍色は黒へと変化しながら

マイナスイオンをだして ....
ひとつの
カッターだけが大切なだけの
何もない
一語として響く
ボールで くすぶりの
草原 そんな
皮 池に
江戸川としての僕のヒレ 
わたしとの境界線

それを引けないあなたは

自分をプロットできない
砕けた枯れ葉がアスファルトに揺れている

きみはもう雪に降られているのだろうか

街明かりがくっきりとしてきた
藍色になりきれていなかった夕やみが
目をやるたびに濃くなってゆく

俺は ....
時は、人の死さえも 
やがて必然の穴へ 
ゆっくり、納めてゆくだろう 

時は、生々しい傷口さえも 
やがて不思議な包帯で 
ゆっくり、包んでゆくだろう 

もしあなたが、今 
頭を ....
少し前に雨がやんだ
吐息のような匂いがたちこめている
冬というものは罪の意識の現われのように悲しい

ガソリンの足りない車のように
とまる心配ばかりして生きる
走りながらとまることを考えな ....
葉牡丹
公園の植え込みなんかで
冬は他にないからというような使われ方をしていた葉牡丹
今は冬にも花が多くなったし
葉牡丹そのものも種類が増えたけど
三つ編みのベンジャミンみたいに茎で芸当させ ....
 凍える戒厳令下の冬。

圧倒的な武力によって民を統治する狂信者が叫ぶ、
人民に必要なのは日常的な流血と惨事である
もはやパンの配給や馬鹿げた奇跡の捏造などではない
果てしなくつづく粛清によ ....
誰にでも越すに越せない川がある

その川を越えようと試みるもよし
はなから越すことなど考えもせずに使い古しの釣竿一本
かの太公望になった気分で日がな一日

立ち枯れの葦原を渡る北風は冷たく ....
大切だから、

突き放す覚悟が必要で

幸せだから、

奪い合う覚悟も必要で

心と心を繋いだら

手と手を重ねたら

その言葉の意味が分かる気がして

この ....
{引用=こんばんは
こんな関東平野の真ん中でも
毎年必ず雪は降るんだよ
見渡す限りの田んぼは
一面真っ白になりました
まずはそのことから書きましょう}

 *
彼女からの返事が来ない
 ....
私は
すきで
すきで
堪らないんだ。

寒空の下
疾風の如く駆け抜ける
あの瞬間を。


人間の身体って
なんでこんなにも美しくて
危うい均衡のうえで成り立っているんだろう。
 ....
車を降りて、ドアを閉めたら 
いつのまにか 
窓もボディも薄っすら泥に、汚れてた。 

気の重い出勤の朝は会社へ 
年の瀬に風邪をひいた今朝は病院へ 
けだるくアクセルを踏めば 
只、エ ....
目が痛くてもうホンジュラス
目が痛くてもうホンジュラス

かさばった生ゴミを
モデルルームに棄てたい
シルバニアファミリーの
末っ子とデートしたい

あなたのやり口は腐った ....
鼓動はやすらぎをもとめるものに平安を与えない
耳の奥でいつまでも小さく鳴り続ける戒厳令
風が霧を吹き払えば一面に悪臭が充満した
エメラルドグリーンの湖水も美しくさえある

何をしていても何を ....
5−3はいくつだ
そんな事知らなくても生きて行ける
赤ちゃんは何も知らないけど
生きている!

同じだけの脳味噌
使い所が違うだけ
どんぐりの背比べ
タイガーウッズだって人間だ。

 ....
あるく
アルく
歩く

ただ只管
歩き続ける

いつからなのか
いつまでなのか
そんなことは
疾うに忘れた

ならば
ただ只管に歩き続けよう

過去も今もこれからも
 ....
冷たい風がとまる
匂いも闇もとまる
 とまる

泣けない光が
そこの隅にそっと身をひそめる
開けて下さい
開けて下さい
精一杯の囁きが
裏側を超えた耳元で木霊する

 ....
煙草消す

灰と葉と火の粉

ああ、地球

灰皿があおい
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
別れそよ風さん4*09/12/30 11:42
どんな時も2*09/12/30 11:32
創書日和【樹】WILD[group]大村 浩一4*09/12/30 11:28
新しい自分そよ風さん1*09/12/30 11:24
ザ・ブーンンンンンあいか砂木6*09/12/30 11:24
ツッパリよさ子の祭り待ちりょう5+*09/12/30 10:41
冬の日オイタル3*09/12/30 7:24
夜は沈黙の代価で震える瀬崎 虎彦809/12/30 4:39
プリーズ スマイル 秋也109/12/30 3:01
記憶の海から小川 葉809/12/30 2:05
藍色の車窓吉岡ペペロ009/12/30 1:39
部屋番田 009/12/30 1:13
ヒレ009/12/30 1:11
境界線殿上 童4*09/12/30 0:07
俺らしくもない吉岡ペペロ109/12/30 0:02
時間という薬 服部 剛4*09/12/29 23:19
終る夜朧月309/12/29 23:08
食べられない葉牡丹小池房枝209/12/29 22:55
△6℃atsuch...11*09/12/29 22:37
年越しのひと恋月 ぴの20*09/12/29 22:31
0.5秋助3*09/12/29 21:59
雪魚都志雄2*09/12/29 21:40
空都5*09/12/29 21:10
愛車に捧げる詩 服部 剛1*09/12/29 20:28
マクノウチCAMILL...209/12/29 19:59
The END瀬崎 虎彦2*09/12/29 19:37
有限な脳ペポパンプ6*09/12/29 19:29
独歩河井 曉雲109/12/29 19:21
進む道川口 掌309/12/29 18:16
ああ、地球瑠王1*09/12/29 17:27

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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