手に何がある
体には何の
誰が 存在する
誰だ 死刑囚は

指の向こうには
公民館があって ひとりの僕は
デパートに入りたかった
デパートに入りたかった
公園を出た そばの
映画館 ....
今日は小雪
小雪に書かれた小説は
小雪小説

こんこんと降るような言葉の連なり
凛とも寒いほうの冬の始まり
温かくなるまでは力を矯めて
撓めて
やがて弾けるまでの物語


今日か ....
テイブルの下に
ひきっぱなしの布団
みかん転がり落ちてるよ
段ボールから猫

なんもないのはわかってるんだ
ポンコツ話も聞き飽きただろ
こっちもうんざりしてるから
冷蔵庫にはたまご ....
なんで泣いてんの
泣いてないなら笑えよ
まあそんなのはいいから
とりあえずめがねかけようぜ

長すぎる前髪が
カーテンみたいになって
太陽の光隠してる
はさみ持ってバスルーム!
 ....
まっすぐゆけない
あるけない
ななめ15°にみえるけしきは
いつかのじごくえみたいなハロウィン

つかれたのはいいわけ
うそはつきたくないけど
ほんとうのことをいえば
さいていなじ ....
ニコライ堂の鐘が鳴る
聖橋から小川町
緩くカーブのその坂の
底にあるのが小川町

小川町から靖国通
だらだら歩き神保町
三省堂か東京堂
なぜ行かないのか書泉の角を
曲がってうれし吉本 ....
向かいのあの人は何考えているんだろう

19歳で田舎から来た僕は山手線で向かいに座るOLが何を考えているか考えていた

そして33歳になった今

同じことを同じ山手線上で考えている

 ....
放課後の校庭に
ぽ つん と
うずくまり
動けなくなってしまったような時
くる くるくる と
上の方から降りてくる
白い
ふわふわとした
真綿のようなさみしさ

それらは
ぽふり ....
「あの人と3年も付き合っていたなんて」って
そんな嫌な思い出にしてしまってもいいのですか?

そんなこと、あるわけがないのに。
そんなこと、思うはずがないのに。

知ってる?

そう思 ....
軽蔑の光を灯して
人は彼女をみるのだ
知恵が足りない子だという
足し算 引き算はできない彼女は
人のために泣くことができるのに

ずるい笑みを浮かべて
また騙そうとするだれもかれも
だ ....
明日ここに捨ててゆく花を選ぼう
あまり綺麗じゃなくて
だけど見過ごせない
咲くよりは枯れるために
生まれてくるようなそんな花を
俺の言葉の代わりに
俺の人生 ....
触れない海は
一本の線で表すことができる
松の梢からその線をくぐり
入ったり出たり 出たり入ったり
わたしには関係ないことさ

沖がぐらぐら沸き立った
あれほど引き止めたのに出て行った
 ....
樹から落ちる枯れ葉も
雨に震える風も
街角に咲く小さな花も
名前を付けたら
全て私のものになる
無機質に広がる
ビルも交差点も
輝きを放ち
愛しいものに変わる

私の指を握り返す
 ....
今日のどんぶり
アンバランス
明日は食えない
はいバランス
膨らむ財布にゃ
硬貨バランス
10円玉だけがやけに多い

崩れちまった
睡眠バランス
脳内麻薬でアンバランス
千鳥足を ....
木が倒れ
声は枯れ
栄養忘れの
内臓は腐り
夜は怒り
怒っちゃやーよと
雷はスベリ
鼻は咲き
泥が湧く
苦雪は山を覆い
空は雲を押し倒す
風の ....
死ぬまでにしときたい事を聞かれないと答え
してもらいたい事はと聞かれ即座に答えたね
膝枕 寝付くまで穏やかにしててもらいたい
髪と布の磨れ違う気遣いにウトウトほろ酔い
時に寝返りうつ伏せ窒息す ....
ビル があるから空が見えない
等間隔で配置された乱射する窓
屋上中央をほのめかす凹凸
それはそれはとても人工的な囲いが空を狭め

樹木が何百年もかけ届く高さへ、人間は数十倍の速度、数百分の1 ....
すきを覗けばあれあんまりで
だれもかれもがはらわたぬくい
こよい具合いが酷くよろしい
ひと巡りした頃合いの

あれは人より多いがわざわい
あれはかた輪を売りました
ありもせぬものどうにも ....
疾駆する 髪を風になびかせて
星の無い夜 月の無い夜道を
呼吸する音が 耳元でうるさい
冷たい空気と体温の熱さ

帰らねばならぬ 刻限までに
守らねばならぬ 交わした約束を
目にものを  ....
街を歩くキレイなお姉さんは
秋晴れの空の下
ふかふかのブーツを履いていた
ブーツの上は素足で
短いパンツでお尻だけ
包んでるんだ

変なの
そう言う私に
キレイなお姉さんは
ふふっ ....
重いビートを無視しないで
おまえを、目覚めさせるために
はるか遠くから聞こえてくる重いビート
コーラスガールの太腿にこびりついた
昨夜の味気ない欲望
すべておまえを目覚めさせるた ....
あどけないズルさや

さやかな正義感が

生まれては消え

生まれては消えしていた

ぼくらの気持ちは

さらにどこへと消えてゆくのだろう


友よ

永遠など

な ....
壊れたものを修理にだしたけれど

どこの店に行っても直すことができなかった

別れ際のあの不意な涙は

今も僕の掌に落ちて染み付いている

必ずハッピーエンドになるとは限らない

 ....
人を
傷つけて
何も感じないのは
とても悲しい

世の中は
信じられないようなことが
たくさん
目の前に起きている

人の
痛みも
わからないのは
自分の痛みも
わからない ....
十一月になり寒い
合羽を着て雨の中 林檎をもぐ
はしごの四段目くらいまであがると
葉につかまり じっとしているトンボがいる
明日は雪の予報で今夜にも降るかもしれない
最後の日なんだ
羽を掴 ....
あなたのことが知りたい
あなたの手に触れてみたい
あなたに抱かれたい

あなたの
すべてが
私はほしいんです

あなたの
すぺてが
知りたいんです

恋に
落ちていく私に
 ....
あなたのために
さよならします

今まで
迷惑かけて
ごめんなさい

私が
みんな
悪いんだから

あなたに
許してもらおうなんて
思ってないです
さようなら
「メランコリー。」

可愛がってたねこが
朝冷たくなっていた
そんな憂鬱

やりたい事見つからない
夢の消える音聴いた
そんなメランコリー

だから苦しいんだ
靴下片方見つからな ....
空とは 川か
それとも 地面か
他人は知らない けれど
柱に立って
ギターを弾いていく

このギターの 行方を知らない
上である ピックは
存在であることを 未知で
僕は皆無だ
何かの消滅した
自分ではなくなっていった 空なのだ
消滅した そんな
空なのだ 流れていくようなものとしての

海ではなく何も物語りはしないだろう
そんなノートは 口づけをし ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夢の街番田 109/11/23 1:00
うわぁ、寒いね海里109/11/23 0:34
段ボールから猫ゆうと11*09/11/23 0:16
めがねかけようぜ0*09/11/23 0:16
ナイトメア0*09/11/23 0:15
聖橋からだらだらと……とある蛙8+*09/11/22 23:55
見知らぬ他人との処世術snowwo...1*09/11/22 23:16
ひとりの話明楽109/11/22 23:07
のろい。wister...009/11/22 21:49
天使なのかもしれない朧月209/11/22 21:28
明日ここに捨ててゆく花を選ぼうホロウ・シカ...3*09/11/22 21:24
あこがれゼロスケ309/11/22 21:19
名前ミツバチ5*09/11/22 20:52
バランス!バランス!アンバランス!北村 守通109/11/22 20:06
白黒。ヨルノテガム209/11/22 19:59
垂直落下佐々木妖精3*09/11/22 19:53
ビルです1*09/11/22 19:40
憂うつ古月1*09/11/22 19:02
愚直とは私のためにある言葉だ瀬崎 虎彦209/11/22 18:33
ブーツにぶつぶつルナ209/11/22 18:15
哀しい雨に歌えばホロウ・シカ...1*09/11/22 16:05
ふたたび集りし吉岡ペペロ709/11/22 15:59
ケルト音楽こめ1809/11/22 10:58
自分だったらそよ風さん6*09/11/22 10:27
辿りつく場所砂木6*09/11/22 10:25
あなたのことが知りたいそよ風さん2*09/11/22 10:21
失恋②1*09/11/22 10:16
メランコリー雨流れ。4*09/11/22 6:46
部屋で番田 209/11/22 1:31
ノートの上で109/11/22 1:30

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